広島から岩国市・錦帯橋へ!山口県観光はアクセス楽々のバスツアーで♪
そんな錦帯橋に、広島駅&世界遺産「宮島」から乗り換えなしで行けるバスツアーがあるのをご存知ですか?その名も「ふくの旅、山口号」!
錦帯橋のほか、可愛らしい金魚ちょうちんと美しい江戸の町並みが魅力の柳井市「白壁の町並み」にも立ち寄ります♪
- まりっぺ
- 3481pv
日帰りバスツアー「ふくの旅、山口号」とは?
「ふくの旅、山口号は」山口県の人気観光スポットをお得に、効率よく巡れる周遊バス。
2024年4月から運行がスタートした今注目の新しいバスツアーです♪
ツアーと言っても目的地ではすべて自由行動。時間内で好きなように過ごせるので、自由度の高い観光ができます
2024年4月26日(金)~12月28日(土)の金・土・日・祝日の運行となっているので、週末のお出かけにぴったり!
コースは3つから選べます。
A…山口市内発~角島・元乃隅神社コース
B…山口市内発~萩・秋芳洞コース
C…広島市内発~錦帯橋・柳井コース
※料金はコースごとに異なります。
各コース、当日席が空いていれば始発点の出発時刻の30分前まで予約可能なので、急に予定が空いたときでも参加できますよ♪
今回私は山口県東部の観光名所、錦帯橋と柳井・白壁の町並みを巡るCコースに参加しました!
【Cコース(錦帯橋・柳井コース)】
旅行代金 3,500円(大人) 1,750円(子ども)
※子ども…3歳以上~小学生まで
※旅行代金には錦帯橋の入橋料が含まれます
Cコースは2024年9月1日(日)から出発地・降車地・各スポットの滞在時間が変更となります。
≪8月31日(土)出発分までのスケジュール≫
10:00発 広島駅
11:00発 宮島口
錦帯橋(自由昼食) 100分
柳井白壁の町並み 60分
16:00着 新岩国駅
16:50着 岩国駅
≪9月1日(日)出発分以降のスケジュール≫
10:00発 広島駅
※宮島口からの出発がなくなります。
錦帯橋(自由昼食) 150分
柳井白壁の町並み 70分
16:00着 新岩国駅
17:10着 広島駅 ※最終降車地が岩国駅から広島駅へ変更となります。
↓↓Aコース・Bコースの詳細はこちらからご確認を ↓↓
予約はネットが簡単で便利!こちらの動画で解説しています。(電話予約も可能です)
いよいよ出発♪まずは広島駅へ!
Cコース(錦帯橋・柳井コース)の出発は、広島駅(10:00発)と宮島口(11:00発)の2箇所から選べます。
※2024年9月1日(日)から、出発地が「広島駅(10:00発)」のみとなります。
2024年5月下旬、わたしは広島駅から出発するバスに乗るため、広島駅へ。
(10分前集合なので、時間には余裕を持って行きましょう♪)
広島駅1階の北口(新幹線口広場)に向かっていると、目の前にたくさんの観光バスが見えてきます♪
すでにワクワクが止まりませんっ
安全のため、突き当たり右手にある階段を使いましょう。
この階段を上って…♪
こちらの「貸切観光バス」の看板を目印にして、下りましょう。
2階の新幹線口から出られた方は、前方右手にこの看板が見えますよ♪
階段を下りると、貸切観光バス乗り場に到着です
いざ!バスに乗車!
バス乗り場にはたくさんのバスが停車していますが、運転手さんや添乗員さんが目印の旗を持って待っていてくれるので心配無用です♡
じゃじゃーーん!!!
こちらが、今回わたしが搭乗するバスです
バスの前で手続きを済ませてから、いざバスの中へ!
座席は2席×2列でゆったり。好きな席を選ぶことができます
乗車の際、今回巡るスポットのパンフレットが配られました。
立ち寄り先でどこに行こうか、このパンフレットで予習ができますよ♪
本日の予報は、梅雨時期のため残念ながら雨…。
さぁて、どんな旅になるのでしょうか?
