御祭神は、應神天皇・仲哀天皇・仁徳天皇と万葉集の代表的歌人である柿本人麻呂です。
護神徳は、農・商・工・水産業・繁栄・学業成就・開運厄除・延命長寿・縁結び・交通安全・火除けです。
新別名三佐崎山に鎮座の八幡宮(注1)に、弓弦葉山に鎮座の人丸神社(注2)が明治40年12月に合祀し、即日当神社社殿に移し、現神社名に改称されました。
境内には大正四年に造られた古典樹苑が広がり、室町時代以前の日本古典に登場する樹木や「万葉集」をはじめ古歌・古文を出典とする木草約180種、480株、40叢が植栽されています。
(注1)旧八幡宮
天平宝字年中(757年~765年)、油谷町(現長門市油谷)字掛渕に住む漁夫の霊夢に、牛に乗った八幡大神と称する御姿が示現したため、油谷湾より奉遷し、地域鎮護として弓弦葉山に主祭神(應神天皇)、配祀神(仲哀天皇・仁徳天皇)を奉祀しました。
(注2)旧人丸社
柿本人麻呂が石見国(島根県)より九州・奈良方面への往還の際に、この地の風光を気に入り、「向津具の奥の入江のさざ波に、海苔かく海士の袖は濡れつつ」と詠んだと言われています。逝去後、郷人がその遺徳をしのび、祠を建立して奉祀しました。石見国高津、播磨国明石の柿本神社と共に日本三社と称されています。
基本情報
- 住所
- 〒759-4503 山口県長門市油谷新別名35
- お問い合わせ
- 八幡人丸神社
- 電話番号
- 0837-32-2511
- アクセス
- ・JR山陰本線人丸駅から徒歩10分
- ウェブサイト
- https://nanavi.jp/sightseeing/yahatahitomarujinja/