【西の国から2024年春夏掲載③】宮島から岩国・山口・萩を巡る歴史ロマンコース
- 山口県エリアマップ
- 所要時間
- 1泊2日
- 主な交通手段
- 貸切バス
おとなり広島県の宮島から岩国市に入り、歴史あるスポットを巡るコースです。
県の中心に位置する湯田温泉に宿泊します。
【宿泊地】湯田温泉(山口市)
白狐が見つけたと伝わる美肌の湯で、1日に2,000トンも湧き出る豊富な湯量を誇る天然温泉です。無料で体験できる足湯が複数あり、
今も昔も、人々が集う賑やかな温泉街。湯田温泉をぜひお楽しみください。
■山口県観光素材集『西の国から vol.64(2024年春夏号)』の巻頭特集でご紹介しているコースです。
「西の国から」WEBサイトはこちら
錦帯橋(岩国市)
清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋
日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋。
江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いています。
春にはソメイヨシノをはじめとする約1500本の桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がります。
繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造は渡って見るだけでなく、屋形舟に揺られながら水面から見上げるのも醍醐味の一つ。
また、桜の時期をはじめ、四季折々にライトアップされた錦帯橋がご覧いただけます。
5年毎に実施している錦帯橋の健全度調査(老朽調査)及び保全工事を、次のとおり実施しますのでお知らせします。
<錦帯橋健全度調査(老朽調査)>
2024年12月21日(土)から24日(火)まで(予定)
<錦帯橋保全工事(仮説吊足場設置、防腐処理工事、維持修繕工事)>
2024年12月2日(月)から2025年3月中旬
期間中は錦帯橋に足場を架設し、シートを設置します。
また、片側通行等の一時的な通行の規制は生じますが、橋の通行は可能です。
ご迷惑をおかけしますが、木造橋である錦帯橋を適切に維持管理するため、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
5年に1度しか見ることができない錦帯橋の姿を見ることができる機会にもなりますので、たくさんの方のご来場をお待ちしております。
詳細はこちらからご確認ください。
▼錦帯橋の健全度調査(老朽調査)及び保全工事について(お知らせ)
【お問い合わせ】
岩国市錦帯橋課 TEL:0827-29-5107
【テレビで紹介されました】
・2023年10月28日(土)放映:ブラタモリ「美の極み 錦帯橋~錦帯橋にはなぜ世界唯一の美しさがある?~」
【3Dカメラでリアルな没入感を体験!】
【宿泊】湯田温泉(山口市)
白狐がみつけた美肌の湯
けがをした白狐が傷を癒していたという伝説が伝わることから「白狐の湯」とも呼ばれる「湯田温泉」。
やわらかくて肌にしっとりなじむお湯は美肌効果があり。湯量が豊富なことから温泉街には気軽な足湯も充実しています。散策に疲れたらひとやすみ、湯の町ならではの楽しみ方を。
山口宇部空港から約40分、JR新山口駅から約20分で、東の岩国、西の秋吉台や下関、北の萩・長門、いずれの方向へも交通アクセスが良く観光の拠点としても人気の温泉地です。
【NHK総合あさイチで紹介されました】
2024年6月27日(木)放映のあさイチ「愛(め)でたいnippon いま行っておきたい!山口」で湯田温泉の「スリッパ卓球」が紹介されました!
