萩・角島・錦帯橋 よくばり定番2泊3日旅
- 山口県エリアマップ
- 所要時間
- 2泊3日
- 主な交通手段
- マイカー・レンタカー
これぞ王道!山口2泊3日の旅。
人気定番スポットに加え今おすすめの写真映えスポット「元乃隅神社」や「角島大橋」へ。効率よくたっぷりのんびり満喫できるコースです。
車で約1時間05分
萩/城下町散歩
世界遺産の町並みを散策!幕末志士ゆかりの城下町にタイムスリップ
分厚い白壁の重厚な武家屋敷、夏みかんが顔を出す土塀や鍵曲など、かつて城下町として栄えた町並みが色濃く残る萩城下町。高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新に活躍した偉人の生家が現存し、その足跡をたどることもできる見どころ豊富な城下町です。町筋は碁盤目状に区画され、古民家カフェや雑貨屋、史跡などが点在。散策の楽しい町になっています。
着物をレンタルして町を歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持ちに。萩の街をもっと詳しく知りたければ、ガイドウォークやガイド付き人力車のコースもあります。また、レンタサイクル、シェアサイクル、レンタル原付のほか、電動キックボードなどもあり、アクティブに楽しめそう!
「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして世界遺産にも登録されている町並みで、あなただけのお気に入りのスポットを探して散策してみてください。
【NHK総合ブラタモリに登場】
2023年10月26日(木)放映のブラタモリセレクション「萩 〜萩はなぜ 世界遺産になった?〜」に、萩城下町が登場!
松陰神社
まだまだあります!萩城下町・偉人ゆかりの地巡り
- 松下村塾
- 吉田松陰が主宰した私塾で世界遺産にも登録されています。幕末には高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など日本の近代化に重要な役割を果たした名だたる人材を輩出しました。
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- 高杉晋作誕生地
- 幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地。現在は、南側半分が公開されており、産湯に使ったと伝えられる井戸や自作の句碑などが見学できます。
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- 伊藤博文旧宅
- 初代内閣総理大臣・伊藤博文が14歳から13年間、両親と住んだ茅葺き平屋建ての小さな建物。萩の松下村塾には17歳のときこの家から通いました。外観のみ見学可能です。
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- 木戸孝允旧宅
- 木戸孝允(桂小五郎)が、20歳まで過ごした木造2階建て、瓦葺きの家。誕生の部屋など12部屋があり、当時のままの姿をよく残しています。
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元乃隅神社
日本海を背景に赤い鳥居が連なる景色が圧巻!世界も注目する絶景神社はSNS映えも抜群
令和6年(2024年)9月2日(月)~ 令和7年(2025年)4月30日(水)の期間、落石対策工事にともない「元乃隅神社」および「龍宮の潮吹」へのルートが変更となります。
新たなルートや工期の予定など、最新情報は「ながと観光なび ななび」をご覧ください。
日本海に向かって123基の赤い鳥居が連なる景色が圧巻の元乃隅神社。赤い鳥居、青い海、緑の大地のコントラストが美しい、世界も注目する絶景が自慢の神社です。山口県屈指のパワースポットとして大人気でSNS映えも抜群です。
参道出口のひときわ大きな鳥居の上部には、賽銭箱が設置されています。なんと高さ約6メートル!お賽銭を放り投げて、賽銭箱に入れば願いが叶うといわれています。ぜひ挑戦してみては?
高台の下、参道入口「正面の鳥居」近くの岩場では、運が良いと海水が約30mも高く吹き上がる「竜宮の潮吹き」を見ることができます。その様子はまるで天に昇る竜のよう。
※岩場は滑りやすいので、歩くときは細心の注意を払ってください。
社務所では、可愛い白狐の御朱印をいただけます。色もカラフルでデザインも異なるので、自分の願いに合わせて好きなものを選べます。参拝の記念にいかがでしょうか。
地元ライターが行ってみた!
