絶品ランチからおすすめのお土産・工場見学も!グルメ・スイーツ好きは柳井市のアミュゼNOREN・果子乃季へ!
食のアミューズメントパーク『アミュゼNOREN』、『果子乃季』で、美味しいランチ・スイーツから工場見学まで満喫♬
あのお菓子はどうやって作られているの?おススメTOP3は?など、甘いもの好きな人は見逃せない情報も!!
今回はそんな柳井市の食の魅力にぐぐ~っとフォーカスしてお送りします。この秋、柳井でガッツリお肉から甘~いスイーツまで地元の味覚を満喫しませんか?実食レポ満載でお送りします♪
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食のアミューズメントパーク『アミュゼNOREN』
この地で長く愛されてきた柳井クルーズホテルが、食を楽しめるホテルとして2021年12月にリニューアルオープン。
海の幸から山の幸まで、山口県東部の生産者から直接仕入れた農産物や加工食品がたくさん並ぶマルシェと、自慢の食材を使ったメニューを味わうことができるレストランを構え、「食」の楽しみを前面に打ち出した食のアミューズメントパーク『アミュゼNOREN』が誕生しました。
まるで海外の港町の一角のようなエントランスを進んだ先、かわいいグリーンの暖簾が正面入口の目印です♪
アミュゼNORENにかける想い―地元の人に、地元の味を
まずは、社長の嶋尾忠宏さんにお話を聞きながら、入ってすぐにある「PORT BON MARCHE」をご案内いただきました。
こちらは山口県東部の味覚が揃うマルシェ(市場)です。
地元の野菜から加工食品まで約550品目がずらっと並びます。
これからさらに取扱商品を増やしていく予定だそうです。
「アミュゼNORENはホテルに直結しているので『泊まらないと利用できないんですか?』とお問い合わせいただくこともあるんですが全くそんなことはありません!肩ひじ張らずに、もっと気軽にたくさんの人にこの地域の味覚を味わいに来てほしいですね」と嶋尾さんは笑います。
嶋尾さんのイチオシは魚醬「瀬戸内コラトゥーラ」。平生町佐賀港で捕れた新鮮なイワシを使った魚醤。東京のレストランでも使用されているのだとか。おしゃれなパッケージは贈り物にしても素敵ですよね。
私は周防大島のジャムや下松の蜂蜜に魅かれました。周防大島のジャムは充実の品揃えです。
「地元の人に地元の味を味わってほしい」という嶋尾さん。
YANAI FOOD HALLで提供する料理にも、マルシェで販売している地元の味覚をふんだんに使用しているのだそうです。
アミュゼNORENに一歩入れば、柳井をはじめ岩国から周南まで、山口県東部の味覚を丸ごといただけますね♪
柳井市の代表的な民芸品である金魚ちょうちんグッズもたくさん!
とっても可愛らしくお土産にぴったりですので、ぜひチェックしてみてください♪
「YANAI FOOD HALL」で絶品ランチを!
お腹が空いてきたので、「YANAI FOOD HALL」でランチをいただきます!
YANAI FOOD HALLでは、とんかつ・ステーキ・海鮮を中心に、多彩なジャンルの食事をいただけます。
お蕎麦やちゃんぽんなどの麺類、キッズメニューもあるから、ご家族でも、お友達でもみんなで楽しめますよ。
YANAI FOOD HALLでは、柳井市民なら誰もが知っている!と言っても過言ではない人気とんかつ店だった「創食浪漫館TONTON」のメニューをいただくことができるのも魅力のひとつです!
室内は明るくて開放的!ドリンクバーも充実しています。
注文はタッチパネルで、メインディッシュとセットメニューを選んでオーダーします。
私は大麦牛ステーキ(150g)、夫は、TONTONの薩摩ロースカツをオーダーしました。
しばらくすると、猫型ロボットがお料理を運んできてくれました♡
お待ちかねのランチタイムです!
写真は、大麦牛ステーキ(150g)+ Dセット(サラダ+コーンスープ+パンorライス)です。(セットで2640円)
ビジュアル100点満点のステーキランチ!思わず「わぁ~っ」と歓声を上げちゃいました!
