四季を楽しむ【春】贅沢桜の名所めぐり

- 山口県エリアマップ
- 所要時間
- 1泊2日
- 主な交通手段
- マイカー・レンタカー
山口を代表するスポットで桜を楽しむ旅をご紹介。
一の坂川では桜の見頃にはライトアップも行われます。萩では遊覧船で川から眺める城下町の桜を。桜、桜、桜!の山口を旅してみませんか?
錦帯橋
清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋
日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋。
江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いています。
春には桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がります。
繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造は渡って見るだけでなく、屋形船に揺られながら水面から見上げるのも醍醐味の一つ。
毎年6月1日から9月10日までの間、岩国の夏の風物詩「錦帯橋のう飼」が錦帯橋のたもとを流れる錦川で行われ、遊覧船に乗って間近で見ることができます。ライトアップされた錦帯橋の下で行われる伝統行事が幻想的な雰囲気です。また、桜の時期をはじめ、四季折々にライトアップされた錦帯橋がご覧いただけます。
防府天満宮
学問の神様・菅原道真を祀る日本最初の天満宮
学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に創建されたのはここ、防府天満宮といわれています。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神のひとつに数えられています。
安産祈願や商売繁盛など様々な御利益がありますが、やはり合格祈願や学業成就を願って訪れる人が多く、境内にかかるあふれんばかりの絵馬には多くの願いが込められています。合格はちまきやえんぴつなど5点がセットになった「合格御守」が人気です。
正月の初詣、荒祭りとして知られる11月の御神幸祭(裸坊祭)など1年を通じてイベントも多く、多くの参拝者で賑わいます。また、道真も愛した梅の季節には、梅をモチーフにした特別な御朱印や「出世梅」配布など約2週間にわたって梅まつりが行われます。
境内にも見どころが多く、春風楼や歴史館、芳松庵など防府と道真の歴史を伝える文化財が多く現存しています。
ランチ ~山口市街地周辺~
瑠璃光寺五重塔(香山公園)
国宝「瑠璃光寺五重塔」が建つ、自然と歴史を肌で感じる公園
【瑠璃光寺五重塔 令和の大改修】
約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事を行っています。(2023年4月~2026年3月予定)
香山公園内への出入りは可能です。
詳しくは「山口市観光サイト 西の京やまぐち」をご覧ください。
1時間半ほどで散策できる公園内には、山口県屈指の観光スポット瑠璃光寺五重塔をはじめさまざまな史跡が点在しています。
桜や梅の名所としても知られ、日本三名塔のひとつに数えられる瑠璃光寺五重塔は四季折々、趣の異なる姿をみせてくれます。花々や紅葉との競演はもちろんのこと、夜のライトアップも見逃せません。
また、幕末、薩長の藩士らが密談を重ねた枕流亭や美しい茶室「露山堂」など、維新ゆかりの地でもあります。園内には、長州藩13代藩主・毛利敬親が山口に居城を移して以降の、毛利家墓所も残っています。
散策中、「うぐいす張りの石畳」で手をたたいたり足踏みしてみてください。不思議なことに、うぐいすのような美しい音が返ってきます。
歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。
萩城下町
幕末志士ゆかりの城下町にタイムスリップ
分厚い白壁の重厚な武家屋敷、夏みかんが顔を出す土塀や鍵曲など、かつて城下町として栄えた町並みが色濃く残る萩城下町。高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新に活躍した偉人の生家が現存し、その足跡をたどることもできる見どころ豊富な城下町です。町筋は碁盤目状に区画され、古民家カフェや雑貨屋、史跡などが点在。散策の楽しい町になっています。
着物をレンタルして町を歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持ちに。萩の街をもっと詳しく知りたければ、ガイドウォークやガイド付き人力車のコースもあります。また、レンタサイクル、シェアサイクル、レンタル原付のほか、電動キックボードなどもあり、アクティブに楽しめそう!
「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして世界遺産にも登録されている町並みで、あなただけのお気に入りのスポットを探して散策してみてください。