【西の国から2023秋冬掲載④】≪教育旅行に≫歴史・文化と合格祈願コース

- 山口県エリアマップ
- 所要時間
- 1泊2日
- 主な交通手段
- 貸切バス
おとなり広島県の宮島から岩国市に入り、歴史あるスポットを巡るコース。
学問の神様である防府天満宮での合格祈願や山口市の伝統工芸大内塗体験など、教育旅行にぴったりのコンテンツを盛り込みました。
■山口県観光素材集『西の国から vol.63(2023年秋冬号)』の巻頭特集でご紹介しているコースです。
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錦帯橋
清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋
日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋。
江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いています。
春には桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がります。
繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造は渡って見るだけでなく、屋形船に揺られながら水面から見上げるのも醍醐味の一つ。
毎年6月1日から9月10日までの間、岩国の夏の風物詩「錦帯橋のう飼」が錦帯橋のたもとを流れる錦川で行われ、遊覧船に乗って間近で見ることができます。ライトアップされた錦帯橋の下で行われる伝統行事が幻想的な雰囲気です。また、桜の時期をはじめ、四季折々にライトアップされた錦帯橋がご覧いただけます。
防府天満宮
学問の神様・菅原道真を祀る日本最初の天満宮
学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に創建されたのはここ、防府天満宮といわれています。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神のひとつに数えられています。
安産祈願や商売繁盛など様々な御利益がありますが、やはり合格祈願や学業成就を願って訪れる人が多く、境内にかかるあふれんばかりの絵馬には多くの願いが込められています。合格はちまきやえんぴつなど5点がセットになった「合格御守」が人気です。
正月の初詣、荒祭りとして知られる11月の御神幸祭(裸坊祭)など1年を通じてイベントも多く、多くの参拝者で賑わいます。また、道真も愛した梅の季節には、梅をモチーフにした特別な御朱印や「出世梅」配布など約2週間にわたって梅まつりが行われます。
境内にも見どころが多く、春風楼や歴史館、芳松庵など防府と道真の歴史を伝える文化財が多く現存しています。
瑠璃光寺五重塔(香山公園)
国宝「瑠璃光寺五重塔」が建つ、自然と歴史を肌で感じる公園
1時間半ほどで散策できる公園内には、山口県屈指の観光スポット瑠璃光寺五重塔をはじめさまざまな史跡が点在しています。
桜や梅の名所としても知られ、日本三名塔のひとつに数えられる瑠璃光寺五重塔は四季折々、趣の異なる姿をみせてくれます。花々や紅葉との競演はもちろんのこと、夜のライトアップも見逃せません。
また、幕末、薩長の藩士らが密談を重ねた枕流亭や美しい茶室「露山堂」など、維新ゆかりの地でもあります。園内には、長州藩13代藩主・毛利敬親が山口に居城を移して以降の、毛利家墓所も残っています。
散策中、「うぐいす張りの石畳」で手をたたいたり足踏みしてみてください。不思議なことに、うぐいすのような美しい音が返ってきます。
歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。