なぜ山口県は『もちまき県』なの?お祭りやイベントで餅まきが盛んな理由や由来を徹底解説!

山口県では、多くのお祭りやイベントで餅まきが行われ、県民に親しまれています。

本記事は、餅まきの由来や、山口県で餅まきが盛んな理由、餅まきイベント情報や拾う時のコツ等をご紹介します。

山口デスティネーションキャンペーン(山口DC)期間中の2026年10月から12月には、「山口DC餅まきキャンペーン」を実施します。

餅まきに参加したことがない方も、毎回参加している方も餅(福)を拾いに出かけてみませんか。

なぜ山口県は『もちまき県』なの?お祭りやイベントで餅まきが盛んな理由や由来を徹底解説!

餅まきの由来

  • 【写真提供】南山舎「やいまタイム」

餅まきの起源は、古代の神事である「散餅の儀(さんぺいのぎ)」であると言われています。散餅の儀とは、家を建てる上棟式の際、災いを払うために屋根の上から餅をまく神事のことです。家を建てることは、一生分の運を使い果たすほどの大きな出来事とされていました。そこでお餅や小銭をまいて福を分け与えることで、厄を他人に持ち帰ってもらい厄払いをするという意味が込められているそうです。

餅は一般的に東日本では角餅、西日本では丸餅という傾向があります。丸い形は「円満」「縁起が良い」とされてきたようです。もちろん山口県では丸餅がまかれます。

なぜ山口県で餅まき文化が盛んになったのか?

近年は、上棟式が行われるところをほとんど見ることがなくなりましたが、山口県では、お祭りやイベントの目玉として餅まきが行われています。

なぜこんなにも山口県で餅まき文化が盛んになったのか。

諸説ありはっきりしたことはわかっていませんが、一説には、餅まきは、福をみんなで分かち合うという意味があり、山口県民の温かい地域性や助け合いの精神がうまくマッチしたのではないかと言われています。

山口県を代表する餅まきイベント

餅まき文化が盛んな山口県では、独特の餅まきイベントがあります。それが、山口市阿東地区で行われる『餅ひろい世界選手権』と周防大島町で行われる『周防大島まるかじり 紅白餅合戦』です。

餅ひろい世界選手権』は、制限時間内に撒かれた餅を拾い、その重さを競う競技です。優勝者は、予選・決勝合わせて約23kgも拾うそうです。毎年参加の方や常に決勝進出の実力者まで、毎年県内外から約400人の応募がある人気のイベントです。2011年(平成23年)餅まきの参加者が形相を変えて一心不乱に餅を拾う姿や、熱気あふれるエネルギーを収穫祭で生かせないかと始まりました。日本の餅まき文化を海外にも広めたいという思いから「世界」と名が付けられました。

【2026年のイベント情報】未定

周防大島まるかじり』では、毎年「紅白餅合戦」と題した盛大な餅まきが行われます。まかれる餅の数も約13,000個と桁違いです。2026年1月に開催された紅白餅合戦では、1日に干支餅まき、年賀はがき餅まき、無病息災餅まき、商売繁盛餅まきと4回の餅まきが行われました。イベントでは、他に新鮮な海の幸や山の幸が味わえるブースが出展するなど、周防大島ならではの豊かな味覚も楽しめます。

【動画】303人が餅拾いに熱中、阿東で恒例の世界選手権【山口】/制作宇部日報社


【動画】餅ひろい参加者450人昨年の2倍 阿東で世界選手権【山口】/制作宇部日報社

Column

もちまきのためのテラスがある施設も!
山口市「湯田温泉こんこんパーク」

屋内広場には、季節や天候を問わずもちまきを開催できる専用テラスがあります。

その名も「もちまきテラス」!

雨の日でも暑い日でも、もちまきならではのワクワク感を楽しむことができます。

もちまきのためのテラスがある施設も!

山口DC餅まきキャンペーン(2026年10月~12月)

山口デスティネーションキャンペーン(山口DC)期間中の10月から12月に、山口県ならではのおもてなしとして、『山口DC餅まきキャンペーン』を実施します。

10月、11月は、毎週県内のどこかで餅まきが開催されます。県内の方はもちろん、県外からお越しの方もぜひご参加ください。

 

餅まきの写真投稿でプレゼントが当たる!

