『柳井金魚ちょうちん祭り2024』レポ! 歴史やスケジュール・駐車場・楽しみ方まで徹底解説!
第33回目となる2024年8月13日、実際に会場に足を運んできました!当日の会場の様子や金魚ねぶたのレポートのほか、駐車場などのお役立ち情報もご紹介します。ぜひ2025年の参考にしてみてくださいね。(※内容やスケジュールなど、前回と異なる場合があります。)
※この記事の内容は2024年9月時点のものです。
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『柳井金魚ちょうちん祭り』とは?歴史や由来
お祭りのモチーフとなっている金魚ちょうちんですが、一説では幕末の柳井の商人が、青森県弘前市の民芸品「金魚ねぷた」に着想を得て作り始めたものだと言われています。
力強い表情の金魚ねぷたに対し、可愛らしい金魚ちょうちんという感じですね。
お祭りのルーツは、柳井青年会議所が地域活性化を目的として昭和61年(1986年)に開催した「ふるさとフェスタ」。その後平成4年(1992年)に金魚ちょうちんをモチーフとしたオリジナルの夏祭りとして「第1回金魚ちょうちんフェスタ」を開始。平成5年(1995年)には初めて金魚ねぶたが登場。第5回より開催日が8月13日で固定となりました。
その後は毎年内容を変えながら続けられ、平成23年(2011年)の20周年記念の年から名称が「柳井金魚ちょうちん祭り」となりました。
柳井の方々の「地元を盛り上げたい」という想いから始まった、地域の人に愛されるお祭りなんですね
お祭り本番に先立ち、7月には「金魚ちょうちん点灯式」が行われます。2024年は7月27日(土)に開催され、白壁の町並みと麗都路(れとろ)通りが金魚ちょうちんの美しい灯りに彩られ、柳井の熱い夏が始まりました。
『柳井金魚ちょうちん祭り』当日のスケジュール
お祭りは16:30スタート。会場一帯は歩行者天国となり、縁日やゲームが楽しめるコーナーや飲食エリアなど、子供から大人まで楽しめるお店が並び、麗都路通りではメインイベントのねぶたや踊りが繰り広げられます。
柳井金魚ちょうちん祭り2024 メインイベントスケジュール
16:40~17:00 消防音楽隊演奏
17:15~17:30 オープニングセレモニー
17:30~ 金魚ねぶた出陣式
17:50~ 金魚ねぶたセレモニー
18:00~ 爆走ねぶた(金魚ねぶた爆走タイム)
19:00~19:30 金魚ちょうちん踊り
19:30~ 参加型総回し
20:00~ 爆走ねぶた(金魚ねぶた爆走タイム)
21:00 お祭り終了
お祭りの目玉は迫力満点の爆走ねぶた!このあとのお祭りレポで詳しくご紹介します
【祭りレポ①】いよいよお祭りスタート!
祭り本番の8月13日がやってきました。こちらはお祭りが始まる前の様子。着々と準備が進められていました。
この穏やかな空間が、あと数時間後には熱気に包まれます
16:30に交通規制が始まり会場一帯は歩行者天国に。まだまだ暑い時間帯ですが徐々に人が集まってきました!
16:40、消防音楽隊による演奏でいよいよメインイベントが幕開け!会場の雰囲気が一気にお祭りムードに
麗都路通りでメインイベントが始まった頃、白壁の町並みエリアでは様々な出店で盛り上がっていました。
お祭りグルメが楽しめる屋台をはじめ、弓矢での的あてゲームや手裏剣ゲームなど、江戸時代の遊びを体験できるコーナーも!
侍もいましたよ~!
【祭りレポ②】いよいよ金魚ねぶた出陣!~1回目の爆走
17:30、麗都路通りにお待ちかねの金魚ねぶたが登場!
近くで見ると、その大きさに圧倒!
サイズは大きくても、金魚ちょうちんのあの可愛らしい表情は健在
模様や表情などひとつひとつに個性があるので、見比べるのも楽しいですよ。
18:00、麗都路通りの交差点付近で「爆走」の1回目がスタート!
