美祢市『水神公園そうめん流し』は9月まで!自然いっぱいで子連れにおすすめのお出かけスポット♪

山口県の人気観光地『秋芳洞』や『秋吉台』から車で約20分、またパワースポットとして有名な『別府弁天池』からは約10分の場所にある、楽しくて涼しいスポットをご紹介します!
滝の目の前でマイナスイオンを浴びながら、冷たい天然水に乗って流れてくる"そうめん"を味わえる『西寺水神公園のそうめん流し』は、美祢市の夏の風物詩イベント。
毎年、家族連れからカップルまで幅広い年齢層で賑わいます。
森林浴や水遊びができる場所もあるので、子供連れでのおでかけやランチにもとってもオススメ!
道の駅や山口県名物の生外郎専門店など、周辺スポットもご紹介します!

※この記事の内容は2024年9月時点の情報です。
サキエ
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美祢市『水神公園そうめん流し』は9月まで!自然いっぱいで子連れにおすすめのお出かけスポット♪

西寺水神公園とは

『西寺水神公園(すいじんこうえん)』は美祢市の主要な観光スポット、『秋芳洞』や『秋吉台』から約20分、『別府弁天池』からは約10分の於福町にある渓流沿いに造られた自然公園です。

美祢市の夏の風物詩ともなっている、渓流の水を使った"そうめん流し"は毎年4月から不定期営業で始まり、7月・8月は毎日営業、9月は土日祝のみ営業と、期間限定で営業しています。

公園全体が渓流に沿って造られているので、真夏でもひんやりと涼しい空気の中、"そうめん流し"や自然散策を楽しめるとあって、家族連れから若いカップルやグループまで、毎年幅広い年齢層で賑わいます。

また、春の桜や新緑、秋の紅葉シーズンなど、水面に映し出される四季折々の彩りを眺めながらのピクニックやハイキングにも最適なので、"そうめん流し"の営業期間以外もぜひ再訪したい場所です。


[西寺水神公園そうめん流し 2024年の営業]
4月:27日(土)~29日(月)
5月・6月:土日祝日のみ 10:00~16:00
7月・8月:7/6(土)~8/31(土)平日含む【但し、不定休】10:00~17:30
9月:土日祝日のみ 10:00~16:30
※ラストオーダー:各閉店時間30分前
※雨天時にはお休みの場合あり
※また、都合により臨時休業される日がありますので、営業についてはお問合せ先までお尋ねください。


電話番号:0837-56-0817 

駐車場:あり(50台)

トイレ:駐車場に1カ所、遊歩道に1カ所、お店に1カ所

アクセス:中国自動車道の美祢ICから20分、道の駅於福から車で2,3分。

駐車場からお店までは、遊歩道を登ること徒歩10分~15分

遊歩道入り口


駐車場からお店までの距離は約500mなのですが、渓流沿いを登るのでそれなりの勾配があり、入口には杖の貸出もありました。

テンポよく歩けば約10分で着く距離ですが、これからご紹介する様に次々と美しい水の風景に出逢ったり、水に触れられる場所があったりと、つい立ち止まりたくなる遊歩道を登っていきます。

人によっては休憩をしたりしながら、10分以上はかかると思います 

時間に余裕があれば、冷たい清流に触れながら、ゆっくりとお店を目指すのもオススメです。


せせらぎの音にワクワクして元気に走り出す

森の渓流は本当に涼しい!

公園に入るといきなり、すぐ近くに流れ落ちる滝を目の前に見ながら橋を渡ります。


「うわぁ~、綺麗!涼しい~♪」


木道が渓流に沿うように、時には交差したりしながら上へ上へと延びています。

涼しいマイナスイオンに包まれて、足取りも軽くどんどん登っていく子どもたち  


木道と渓流に沿ってスロープ状の道もあるので、車椅子やベビーカーの方にも安心

あちこちに東屋や休憩できるスペースがあるので、気に入った場所でのんびり過ごすことができます  



さらにはこんな水遊び場も!