それでは『ふくの旅、山口号Cコース』、スタートです♪
錦帯橋とおすすめ周辺スポット
広島駅を出発後もうひとつの乗車地「宮島口」を経て、錦帯橋に到着しました。
※2024年9月1日(日)から、出発地が「広島駅(10:00発)」のみとなります。
こちらが、清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋の「錦帯橋」です。
江戸時代初期の1673年に創建され、長さは193.3m、幅は5メートル。
巻きガネとカスガイを使った“木組みの技法”を駆使して造られており、その精巧で独創的な構造は“現代の技術を持ってしても非の打ち所がない”と言われるほどに優れているそうです♪
Column
錦帯橋の板1枚の値段は○○万円だった!
五連の美しいアーチばかりに気を取られがちですが、錦帯橋の板1枚あたりのお値段はなんと…
「30万円」だそうです !
値段を知ると、一歩一歩の重みが変わってきそうですね♪笑
錦帯橋に到着したら添乗員さんから入橋券を受け取り、100分の散策がスタート!
お好きな場所へ向かいましょう♪
(2024年9月1日(日)から、滞在時間が150分となります。)
錦帯橋周辺のおすすめスポットをご紹介します
■岩国城
岩国城は、慶長13(1608)年に初代岩国藩主吉川広家(きっかわひろいえ)によって築城された山城。
三層四階の桃山風南蛮造りのお城だったのですが、“一国一城令”により取り壊されたため、現在の天守は昭和37(1962)年に再建されたものです。
天守閣内には錦帯橋の写真や精密模型、武具、甲冑などが展示されており、展望台になっている天守閣からは岩国市街の眺望が楽しめます
【岩国城】
・住所 岩国市横山
・電話 0827ー29ー5116(岩国市観光振興課)
・営業時間 9:00~16:45(最終入館16:30)
・料金 大人270円 小学生120円
・休業日 ロープウェイ点検日
■岩国シロヘビの館
岩国シロヘビの館では、シロヘビの歴史や生体について詳しく学べます。
全国的にも貴重なシロヘビが目の前で見られるので、大人もしっかり楽しめますよ
詳しくは「岩國白蛇神社のご利益・御朱印まで徹底解説!最強のパワースポットで金運アップ♫」の記事をご覧ください。
【岩国シロヘビの館】
・住所 岩国市横山2丁目6ー52
・電話番号 0827-35-5303
・営業時間 9:00~17:00
・料金 大人(高校生以上)200円 子ども100円
・定休日 なし(保守点検等の臨時休館あり)
■吉香 鵜の里
吉香 鵜の里は岩国シロヘビの館の近くにあり、毎年錦帯橋で行われている「錦帯橋のう飼」で活躍する鵜が飼育されています。
金網ごしに鵜の様子が見られるので、とても貴重!初めて間近で見た鵜は思ったよりも大きくて貫禄がありました
トレーニングや餌を食べる姿などが見られたり、パネルで映像や鵜飼の歴史を学んだりできる展示スペースもあります。
【吉香 鵜の里】
・住所 岩国市横山2丁目6ー55
・電話 0827ー29ー5116(岩国市観光振興課)
・営業時間 9:00~17:00(年中無休)
・料金 無料
■吉香公園
吉香公園は、江戸時代の岩国藩主である吉川家の居館や家臣の屋敷跡地に造られた「日本の歴史公園100選」に選ばれた公園です。
公園中央にある大噴水の放水時は水が大きくアーチ状になっており、時折虹がかかることも♡
園内には四季折々の花が咲き誇り、岩国市民の憩いの場所となっています。
【吉香公園】
・住所 岩国市横山
・電話 0827ー29ー5116(岩国市観光振興課)
・営業時間 24時間
・定休日 なし
今回ご紹介した場所以外にも、江戸時代に岩国藩主だった吉川広家から6代経永(つねなが)を除く12代経幹(つねまさ)までの当主と一族のお墓が51基立ち並ぶ「岩国藩吉川家墓所」や、紅葉の名所として知られる「紅葉谷公園」などもあります。
行かれる時期に合わせて、好きな場所を選んでみてくださいね
昼食「長州屋 錦帯橋店」
錦帯橋では自由昼食となります♪
今回訪れたのは、錦帯橋を渡ってすぐの場所にある「長州屋 錦帯橋店」。
こちらでは、山口県を代表するソウルフードである“瓦そば”が食べられます。
しかも、本物の瓦に乗った状態で提供されるのが魅力
【長州屋 錦帯橋店】
住所:岩国市横山2丁目2-3
営業時間:11:00~16:00(月~金)10:00~16:30(土日)
電話:0827-28-0039
きました~!!こちらが、瓦そば(1,660円)。瓦が大きくて迫力満点です !
