柳井市観光は白壁の町並みだけじゃない?ランチや歴史・遺跡スポット 柳井港〜大畠地域の見どころを紹介!

日本三大潮流の一つ・大畠瀬戸を眺める国道188号線沿いの柳井港〜大畠〜神代地域は、日本の歴史と文化を感じられる魅力的な場所がいっぱい!神秘的な「茶臼山古墳」や、明治維新の礎を築いたと言われる「月性」ゆかりの地など、気になる歴史スポットに行ってみました。もちろん地元民おすすめの美味しいグルメもご紹介します!
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柳井市観光は白壁の町並みだけじゃない?ランチや歴史・遺跡スポット 柳井港〜大畠地域の見どころを紹介!

旅の始まりは「ハナともキッチン」のボリューム満点ランチから!

旅の始めは、柳井市南町にある「漁師飯専門店」ハナともキッチンのランチからスタート!

柳井港直送の新鮮な海の幸と、カラオケが楽しめるお店です。

漁師飯のお店だと、ちょっと女性にはハードルが高いかな...と言う心配は全く無用!

館内はすっきりとした雰囲気にまとめられ、まるでおしゃれなカフェに来たような印象。

カラオケボックスとしても利用できるよう、食事スペースは全て個室になっています。

様々なメニューがあって目移りしちゃいますが、今回僕は少し奮発して(笑)、お刺身と天ぷらが両方楽しめる「ハナとも刺身御膳」をチョイスしてみましたー!

刺身盛、天ぷら盛、あら汁にご飯がセットになったランチメニューです。


さて、やってきたお料理ですが...な、なんと言うボリュームなんですかこれは!( ゚д゚)

桶の中にタイ、ハマチ、サーモン、イカ、ホタテ、サワラ、サザエといった海の幸が、これでもかと盛り付けられた豪華版。

こちらに、エビや野菜の天ぷらの盛り合わせ等が加わって、2200円です!

さすが柳井港直送、漁師飯の本気を感じます!


味も最高!!!

ランチでこれだけ新鮮な刺身を、安価に食べられるお店って中々ないです。

お刺身だけが食べたい!という方には、刺身盛・白米・あら汁がセットの「ぷりぷり刺身盛定食」がおすすめです(^^)

えびフライや魚のフライがたっぷり堪能できる「海鮮えびフライ定食」も人気だそうですよ。


◎施設情報

ハナともキッチン

住所:柳井市南町4-2-18

TEL:0820-23-2000

営業時間:11:00〜23:00

Lunch:11:00〜14:00

Dinner:18:00〜23:00

定休日:火曜日(18:00まで営業)、水曜日

予約は電話・InstagramのDMにて受付

住宅街に遺跡出現!?柳井市の神秘スポット・茶臼山古墳で古墳時代にタイムスリップ!

美味しい海の幸を頂いておなかもいっぱいになったところで、いよいよ本格的な旅に出発です!

ご紹介するのは、国道188号線沿いから少し登った、琴石山の南の尾根に忽然と出現する史跡・柳井茶臼山古墳です。

住宅街や団地を抜けた丘の上に、その堂々たる古墳がそびえ立っています。

茶臼山古墳は、4世紀終わりから5世紀初め頃に作られた前方後円墳で、今から130年以上昔、明治25年(1892年)に地元の二人の少年によって発見されました。

少年たちが発見した数日後、警察官立ち会いの下に発掘を行ったところ、銅鏡5面、銅鏃(銅製のやじり)、鉄剣などが出土したそうです。

そのうちの鏡1面「単頭双胴怪獣鏡(たんとうそうどうかいじゅうきょう)」は、古墳出土の鏡としては日本最大級のもので、この古墳の存在を日本中に知らしめました。この鏡は現在、東京国立博物館が所蔵しています。

古墳は、昭和23年(1948年)には国の史跡に指定され、平成2年(1990年)より数回の発掘調査を経て、現在は復元された古墳を中心とした公園として整備されています。

公園内には、茶臼山古墳資料館が設置されています。まずはここから見学してみましょう。

前述の単頭双胴怪獣鏡をはじめ、発掘調査で出土した数多くの副葬品のレプリカや模型、埴輪などが展示されています。

特に、家形埴輪がこれだけ多種多様に出土した例は、全国的にも珍しいそうです。

資料館内では古墳が発掘された当時の、再現ドラマのビデオも閲覧できますよ!