水深は20~30cm程と浅いので、小さい子どもも気持ち良さそうに遊んでいました。

もちろん大人もサンダルか裸足で水に触れあえます。

設置されている椅子に座って冷たい足浴をするのも気持ち良さそう♪



間近に大きな滝まで現れて、ビックリ!

帰り道にゆっくり散策することにして、まずは、そうめん流しのお店を目指します  


滝壺の目の前にあるお店に到着!メニューとシステムをご紹介♪

お店に近づくごとに滝の音がどんどん大きくなっていき、渓流を登りきったところにある"水神の滝"の目の前に、噂の"そうめん流し"のお店はありました。

滝からのマイナスイオンを肌に感じる距離で、まるでクーラーが効いているかのようにとっても涼しい!

滝の目の前には、ステンレス製の"そうめん流し”用のレーンが並んでいて、みなさんワイワイ賑わいながら"流しそうめん"を楽しんでいます!


このお店の、システムをご紹介♪


1.売店で購入した食券をスタッフの方に渡し、指示された番号のレーンに着席します。

2.レーンの番号と数量が、アナウンスで"そうめん"を流す係の方(お店の上部にいらっしゃるとのこと!)に伝えられます。

3.ほどなくして、注文した分の"そうめん"が少しずつレーンに流れてきます。

4.茶そばが流れてきたら終了の合図!  



まずは売店で食券を購入しますよ~!

  

メニューはこちら


メインメニューは当然、"そうめん"(600円)

サイドメニューも色々と充実しています。

焼き鳥(150円)を3本、ギョウザ(4個、280円)、フランクフルト(260円)を2本注文し、滝壺の中でキンッキンに冷やされている  各ジュース(コーラ、オレンジ、ラムネなど各180円)からは、子どもたちがそれぞれコーラをチョイス♪

  

天然の冷蔵庫の前で、迷い中(笑) 

一体どこから"そうめん"が流れてくるんだろう?とレーンの先を辿ると…確かにお店の上部に続いています  

自然の地形をそのまま利用してお店が作られているので店内は段差があり、濡れているところも多いので、足元は大変滑りやすくなっています。

来店の際は、ヒールや滑りやすい靴は避けた方が良いです。

また、子どもの場合、年齢によっては多少服が濡れる可能性もあるので、濡れても良い服を着用するか着替えを持参するのがオススメです♪(水遊び場もありますし!)

「キタキター!!」

「すくって、すくって!!」

「あー、行っちゃった!」


"そうめん"が流れ始めると、大興奮&熱中タイムのはじまりはじまり♪

子どもたちも、けっこう上手にキャッチしていましたよ  

大人用にと薬味を置いてくれた場所は下流だったので、子どもが取り損ねた分を私が必死でキャッチします(笑)。

  

けっこうなスピードで流れてきます

冷た~い天然の山水でしめられた"そうめん"はコシがあってつるんと喉ごしが良く、飲み込む際には冷たさが喉をも伝わっていきます  

夏に美味しい"そうめん"を、この上なく美味しく食べる方法はこれ以外にない!!と確信してしまうほど、美味しかったです!

すぐそばの滝から漂ってくるマイナスイオンを肌で感じながら、キャッチしては食べ、流れてきたらまたキャッチ。

程よい間隔で休憩時間のようなブランクもあるので、ご安心を!

流れてこない間にサイドメニューを頬張っていると、予告なく流れ始める"そうめん"(笑)。

慌てて再び"そうめん"に集中!  