照り焼きソースはコクがあって上品な甘み。
それもそのはず、柳井の名産「甘露醤油」が使われているんだそうです。
甘露醤油は江戸期に誕生し、殿様に献上したところ「甘露、甘露(美味、美味)」と褒めたことが由来して甘露醤油という名前となったと言われているとか。殿様も絶賛した柳井の甘露醤油の濃厚な味わいを堪能することができます
写真は、薩摩ロースカツ+Aセット(ご飯・味噌汁・漬物)です。(セットで1560円)
見てくださいこの揚げたて、厚切りのとんかつ!
お肉はしっとり柔らかく、甘みがあって美味しいですよ~!
9月中旬からは、数量限定のワンプレートランチも登場予定。
最新情報は柳井クルーズホテルのSNSをご覧くださいね。
YANAI FOOD HALL
■営業時間
ランチタイム 11:00~14:30
カフェタイム 14:30~17:30
※定休日など詳細はHPをご覧ください。
デザートにおいしいジェラートはいかが?
デザートだって充実しています。YANAI FOOD HALLでもデザートをいただけますが、地元の味を味わうならジェラートがおすすめ!
食事の後は、ジェラート専門店「ジェラテリア柳井」で、お店で手作りしているというジェラートをいただきました。
フレーバーは地元産の素材をふんだんに使ったものばかり。柳井産のいちごやサツマイモをはじめ、岩国の日本酒「雁木」の酒粕を使用したものも。地元愛に溢れたラインナップです。
今回は、サツマイモと酒粕のジェラートをダブルでいただきました。口に入れるとすっと溶けて、素材の味が広がります。
お芋のホクホク感、日本酒のいい香りがたまりません♡
こちらのジェラートはYANAI FOOD HALLで食事をした人は2割引になるうれしいサービスもあるので、お腹に隙間を開けておいてくださいね♪
柳井といえば実はサツマイモ?!この秋「やない~もフェア」開催
秋の味覚といえばサツマイモ!
柳井市は古くからサツマイモ栽培にゆかりのある土地だということをご存じでしょうか?
明治維新を推進した薩摩、長州、土佐、肥前の四藩ではサツマイモ栽培が盛んで、長州藩に属する柳井の地でも古くからサツマイモ栽培が行われているそうです。
サツマイモの産地として柳井をもっと知ってほしい!ということで、2023年10月27日~11月23日に、おいもを使ったお料理やスイーツを楽しむイベント「やない~もフェア」が開催されます。
やない~もフェアは、柳井市内の対象店舗を巡って美味しいさつまいもメニューを食べよう!というコンセプトのもと、対象商品を食べてスタンプを5つ集めて応募すると、柳井のお土産セットが抽選で当たるというイベント!市内のカフェやレストランを中心に、さつまいもを使ったオリジナルメニューをいただくことができます。
イベント詳細は、柳井市観光協会公式HPをご確認ください
アミュゼNORENでは、「やない~もフェア」スタンプラリーの対象商品を販売しています。
地元のパティスリー「シェ・カワモト」と共同開発したおいもスイーツ「ヤナイ パタデュース」(一箱3000円)。
どんな味なの?と気になった方は、一口サイズ(176円)からお試しできますので、ぜひ購入してみてください。
私もいただきましたが、チーズとチョコレートのコクにサツマイモのねっとり感が絶妙なバランスで、高級感あふれる味わい♪
自分へのご褒美に、特別な日のデザートに、皆さんにもぜひ食べてみていただきたいです。
甘いもの好きな人は絶対行って!『果子乃季 総本店』
柳井発のスイーツをもっとご紹介しましょう!
山口県内全域で和洋菓子を販売しているあさひ製菓株式会社。
『果子乃季』や洋菓子専門店『シュシュ』、ベーカリー『シュクルヴァン』など、山口県民なら一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回やってきたのは、熊毛ICから車で約25分、玖珂ICからは15分の果子乃季総本店・本社工場です。
Column
お菓子の製造に使われる水はすべて琴名水!
駐車場のそばには「おいしい水の条件をすべて満たしている」と言われる『琴名水(きんめいすい)』の給水所があり、無料でお水をいただくことができます。
この日もたくさんの方が給水に訪れていました。なんと、果子乃季のお菓子の製造に使われる水はすべて琴名水だそうです!
工場はいつでも見学可能♪いざ工場見学へ!
今回は美味しいお菓子がどうやって作られているのか、こだわりをお尋ねしながら工場の中を見学させていただきました!