さあ、いよいよ古墳に登ります!

全長90m、後円部径60m、前方部幅55m、後円部高8mの前方後円墳の存在感は実に堂々としたもの。

各所に解説パネルが埋め込まれているので、学びながら散策できます。

後円部、前方部にはそれぞれ遊歩道からの階段が設置されています(前方部から後円部に直接登る階段はありません)。

古墳全体は葺石(ふきいし)で覆われており、歩く際には若干足元に注意が必要です。

古墳の登頂部、特に後円部からの柳井市街地の眺望は最高!

左側には瀬戸内海も一望できます。

ちなみに古墳時代には、市街地はすべて海だったそうですよ。


古墳上には多数の埴輪のレプリカが並べられています。その存在感は見事で、日常から離れた異空間です。

これほど忠実に古墳時代を再現している例は、全国的にも珍しいそうです。


ライター目線で言えば、ここは本当に「映える」場所です✨


時の王への敬意を払いつつ、ありがたく写真を撮らせて頂きましょう(^^)。

写真コンテストなども開かれたことがあるようですよ!


◎施設情報

茶臼山古墳資料館

住所:柳井市柳井1194-2

TEL:0820-22-1186

開館時間:10:00〜16:30

休館日:毎週月曜日(祝祭日は翌日)、年末年始

お問い合わせ:柳井市教育委員会文化財室 TEL:0820-22-2111

明治維新の礎を築いた幕末の名僧「月性」を学ぼう。

次に訪れたのは国道188号線沿いのJR柳井港駅・柳井港フェリーターミナルより東(岩国方面)へ徒歩10分。

柳井市遠崎「妙円寺」境内にある、幕末勤皇僧・月性ゆかりの「月性展示館」です。


「月性(げっしょう)」ってどんな人?

一言で説明すれば、明治維新の先覚者、時代の変化をいち早く世の中に知らしめた人、と言う感じだと思います。

幕末に活躍した他の偉人の陰に隠れがちですが、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞らといった維新の志士たちは、「月性」の影響を大きく受け、長州藩の原動力となって、明治維新の改革を成し遂げています。


月性は1817年(文化14年)に長州藩周防国遠崎村(柳井市遠崎)の妙円寺にて生誕しました。

幼名は「知円」と言い、後に「月性」と改め、「清狂」と号しています。

幼少期は活発な子どもだったという月性は、母・尾上の厳しくも優しい教育に意識を改め、勉学に励みます。

1831年(天保2年)15歳で九州に遊学、1838年(天保9年)に長崎でオランダ船を目撃したことにより、世界情勢に対する意識が高まります。

その後、関西での勉学の旅を経て、1848年(嘉永元年)に私塾「清狂草堂(せいきょうそうどう:別名・時習館)」を開塾。

門下生には久坂玄瑞をはじめ、多くの志を持った人材が集まりました。

西の「松下村塾」、東の「清狂草堂」と言われた二つの私塾で学んだ志士たちは、後の明治維新に大きく貢献していくこととなります。


境内に現存している清狂草堂は、1890年(明治23年)に元塾生らが月性記念館として復元したもので、2017年(平成29年)月性生誕200年に際し、文化財としての保存・活用を図るため、かやぶき屋根の大規模な改修がなされました。

ペリー来航(1853年、嘉永6年)を機に一段と国防の重要性を実感した月性は、安政元年(1854年)藩政府に建白書「内海杞憂(ないかいきゆう)」を上程。

ここで進言した”海防五策”は、身分を問わず、志あるものは、武士だけでなく農民や一般庶民も外国に対抗できる士気を持つことを説いたもので、この農兵構想は後に高杉晋作の「奇兵隊」の創設につながるものとなりました。