いつ流れてくるのか分からないドキドキ感も、楽しかったです♪

取り損ねた分は、各レーンごとにちゃんとザルでキャッチされているので、ロスは出ません。

茶そばが出て終了してから、スタッフの方がガラス皿に入れて持ってきてくださいました。

「上手にキャッチされましたね!」

とお褒めの言葉をいただけました  

  

サイドメニューに何を注文するかにもよりますが、男性なら1人前以上は食べられそうです。

ご注文の際は、年齢や食べる量などで調節してみてください  



"そうめん流し"が終わったらレーンからは退席します。

残っているサイドメニューやドリンクは、座敷へ移動していただけますよ。

風が吹き抜けるお座敷、とっても心地よい♪

(繁忙日は、座敷でサイドメニューを先に食しながら順番待ちもできます。)

お座敷でゆっくり休憩した後、お店の裏側の"水神社"へ行ってみました。(徒歩1分)

ここにお祀りされている水神様は古くから"乳守りの神"ともあがめられてきたそうで、祠の裏にはご神体である"乳神様"と呼ばれる大岩が鎮座しています。

岩に滴る清い水を命の源である"乳"に例え、滾々と湧き出る天然水を豊かさの象徴として感謝し、この森は大切に守られてきたのだろうなぁと思いました。

その森の恵みを"そうめん"を通して体感できる、自然体験×グルメ体験のダブル効果!?で、気づけば心も体も十二分に満たされていた私。

大自然に感謝し、お参りさせていただきました  

写真は、境内に建てられている"祈願成就のくぐり鳥居"を一生懸命くぐって、何かをお願いしている娘の様子です(笑)。 

滝や渓流などの自然美で、涼と森林浴を満喫♪

お店を後に来た道を下りながら、今度はゆっくりと遊歩道沿いの滝や渓流美を楽しみました。

写真の大きな滝は、"昇龍の滝"。

目の前に立つと、滝から天然ミストが飛んできて、癒し効果がすごかったです…!  

活き活きと潤う苔やシダ植物、他にもたくさんの滝や水の流れを眺めながら森林浴と遊歩道散策を楽しむことができます。


水遊び場はまるでオアシス♪子どもの着替え必須です!

登りの時から楽しみにとっておいた水遊び場に戻ってきました。

浅い水深なので泳ぐことはできませんが、バシャバシャと水遊びをするのには丁度いい感じ。

デッキチェアがプールの中と外に置いてあり、座ると冷たい足浴みたいで最高に気持ち良い~  

大人も座ってのんびりできますが…水はとっても冷たくて、長くは浸かっていられないほど!

すぐに外のチェアに移動しました(笑)。

お子様連れの方は、濡れてもよい服を着用するか、着替え持参をお勧めします!

水着を着ている子もいるくらいでした  

更衣室はないので、ボタン付きタオルを持ってきてささっと着替えるか、駐車場まで戻って車やトイレで着替えるか、など工夫が必要です。

【周辺スポット①】『道の駅 於福』の手作り無添加シャーベットでデザートタイム♡

『西寺水神公園』を後に、車で数分の場所にある『道の駅於福(おふく)』へ立ち寄りました。

たくさんの名物土産物、地酒などとともに、その季節の特産品がたくさん。

こちらに寄ったら必ず子どもたちが食べたいと言う、大好きな手作り無添加シャーベットをいつもいただきます。

シングル、ダブル共に380円で、コーンかカップが選べます。

この日の種類は、美祢産サラダホウレンソウ、メロン、秋芳梨、カシス、栗、酒粕(長州酒造 天美酒粕)、小豆、緑茶の8種類!


左がカシス×秋芳梨」 右がカシス×メロン」

素材の色彩と味にこだわり、卵や砂糖を使用しないシャーベットが年間20種類も製造・販売されています。

素材本来の風味が生きているから、自然な甘味が口の中に広がります。

砂糖を使ってなくても、こんなに甘いんだとビックリ!