「元乃隅神社」完全攻略ガイド!必ず寄りたい周辺おすすめスポットも♪
赤い鳥居が日本海に向かって伸びる姿が印象的な「元乃隅神社」。一度は行ってみたいけど「実際どんなふうに楽しめるの?」「道や駐車場はどうなっているの?」の疑問にお応えすべく、元乃隅神社を楽しむコツや交通事情、周辺のおすすめスポットをご紹介します。
東後畑棚田
日本海に沈む夕日が空と海と水田をピンク色に染め、漁火が星のように輝く幻想的な風景
「東後畑棚田」がある本州最西北端の向津具(むかつく)半島の油谷地区は、約600haもの水田が広がる一大棚田地区です。棚田は山あいの急な斜面を活用するのが一般的ですが、東後畑棚田は海を見渡せる場所にある点が魅力で、海×棚田のコラボレーションはまさに絶景!! 景観の美しさ、環境の保全活動などの取り組みが認められ、「日本の棚田百選」に山口県から唯一エントリーを果たしました。
特に、5~8月頃には、日没後棚田の向こうにイカ釣り漁船の漁火が見え、ひときわ美しさが際立ちます。その光景をカメラに収めようと、多くのカメラマンが訪れます。
山口のSNS映えスポット!ピンク色に染まる東後畑棚田
一年のうち数か月、しかも夕暮れ時のわずかな時間だけしか見られない絶景棚田。日本海に沈む夕日が空と海と水田をピンク色に染め、漁火が星のように輝く幻想的な風景は、知る人ぞ知る注目の絶景ポイント。魅力と鑑賞ポイントをご紹介します。
車で約35分
角島/角島大橋
角島大橋だけじゃない!角島のおすすめ情報
- 角島トゥクトゥク
- 角島を大満喫するならトゥクトゥクドライブがおすすめです。普通自動車免許があればレンタル可能。車では感じることのできない海風を感じながらの角島ドライブは解放感いっぱい!
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- 角島灯台
- 明治9年に初点灯し現在も活躍中の石造りの灯台。全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つで、105段のらせん階段とはしごで展望所に上がると360度の日本海の絶景が広がります。
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- 夢崎波の公園
- 角島灯台に隣接した、波をテーマにした公園。波をイメージした花壇には、ハマユウ、ダルマギク、スイセンハマヒルガオなど、角島自生の草花が1年を通して咲き競います。
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地元ライターが行ってみた!
2000年の完成以来一度は行きたい絶景スポットとして絶大な人気を誇る角島大橋。エメラルドグリーンの海に架かる橋はドライブにぴったりです。
そんな角島の王道の絶景ポイントやランチ情報に加え、角島をもっと楽しむことができる解放感たっぷりのトゥクトゥクドライブも詳しくご紹介します。
【宿泊】下関
秋吉台
人類の歴史をはるかに超える広大なカルスト台地
日本最大級のカルスト台地「秋吉台」。見渡す限りの草原に、白い石灰岩が顔を出す様子はまるで羊の群れのよう。日本三大カルストにも数えられ、年間を通じて観光客で賑わいます。
カルスト台地とは、水に溶けやすい石灰岩などが雨水や地下水によって浸食されてできた台地で、秋吉台の地下には巨大な鍾乳洞が多数散在しています。中でも特別天然記念物に指定されている「秋芳洞」は、なんと総延長10kmを超える巨大鍾乳洞です。
夏の緑の大地はもちろん、秋の夕日できらきら輝くススキに覆われた大地も絶景です。ナンバンキセルやリンドウなど、四季折々の花が彩りを添えます。カルストロードをドライブしても良し、冠山や長者ヶ森をトレッキングしても良し、早起きして雲海を見ても良し。楽しみ方は無限大です。
【NHK総合ブラタモリに登場】
2023年10月21日(土)放映のブラタモリ「白の奇跡・秋吉台〜秋吉台のヒミツは“穴”にあり?〜」に、秋吉台・秋芳洞が登場!
地元ライターが行ってみた!
