室町時代、大内家は山口の町を中心に中国地方西部一帯から九州北部にかけて大きな力を持っていました。
天文20年(1551)、重臣の陶晴賢の謀反にあい、大内義隆は仙崎から海路九州へと逃れようとしたが叶わず、9月1日湯本の大寧寺で自刃しました。
『大内義隆記』や『陰徳太平記』には当時の住職と義隆のやり取りが記されています。
境内には大内義隆・義尊父子の墓および家臣の墓31基があります。
墓石は宝篋印塔で、石材は萩石でできており、毛利輝元が、義隆の死の33回忌に建てたものです。
曹洞宗の名刹で、大内義隆自刃の地として知られる大寧寺の境内にあります。
(出典『長門市史』『大寧寺ものがたり』ほか)
県指定 史跡 昭和42年7月4日指定
基本情報
- 住所
- 〒759-4103 山口県長門市深川湯本1074-1(大寧寺)
- お問い合わせ
- 長門市教育委員会文化財保護室
- 電話番号
- 0837-23-1264
- アクセス
- ・JR長門湯本駅からバス3分
(大寧寺バス停下車)
・JR長門湯本駅から徒歩10分 - ウェブサイト
- https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/soshiki/63/24507.html