また、政治改革に関する意見書「封事草稿(ふうじそうこう)」や、「護国論(ごこくろん)」の元となった「護法意見封事(ごほういけんふうじ)」を記しております。

その思想は尊王論・討幕論・海防論等維新の原動力となって多くの支持者を得ており、後の明治維新に多大な影響を与えたそうです。


月性は領内各地で海防についての講説を行っており、萩を訪れた際には、吉田松陰は松下村塾の講義を休止してまで塾生に月性の講演を聴きに行かせています。

吉田松陰と交流していた、当時の書状も月性展示館にて保存管理されています。


展示館内には月性の詳細な年表や直筆の書面、また諸国遊説の際に使用したと言われる網代笠なども展示されています。

月性は優れた詩人(漢詩)でもありました。

代表作として27歳の時、関西に勉学の旅に出る際に、妙円寺の壁に書き遺した「立志の詩」があります。


「男児立志出郷関 学若無成不復還 埋骨何期墳墓地 人間到処有青山」


この詩は、男子がひとたび志を立てて勉学の旅に出るからには、それが成就するまでは決して故郷には帰らないという強い決意を込めたものであり、境内にはその詩碑が建てられています。

文字は月性直筆のもので、萩市の松陰神社で所蔵されている「清狂吟稿」の原本を模写したものです(昭和44年建立)。

諸国遊説の旅を続けていた月性ですが、1858年(安政5年)5月、突如病に倒れ、42歳にしてこの世を去りました。

月性が逝去して間もなく安政の大獄が始まり、その10年後の1868年には明治政府が樹立し、近代日本の幕が開かれることとなります。


もし月性が存命だったら、歴史はどう動いていただろう、なんて想像もしてしまいますね。

武芸にも秀でていたと言われる月性ですから、もしかしたら他の志士たちと共に戦っていたかも...なんて。


なんと大正時代には、地元の有志にて「海防僧妙円寺月性上人」と題する教育映画が製作されています!

現代で言うところの自主制作映画です。

今の時代であれば、YouTubeで誰でも個人で動画制作できますが、大正時代に、地元の一個人が成し遂げていたことには驚きしかありません。

展示館では復元された映画を鑑賞することができます。映写機や当時の告知ポスターなどの関連資料も見ることができました。

昭和54年には、16ミリフィルムに復元され、上映会も開催されたとのことです。

その生き様は、後の時代にも脈々と受け継がれています。もちろん令和のこの時代にも。

地元の小中学校では「剣舞」の実技と精神が伝承されており、体験を通じて伝統文化の継承や「志」が推進されています。

「剣舞」の実技指導や月性の「志」について、「月性剣舞保存会」の有志の方々が献身的に支援されています。


展示館では記念グッズも購入できますよ。僕は今回、マグネットを記念に買いました(^^)


月性展示館では「文香(ふみこう)※手紙と一緒に香りを送るための小さな匂い袋」や「書写」の体験クラフトも実施しています。

制作したものはお持ち帰りもできますので、来館の記念に是非どうぞ!


◎施設情報

月性展示館

住所:柳井市遠崎1245-2

TEL:0820-23-7259(展示館直通)

入館料:大人200円(15名以上150円)、高校生以下無料

休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12/28〜1/5)

開館時間:9:00〜16:00

お問い合わせ:柳井市役所大畠出張所(TEL:0820-45-2211)

※文香・書写のお問い合わせ・ご予約は月性展示館直通電話まで

地元の食材満載!大畠観光センターで旅のお土産を。

歴史スポットで学んだ後は旅のお土産を見に行ってみましょう!

地元食材を購入できるお店、大島大橋の柳井市側のたもとにある「大畠観光センター」に是非!

山と海に囲まれた大畠地区、食材が豊富なのは間違いありません!

こちらでは「土産品特産品まつもと」「うずしお母さんの店」「レストラン・オーシャン」の三店舗が入っており、それぞれ、地元の魚介類・水産加工品・新鮮な野菜・大畠の特産品などを購入することができます。

まつもとでは天ぷら・揚げ物が名物。

うずしお母さんの店ではお弁当が人気。特に鯛寿司がおすすめ!売り切れ必至です。

こんなモノまで売ってました( ゚д゚)

デカい!!