対象イベントに参加し、撮影した餅まきの写真をSNSに投稿すると、抽選で素敵なプレゼントが当たります。

■応募期間 2026年10月1日(木)~2027年1月10日(日)

■応募方法 決まり次第お知らせします。

■対象の餅まきイベント 

対象イベントではもち袋に専用マークが貼付されています。


月ごとの開催情報は餅まきカレンダー・マップにてご確認ください。

【10月】餅まきカレンダー・マップ

【11月】餅まきカレンダー・マップ

【12月】餅まきカレンダー・マップ

■初めて参加される方へ

山口県のもちまきには熱いルールが。事前にチェックして楽しく安全に参加しましょう。

これだけは知っておきたい!「餅まきの心得」はこちら


【10月】餅まきカレンダー・マップ(21件)

イベント名
市町
  1日(木)山口DCコラボ企画オープニング萩市
  3日(土)やまぐちDC・着物ウィークin萩・萩の酒まつり 合同オープニングイベント萩市
  4日(日)2026光まつり光市
  3日(土)
  4日(日)
やまぐちオールトヨタクルマフェスタ周南市
  4日(日)わんぱくフェスタ周南市
11日(日)清流線にしき来い鯉まつり2026岩国市
11日(日)くだまつ米川マルシェ下松市
11日(日)TOKIWA レイク・アートフェス宇部市
11日(日)道の駅阿武町  大創業祭阿武町
17日(土)川崎観音堂  1/2御開扉周南市
17日(土)2026大星山サイクルフェスタinひらお平生町
18日(日)第70回岩国祭岩国市
18日(日)かのふるさとまつり周南市
18日(日)スマイル・ハロウィンさんようおのだ2026山陽小野田市
18日(日)2026里山フェスin秋吉台美祢市
24日(土)YOU・ゆう・フェスタ2026岩国市
25日(日)第34回塩田まつり防府市
25日(日)江汐公園 秋のふれあいまつり山陽小野田市
25日(日)明木地区農業文化祭萩市
30日(金)新キャラクター誕生記念餅まき長門市
31日(土)見島公民館まつり萩市

【11月】餅まきカレンダー・マップ(25件)

イベント名
市町
1日(日)第46回笠戸島まつり下松市
1日(日)米川ふれあいまつり下松市
1日(日)第75回宇部まつり
宇部市
1日(日)福賀大農業まつり阿武町
1日(日)
第43回大井ふるさとまつり
萩市
3日(火・祝)しおかぜの里角島開設25周年記念イベン下関市
3日(火・祝)
福栄ふるさとまつり萩市
3日(火・祝)宇田郷ふれあい祭り阿武町
7日(土)ふれあいフェスタ周南市
7日(土)
しものせき海響グルメフェス2026下関市
8日(日)秋の繁昌祭山口市
8日(日)第24回秋吉台リフレッシュパークまつり美祢市
8日(日)
秋のささなみまちじゅうまつり
萩市
14日(土)
くだまるシェ下松市
14日(土)
すごいぞ!防府 秋の大イベント防府市
14日(土)
萩ふるさとまつり萩市
15日(日)
ひかりふるさとまつり光市
15日(日)
うべKITAまつり
宇部市
15日(日)萩時代まつり萩市
21日(土)第15回ひらお産業まつり~チャオ!ひらお~平生町
22日(日)
第37回鞍掛城まつり
萩市
22日(日)森里海の市阿武町
23日(月・祝)第24回 リトル釜山フェスタ下関市
28日(土)たぶせの秋  岸辺のステージ田布施町
29日(日)
第37回周東食肉フェア岩国市

【12月】餅まきカレンダー・マップ(4件)

イベント名
市町
  5日(土)阿武町まるごと元気フェスタ阿武町
13日(日)維新の里 萩城下町マラソン萩市
27日(日)森里海の市阿武町
下旬中国地方餅まき大会(仮称)阿武町

餅まきに参加する方へ-餅まきの心得-

ついつい無我夢中になって周りが見えなくなることもある餅まき。

マナーを守って、ケガのないように安全第一に楽しみましょう!


