四季を楽しむ【春】贅沢桜の名所めぐり

山口県エリアマップ
所要時間
1泊2日
主な交通手段
マイカー・レンタカー

山口を代表するスポットで桜を楽しむ旅をご紹介。

一の坂川では桜の見頃にはライトアップも行われます。萩では遊覧船で川から眺める城下町の桜を。桜、桜、桜!の山口を旅してみませんか?

START
1日目
岩国錦帯橋空港から車で約20分

錦帯橋

清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋

日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋。

江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いています。

春には桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がります。

繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造は渡って見るだけでなく、屋形船に揺られながら水面から見上げるのも醍醐味の一つ。

毎年6月1日から9月10日までの間、岩国の夏の風物詩「錦帯橋のう飼」が錦帯橋のたもとを流れる錦川で行われ、遊覧船に乗って間近で見ることができます。ライトアップされた錦帯橋の下で行われる伝統行事が幻想的な雰囲気です。また、桜の時期をはじめ、四季折々にライトアップされた錦帯橋がご覧いただけます。





車で約1時間10分

防府天満宮

学問の神様・菅原道真を祀る日本最初の天満宮

学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に創建されたのはここ、防府天満宮といわれています。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神のひとつに数えられています。

安産祈願や商売繁盛など様々な御利益がありますが、やはり合格祈願や学業成就を願って訪れる人が多く、境内にかかるあふれんばかりの絵馬には多くの願いが込められています。合格はちまきやえんぴつなど5点がセットになった「合格御守」が人気です。

正月の初詣、荒祭りとして知られる11月の御神幸祭(裸坊祭)など1年を通じてイベントも多く、多くの参拝者で賑わいます。また、道真も愛した梅の季節には、梅をモチーフにした特別な御朱印や「出世梅」配布など約2週間にわたって梅まつりが行われます。

境内にも見どころが多く、春風楼や歴史館、芳松庵など防府と道真の歴史を伝える文化財が多く現存しています。




車で約40分

ランチ ~山口市街地周辺~

瑠璃光寺五重塔(香山公園)

国宝「瑠璃光寺五重塔」が建つ、自然と歴史を肌で感じる公園

【瑠璃光寺五重塔 令和の大改修】

約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事を行っています。(2023年4月~2026年3月予定)

香山公園内への出入りは可能です。

詳しくは「山口市観光サイト 西の京やまぐち」をご覧ください。


1時間半ほどで散策できる公園内には、山口県屈指の観光スポット瑠璃光寺五重塔をはじめさまざまな史跡が点在しています。

桜や梅の名所としても知られ、日本三名塔のひとつに数えられる瑠璃光寺五重塔は四季折々、趣の異なる姿をみせてくれます。花々や紅葉との競演はもちろんのこと、夜のライトアップも見逃せません。

また、幕末、薩長の藩士らが密談を重ねた枕流亭や美しい茶室「露山堂」など、維新ゆかりの地でもあります。園内には、長州藩13代藩主・毛利敬親が山口に居城を移して以降の、毛利家墓所も残っています。

散策中、「うぐいす張りの石畳」で手をたたいたり足踏みしてみてください。不思議なことに、うぐいすのような美しい音が返ってきます。

歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。









一の坂川

風情ある山口の町を見守る、憩いの川

京都の鴨川に見立てられた一の坂川は、風情ある山口の町の中心的存在です。春は桜やつつじを、初夏はゲンジボタルを鑑賞でき、四季折々の風物詩を堪能できます。

川沿いの喫茶店で一の坂川を見ながら小休憩。古民家を改築したお店が並ぶレトロな街並みは、散策にもぴったりです。

車で約10分

【宿泊】湯田温泉

白狐がみつけた美肌の湯

けがをした白狐が傷を癒していたという伝説が伝わることから「白狐の湯」とも呼ばれる「湯田温泉」。

やわらかくて肌にしっとりなじむお湯は美肌効果があり。湯量が豊富なことから温泉街には気軽な足湯も充実しています。散策に疲れたらひとやすみ、湯の町ならではの楽しみ方を。

山口宇部空港から約40分、JR新山口駅から約20分で、東の岩国、西の秋吉台や下関、北の萩・長門、いずれの方向へも交通アクセスが良く観光の拠点としても人気の温泉地です。

2日目
車で約1時間

萩城下町

幕末志士ゆかりの城下町にタイムスリップ

分厚い白壁の重厚な武家屋敷、夏みかんが顔を出す土塀や鍵曲など、かつて城下町として栄えた町並みが色濃く残る萩城下町。高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新に活躍した偉人の生家が現存し、その足跡をたどることもできる見どころ豊富な城下町です。町筋は碁盤目状に区画され、古民家カフェや雑貨屋、史跡などが点在。散策の楽しい町になっています。

着物をレンタルして町を歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持ちに。萩の街をもっと詳しく知りたければ、ガイドウォークやガイド付き人力車のコースもあります。また、レンタサイクル、シェアサイクル、レンタル原付のほか、電動キックボードなどもあり、アクティブに楽しめそう!

「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして世界遺産にも登録されている町並みで、あなただけのお気に入りのスポットを探して散策してみてください。

松陰神社

幕末の師、松陰先生ゆかりの地

吉田松陰を祭神とし、伊藤博文らによって建立された「松陰神社」。境内には世界遺産の「松下村塾」や「吉田松陰幽囚ノ旧宅」など吉田松陰にまつわる史跡が残る萩を代表する歴史スポットです。

多くの著名な門下生を輩出した「松下村塾」の師であることから学問の神様として信仰が厚く、合格祈願に大勢の受験生が訪れます。また、吉田松陰の生き方に感銘を受けた多くの幕末ファンも参拝に訪れています。

松陰先生の教訓入りおみじくや、和傘の形をした「傘みくじ」が人気です。色とりどりに開いた傘みくじが結ばれた木は、フォトジェニックなスポットにもなっています。

萩八景遊覧船

水の都「萩」の景観を水辺から遊覧する「観光遊覧船」。

遊覧コースは萩城跡横の指月橋を始点に、お城の疎水を通り、常盤島経由で橋本川本流に入り、堀内伝建地区内・平安古伝建地区内の武家屋敷群を川から眺める約40分の往復ルート。

天候の良い日には、指月山の銃眼土塀や萩城跡潮入門跡・白砂青松の菊ヶ浜を、海から眺めるコースもプラス。

週末には女性船頭さんも勤務。

ランチ ~萩市内~

車で約1時間10分

殿町掘通り

津和野観光のメインとなる殿町どおりは、江戸時代の趣が残る通りとなります。

歴史の息吹を感じる通りで、津和野観光のハイライトをお楽しみください。

津和野カトリック教会、藩校養老館跡、郡役所跡など史跡が集中しており、郷土料理の店や土産店なども多いエリアです。

土塀に面した通りの掘割には、この付近だけで400匹余りの大小様々の鯉が泳ぎ、訪れる人の目を楽しませてくれます。

夜にはライトアップが施され、夜の景観も美しいです。

初夏には約3,000本もの花菖蒲を観賞できます。

萩・石見空港まで車で約40分
GOAL
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