山口の新ご当地グルメ「長州チキンステーキ」って?県内で食べられるお店・お宿を地元グルメ通がご紹介!
山口県のご当地グルメといえば「瓦そば」や「ふぐ」が有名ですが、実はまだまだ美味しいものがたくさん!柔らかくジューシーなブランド鶏を使った、絶品チキンステーキはいかがでしょうか?注目のご当地グルメ「長州チキンステーキ」を食べられる県内のお店・お宿を自称地元グルメ通が徹底取材。記事を読めば食べたくなる!おすすめ店をまとめてご紹介します。
「長州チキンステーキ」のグルメ開発が「じゃらんアワード2023 元気な地域大賞」を受賞しました。詳しくはこちら
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「長州チキンステーキ」って何?
「長州チキンステーキ」は、山口県が誇る2つのブランド鶏「長州どり」「長州黒かしわ」を使って作られたチキンステーキです。どの部位を使用するか?パリッと焼くか?しっとり焼くか?ソースや付け合わせはどうするか?お店ごとに自由な発想で作られたチキンステーキは料理人のアイデアいっぱい!ハーブを使っておしゃれに仕上げたり、アツアツの鉄板焼きで提供したり、パンに挟んでホットサンドにしたり⁉ 和風・洋風・創作料理風とバラエティに富んでいて、どのお店でいただこうか考えるのも楽しい時間。お店をはしごして食べ比べてみるのもおすすめです。
ライター自ら実食!長州チキンステーキが食べられるお店・お宿
「長州チキンステーキ」が食べられるお店を自称グルメ通の地元ライターが徹底取材。カフェ、レストラン、お宿の夕食で食べられるメニューもあり、バリエーションが豊富!話題の最新グルメ情報を実際に味わったからこそ書ける本音のグルメレポートをお届けします。
- SWEET AS(スイートアズ)
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- スポーツ複合施設内のお洒落なカフェレストラン&バー。下味やトッピングに地産ハーブをふんだんに使った、フレンチ風ステーキを提供。
- 食レポを読む
- Kitchen&Cafe nonta(ノンタ)
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- 創作料理を提供する洋食店。甘酸っぱいリンゴと濃厚な生クリームが、クセのない長州どりと相性抜群!
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- 和洋レストラン うめや
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- 地元で愛される老舗の和洋レストラン。仕上げのバター醤油がふわりと香るチキンを鉄板焼きで提供。あえてソースはかけず、長州どりの旨味を味わいます。
- 食レポを読む
- Burger of pirates SEABREEZE(シーブリーズ)
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- オーシャンビューの絶景を楽しめる、海賊をモチーフにしたカフェ。豪快にカットステーキを挟みこんだホットサンドは、チーズとの相性抜群!
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- equal(イコール)
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- 向津具半島に位置する、木造民家をリノベーションしたカフェ。自家栽培の玉ねぎを使ったソースとニンニク香るステーキは相性抜群!
- 食レポを読む
- 玉仙閣
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- 長門湯本温泉に位置する、“楊貴妃の風呂”が有名な温泉宿。約6時間煮詰めた出汁を使った深みあるソースに長門ゆずきちの果汁を加え、爽やかな風味に。
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- 油谷湾温泉 ホテル楊貴館
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- 油谷湾を望む絶景が自慢の宿。柔らかい「長州どり」を使った和洋折衷の創作料理と、しっかりとした肉質が特徴の「長州黒かしわ」の食感を引き出す石焼ステーキの2種類をいただけます。
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- SWEET AS(スイートアズ)
- Kitchen&Cafe nonta(ノンタ)
- 和洋レストラン うめや
- Burger of pirates SEABREEZE(シーブリーズ)
- equal(イコール)
- 玉仙閣
- 油谷湾温泉 ホテル楊貴館
食べる前に知っておきたい!長州チキンステーキのこだわりポイント
ここからは、長州チキンステーキをもっと美味しく味わうための深掘り情報!ソースの違いや付け合わせ、チキンステーキに使用するブランド鶏、お店ごとのこだわりをご紹介。知れば知るほど、食べるのが楽しみになるはず。
地元野菜でつくるソース&付け合わせ
長州チキンステーキに添えられるソースや付け合わせには、さまざまな地元野菜、ハーブが使われています。お店・お宿によって様々ですが、甘みが強く柔らかい「萩たまげなす」や、サイシンとブロッコリーを合わせて作られた山口県オリジナル野菜「はなっこりー」など、山口県ならではの珍しい野菜も。ステーキの美味しさを更に引き出すソースにも、各店の個性が光ります。すりおろした地元野菜をふんだんに使ったり「長門ゆずきち」をプラスして爽やかに仕上げたり。旬の野菜にも注目しながら、自分好みのお味を探してみてくださいね。
Column
「長門ゆずきち」って?
