日帰りで世界遺産の町・萩と秋芳洞を巡る!お得なバスツアーでらくらく山口県観光♪

人気の観光名所に効率よくアクセスできる日帰り観光バス「ふくの旅、やまぐち号」。
今回取材したBコースは湯田温泉・新山口駅を出発し、「萩城下町」の町歩きをメインに、パワースポット「別府弁天池」、日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」を巡ります。道中、車窓から「秋吉台」の絶景も楽しめますよ♪
さらに2024年道の駅ランキングで全国10位に選ばれた「センザキッチン」のグルメ情報など、Bコースの魅力や見どころを徹底レポします!
※この記事の情報は7月5日時点のものです。
池田モト
池田モト
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日帰りで世界遺産の町・萩と秋芳洞を巡る!お得なバスツアーでらくらく山口県観光♪

バスツアー「ふくの旅、山口号」とは?

「ふくの旅、山口号は」山口県の人気観光スポットを巡る観光周遊バス。

2024年4月に運行開始して以来、「山口県の主要観光地を楽に、効率よく周れる!」という声も多く、じわじわと人気上昇中のバスツアーです。


運行日は毎週金・土・日・祝。なんと出発時間の30分前までなら当日予約でもOK!(とは言っても先着順なので早めのご予約がおすすめです 


ちなみにこのバスツアー、3つの周遊コースから選ぶことができます。

A…山口市内発~角島・元乃隅神社コース

B…山口市内発~萩・秋芳洞コース

C…広島市内発~錦帯橋・柳井コース

※料金はコースごとに異なります

↓↓Aコース・Cコースの詳細はこちらからご確認を  ↓↓

予約はネットが簡単で便利!こちらの動画で解説しています。(電話予約も可能です)





今回は、パワースポット・絶景・歴史散策まで楽しめるBコースをご紹介します♪

「ふくの旅、山口号」でいよいよ出発♪

今回利用するBコース、山口市から乗車する場合は、湯田温泉(8:30発)または新山口駅(9:10発)から選ぶことができます  

湯田温泉は多くのホテルや旅館が立ち並ぶ場所に乗り場があるので、前日から宿泊して山口を楽しまれている方にはとっても便利!宿泊先から出てすぐにバスに乗車できます。

一方、新山口駅は新幹線も停車する山口県の主要駅。当日新幹線や電車で山口に来られる方には新山口駅がおすすめです。

もちろんキャリーケースなどの大きな荷物はバスのトランクに預けることができますよ。

周辺には有料駐車場も多いので、車で来られる方もご安心ください  

今回私は新山口駅から乗車しました!

新幹線口(南口)側のバスターミナルで待っていると、「ふくの旅、山口号」のロゴが入ったバスが到着しました  


ネット予約の際に決済は完了しているので、乗るときは係の方に予約の名前を伝えるだけでOK。



バスの車内は広くて清潔感があり、長時間のバスツアーも快適に過ごせそう。



スマートフォンの充電ができるコンセントもついていました!

旅行中は写真や動画をとったり、まわる場所のことを調べたりスマホを使うことも多いので、充電できるのは嬉しい!

(※運行日によって車両が異なりますので、コンセントがない場合もあります。)



出発前に、今日のバスツアーでまわるスポットのパンフレットが配られました。

初めて山口県を訪れるという方も、これから行く場所がどんなところなのか、何を食べようか、どう周ろうかなど移動時間に読んで考えることができますよね  


今日の旅がますます楽しみになったところでいよいよ「ふくの旅、山口号」出発です!

SNSでも話題の絶景!エメラルドグリーンに輝く神秘の池「別府弁天池」

最初の目的地は美祢市の「別府弁天池」。

エメラルドグリーンに輝くその姿はフォトジェニックでSNSでも人気なほか、パワースポットとしても知られています。


この日は雨が降ったりやんだりのお天気で、別府弁天池についた時にちょうど雨が強くなってしまいました…。

細い道を通り池の方へ歩いていくと、雨でもその美しい姿は健在でした!


美しいエメラルドグリーンのグラデーションはパンフレット等の写真で見る美しさそのまま。一見すると浅く見えるのですが、水深は4mもあるんです  

透明度がとても高いので深くでも池の底がはっきり見えて不思議な感じ。

別府弁天池は毎秒186リットル、毎分11トンの水が湧きだしており、飲料水や養鱒場に使われています。

(涼しげだからと言って、池の中に手や足を入れることは禁止されています!)


