毛利敬親が幕末の文久3年(1863)12月に、今の県庁の位置に藩庁移転を計画し、慶応3年(1867)に竣工しました。
この門はその藩庁の正門で、脇門付薬医門で、切妻造り、平入り、本瓦葺きです。
1864(元治元)年、萩から山口への藩庁移転の際に建てられた「山口政事堂」の正門で県の重要文化財。
周囲は、当時としては最新となる西洋式城郭で固められており、その一部を構成したお堀もそのまま残されています。
県庁側の脇門は常時開かれており、自由に通り抜け可能です。
5月中旬には、お堀の周りのつつじが見ごろを迎えます。
基本情報
- 住所
- 〒753-0071 山口県山口市滝町1-1(山口県庁)
- お問い合わせ
- 山口市観光交流課
- 電話番号
- 083-934-2810
- アクセス
- ・JR新山口駅からバス30分
→ 県庁前バス停から徒歩1分
・中国自動車道小郡ICから車20分