国宝「瑠璃光寺五重塔」が建つ、自然と歴史を肌で感じる公園
【瑠璃光寺五重塔 令和の大改修】
約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事を行っています。(2023年4月~2026年3月予定)
香山公園内への出入りは可能です。
詳しくは「山口市観光サイト 西の京やまぐち」をご覧ください。
1時間半ほどで散策できる公園内には、山口県屈指の観光スポット瑠璃光寺五重塔をはじめさまざまな史跡が点在しています。
桜や梅の名所としても知られ、日本三名塔のひとつに数えられる瑠璃光寺五重塔は四季折々、趣の異なる姿をみせてくれます。花々や紅葉との競演はもちろんのこと、夜のライトアップも見逃せません。
また、幕末、薩長の藩士らが密談を重ねた枕流亭や美しい茶室「露山堂」など、維新ゆかりの地でもあります。園内には、長州藩13代藩主・毛利敬親が山口に居城を移して以降の、毛利家墓所も残っています。
散策中、「うぐいす張りの石畳」で手をたたいたり足踏みしてみてください。不思議なことに、うぐいすのような美しい音が返ってきます。
歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。
このスポットで見られる花・植物
香山公園は、桜や梅など花の名所としても知られています。瑠璃光寺五重塔を飾る花々が、四季の移ろいを感じさせてくれます。
- うめ
- 2月初旬~3月初旬にかけて、約40本の梅が瑠璃光寺五重塔に春の訪れを告げます。
- さくら
- 3月下旬には約170本のソメイヨシノが園内各所で見頃を迎えます。ライトアップされた夜桜と五重塔も必見!
- サルスベリ
- 園内には隠れた人気スポット、サルスベリの木が。なんとこれ、サルスベリから松の木が生えているんです。松は滑り止めにも使われることから、「スベリ止め」ということで、受験生が合格祈願に訪れます。
このスポットの見どころ
- 国宝瑠璃光寺五重塔
- 大内文化の最高傑作。山口観光のシンボルのひとつです。そのプロポーションの美しさは、日本三名塔にも数えられます。
※ライトアップ:日没~22時まで
- 萩藩主毛利家墓所(香山墓所)
- 長州藩13代藩主・毛利敬親が、萩から山口に居城を移して以降の、長州藩主のお墓です。敬親と夫人、さらに歴代諸霊のお墓があります。
- 枕流亭
- 幕末期、薩長連合を推進するため、薩摩藩の西郷隆盛らと長州藩の木戸孝允らによる密談が行われた建物で、当時は道場門前にあり、その後2、3度の移築を経てこの地に移されました。内部見学可能。
- うぐいす張りの石畳
- この場所で手をたたくか強く足踏みをすると、うぐいすのような美しい音が返ってきます。人為的に造られたものではありませんが、前方の石垣や石段等に反響して美しい音色を出すものと思われます。
- 露山堂
- 毛利敬親が萩から山口に居城を移した際、今の県庁内の一露山の麓に建てられた茶室です。茶事を建前に、家来らと討幕の密議を行っていたといいます。
基本情報
- 住所
- 〒753-0081 山口県山口市香山町7-1
- お問い合わせ
- 山口市観光交流課
- 電話番号
- 083-934-2810
- FAX番号
- 083-934-2649
- メールアドレス
- kanko@city.yamaguchi.lg.jp
- アクセス
- ・山口駅からバス15分
((市コミュニティバス))
・中国自動車道小郡ICから車20分 - ウェブサイト
- 山口市観光情報サイト「西の京やまぐち」特別拝観について
- 備考
- ※国宝「瑠璃光寺五重塔」の令和の大改修に関する最新情報については山口市観光情報サイト「西の京やまぐち」をごらんください。