決闘の聖地巌流島!歴史舞台の街めぐり

山口県エリアマップ
所要時間
日帰り
主な交通手段
徒歩・フェリー

歴史スポットと海景色、みどころ豊富な下関の街をめぐるコース。

唐戸桟橋からはフェリーでわずか10分程で巌流島へ。乗船前にはお帰りの船の時間確認をお忘れなく!

START

火の山公園

関門海峡を臨む山頂公園!色鮮やかなチューリップも必見

【利用制限のお知らせ】

再編整備に伴い、現在、火の山公園の利用を制限しています。詳しくはこちらをご確認ください。(2024.11.13)


下関市に位置する、標高268mの「火の山」山頂にある公園です。眼下に広がる瀬戸内海・日本海が一望できる、山口県屈指のビューポイント。日本夜景遺産に登録されている夜景も圧巻です!

春になると、ソメイヨシノやヤマザクラなど約1,000本の桜が咲き乱れます。「火の山公園トルコチューリップ園」のチューリップと桜の共演も楽しめる、春の人気スポットです。

「火の山」という名前は、はるか昔、山頂に敵の襲来を都に知らせるための狼煙台が設けられていたことが由来だと言われています。

山頂までのアプローチはロープウェイ、パークウェイ(通行無料)が便利。遊歩道を利用すると、30分程で歩いて登ることもできます。


徒歩で約15分

壇之浦古戦場跡(みもすそ川公園)

関門海峡での歴史的一戦に思いをはせる!

1185年(寿永4年)に、源氏と平家の最後の合戦「壇之浦の戦い」が起きました。合戦の地は「早鞆の瀬戸」とも言われ、関門海峡の幅が最も狭く潮の流れが激しい場所です。

平家の敗戦を覚悟した二位の尼は、わずか8歳の安徳天皇を抱き壇之浦の海へ入水しました。この時二位の尼が読んだ辞世の歌から「みもすそ川」という地名が生じたといわれています。

古戦場跡を一望出来る海辺は、現在「みもすそ川公園」として整備され、海峡を行き交う船や関門橋を間近に楽しめる人気スポットとなっています。

徒歩で約15分

赤間神宮

悲劇の幼帝・安徳天皇を祀る、陸の竜宮城

壇ノ浦の合戦に敗れ、わずか8歳という幼さで入水された安徳天皇を祀る「赤間神宮」。竜宮城をイメージして建立された朱色の水天門が、堂々と参拝客を迎えてくれ、安産・家内安全・無病息災・開運招福・海上安全・商売繁盛など、幅広いご利益があります。 

水天門をくぐると境内には、安徳天皇阿弥陀寺御陵や貴重な資料を展示した宝物殿などがあります。毎年5月3日には、上臈参拝で有名な先帝祭のメイン会場となります。夜のライトアップも見逃せません。

また、赤間神宮の前身「阿弥陀寺」は、小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」の舞台になったお寺です。芳一堂には琵琶を弾く芳一の像が立ち、隣には平家一門の墓が並びます。今でも芳一は平家の亡霊に琵琶を弾き語っているのかもしれません。

平清盛の妻、二位尼は安徳天皇を抱えて入水する際に「海の中にも都はございます」と歌を詠んだといわれています。壇ノ浦を見守るように建つ鮮やかな赤間神宮は、関門海峡のシンボルです。


徒歩で約10分

唐戸桟橋

巌流島まで約10分!

巌流島まで約10分の直行便と唐戸と門司港をわずか5分で結ぶ船が発着。九州方面へ向かう市民の足としても重宝されています。桟橋付近は散策にもピッタリです。

船で約10分

巖流島

名勝負の舞台となった小さな無人島

関門海峡に浮かぶ周囲1.6kmほどの小さな島「巌流島」は、宮本武蔵と佐々木小次郎が男を懸けて戦った地。

島の正式名称は「船島(ふなしま)」ですが、敗者を想う地元の人々が戦いに敗れた小次郎の流派をとって、「巌流島」と呼ぶようになりました。

決戦を再現した像や石碑が建つ島内は、徒歩で散策ができます。また、地元では釣り場としても人気のスポットです。

島へは下関の唐戸桟橋から毎日定期運航している連絡船で約10分。船上から眺める巌流島や関門海峡の風景も魅力的です。

GOAL
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