引き手が金魚ねぶたを回す爆走はお祭りの最大の見どころです。ねぶたの周りにはその勇姿を一目見ようと、大勢の観客で盛り上がっていました。
金魚ねぶたの「爆走」(動画0:17~)
一回目の爆走ねぶたは陽が落ちる夕方以降まで続けられます。
夕陽に光る金魚ねぶたは非常に美しいものでした。
初回の爆走を終えた金魚ねぶたは、麗都路通りにてひと休み。
かしわちゃんもその大きさに圧倒されています(^^)
【祭りレポ③】夜の爆走!祭りは最高潮へ!
20:00、いよいよ2回目の金魚ちょうちん爆走!
ねぶたにも明かりが灯り、祭りの盛り上がりは最高潮となります!
「ラッセーラ!!ラッセーラ!!ラッセラッセラッセーラ!!」の掛け声の下、参加団体は我一番と金魚ちょうちんを回し続けます。
ねぶたは、観客の目前まで迫ってきます。
爆走する金魚ねぶたは大迫力!
回す男衆たちの気合も十分です!
自由参加の子どもねぶたもありました(^^)
子どもたちは皆楽しそうにねぶたを回していました。
『柳井金魚ちょうちん祭り』は迫力満点だった!
大熱狂で幕を閉じた金魚ちょうちん祭り!迫力満点のねぶたパフォーマンスと、金魚ちょうちんが揺れる幻想的な街並みに魅了され、お祭りのワクワク感を肌で感じることができました(^^)また来年も、ここに帰ってきたいと思います!
是非皆さんも、ぜひ柳井金魚ちょうちん祭りにお越しください。
『柳井金魚ちょうちん祭り』会場までのアクセス&駐車場情報
お祭り会場となっている白壁の町並みから麗都路通り一帯へは、電車(山陽本線)でのアクセスがおすすめ。
JR柳井駅から会場まで徒歩1分程度です。
車の場合、岩国方面からは山陽自動車道玖珂ICから約20分、下関方面からは山陽自動車道熊毛ICから約30分です。
お祭り当日は以下の駐車場が無料開放されます。
【無料駐車場情報】(2024年開催分)
○サンビームやない駐車場
○柳井小学校グラウンド臨時駐車場(120台)
○柳井中学校グラウンド臨時駐車場(120台)
○ストーンマーケット翠が丘(みどりがおか)公園駐車場(柳井市文化福祉会館北側)
○柳井市役所
○南浜グラウンド臨時駐車場
【無料シャトルバス】
JR柳井駅(18:00〜22:00発)
↑↓
南浜グラウンド臨時駐車場(16:30〜20:00発)
○その他、周辺に有料駐車場あり。
※当情報は2024年度開催分実績であり、次年度からは変更の可能性があります。
- サンビームやない
- 柳井小学校グラウンド臨時駐車場
- 柳井中学校グラウンド臨時駐車場
- ストーンマーケット翠が丘(みどりがおか)
お祭り後も楽しめる!金魚ちょうちんライトアップ
お祭りに参加できなかった…という方!ご安心ください。
金魚ちょうちんの装飾及び点灯は、7月末の点灯式~8月末頃までの約1か月ほど、JR柳井駅前~白壁の町並み一帯で行われています。
金魚ねぶたや出店などはありませんが、お祭りの時の賑やかな雰囲気とはまた違った、金魚ちょうちんに灯された風情ある柳井の町並みを楽しむことができます。
ぜひ足を運んでみてください。
Column
地元ライターが「白壁の町並み」を歴史さんぽ
「柳井」という地名の由来となった場所や伝統の技を学んで体験できるスポットなど、深堀りすればするほど見どころ、楽しみどころがいっぱいな柳井を、地元ライターがレポート!
是非合わせてご覧ください♬
ぜひ見つけてみて!金魚ちょうちんマンホール
帰る途中、道端でこんなものを見つけました。
金魚ちょうちんのマンホール。このマンホールの他にも、金魚ちょうちんモチーフのマンホールがあるとか!
いかに金魚ちょうちんが、柳井市の象徴であり、地元に密着した物であるかを実感しました。