名勝負の舞台となった小さな無人島
関門海峡に浮かぶ周囲1.6kmほどの小さな島「巌流島」は、宮本武蔵と佐々木小次郎が男を懸けて戦った地。
島の正式名称は「船島(ふなしま)」ですが、敗者を想う地元の人々が戦いに敗れた小次郎の流派をとって、「巌流島」と呼ぶようになりました。二人の英雄に想いを馳せ、潮風に吹かれながら海峡に浮かぶ島から下関と門司の景観を楽しむことができます。
決戦を再現した像や石碑が建つ島内は、徒歩で散策ができます。地元では釣り場としても人気のスポットで、浮き桟橋や散策道、展望広場などが整備され、誰でも気軽に訪れることができる海上公園として親しまれています。
島へは下関の唐戸桟橋から毎日定期運航している連絡船で約10分。船上から眺める巌流島や関門海峡の風景も魅力的です。
■巌流島上陸認定証
[料金]1枚100円(関門汽船発券所で購入、旅行から帰宅後に自宅に郵送)
巌流島って何がある?戦いの聖地に残るスポットを巡ろう
- 佐々木巌流之碑
- 船島(巌流島の正式名)開削工事の完成記念に建立されたもの。
- 巌流島文学碑・決戦の地 木碑
- 舟形の石碑には、武蔵・小次郎のイラストと村上元三作の一説が刻まれています。
- 伝馬船
- 決闘の砂浜を再現した人工海浜には、武蔵が島に渡った船も再現されています。
- 武蔵・小次郎像
- 海峡を背にした武蔵・小次郎像。まるで2人の決闘の場面が甦るよう。
- 舟島神社
- 島の入り口に立つ巌流島の守護神社。彦島八幡宮が鎮守として奉護しています。
巌流島で何ができる?ここでしかできない5つの楽しみ方をご紹介
基本情報
- 住所
- 山口県下関市大字彦島字船島
- お問い合わせ
- 下関市観光政策課
巌流島上陸認定証:(一社)下関観光コンベンション協会(〒750-0018下関市豊前田町3-3-1 海峡メッセ下関) - 電話番号
- 083-231-1350/(一社)下関観光コンベンション協会083-223-1144 (平日8:30 ~ 17:15)
- FAX番号
- 083-231-1853
- アクセス
- ・JR下関駅からバス7分「唐戸」バス停下車、徒歩2分(唐戸桟橋まで)
・中国自動車道下関ICから車で15分(唐戸桟橋まで)
・唐戸桟橋から船で約10分 - 駐車場
- 一般:有り(周辺有料駐車場)
大型バス:有り(唐戸市場に駐車可) - ウェブサイト
- 下関市公式観光サイト関門汽船株式会社 公式サイト