「長門ゆずきち」とは、旧田万川町(現萩市)原産の香酸柑橘(食酢用柑橘)。カボスやスダチの仲間で、爽やかな香りとまろやかな酸味が特徴です。料理では果汁を活かすほか、皮をすりおろして使ったりします。ポン酢やドレッシングなど「長門ゆずきち」の果汁を使った加工品はお土産にもぴったりです。
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山口が誇る、2つのブランド鶏「長州どり」「長州黒かしわ」
山口県には、主に長門市で生産される2つのブランド鶏があります。臭みなし、クセなし、柔らかいの三拍子そろった「長州どり」は、5種類のハーブをブレンドした餌を与えることで、健康的な弾力がある風味のよい肉質に。鶏舎の中で放し飼いにする「平飼い」でのびのびと育てられています。どんな料理にもあう万能食材なので、料理人にも重宝される鶏肉です。
山口県オリジナル地鶏「長州黒かしわ」は、国の天然記念物「黒柏鶏(くろかしわ)」の血を引く最高級の肉質。地鶏らしい適度な歯ごたえを残しつつ、柔らかくジューシーな食感が特徴です。一般的な鶏の2倍近い飼育期間をかけてじっくり育てた長州黒かしわは、噛めば噛むほど旨味がにじみ出てくる!
長州チキンステーキは、2つのブランド鶏のどちらかが使用されています。長州どりと長州黒かしわ、それぞれの味わいをお楽しみください。
山口の鶏はなぜ美味しい?
山口で鶏肉文化が発展した背景には、長門(ながと)市にある「深川養鶏農業協同組合」の存在が欠かせません。日本海に面し、昔からかまぼこなどの水産加工業が盛んだった長門市では、加工の際に出た魚のアラが鶏のエサに使われることで養鶏業も発展していきました。そして戦後、全国的にも珍しい養鶏専門の農協「深川養鶏農業協同組合」が設立され、食糧難の時期に動物性たんぱく質を供給する事業として鶏肉の生産がはじまったのです。
現在、長門市は人口1万人あたりの「焼き鳥」を扱う店舗数が日本トップクラス!新鮮で美味しい鶏肉が手軽に手に入ったので、このように鶏肉文化が広がったのだといわれています。
山口の鶏をもっと楽しむ!
「長州どり」や「長州黒かしわ」は、お取り寄せでも楽しめます。旅のお土産に買いたいけど持ち運びは心配…という方にもおすすめです。もも肉やむね肉を取り寄せて、自分だけの長州チキンステーキを作ってみるのも良いですね。料理に便利な生肉はもちろん、唐揚げや鶏つくね、チキンナゲットなどの加工品も!お肉だけでなく、卵を使ったスイーツも必見です。
長州チキンステーキ関連ページ
長州チキンステーキの情報は、各市の観光サイトでも紹介しています。
Column
新ご当地グルメが誕生!
山口県で、3つの新しいご当地グルメが誕生しました!今回ご紹介した「長州チキンステーキ」をはじめ、「長州海鮮うにしゃぶ」「長州海鮮まぶし」と、山口の豊かな素材を使ったご当地グルメをぜひご賞味ください。
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