素材の栄養もたっぷり摂ることができるし、体にも優しいのでギルトフリーで心置きなくいただけますね  

  

夏季限定メニュー:美祢市の特産秋芳梨で作った甘酒をサイダーで割った「梨の甘酒サイダー」(ノンアルコール・500円)

自然な甘味に合わさった微量な酸味、サイダーのシュワシュワがさっぱり爽快  

飲む点滴ともいわれる甘酒は発酵食品だからでしょうか。

味は濃くなくさっぱりしているのに、味わいがとても深く、夏の体にじんわり沁みるサイダーでした。

甘酒は熱中症予防にも良いといわれているので、夏のおでかけで疲れ気味の方にとってもおすすめです  

【周辺スポット②】 山口名産・外郎の名店『おほげつ』で出来立て生外郎をゲット!

同じ国道316号線沿いにあって車で数分の移動で行ける『手作り生外郎 おほげつ』もおすすめ。

山口名物の外郎(ういろう)の中でも、"生外郎"を専門にするお店です。

お土産屋などで販売されている真空パックされた外郎に対し、真空パックをせずに出来立ての食感と風味をそのままに元来の外郎を味わえるのが"生外郎"です。

消費期限は2日と短いため、山口県でしか食べられない名物の1つとして知られています。

外郎の名店は山口県内にいくつもある中で、この美祢市の山間部にぽつんと佇むこちらのお店で作られる"生外郎"を求めて県内外からたくさんの人が訪れるという、知る人ぞ知る外郎の名店なのです  



私たちが入店した時には他にもお客さんが数グループおられました。人気店ですね~!

種類は黒豆(1本120円)、よもぎ(1本85円)、小豆(1本85円)の3種類です。

消費期限は2日ですが、夏季期間は黒豆の消費期限は1日とのこと、まさにご当地だから味わえる逸品!

("生外郎"は冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、高温多湿を避けて常温で保存します。)


お土産には箱入りも



『おほげつ』の生外郎、「姫外郎 おふく」。

於福町の由来となったお姫様の名前"おふく"から名づけられた、ぷるっぷるの"生外郎"、しかも出来立てほやほや!

お店の方によると少し時間を置くのがベストということだったので、帰宅してからいただきました。


外郎といえば名古屋や小田原が有名ですが、山口県の外郎はわらび粉が使われているためプルプルとした弾力が特徴です。

さらに"生外郎"ではその弾力はそのままに、口の中でとろける食感がたまりません  

優しくて繊細な味わいに感動です♪

子どもたちも、美味しい、美味しい!とペロリと3種類あっという間に平らげてしまいました  

山口県外では滅多に出回らないので、来県した際はぜひともお求めくださいね♪

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9月の残暑は『西寺水神公園』で涼しくて美味しい1日を♪

美祢市の『西寺水神公園』は、子どもも大人も熱中してしまう"そうめん流し"でお腹いっぱいになって、天然のクーラーのような自然空間でのんびりリラックスしたり、遊べるスポットでした  

家族連れだけでなく、カップルも「"エモい"風景が良い!」と雰囲気を楽しんでいましたよ♪

夏休みもいよいよ後半戦!

残暑の厳しい9月も土日祝は"そうめん流し"の営業をされています。

夏バテなど疲れも出てくる頃にぴったりのスポット、『西寺水神公園』にぜひ足を運んでみてください♪

また、秋の紅葉シーズンなど他の季節にも、紅葉狩りや森林浴で訪れてみてはいかがでしょうか  

悠久の大自然が産み出した、水のある風景にきっと魅了されるはずです♡

  • 水神公園(水神の滝)/そうめん流し
  • 道の駅 おふく・於福温泉
  • 手づくり生外郎 おほげつ

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この記事を書いた人

サキエ

神奈川県で生まれ育つ。20代で海外一人旅にはまり、30代で三重県熊野地方に移住。熊野古道ガイドをしながら地域密着型セレクトショップ「木花堂」を開業。休日は海に潜るか山に登るかのどちらかでした。結婚後、夫の故郷山口県へ引っ越し、40代は育児を楽しみながら、自営業でお弁当作りと草編み作家活動をしています。人生を豊かにする旅やおでかけのきっかけとなるような記事を、子どもたちと一緒に大好きな山口県から発信します!

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