瑠璃光寺五重塔[香山公園](山口市)
国宝「瑠璃光寺五重塔」が建つ、自然と歴史を肌で感じる公園
【令和の大改修】約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事中。(2023年4月~2026年3月予定)公園内の出入りは可能です。詳細は下段基本情報のwebサイトをご覧ください。
【News】ニューヨーク・タイムズ紙「2024年に行くべき52カ所」に「山口市」が選ばれ、瑠璃光寺五重塔が紹介されました!関連記事を読む
日本三名塔のひとつに数えられる国宝 瑠璃光寺五重塔。室町時代、長門・周防国(現在の山口県)の守護であった24代大内弘世が、京の都を模した街づくりを進めた山口の地で花開いた大内文化の最高傑作と言われています。
五重塔は現在改修の為、シートで覆われており見ることが出来ませんが、夜にはプロジェクションマッピングが行われています。
四季をテーマにした壮大な映像と音楽が織りなす演出では、大内文化の世界観をより深く感じられます。歩くごとにプロジェクションマッピングが変化する通路もあるので、ぜひ歩いてみてください。
1時間半ほどで散策できる香山公園は、桜や梅、紅葉の名所としても知られ、園内には五重塔をはじめとしたさまざまな史跡も点在しています。歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。
【テレビで紹介されました】
・2024年6月27日(木)放映:あさイチ「愛(め)でたいnippon いま行っておきたい!山口」
・2024年2月7日(水)放映:解体キングダム「国宝・瑠璃光寺五重塔を 解体修復せよ!」
常栄寺 雪舟庭(山口市)
まるで風景画。禅の心を感じる日本庭園の代表作
今からおよそ500年前に、大内政弘が別邸として建てた常栄寺。庭は室町時代に活躍した水墨画家・雪舟に依頼して築庭させたといわれ、「雪舟庭」という名称で愛されています。
常栄寺の境内北側には、後庭として、大内氏29代政弘が室町時代中頃に画聖雪舟に命じて築庭したといわれる日本庭園が残ります。
富嶽(富士山)と中国の三山五嶽になぞらえて配された庭石が見事です。
禅味あふれる日本庭園の代表作として、国の史跡及び名勝に指定されています。
本堂にたたずめば、一枚の風景画のような眺めに没入できます。
誰でも参加できる写経体験、坐禅体験を実施しています。
■常栄寺秋のライトアップ
[時期]11月中旬頃開催
[時間]18:00~21:00(最終入門20:30)
【昼食】萩焼会館(萩市)
松陰神社(萩市)
幕末の師、松陰先生ゆかりの地
吉田松陰を祭神とし、伊藤博文らによって建立された「松陰神社」。境内には世界遺産の「松下村塾」や「吉田松陰幽囚ノ旧宅」など吉田松陰にまつわる史跡が残る萩を代表する歴史スポット。
数多くの著名な門下生を輩出した「松下村塾」の師である吉田松陰の生き方に感銘を受けた、多くの幕末ファンが参拝に訪れています。
また学問の神様として、大勢の受験生が合格祈願に訪れます。
松陰先生の教訓入りおみくじや、和傘の形をした「傘みくじ」が人気で、色とりどりの傘みくじが結ばれた木は、フォトジェニックなスポットにもなっています。
旅行会社さま募集型旅行では、普段は上がることのできない松下村塾に特別に上がり、宮司による特別講話を体験いただけます。(有料)
松下村塾(松陰神社境内)
世界遺産|日本の近代化を担った多くの人材の学び舎
吉田松陰が主宰した私塾「松下村塾」。世界遺産にも登録されています。松陰の叔父、玉木文之進が自宅で私塾を開いたのが始まりで、幕末には高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など日本の近代化に重要な役割を果たした名だたる人材を輩出しました。
松陰は、階級や身分に関係なく塾生を受け入れました。
「学は人たる所以を学ぶなり。塾係くるに村名を以てす。(学問とは、人間はいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことである。これを学ぶ塾の名前に村名をあてた)」と『松下村塾記』に記し、知識を得るだけの学問ではなく、志ある人材を育成しようとしました。教え子たちの長所を伸ばし、講義より討論を重視した松下村塾で学んだ塾生たちが、後に明治維新を担う志士として活躍したのです。
現在、松下村塾は松陰神社の敷地内にあり外観のみ見学自由です。幕末当時に建てられた建物が現存しており、当時と同じ位置にあります。室内には松陰の人物像や、ここに通っていた人物、松陰と関わりのあった人物の写真が展示されています。
当時に思いを馳せながら、幕末ゆかりの松下村塾を見学してみてください。
萩城下町(萩市)
世界遺産の町並みを散策!幕末志士ゆかりの城下町にタイムスリップ
分厚い白壁の重厚な武家屋敷、夏みかんが顔を出す土塀や鍵曲など、かつて城下町として栄えた町並みが色濃く残る萩城下町。高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新に活躍した偉人の生家が現存し、その足跡をたどることもできる見どころ豊富な城下町です。町筋は碁盤目状に区画され、古民家カフェや雑貨屋、史跡などが点在。散策の楽しい町になっています。
着物をレンタルして町を歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持ちに。萩の街をもっと詳しく知りたければ、ガイドウォークやガイド付き人力車のコースもあります。また、レンタサイクル、シェアサイクル、レンタル原付のほか、電動キックボードなどもあり、アクティブに楽しめそう!
「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして世界遺産にも登録されている町並みで、あなただけのお気に入りのスポットを探して散策してみてください。
【NHK総合ブラタモリに登場】
2023年10月26日(木)放映のブラタモリセレクション「萩 〜萩はなぜ 世界遺産になった?〜」に、萩城下町が登場!