池を眺めていると、底の石?がところどころ赤くなっているのを発見。バスガイドさんの説明によるとこれは石の表面についた「ベニマダラ」という藻類の一種の色で、綺麗な水でしか生きられないため環境省の準絶滅危惧種に指定されているんだそう!

このきれいな別府弁天池の水飲んでみたいという方は売店の横辺りに水道が設置されており、湧き水を飲むことができます  

名水百選にも選ばれていて、「1杯飲めば1年長生き、2杯飲めば2年長生きする」なんていう言い伝えもあります。

地元の方も汲みに来る方が多く、土日は行列になることもあるそう。



ペットボトルなどのケースを持参してもいいですし、売店でボトルを購入も可能です。

売店ではこの綺麗な別府弁天池の水を使ったドリンクや、別府弁天池の水で育った鱒を使ったグルメがいただけますよ。

私はますフライ(200円)、ますスティック(100円)、レモネード(300円)を購入しました!

ますフライやますスティックは注文してから揚げてくれるのでアツアツ  (時間に余裕をもって注文するのがおすすめ)


ますフライは外はサクっと、鱒の身はふわふわ。バジルソースがふわっと香り美味しい~!

ますスティックは外側の春巻きの皮がパリパリで、中にはます・じゃがいも・チーズ・バジルソースが入っています。

柔らかな鱒の身とホクホクのじゃがいも、チーズとバジルの洋風な味付けが大人も子供もハマる美味しさ  

レモネードもすっきりしていて、暑い日の水分補給に最適でした♪



他にも別府弁天池のエメラルドグリーンをイメージしたグッズや、鱒モチーフのグッズなどが販売されていたのでぜひチェックしてくださいね。


滞在時間30分はあっという間!次の目的地へと向かいます。

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別府弁天池で釣り堀体験!大人も子供も楽しい特別な体験を♪

コチラの記事では、弁天池のほか、池の隣にあるニジマスの養殖場での釣り堀体験を地元ライターがレポートしています。

釣ったばかりの新鮮なニジマスを調理していただける食堂『弁天会館』 でのランチもご紹介!

ぜひ合わせてご覧ください♬

別府弁天池で釣り堀体験!大人も子供も楽しい特別な体験を♪

新鮮な海鮮に焼き鳥に!昼食は長門の美味しいものを満喫「道の駅センザキッチン」

続いては昼食のために、長門市「道の駅センザキッチン」へ向かいます。

とその前に、もう一つの乗車地である温泉街「長門湯本温泉」(長門湯本温泉駐車場横のバス停)に立ち寄ります。こちらは11:00発なので朝の準備もゆっくりできそうですね。


11:10すぎに道の駅センザキッチンに到着!滞在時間は約60分。ちょっと早めのお昼ご飯をいただきます。

センザキッチンはお食事処が豊富なんですよ  

農産物直売所で買った食材をBBQスタイルで焼いて食べる事ができる「グリルハウス」をはじめ、ファミリーで利用しやすい座敷席がある店舗やテイクアウトのパン屋さん、フードコートのような形で複数のお店が並んでいる「にじいろKitchen」など様々です。

今回は「にじいろKitchen」で食事することにしました♪

長州どりの焼き鳥、仙崎産のしらすをつかった丼とピザ、そしてラーメン!

私と夫と息子、それぞれが食べたいものを選び、海が見える席でいただきましたよ  (お天気が良い日には日本海を臨む屋外のデッキで食べるのもおすすめです♪)

みんなでシェアしながら、長門市の美味しいものを満喫できました。


今回は昼食のみでしたが、道の駅センザキッチンは魚やアワビなど新鮮な魚介と地元野菜が沢山販売されていたり、敷地内に「長門おもちゃ美術館」、レンタサイクルがあったり、すぐ近くに青海島観光汽船の乗り場もあるんです!

昼食の時間だけでは足りないくらい見どころがたくさんあり、また来たくなりました 

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長門市の道の駅『センザキッチン』おすすめの楽しみ方♪グリルハウスや子連れスポットまで完全ガイド!