山口県有数の観光地である美祢市の秋吉台。日中は雄大な景色、夜は満点の星空が広がる魅力たっぷりなカルスト台地は大人気の観光スポットです。
そんな最高のロケーションの中で、大自然を駆け巡ることができる絶景アトラクション「セグウェイツアー」をご紹介します。
秋芳洞
ダイナミックな自然の造形美。日本屈指の大鍾乳洞
秋吉台国定公園の地下100mに位置する「秋芳洞(あきよしどう)」は特別天然記念物に指定されています。
洞内の総延長は10kmを超える国内最大級で、約1kmに及ぶ観光コースでは、長い年月をかけて生み出された自然の造形美の数々を目にすることができます。
まるで棚田を思わせるような「百枚皿」は写真映え間違いなしの圧巻の見ごたえです。
また、「冒険コース」では、懐中電灯を片手にはしごを登ったり、鍾乳石の間をすり抜けたりと、スリリングな探検を楽しめます。(別途料金)
一般入洞時間が終了した19時から体験できる「秋芳洞・闇のロマン体験」は、洞内の照明を消した暗闇の秋芳洞を懐中電灯1本で歩く夜の探検コースで、ガイドの先導で洞くつを歩き、昼間より一層神秘的な眺めに感動すること間違いなし。(要予約)
洞内の温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は暖かく、雨の日でも快適に観光をお楽しみいただけます。
【NHK総合ブラタモリに登場】
2023年10月21日(土)放映のブラタモリ「白の奇跡・秋吉台〜秋吉台のヒミツは“穴”にあり?〜」に、秋吉台・秋芳洞が登場!
【3Dカメラでリアルな没入感を体験!】
地元ライターが行ってみた!
手軽に体験!家族で楽しめる秋芳洞冒険コース!
見ごたえ充分の大鍾乳洞「秋芳洞」内の正面入口近くから岩肌を登っていく冒険コースは、はしごを登ったり鍾乳石の間をすり抜けたりと、距離は短いですが、ちょっとしたケービング気分が味わえます。
料金箱に料金を入れ、備え付けの懐中電灯を持って入ります。
ランチ ~瑠璃光寺周辺~
瑠璃光寺五重塔
国宝「瑠璃光寺五重塔」が建つ、自然と歴史を肌で感じる公園
【令和の大改修】約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事中。(2023年4月~2026年3月予定)公園内の出入りは可能です。詳細は下段基本情報のwebサイトをご覧ください。
【News】ニューヨーク・タイムズ紙「2024年に行くべき52カ所」に「山口市」が選ばれ、瑠璃光寺五重塔が紹介されました!関連記事を読む
【NHK総合あさイチで紹介されました】2024年6月27日(木)放映のあさイチ「愛(め)でたいnippon いま行っておきたい!山口」で、五重塔や檜皮寄進について紹介されました。
日本三名塔のひとつに数えられる国宝 瑠璃光寺五重塔。
室町時代、長門・周防国(現在の山口県)の守護であった24代大内弘世が、京の都を模した街づくりを進めた山口の地で花開いた大内文化の最高傑作といわれいています。
四季折々、趣の異なる姿をみせてくれる五重塔は、花々や紅葉との競演はもちろんのこと、夜のライトアップも見逃せません。
1時間半ほどで散策できる公園は桜や梅の名所としても知られ、五重塔をはじめとしたさまざまな史跡が点在し、長州藩13代藩主・毛利敬親が山口に居城を移して以降の、毛利家墓所も残っています。
また、幕末、薩長の藩士らが密談を重ねた「枕流亭」や美しい茶室「露山堂」など、維新ゆかりの地でもあります。
散策中、「うぐいす張りの石畳」で手をたたいたり足踏みしてみてください。不思議なことに、うぐいすのような美しい音が返ってきます。
歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。
【NHK総合解体キングダムに登場】2024年2月7日(水)放映の解体キングダム「国宝・瑠璃光寺五重塔を 解体修復せよ!」に令和の大改修中の五重塔が登場!
西の京・山口の歴史の街並みやグルメ、伝統工芸を地元ライターが体験レポート
NYタイムズ「2024年に行くべき52カ所」に山口市が選ばれました!
