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8月下旬頃から収穫シーズンを迎える梨。山口県では、「下関市豊田町」・「山口市阿東町（長門峡）」・「美祢市秋芳(しゅうほう)町」が主な産地として知られています。この３地域は昼と夜の寒暖差が大きいという共通点があり、そのおかげで糖度が高く、大きな梨が育つそう！また地域によって育てる梨の品種も様々です。

ここからは、3地域それぞれの梨の特徴や、梨狩り農園情報（開園期間、品種、料金システムなど）を詳しくご紹介します。

下関市街地から車で約45分の豊田町。ここで採れる梨は「豊田梨」として知られ、県民にも大人気！主に6種の品種を栽培しており、中でも糖度12度以上の「下関豊田の豊水」はやまぐちブランドにも登録されており、贈り物にも人気です。

梨狩りができる農園は約17ヶ所。まずは「道の駅　蛍街道西ノ市」内の梨狩り案内所にて受付を行い、その日開園している農園を案内してもらいましょう。梨狩り案内所から農園まではどこも車で約10分圏内。各自で移動します。

≪2025シーズン梨狩り情報≫

●開園期間：8月下旬～9月下旬

●休園日：期間中無休

●予約：不要（団体の場合は予約がおすすめ）

●システム：園内食べ放題（時間無制限）

●品種：幸水、なつしずく、豊水、豊水、あきづき（各品種の収穫時期や味の特徴はこちら）

●受付方法：「道の駅　蛍街道西ノ市」内の梨狩り案内所にて受付後、各自で農園に移動

●ペット同伴：要問合せ

＼詳しい開園期間・料金などはこちら／

100年以上前から梨の栽培が盛んな山口市阿東町。中でも長門峡周辺で育てられる梨は「長門峡梨」と呼ばれ親しまれています。

このエリアで梨狩りを行っているのは、9つの観光農園が集まる「長門峡梨組合」。国道9号線沿いにある梨組合の直売所で受付をし、その日開園している農園を案内してもらいます。直売所から農園までは各自車で移動しましょう。細い山道を登る農園もあるので、運転には十分ご注意くださいね。

長門峡周辺では9種以上の品種を育てており、梨狩りシーズンが終わる9月以降～12月上旬頃まで、直売所では様々な品種の梨を購入することができますよ。市場に出回らない、珍しい品種に出会えることも…！

≪2025シーズン梨狩り情報≫

●開園期間：8月下旬～9月上旬

●休園日：期間中無休

●予約：不要（団体の場合は要事前問い合わせ）

●システム：園内食べ放題（時間無制限）

●品種：幸水、二十世紀梨など（各品種の収穫時期や味の特徴はこちら）

●受付方法：「長門峡梨組合直売所」にて受付後、各自で農園に移動

●ペット同伴：可（リード着用）

＼詳しい開園期間・料金などはこちら／

カルスト台地が作る良質な土壌で栽培される二十世紀梨。糖度11.5度以上のものは「秋芳梨(赤秀)」として、やまぐちブランドに登録。

甘みと酸味のバランスの良さやシャリシャリでみずみずしい食感が人気で、直売所の営業日には美味しい梨を目当てに多くのお客さんが訪れます。

2024年シーズンは天候不良により梨狩りの開催が見送られました。2025年の梨狩りの開催可否は、8月頃発表予定。決定次第このページでお知らせします。

今回ご紹介した3地域のほかにも、周南市や萩市など、各地に梨狩り体験ができる農園があります。

ぜひお気に入りの農園や品種を見つけてみてくださいね♪