岩国・山口市内からちょっと足を延ばして
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赤い金魚のちょうちんが揺れる情緒ある柳井の町並みをぶらりと。
みかん鍋で知られる周防大島は道路沿いにヤシの木が並ぶ光景などから「瀬戸内のハワイ」とも言われています。穴場スポットへ足を延ばしてみませんか?

白壁の柳井の町並み散策
商屋の町並みに映える金魚ちょうちん
江戸時代の商家の家並みが約200mの石畳の両側に続き、岩国藩のお納戸と呼ばれ商都として栄えた面影が色濃く残っています。
柳井の民芸品『金魚ちょうちん』が白壁の軒下や沿道に揺れる姿は、SNS映えも抜群です。
8月はライトアップを楽しめたり、季節によってちょうちんの色や柄が変化するので、訪れるたびに違う景色が楽しめます。
重要文化財の商家や柳井の伝統工芸を体験できる施設、カフェもあるのでゆっくり街歩きするのがおすすめです。
山口県出身の元卓球選手、石川佳純さんが、山口県内を旅しました。
白壁の町並みにも訪れ、金魚ちょうちんを片手に散策を楽しみました。風に揺れる姿が可愛くて思わず写真をとりたくなります。動画はこちら
大島大橋
周防大島の玄関口
瀬戸内のハワイとも呼ばれる周防大島の玄関口であり、島と本州(柳井市)をつなぐ橋です。
古くから亥の子歌にうたわれ、大島郡民の悲願であった橋で、5年の歳月と99億円の巨費を投じ日本道路公団の手により昭和51年に完成しました。
長さ1,020m、幅9m、海面より31.9mの高さです。
最大流速10ノットの急流で、橋脚に受ける潮流抵抗をさけるため、橋脚は我が国では勿論世界でも初めての試みである、多柱式基礎の上に連続トラスで構成されています。
歩道からは、眼下に渦潮の激流を眺める事ができます。
屋代島(周防大島)
「瀬戸内のハワイ」。美しい絶景や多彩なグルメ、温暖な気候で観光・ドライブスポットとして人気
瀬戸内海で3番目に大きい島で、本州(柳井市)からは「大島大橋」を渡っていくことができます。
明治の官約移民時代(1885年〜1894年)、周防大島から4,000人近くの人がハワイへ移民として渡ったことから歴史的にハワイとのつながりが強く、また温暖な気候から「瀬戸内のハワイ」とも呼ばれています。現在はリゾートホテルやカフェ、絶景スポットが多く、観光やドライブに人気のスポットとなっています。
またみかんの栽培が盛んで「みかんの島」としても知られ、みかんを使った特産品や「みかん鍋」などのグルメも人気です。
四岩合わせ奇岩(しあわせ祈願)
県内屈指のパワースポット。四つの奇岩を巡り、しあわせを祈る
周防大島町には古くから島民に崇拝されていた4つの奇岩があります。いつからか幸せを祈願しながらその4つの奇岩を巡る旅を四岩合わせ奇岩(しあわせ祈願)と呼ぶようになり、この四カ所をお参りすればしあわせになれるといわれています。
①立岩(たていわ):県道沿いの海岸にそそり立つ高さ40mの安山岩でできた奇岩で馬頭観音が祀られています。
②巖門(がんもん):竜崎温泉の側にある巌門観音は、頂上に十一面観音堂があり荘厳な雰囲気が漂っています。
③帯石(おびいし):嵩山の中腹にある普門寺内の帯石観音。大きな岩に入った模様が妊婦帯に見えることから、安産のご利益があるとされています。
④岩屋(いわや):嵩山の中腹の洞窟の中にある岩屋権現。大杉が前を囲み、神聖な空気が漂っていて夫婦和合、家庭円満、子孫繁栄、健康長寿のご利益があるとされています。
これらの奇岩は、古くから夫婦和合・家庭円満・子孫繁栄・健康長寿の御利益があるとされ、カップルのしあわせを叶えるパワースポットとしても人気です。
周防大島の厳島神社
白い浜辺の赤い鳥居
周防大島の厳島神社。浜辺の赤い鳥居は潮が満ちると水に浸かります。