2024山口のお祭り3選!金魚ちょうちん祭り・山口七夕ちょうちんまつり・山口祇園祭
海外の方にも人気の「金魚ちょうちん」が白壁の町並みに揺れる柳井市の柳井金魚ちょうちん祭り、山口市で開催される山口七夕ちょうちんまつり、今年注目が集まっている山口祇園祭について、開催日時・場所やお祭りの見どころをご紹介します。
どのイベントも屋台や縁日、キッチンカーなどが立ち並び、お祭りならではの楽しい雰囲気に包まれます♪夏休みに子どもと一緒にお出かけしてみませんか?
美しい風景が広がるので、写真好きにもおすすめです♪
柳井金魚ちょうちん祭り|2024年8月13日
柳井で開催される、民芸品「金魚ちょうちん」をモチーフにした夏の一大イベント。
JR柳井駅から白壁の町並み一帯に約4,000個の金魚ちょうちんがゆらめき、夜にはそのうち約2,500個に明かりが灯され幻想的な雰囲気に包まれます。
◆金魚ちょうちん点灯式
[日時]2024年7月27日(土)18:50~20:30(※19:00~の点灯に先駆けてセレモニーを実施)
[場所]白壁の町並み
◆金魚ちょうちんの装飾・点灯
[日時]7月27日(土)~9月1日(日)19:00~22:00
[場所]JR柳井駅から白壁の町並み一帯(柳井市中央~柳井津)
柳井金魚ちょうちん祭りの見どころ
最大の見どころは、本祭りの『金魚ねぶた』。会場を堂々と、時には荒々しく練り歩きます。
中でも金魚ねぶたが豪快に回転する「爆走」タイムは迫力満点!
弘前ねぶたからいただいたという「ラッセラーラッセラー」の掛け声が、会場に響き渡ります。
金魚ねぶたは色・形・表情がそれぞれ異なり個性豊か。
見ていて楽しく、思わず写真を撮りたくなること間違いなしです。
その他にも、金魚ちょうちん踊りやふるさと花火、金魚ちょうちん祭り、白壁江戸祭りなど様々な催しが行われ、市民や帰省客など多くの人で賑わいます。
◆第33回柳井金魚ちょうちん祭り(本祭り)
[日時]2024年8月13日(火) 16:30~21:00(予定)※雨天は一部イベント中止
[場所]JR柳井駅から白壁の町並み一帯(柳井市中央~柳井津)
なぜ柳井市で金魚ちょうちんが?
柳井を代表する郷土民芸品金魚ちょうちんですが、「なぜ柳井市で金魚なの?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その起源はなんと約150年前の幕末までさかのぼります。
柳井市古市(現在白壁の町並みと呼ばれ、金魚ちょうちんが飾られている通り)で商売を営んでいた熊谷林三郎が考案したと言われているそうです。青森県弘前市の金魚ねぷたからヒントを得て、子どもの為に柳井の伝統的綿織物である柳井縞の染料や、竹ひご、 和紙などを使って作り上げたとも言われていますが、子供達の玩具のようなものだったこともあり、詳しい歴史が残っていないそうです。
最近では県外に展示されたり、今年2024年6月フランス・パリの水族館で300個の金魚ちょうちんが展示されました。現地の方にも好評で、2度も追加されて最終的には660匹もの金魚ちょうちんがフランスで泳ぎました。
金魚が揺らめく姿に国内外の方が魅せられているようです。
KRY山口放送公式ニュースチャンネルより
柳井市では、やない西蔵で金魚ちょうちん作り体験をすることが出来ます。
世界に1つだけのオリジナル金魚ちょうちんを作ってみてはいかがでしょうか。
\おすすめ観光スポット!/
⑥茶臼山古墳は車で約6分、その他は柳井白壁の町並みにあります。
Column
地元ライターが行ってみた!
