宇野千代ゆかりの地を巡る 岩国観光まち歩きガイド

小説家、編集者、着物デザイナーとして活躍した、山口県岩国市出身の宇野千代(うのちよ)。数々の小説やエッセイを世に送り出し、自由で前向きな生き方でも多くの人々を魅了しました。2026年9月からは、宇野千代が主人公のモデルのドラマ、連続テレビ小説「ブラッサム」(NHK)も放送されています。

この記事では、宇野千代が生まれ育った岩国市のゆかりの地をご紹介。あわせて、ゆかりの地を巡るモデルコースや、宇野千代が愛した郷土のグルメも掲載しています。ドラマをきっかけに宇野千代に興味を持った方はもちろん、岩国観光を楽しみたい方にもおすすめの内容です。

宇野千代写真提供:株式会社宇野千代

宇野千代ゆかりの地を巡る 岩国観光まち歩きガイド

岩国市・宇野千代ゆかりのスポット

生家や学校そして岩国を象徴する錦帯橋など、千代が見て育った風景のほか、小説の舞台となったスポット、千代の功績をたたえる記念碑、物語を感じられる場所をご紹介します。


≪千代の人生の原点となったスポット≫

宇野千代生家
【お知らせ】宇野千代生家の駐車場は丸久川西店の臨時駐車場を…
宇野千代生家
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岩国学校教育資料館(旧:藩立岩国学校/岩国尋常小学校)
1871年に建てられた藩立岩国学校の校舎です。その後、岩国尋常…
岩国学校教育資料館(旧:藩立岩国学校/岩国尋常小学校)
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錦帯橋
日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの…
錦帯橋
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教蓮寺
宇野千代生家から徒歩すぐの場所にある、宇野家の菩提寺。千代…
教蓮寺
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≪宇野千代の小説の舞台となった地≫

臥龍橋(がりょうばし)
小説『おはん』で、主人公・幸吉とおはんが再会を果たす舞台。千代の生家がある川西地区と、城下町岩国を結ぶ橋です。
臥龍橋(がりょうばし)
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鍛冶屋町(米屋町)
小説『おはん』で、登場人物・おかよの芸者屋があったとされる町。江戸時代に鍛冶屋が立ち並んでいたことから名づけられ、商人の町として賑わいました。
鍛冶屋町(米屋町)
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妙見社(妙見堂)
宇野千代生家の近くに佇む古いお堂。小説『水西書院の娘』にも登場し、千代が見つめていた岩国の原風景を今に伝えます。
妙見社(妙見堂)
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水西書院
旧岩国藩主吉川家が建てた邸宅で、井上馨や皇室関係者も迎えたことのある由緒ある建物です。小説『水西書院』の舞台として知られる、国登録有形文化財です。
水西書院
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≪記念碑≫

宇野千代顕彰碑(吉香公園)
「幸福は幸福を呼ぶ」という、千代直筆の言葉が刻まれています。吉香公園は、旧岩国藩主・吉川家の居館を整備した歴史公園で、四季折々の花を楽しむことができます。
宇野千代顕彰碑(吉香公園)
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おはん文学碑(紅葉谷公園)
小説『おはん』で、おはんが登場する冒頭の一節が刻まれています。
紅葉谷公園は県内屈指の紅葉の名所として知られています。
おはん文学碑(紅葉谷公園)
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宇野千代文学碑
宇野千代の父の実家・宇野本家の屋敷があった場所(高森、現在の岩国市周東町)にある石碑で、『或る一人の女の話』の一説が刻まれています。
宇野千代文学碑
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≪宇野千代の故郷に来たら訪れたい、物語を感じる場所≫ 

錦帯橋
幼少期の珠の初登場シーンの舞台となった橋。日本三名橋のひとつで、岩国のシンボル。ドラマでは錦川沿いに咲く桜が印象的でした。
錦帯橋
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宇野千代生家
父、継母、3人の幼い兄弟とともに幼少期を過ごした家。昭和49(1974)年に修復され、現在は内部まで一般公開されています。
宇野千代生家
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旧目加田家住宅
国の重要文化財に指定された、18世紀後半の中級武家屋敷。ドラマの撮影地にもなりました。
旧目加田家住宅
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岩国学校教育資料館(旧:藩立岩国学校/岩国尋常小学校)
千代が通っていた頃の校舎が今も残っており、現在は資料館として、当時の教科書や児童の作文などを展示しています。
岩国学校教育資料館(旧:藩立岩国学校/岩国尋常小学校)
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水西書院(すいせいしょいん)
珠が通う「山口第二高等女学校」として、岩国市川西の水西書院の外観が登場しました。千代の小説「水西書院の娘」の舞台にもなっている、国指定重要文化財です。(建物・敷地には入れません。)
水西書院(すいせいしょいん)
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山口弁にもご注目!

ドラマの中で、登場人物たちが話す山口弁にも、ぜひ注目してみてください。

「~ちょる」「~じゃけぇ」など、独特ながらもどこか温かみを感じる言い回しは、山口県で今も親しまれている方言のひとつです。

作品に登場する言葉に耳を傾けながら、舞台となった岩国の歴史や文化、そこに暮らす人々の雰囲気にも思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

山口県の方言について、詳しくはこちらをご覧ください。

山口弁にもご注目!