ニューヨーク・タイムズ「2024年に行くべき52カ所」に日本から唯一「山口市」が選ばれ、美肌の湯で知られる「湯田温泉」や現在令和の大改修中の「国宝 瑠璃光寺五重塔」をはじめ、小さな路地にあるコーヒーショップや飲食店などが紹介されました。
防府天満宮
学問の神様・菅原道真を祀る日本最初の天満宮
学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に創建されたのはここ、防府天満宮といわれています。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神のひとつに数えられています。
安産祈願や商売繁盛など様々な御利益がありますが、やはり合格祈願や学業成就を願って訪れる人が多く、境内にかかるあふれんばかりの絵馬には多くの願いが込められています。合格はちまきやえんぴつなど5点がセットになった「合格御守」が人気です。
正月の初詣、荒祭りとして知られる11月の御神幸祭(裸坊祭)など1年を通じてイベントも多く、多くの参拝者で賑わいます。また、道真も愛した梅の季節には、梅をモチーフにした特別な御朱印や「出世梅」配布など約2週間にわたって梅まつりが行われます。
境内にも見どころが多く、春風楼や歴史館、芳松庵など防府と道真の歴史を伝える文化財が多く現存しています。
防府天満宮&周辺おススメ情報!
- 防府天満宮movie(やまぐち映像図鑑)
- 日本最初の天神さまで日本三天神のひとつに数えられる防府天満宮を動画でお楽しみください。楼閣造りの春風楼から一望できる防府市内の景色も見事です。
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- 防府天満宮 梅
- 道真も愛した天満宮のシンボル、梅。2月下旬から紅梅、白梅など実に約16種1,100本もの梅が美しく咲き誇ります。豪華の朱塗りの楼門と社殿の天満宮がひときわ美しい季節です。
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- 防府天満宮茶室 芳松庵
- 菅原道真とお茶の深い関わりを後世に伝えるため1991年に建立された茶室です。中では抹茶体験ができます。緑豊かな四季の移ろいを楽しみながら、抹茶とお菓子をいただきましょう。
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- まちの駅 うめてらす
- 展示・休憩・情報コーナー、特産品・おみやげコーナー、お食事処などがあり、防府観光に役立つ情報を提供しています。観光の出発点や旅の途中の休憩所としてお気軽にご利用ください。
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錦帯橋
清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋
日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋。
江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いています。
春には桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がります。
繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造は渡って見るだけでなく、屋形船に揺られながら水面から見上げるのも醍醐味の一つ。
また、桜の時期をはじめ、四季折々にライトアップされた錦帯橋がご覧いただけます。
【お知らせ】
・2024年9月17日(火)~2024年9月24日(火)の間、錦帯橋健全度調査(強度試験)を行います。詳しくは、こちらをご覧ください。
※一時的な規制は行いますが徒橋は可能です。
【NHK総合ブラタモリに登場】
2023年10月28日(土)放映のブラタモリ「美の極み 錦帯橋~錦帯橋にはなぜ世界唯一の美しさがある?~」に、錦帯橋・岩国城が登場!
【3Dカメラでリアルな没入感を体験!】
錦帯橋周辺おすすめスポット!
- 錦帯橋遊覧船
- 四季を楽しむコースが用意された遊覧船。屋形船で春の桜を愛でる「さくら舟」や秋の「もみじ舟」は水上散策にぴったり。夏には迫力満点の鵜飼遊覧もおすすめです。
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- 岩国城
- 錦帯橋から山側を見上げると目に入る岩国城は、標高200mの所に位置する山城で、ロープウエイで往復できます。天守閣からは錦帯橋をはじめ瀬戸内海の島々や四国、宮島までが一望できます。
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- 本家 松がね
- 江戸時代に建てられた趣ある商家を再利用した観光交流施設。太い梁が目を引く重厚な造りの館内には、岩国レンコンなど特産品の試食や地酒の試飲ができるスペースが!
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地元ライターが行ってみた!
日本三名橋と名高い錦帯橋。周辺にはたくさんの観光スポットやグルメがいっぱいあり、1日歩いて楽しめちゃうエリアなんです。実はお隣の広島県が誇る世界遺産『厳島神社』のある宮島から車で30分という近さ!少し足を延ばして遊びに来てみませんか?