仙崎の豊かな食材を堪能出来る、遊べる、体験できる…たくさんの魅力が満載の『道の駅 センザキッチン』の過ごし方を、地元ライターが完全網羅してきました!

センザキッチンの楽しみ方が満載です  合わせてご覧ください♬

長門市の道の駅『センザキッチン』おすすめの楽しみ方♪グリルハウスや子連れスポットまで完全ガイド!

世界遺産にも選ばれた「萩城下町」。歴史・グルメ・うつわ、あなたはどう楽しむ?

道の駅を後にして、向かったのは世界遺産にも登録されている「萩城下町」です。

滞在時間は90分。自由に散策を楽しめます  


まず向かったのは日本の道百選にも選ばれた「菊屋横丁」。

壁面に平瓦が並べて貼り付けられ、継ぎ目は漆喰を蒲鉾のような形に高く盛り上げて塗り作り上げる「なまこ壁」が美しく、萩城下町を代表する景色でもあるので、ここで記念撮影をされる方も多い場所です  

菊屋家住宅」を始め、「旧久保田家住宅」や「木戸孝允旧宅」「高杉晋作誕生地」など、幕末の維新の志士たちゆかりの地や武家屋敷、商家が徒歩圏内に点在しており、歴史好きは見逃せないスポットばかりです!

歴史だけではなく、風情ある街並みにはおしゃれなカフェや萩焼などを扱うお店も多くあります。

萩らしいグルメを食べ歩いてもよし、うつわ巡りを楽しんでもよし、様々な楽しみ方ができますよ 

 


バスは萩博物館前のバス専用駐車場に停車しているので、集合時間まで少し時間があるなと思ったら「萩博物館」へ足を運んでみるのもおすすめです。

規模の大きい武家屋敷の特徴にならい作られた博物館の建物の中には、幕末維新関連の貴重な展示や萩の生物・自然にまつわる展示などがありましたよ  




徒歩でまわれるコンパクトなエリアですが、見どころは盛りだくさん!

90分もあっという間に過ぎてしまうので、事前にいただいたパンフレットに入っている萩の地図などをバスの移動中に見て、どのルートで歩きたいか、何を中心に楽しみたいかイメージしておくと良さそうです♪

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萩でのんびり日帰り女子旅!

歴史のまちとして知られる萩市は、山口県に来たら絶対に行くべき観光地。
特に城下町エリアは町並みがとても魅力的で、古民家を改装したカフェや萩焼ギャラリーを巡って楽しむこともできます。
今回は、そんな萩市の主要観光スポットを押さえた日帰りコースをご紹介!

萩でのんびり日帰り女子旅!

自然が作り出す壮大な景色「秋芳洞」&「秋吉台」

続いては最後の目的地、美祢市の大鍾乳洞「秋芳洞」を目指します。

旅も終盤、たくさん歩いて、疲れて眠くなってくる頃ですが…秋芳洞に向かう間、外の景色は見逃さないでください!!

途中で通る日本最大級のカルスト台地「秋吉台」を走るカルストロードからの景色は圧巻  

見渡す限りの広大な草原とごつごつした石灰岩。

バスガイドさんによると、晴れの日は石灰岩は白く見えますが、雨の日は水分を吸って黒く見えるのでどっちの景色もぜひ見てほしい!とのこと。

この日は雨が降っていたので黒い石灰岩でした  

さらに秋吉台は夏は青々とした緑の大地、秋はススキに覆われた黄金色の大地、2月に行われる山焼き後には真っ黒の大地と季節によって姿を変えるんですよ  


景色を楽しんでいるうちに秋吉台案内所に到着。ここからエレベーターで秋芳洞に下りていきます。

日本三大鍾乳洞のひとつである秋芳洞は、秋吉台国定公園の地下100mに位置し、特別天然記念物にも指定されています。

洞内の総延長は約10kmで、観光コースではそのうち約1kmを歩くことができます。

観光コースへの入口は全部で3ヶ所ありますが、このツアーでは「秋吉台観光案内所」からエレベーターで、秋芳洞正面入り口から700mの地点に入洞。

ここから正面入り口に向かい、バスガイドさんを先頭に団体で洞窟内を歩きました!