宇野千代の足跡をたどるモデルコース

宇野千代ゆかりの地を巡る、ファン必見のモデルコース。 

山口県観光が初めての方にもおすすめの「2泊3日」のプランと、着物姿で錦帯橋周辺を散策しながら、千代が愛した岩国の風景を楽しむ日帰りプランをご紹介します。 

【2泊3日】千代ゆかりの地・岩国から萩・角島大橋・下関へ
1日目は岩国市内のゆかりスポットをじっくり満喫し、2日目以降は秋吉台・萩・角島・下関など、山口県を代表する絶景と歴史スポットも満喫。
【2泊3日】千代ゆかりの地・岩国から萩・角島大橋・下関へ
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【日帰り】岩国市のゆかりの地をめぐる宇野千代さんぽ
千代が愛した岩国のまちを、着物姿でゆったり散策。錦帯橋や周辺のゆかりのスポットを巡りながら、千代の世界観に触れる特別なまち歩きを楽しめます。
【日帰り】岩国市のゆかりの地をめぐる宇野千代さんぽ
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まだまだあります。「錦帯橋」を巡るモデルコース

千代が「日本一」と評した錦帯橋に立ち寄るモデルコースはほかにもたくさん。旅行日数や旅の目的にあわせて、ぴったりのコースを見つけてみてください。

まだまだあります。「錦帯橋」を巡るモデルコース

読めば元気になる! 宇野千代の「幸福の言葉」メッセージ・ボード

岩国市内各所には、宇野千代作品に遺された幸せになるための名言を記したメッセージ・ボードが設置されています。どんな言葉が書いてあるかは、行ってみてからのお楽しみ。岩国城下町を散策しながら、彼女の作品世界にふれてみませんか。

宇野千代ゆかりのグルメ

生家や作品の舞台を巡ったあとは、宇野千代ゆかりの味にも出会ってみましょう。岩国には、千代が実際に足を運んだ店や、幼い頃から親しんでいた郷土の味が今も残っています。歩きながら味わえば、宇野千代の物語がより身近に感じられるはずです。 

≪うまもん≫

創業から300年以上の歴史を持つ漬物店。 1993(平成5)年に刊行された『私の長生き料理』という料理本では、故郷・岩国の漬物「うまもん」を「とびきり旨い漬物 岩国の土が生んだよい材料と伝統を守り続けた手間がかかった逸品」と評し、朝食に欠かさなかったといわれています。

岩国城下町内にある本社工場では見学ツアーも行っており、昔ながらの建物や、漬物作りの様子を間近で見ることができます。

≪いが餅≫

岩国や広島で古くから親しまれている郷土菓子で、もち米を蒸した粒々の食感が特徴。千代も幼少期に好んで食べていたそうです。

岩国ではしばらく作られなくなっていましたが、千代の「故郷のいが餅をおなかいっぱい食べたい」という要望によって復活しました。

≪半月庵≫

錦帯橋近くに佇む老舗料亭。宇野千代の代表作『おはん』や『風の音』にも登場し、作品の舞台として知られています。また、千代の父が足繁く通った場所でもあり、宇野家とも深い縁があります。

ランチでは、岩国の郷土料理である「岩国寿司」や「大平」などを味わうことができ、まち歩きの合間の食事にもおすすめです。

≪岩国寿司≫

千代は、来客があったときには、お国自慢をしながら岩国の郷土料理「岩国寿司」と「大平」を作り、よくもてなしそうです。岩国寿司とは、千代のレシピによると岩国産のれんこんに瀬戸内の鯛、サニーレタス、干ししいたけ、錦糸卵、でんぶなどを散りばめた豪華な押し寿司で、尾崎士郎も「酒の肴にこんな好いものはない」と絶賛していたそうです。

現在錦帯橋周辺には、ランチや軽食で岩国寿司が食べられるお店が点在しています。


[2026.10.7更新]連続テレビ小説『ブラッサム』にて、岩国寿司が登場しました。

\この記事でご紹介したグルメスポットはこちら/

宇野千代ゆかりの地を巡る岩国旅へ出かけよう

小説家、編集者、着物デザイナーとして時代を駆け抜けた宇野千代。その豊かな感性を育んだ岩国には、生家をはじめ、作品の舞台となった場所や、千代が親しんだ味など、今も数多くの足跡が残されています。

ゆかりの地を巡りながら町を歩けば、作品や言葉だけでは知ることのできない宇野千代の魅力に出会えるはず。

宇野千代が愛した故郷・岩国を訪ねてみませんか。

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作家・宇野千代とは?波乱万丈な生涯と故郷・岩国で育まれた人生観

連続テレビ小説「ブラッサム」の主人公のモデル・宇野千代は、山口県岩国市出身の小説家、編集者、着物デザイナーです。千代が幼少期を過ごした岩国の風土や、岩国時代の家族との関係性は、その後の彼女の文学や着物デザインの作品世界に強い影響を与えました。千代が作家としてデビューする前の岩国時代のエピソードを交えながら、明治、大正、昭和、平成という4つの時代を自由奔放に生きた彼女の生涯をご紹介します。

メイン写真提供:株式会社宇野千代

作家・宇野千代とは?波乱万丈な生涯と故郷・岩国で育まれた人生観

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