白壁の町並みを歴史さんぽ!金魚ちょうちん製作体験にも挑戦♪
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山口七夕ちょうちんまつり|2024年8月6日~8月7日
日本三大火祭りの一つ「山口七夕ちょうちんまつり」は、約600年前の室町時代から続く伝統のお祭り。
大内盛見がお盆の夜に、笹竹の高い燈篭に火を灯し、先祖の冥福を祈ったことが始まりと伝えられています。
まちを愛し、家族や先祖を敬う、市民の盆行事として受け継がれており、山口の夏の風物詩です。
長竹竿1本に約40個の紅ちょうちんをつけ、手作業で1つ1つ火を灯します。紅ちょうちんとろうそくの灯りのトンネルが、街を幻想的な紅い光で包みます。
[日時]2024年8月6日(火)~7日(水) 18:30~21:30(予定)
[場所]山口市中心商店街エリア(山口市中心商店街、山口駅通り、パークロード他)、大殿エリア、湯田温泉エリア
山口七夕ちょうちん祭りの見どころ
山口七夕ちょうちんまつりといえば、ちょうちんのトンネルのようになった景色を思い浮かべる方が多いのは無いでしょうか。
実は広い会場内には、様々な灯りがあります!
写真2枚目:ちょうちんツリーは、山口で日本初のクリスマスミサが行われたという史実にちなんだものです。クリスマス発祥の地ならではです。
写真3枚目:提灯山笠は、大内弘世の時代に山口に滞在した明の使節趙秩が詠んだ七言絶句の漢詩「山口十境詩」 が支柱に描かれています。提灯山笠は担ぎ手の方達が沿道の観衆を沸かせながら巡行するので、ぜひ注目してみてください。
お祭り期間には山口市中心商店街・大殿・湯田温泉で、ステージイベントやキッチンカー・屋台がたくさん並んで賑わいます。詳しくはイベント日程をご覧ください。
商店街から車で約10分以内!
\周辺おすすすめスポット/
※お祭り時には、車両通行止め等があり混み合います。
Column
お祭り後は湯田温泉への宿泊がおすすめ♪
湯田温泉観光はまずはここから!『狐の足あと』をじっくりレポート♪
湯田温泉のおすすめスポット『狐の足あと』は、湯田温泉や山口市の観光情報が集められるだけではなく、足湯に入ったり、地酒や中也のカフェラテなど山口ならではのメニューが並ぶカフェを楽しむことも!☆
地元ライターが狐の足あとや、周辺のお土産・歴史スポットを歩いて楽しんできました♪
湯田温泉を日帰り散策♪白狐伝説にちなんだ可愛いグルメ&スポットがいっぱい!
湯田温泉は県中心部にあり、新山口駅から乗り換えなしで約20分と交通アクセスが良く、宿泊施設や居酒屋も多いことから山口県観光の宿泊拠点としても人気のエリア♪
地元ライターが、ランチにおすすめのお店や話題のカフェ、食べ歩きにぴったりなスイーツなど、可愛い白狐グルメ&スポットを楽しんできました♡
散策のモデルコースとして参考にしてみてください!
山口祇園祭|2024年7月20日~7月27日
NYタイムズで取り上げられ話題になった西の京山口。記事内では、瑠璃光寺五重塔をはじめとする山口市の観光スポットや、お店、そして約600年もの歴史がある山口祇園祭が取り上げられました。
室町時代に大内弘世が山口の地で京を模したまちづくりを進め、1369年(応安2年)に京都の祇園社(現在の八坂神社)を市内竪小路に勧請したそうです。
そしてその後1459年(長録3年)に、京都の祇園祭を取り入れた祭礼が行われたのが山口祇園祭の始まりと伝えられています。
山口祇園祭の見どころ
お祭りの初日には八坂神社で鷺(さぎ)に見立てた頭と羽をつけて舞う「鷺の舞」が奉納され、祇園囃子や御神輿が御旅所まで練り歩く御神幸(ごしんこう)が行われます。
中日には、市民総踊りが行われ、多くの人で賑わいます。「大内の殿様」という曲に合わせ、参加者が「殿さま殿さまお殿様」という掛け声を響かせる姿は、観覧するだけでも楽しめます。
最終日には御旅所から八坂神社へ神様をお返しする御還幸(ごかんこう)が行われます。
地域の人々により、約600年にわたり受け継がれている伝統あるお祭です。
[日時]2024年7月20日(土)~27日(土)
※20日(土)御神幸、24日(水)市民総踊り、27日(土)御還幸
[場所]八坂神社、大殿竪小路、山口市中心商店街
まだまだあります!2024年おすすめのお祭り&花火情報♪
今回ご紹介した以外にも、県内各地でお祭りが開催されています♪
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