【餅まきの心得】

・周りの人を押さない。

・走らない。

・足元に十分注意し、転倒しないようにする。

・落ちた餅を拾う際は、周囲に気を付ける。

・みんなで譲り合い、奪い合わない。

・小さなお子様は、大人と一緒に参加する。

・マナーを守り、笑顔で餅まきを楽しむ。


【拾い方のいろいろ】

・自分の所に撒いてもらえるように、アピールする。

・袋を広げて待つ。

・落ちた餅を狙って、地面を見ておく。


【服装】

・動きやすく、汚れてもよい服装で参加する。

・スニーカーが望ましい。


【持って行く物】

・拾った餅を入れる丈夫な袋

・軍手

餅まきでまかれるのは餅だけじゃない!

上棟式で行われる餅まきでは、餅の他に小銭やお菓子がまかれることもあります。また、地域のイベントでは、餅の代わりに「お菓子まき」が行われることもあり、子供から大人まで楽しめる催しとなっています。さらに、餅まきの変わり種として、地域のキャラクターグッズがまかれたり、クライマックスには縁起物として大きな餅がまかれることもあり、餅まきの内容は実にバラエティ豊かです。

イベントによってまかれるものは様々。何がまかれるかは、当日のお楽しみです!

Column

餅まきの変わり種!?ふくだるま

山口県の餅まきイベントでは、「おいでませふくの国、山口」のシンボルキャラクターであるふくだるまがお餅と一緒にまかれたことがあります。ふくだるまは、「ふく(福)」と「だるま」を組み合わせたデザイン。餅と一緒で福を分かち合える縁起物です。

餅まきの変わり種!?ふくだるま

教えて!餅まきの『もち』って普通のもちと何か違うの?

餅は古くから、ハレの日に神様へお供えする神聖な食べ物として親しまれてきました。

お餅屋さんによると、餅まき用のお餅は、拾いやすく、また当たっても痛くないよう、一般的なお餅よりも小ぶりなサイズで作られているそうです。お店によっては、食べやすさを考えてやわらかめに作られているところも。

近年、お祭りや地域のイベントなどでまかれる餅は、お祝いの意味を込めて紅白餅の2個入りが一般的で、1個入りの場合は、白餅と紅餅を組み合わせて注文されることが多いそうです。

変わったものでは、青・緑・オレンジ・紫などの色餅の希望があり、製造されたことがあるそうです。また、棟上げでは「ご縁がありますように」との願いを込めて、5円玉をお餅の中に入れたいというご要望があったこともあるそうです。

最近では、一度にまくお餅の数が以前より少なくなり、「より多くの人に拾ってもらいたい」という思いから、1袋にお餅1個入りの注文が増えているそうです。

お餅屋さんおすすめ!餅まきの餅の食べ方・保存方法

持ち帰ったお餅をすぐに食べない場合は、冷凍保存がおすすめです。1個ずつ空気が入らないようにラップで包み、保存容器や保存袋に入れて密閉するとおいしさを保てます。

冷凍したお餅は、自然解凍してから焼くのがおすすめ。1か月以内を目安に食べるとおいしくいただけます。冷凍しない場合は、ビニール袋から出して保存しましょう。

食べ方は人それぞれ。甘辛醤油やきな粉、あんこ、ぜんざいなど、お好みの食べ方でお楽しみください。

【もちまき 山口県】ロゴマークについて



もちまき文化が盛んな山口県を広くPRするため、「もちまき 山口県」のロゴマークを作成しました。

シンボルマークの力強いラインは、山口県の「山」と「口」を表し、左下に落款を配し、これらが一体となって家紋のようなどっしりとした「伝統(静)」の佇まいを形成しています。ロゴタイプは、つきたてのお餅のような柔らかさと弾力を感じさせ、空中にお餅が勢いよくまかれる瞬間のスピード感や放物線、そして会場の熱気や歓声を視覚化しています。

山口県に深く根ざした「餅まき」の文化を、「伝統(静)とエンターテインメント(動)の融合」というコンセプトによって表現しています。


ロゴマークの使用について準備出来次第お知らせします。

『もちまき県』山口で餅まきを楽しもう!


今回は、餅まきの由来や山口県で餅まきが盛んな理由、イベント情報等を紹介しました。

ぜひ参加して、山口県の餅まきならではのワクワク感を体験してみてください。

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