少し小腹が空いたので、「レストラン・オーシャン」で食事を。

今回は「中華そば・半チャンセット」を注文しました。

醤油ベースの、優しい味わいの中華そばでした(^^)

チャーハンのお米は「やまぐち食彩店」として、県産米を使用しているとのことです。

女性ひとりでも入りやすいお店です(^^)


◎施設情報

大畠観光センター

住所:柳井市神代4144-9

TEL:0820-45-2414(大畠産業振興協会)

定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日(全店共通)

柳井市にこんな名勝が... 神代のパワースポット「岩尾の滝」をご紹介。

大畠観光センターそばの分岐路を進んだ、神代地区の山間部にその滝はあります。

かなり細く険しい山道を通るのですが、道中には案内板があるので、そちらを参考に進んで下さい。

岩尾の滝は、岩尾山光明寺の境内にあります。

786年(延暦5年)に伝教大師(最澄)が観音像を刻みご本尊として建立したと言われる、歴史あるお寺。


観音堂のそばを進んでいくと...

す、凄い...

こんな場所が柳井市の山奥にあったなんて...


季節柄、水量は若干少なめのようでしたが、それでも凄い迫力。


僕が来た時には、滝のそばにうっすら虹がかかっていました。

画像2枚目に写っているのが、お分かりいただけたでしょうか^^

滝のそばの石段を登り、より近くから流水を眺めることもできます。

滝の上部から見下ろす滝壺の光景も良かったです。

かしわちゃんも滝の美しさに感動しているようでした(^^)


恐らく生で見る滝は、写真よりもはるかに迫力があると思います。

筆者全力でおすすめの穴場スポット。

大畠観光の際には是非お立ち寄り頂ければと思います!


◎施設情報

名勝 岩尾の滝

住所:柳井市神代殿畑(岩尾山光明寺内)

TEL:0820-45-2211

入場料:無料


旅の終わりは「鳴門」で鯛づくしディナー!

夕食は大畠の名店「旬・鮮・彩レストラン 鳴門」で。

和食中心のレストランですが、店内はシックにまとめられた落ち着いた雰囲気で、大切な人との憩いの時間にぴったり。

今回はとってもおしゃれで落ち着ける個室をご用意して頂きました^^


様々な料理が楽しめ、「じゃんぼ海老フライ御膳」なども定番の人気メニューだそうですが、

今回はやはり奮発して(笑)「たい釜めし御膳」をチョイス。

大畠の海の幸と言ったら、やはり鯛は外せません。

鯛料理づくしで楽しんでみたいと思いました。


いよいよ来ました、たい釜めし御膳。


新鮮な鯛をふんだんに使った釜飯、御造り、あら汁が盛りだくさん。

これは間違いない美味しさ確定!

ああ幸せ(笑)


釜飯は鯛の旨みが口の中にふわっと広がるようで、上品ながらも力強い味。

食感も最高でした。

鮮度抜群の御造りも最高!


興味を惹かれたのが、こちらの小鉢の料理。

コウイカと言うイカで、旨み成分が凝縮された逸品。

この時期人気の食材だそうです^^


実は僕、普段はあまりイカは食べないのですが、これはとても美味しく頂きました!


どの料理も素晴らしく、ちょっと今回の旅では食べ過ぎてしまったかもしれません(笑)


◎施設情報

旬・鮮・彩 鳴門

住所:柳井市大畠1421-2

TEL:0820-45-3144

営業時間:11:00〜15:00 / 17:00〜21:00

定休日:毎週火曜日、第4水曜日

柳井港〜大畠地区には魅力的な場所が凝縮されていた!

いかがだったでしょうか!

神秘的な史跡やパワースポット、新鮮な海の幸を心ゆくまで堪能できるお店など、柳井港〜大畠地区は区域内に魅力的な場所が凝縮されています!


柳井市中心部、周防大島町、岩国市に隣接する地域でもあり、それらの観光に合わせて、これらのスポットも加えて周遊してみてはいかがでしょうか!

  • ハナともキッチン
  • 茶臼山古墳
  • 月性展示館
  • 大畠観光センター
  • 岩尾の滝
  • 旬・鮮・彩 鳴門

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これまで、ネットラジオやミニFM、コミュニティFM等のパーソナリティ活動を通じて、山口県の情報を発信してきました。これまでの活動で培ってきた情報収集力を活かして、男性初のたびトモさんとして、山口県の魅力を全国の皆さんにお伝えできればと思っています。
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