幕末の風雲児・高杉晋作誕生の地
幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地。現在は、南側半分が公開されており、産湯に使ったと伝えられる井戸や自作の句碑などがあります。
天保10年(1839)に萩藩大組士、禄高200石 高杉小忠太の長男として生まれた晋作は、藩校明倫館に通う一方で松下村塾に通い、久坂玄瑞と並んで「松門の双璧」と称されました。
外国に支配される清国(現:上海)を視察し危機感を抱いた晋作は、文久3年(1863)に身分を問わない我が国初の軍事組織「奇兵隊」を結成。討幕戦を勝利へと導きましたが、胸の病が悪化し、下関・吉田(現:東行庵)に隠居。慶応3年(1867) 結核のため、27歳と8ヶ月という若さでこの世を去りました。
市内の萩博物館には、「高杉晋作資料室」があり、産着から最晩年の書まで晋作に関する資料が数多く展示されていますので、一緒に見学するのもおすすめです。
誕生地の近くの「晋作広場」には、明倫館や松下村塾に通っていた20歳頃の若々しく凛々しい顔をイメージした「高杉晋作立志像」が建立されています。両刀を差した羽織、袴の立ち姿で、誕生地と萩城の方角を向いて建てられています。
広場には晋作が好きだった梅の花も植樹されています。
基本情報
- 住所
- 〒758-0077 山口県萩市南古萩町23
- お問い合わせ
- 高杉晋作誕生地
- 電話番号
- 0838-22-3078
- 料金・営業時間・休業日など
- [料 金]100円
[時 間]9:00~17:00
[休業日]不定休 - アクセス
- ・萩バスセンターバス停から徒歩10分(城下町方面に)
・JR東萩駅から徒歩20分
・中国自動車道美祢東JCTから車20分 → 小郡萩道路絵堂ICから車20分(JCTと直結の小郡萩道路利用で萩市街地へ)→ 中央公園駐車場から徒歩4分(最寄駐車場利用の場合) - ウェブサイト
- https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100001