いつでも無料で見学可能ですが、土日は工場の一部がお休みなので、平日がおすすめとのこと。
詳細はお問い合わせください。
果子乃季総本店の店舗スタッフさんに声をかけ、いよいよ工場見学スタート。
まず初めに見えるのがケーキなどの生菓子を作るお部屋です。生クリームやフルーツを扱うので、室内は常に低温に保たれています。
ケーキ作りの隣のお部屋は、たくさんのオーブンが並ぶ焼き菓子を作るお部屋です。
多い日には1日5000個も焼かれるんですって!私が見学した時は、フィナンシェが焼きあがるところでした。
次は和菓子を作っているお部屋です。
果子乃季の全店舗に出荷する和菓子は、たった2人の職人さんが手作業で作られているんですよ!
愛くるしい動物やハロウィン和菓子まで、とっても細かく、まさに職人芸…!
次はカレーを作っているお部屋です。
お菓子工場 × カレー?!となんだか不思議な組み合わせ!
まるで食堂の厨房のようなこちらのお部屋では、焼きたてベーカリー『シュクルヴァン』の看板商品「牛肉ゴロゴロ黄金カレーパン」に詰めるカレーを作っています。
大きな窯で具材をまとめて煮込むことで、旨味がしっかりとあるカレーになるんだそうです。
※総本店でカレーパンは販売されていませんが、先ほどご紹介した、「アミュゼNOREN」にシュクルヴァンがあります!工場見学の後に立ち寄ってみるのもおすすめです。
『月でひろった卵』の製造レーンにやってきました。
『月でひろった卵』通称『月卵』は果子乃季の看板商品!ふわっとした蒸しカステラの中にまろやかなクリームが包まれた、長年愛されている山口銘菓です。
この製造レーンは工場の中で一番大きく、1日になんと約3万個製造されています。レーンの長さは40mもあるのだとか!
工場見学について
TEL:0820-22-0757
【所要時間】15分
【開催時間】9:00~15:00
【費用】無料
詳しくはこちら
工場見学の後はお土産を買って帰ろう
工場を見学した後は、お隣の店舗で心ゆくまでお買い物!
店内にはたくさんの金魚ちょうちんが吊るされていて、柳井らしさを感じました
和菓子から洋菓子まで、たくさんのお菓子に囲まれて目移りしちゃいますね~!
購入した商品は、買って帰るのはもちろんのこと、イートインスペースで早速食べることもできます。
お菓子だけではなく金魚ちょうちんグッズをはじめとした柳井のお土産も充実のラインナップ。
地酒も、獺祭・雁木・五橋など多数取り扱っています。
お店の方に人気商品TOP3を聞いてみました。
\ お土産にピッタリ!果子乃季おススメのお菓子TOP3 /
①月でひろった卵
果子乃季といえばやっぱりコレ!一番人気の定番「プレーン」をはじめ、季節限定の旬の味が常時ラインナップ。
県外の方へのお土産には小野茶味など、山口県の素材を使ったものがお勧めです。
琴名水で蒸したフワフワの生地に包まれたクリームは、コクがあるのに軽い口当たりでついつい2つ目に手が伸びちゃいます。
②鳩子の海
40年以上、ずっと愛され続ける言わずと知れた山口銘菓。
しっとりした生地にミルクの風味をしっかり感じる餡が懐かしい味わい。
コーヒーや濃いめのお茶と一緒にいただくのが私のおすすめの食べ方。お試しあれ♪
③月まる
かわいいウサギのパッケージが目印のお饅頭で、人気上昇中♪小ぶりで食べやすく、年配の方にも喜ばれるそうです。
もちふわなカステラ風味の生地と粒あんが相性抜群で、小ぶりながら食べ応えも◎。
果子乃季総本店では、10月27日(金)~29日(日)に「柳井お菓子まつり」が開催されます。
工場見学の通路が開放され、ロールケーキのまとめ買いにケーキバイキング、和菓子職人さんの実演販売など、お菓子好きにはたまらない企画が盛りだくさん!
ぜひ足を運んでくださいね。
食欲の秋は柳井へGO!
食を楽しむ柳井の旅、いかがでしたでしょうか?
甘露醤油を使ったステーキや地元食材を使ったジェラートなど、柳井にはここでしか食べられない&作れない美味しいグルメが盛りだくさん!
食を通じて、柳井の魅力を再発見することができると思います♡
食欲の秋を満喫するなら柳井♪あなたも訪ねてみませんか?
Column
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