瓦の上には茶そばや錦糸卵、牛肉などが乗っており、これらを麺つゆにつけていただきます。
アツアツの瓦で焼かれた麺はパリパリ食感に!茶そばと上の具材との相性がバッチリで大満足のお味でした~
そして、ぜひ瓦そばと一緒に注文してほしいのが、岩国市の郷土料理である“岩国寿司(550円)”。
江戸時代に岩国藩主であった吉川公に献上していたという言い伝えがあることから、別名「殿様寿司」とも呼ばれています。
岩国市の特産品である“岩国れんこん”の酢漬けやアナゴの煮付け、錦糸卵、でんぶなどの食材を使った押し寿司で、見た目がとても華やかなのが特徴。瓦そば→岩国寿司→瓦そば→岩国寿司…のエンドレスで、あっという間に食べ終わってしまいました
Column
カフェ「imm coffee & roastery」でテイクアウト♪
錦帯橋近くでおいしいコーヒーが飲みたい方におすすめなのが、錦帯橋から徒歩2分の距離にある「imm coffee & roastery」さん。
こちらのお店では、コーヒー豆から焙煎のクオリティにまでこだわった、おいしいコーヒーがいただけます。
【imm coffee & roastery】(イムコーヒー&ロースタリー)
住所:岩国市岩国1丁目20ー46
営業時間:9:00~18:00
電話:0827ー88ー0040
定休日:水曜日
駐車場:持ち帰り専用3台
店内には、こだわりのコーヒーたちがずらり
お店のドアを開けると、店内では店主さんがオランダ製の焙煎機【GIESEN】を使っていらっしゃるところでした。
こちらのお店で扱っているコーヒー豆は“スペシャルティコーヒー”というグレードで、その品質はお墨付き!
今回わたしがテイクアウトしたのは、カフェラテのアイス(550円)。コーヒーの味わいをしっかりと楽しめるので、コーヒー好きさんはぜひどうぞ♪
ドリップコーヒーも人気とのことだったので、次回はチャレンジしてみたいと思います
かわいいお菓子はバス移動でのお供にもピッタリ♪どれもおいしそうなものばかりで迷っちゃいますね…
岩国市で最高においしいコーヒーが飲みたい方は、ぜひ足を運んでみてください!
ランチを食べたりカフェに寄ったり周辺スポットを巡ったりしていると、100分は意外とあっという間!
それでも、錦帯橋周辺の散策までしっかり楽しめました
(2024年9月1日(日)からは150分の滞在時間となるので、ランチも散策もゆったり楽しめそうです♪)
柳井白壁の町並みでまち歩き♪
続いては、柳井市の中心部にある“柳井白壁の町並み”へ向かいます♪
錦帯橋からはバスでおよそ45分ほど。散策タイムは60分です。
※2024年9月1日(日)から、滞在時間が70分となります。
ここでは江戸時代の商家の家並みが約200m続いており、軒先に吊された民芸品「金魚ちょうちん」のかわいい姿が楽しめますよ
【金魚ちょうちんとは?】
割り竹で組んだ骨組みに和紙を貼って染料で色付けした、山口県を代表する民芸品のひとつ。
赤と白を基調とした胴体に、パッチリとしたかわいい目が特徴。
約150年前の幕末頃、柳井の商人が子どものために青森県弘前市の「金魚ねぶた」をヒントにして製作したと言われています。
夏祭りの時期になると、子どもたちは浴衣を着て金魚ちょうちんに火を灯していたそうです。
今回の旅は、幸運なことに地元のボランティアガイドさんがご案内してくださることに… 優しく丁寧に教えてくださったので、とても理解が深まりました♪
(※ガイドツアーは不定期での開催となります。予約等できませんのでご了承ください。)
まず訪れたのは「しらかべ学遊館」。
こちらでは、柳井の歴史や民族、伝統文化などをテーマにした展示が見られます。
かわいい金魚ちょうちんも間近で見られますよ
玄関の上部にある、かわいい「♡マーク」が見えますか?