私が行った6月下旬は雨も降って地上はムシムシと嫌な暑さでしたが、エレベーターで洞内に到着するとひんやりして全く空気が違います。

洞内は四季を通じて一定して17度。夏は涼しく冬は暖かいのですが、半袖だとやや寒く感じるので、薄手の上着を持参しておくといいですよ  


長い長い時間をかけて自然が作り出した広大で不思議な造形と、水が絶え間なく流れる音に包まれ、まるで異世界に迷い込んだような感覚になります。

「黄金柱」や「百枚皿」など名前の付いた見どころがいくつもあり、自動音声の説明をじっくり聞きながら巡りました  



正面入り口までたどり着いたら、バスが待つ駐車場まで続く秋芳洞商店街は自分のペースで自由に回ってOK。

天然石などのお土産やご当地グルメが味わえるお店が約1kmにわたって立ち並んでいますので、旅の最後の最後まで観光を楽しんでくださいね!

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レトロ可愛い秋芳洞商店街を食べ歩き♪

たくさんのお土産屋さんやご当地グルメのお店が連なる『秋芳洞商店街』には、昭和レトロな雰囲気のお店に加わって、新しく個性的なお店が続々オープン!
今と昔が共存するタイムマシンのような商店街を地元ライターが食べ歩き!

ぜひ合わせてご覧ください♬

レトロ可愛い秋芳洞商店街を食べ歩き♪

絶景・歴史・グルメと盛りだくさんの1日!大満足のバスツアー

すべての行程を終え、帰路につくころには満足感と心地良い疲労感で気づけば夢の中…   

あっという間に新山口駅へ到着(17:00着)しました。


今回はあいにくのお天気でしたが、美祢・萩・長門のそれぞれの土地の美味しいグルメを楽しみ、同じ山口県でも壮大な自然の美・歴史の風情ある街並み・青い日本海という全く違う三者三様の景色を楽しみ、山口県の様々な魅力を感じることができるバスツアーでした  


「ふくの旅、山口号」Bコースは、山口県に初めて来られる方も、何度も足を運んでいる方にもおすすめ!

そして、また山口県に来たくなること間違いなしです。

ぜひ利用してみてくださいね  


↓↓ 今回のツアーの出発地、立ち寄りスポット、降車地はこちら ↓↓ 

  • 湯田温泉(バス乗り場)
  • 新山口駅(バス乗り場)
  • 別府弁天池
  • 長門湯本温泉(バス乗り場)
  • 道の駅 センザキッチン
  • 萩城下町
  • 秋吉台
  • 秋芳洞

『ふくの旅、やまぐち号』は全コース2024年4月26日(金)~12月28日(土)金・土・日・祝日のみの運行となっています。

気になる方はぜひ行ってみてくださいね♪

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『ふくの旅、山口号』角島・元乃隅神社を巡るAコース

大人気の絶景スポット「角島大橋」と「元乃隅神社」を巡るバスツアーに地元ライターが乗ってきました♪

美味しいグルメやお土産が揃う人気の道の駅にも立ち寄ってくれるから、ランチやお買い物まで存分に楽しめます☆

『ふくの旅、山口号』角島・元乃隅神社を巡るAコース
『ふくの旅、山口号』錦帯橋・柳井コースを巡るCコース

日本三名橋のひとつに数えられる錦帯橋と金魚ちょうちんが有名な柳井を巡るバスツアーに地元ライターが乗ってきました♬

山口県東部の人気観光スポットを、お得に効率よく観光できます  


『ふくの旅、山口号』錦帯橋・柳井コースを巡るCコース
A・Bコースを組み合わせて1泊2日の旅へ♪

『A角島・元乃隅神社コース』と、『B萩・秋芳洞コース』の2つを組み合わせれば、山口県西部~中部の主要観光スポットを網羅できる大満喫の旅に!宿泊は長門湯本温泉または湯田温泉でゆったり温泉を楽しんでみては?

セットで利用すれば旅行代金もお得に♪ご予約の際は「セットプラン」からお申し込みください。

A・Bコースを組み合わせて1泊2日の旅へ♪

この記事を書いた人

池田モト

生まれ育った山口県がぶち好きなんちゃ!1児(3歳)のママ。趣味はおでかけ、特技はお出かけの情報収集。

山口県を拠点にフリーアナウンサー、取材力を活かしてライターとしても活動しています。

「もっと山口が好きになる・知りたくなる・行ってみたくなる」山口県にある数えきれない魅力を県内外に発信していきます!

池田モト