こちらは猪目透(いのめすかし)という、古来より魔除けのために使われてきた模様です。
当時は今よりも火事に備える意識が強かったため、防火(火伏せ)の神様のお札が入っているそうです。
この建物は、元銀行(周防銀行本店)。国の登録有形文化財であり、当時県内では1番資本金が大きな銀行だったそうです。
現在は「柳井市町並み資料館」として、町並みの模型を展示したり、観光案内所となっています。
Column
お礼参りする人が続出!?幸運が訪れる「お鐘金魚」♡
町並み資料館には幸運が訪れる?!「お鐘金魚」があります。
“銭洗弁天様と大阪のシンボルであるビリケンさんを合体させたようなもの”だそうです。
こちらにお金を通して専用の用紙に包んで持っておくと幸運のお土産(お守り)になるそう
幸運の報告のために、遠方からお礼参りに来られる方もいるそうです
白壁の町並みに来られた際にはぜひやってみてくださいね♪
個人的にイチオシなのが、こちらの「甘露醤油資料館(佐川醤油蔵)」。
柳井で200年以上の歴史をもつ、こだわりの醤油が造られている蔵の一部が見られます。
奥へ進むと、蔵が登場!
蔵の周辺には分かりやすい図解があるので、醤油の知識が全くないわたしでも楽しめました♪
甘露醤油資料館では、色とりどりの金魚ちょうちんや甘露醤油をはじめとした、様々な商品が販売されています。
柳井でお土産を買いたい方は、ぜひ甘露醤油資料館へ行ってみてくださいね
柳井白壁の町並みをゆっくり散策していると、昔にタイムスリップしたような気持ちになりました
見どころがコンパクトに集まっているので、60分の滞在でもひとつひとつの施設をじっくり見て回ることができました。
(2024年9月1日(日)からは70分の滞在時間となります。時間にゆとりができるので、人気の「金魚ちょうちん製作体験」もおすすめですよ♪)
喧噪を離れて穏やかな気持ちになりたい方におすすめです♪
Column
地元ライターが「白壁の町並み」を歴史さんぽ
金魚ちょうちんや柳井縞の製作体験も!
「柳井」という地名の由来となった場所や伝統の技を学んで体験できるスポットなど、深堀りすればするほど見どころ、楽しみどころがいっぱいな柳井を、地元ライターがレポート!
是非合わせてご覧ください♬
岩国市・錦帯橋、柳井市・白壁の町並みに立ち寄ったあと、バスは帰路につきます。
降車地は新岩国駅と岩国駅の2ヶ所。乗車地とは異なる場所なのでお気を付けくださいね
※2024年9月1日(日)から、降車地が「新岩国駅(16:00)」、「広島駅(17:40)」となります。
今回は、錦帯橋・柳井を巡るバスツアー2024『ふくの旅、山口号Cコース』 の様子をお届けしました。
道中ではガイドさんが観光地に関する知らない知識を教えてくださったり楽しいお話をしてくださったりするので、1人で参加しても飽きることなく楽しめました。
↓↓ この記事で紹介したスポットはこちら ↓↓
- 広島駅
- 宮島口
- 錦帯橋
- 岩国城
- 岩国シロヘビの館
- 吉香 鵜の里
- 吉香公園
- imm coffee & roastery
- 白壁の町並み(柳井市古市金屋地区伝統的建造物群保存地区)
- 新岩国駅
- 岩国駅
バスツアー「ふくの旅、山口号」は全部で3コース♪
「錦帯橋」と「白壁の町並み」、どちらも効率よく楽しめるのがこのコースの魅力!
目的地では時間内で自由に行動できるから、自分好みの観光地巡りができるのも嬉しいポイントでした♪
今回レポートした錦帯橋・柳井コース(Cコース)の他、山口県西部を巡るAコース、中部~北部を巡るBコースもおすすめです。
最後にもう一度リンクを貼っておきますのでチェックしてみてください
『ふくの旅、やまぐち号』は全コース2024年4月26日(金)~12月28日(土)の金・土・日・祝日のみの運行となっていますので、気になる方はぜひ行ってみてくださいね♪