約4,000本のあじさいが境内を彩る「あじさい寺」
大平山山麓、牟礼坂本の景勝の地に佇む古刹で奈良東大寺別院。
文治3年(1187)、俊乗房重源が後白河法皇の現世安穏を祈るため、自ら荒野を開いて建立しました。
仁王門は、茅葺の阿弥陀寺総門で、江戸時代に右田領主毛利就信によって建て直されたもの。門内の左右には金剛力士立像2体(国指定重要文化財)が安置されています。
宝物館である阿弥陀寺文化財収蔵庫には、国宝「鉄宝塔」などの重要文化財、重要美術品を所蔵しており、予約をすれば拝観できます。
また、阿弥陀寺の湯屋は、建坪47.38㎡、焚口・鉄湯釜・湯船(石材)・洗い場(石畳)・脱衣場からなり、湯釜と湯船を別々に設けた鎌倉時代以降の古い様式を伝えるもので、現在でも7月の開山忌には湯を立てて入浴を行っています。
境内には約80種類4,000本のあじさいが植えられ、あじさい寺としても有名です。
願かけとして、願い事を書いた素焼きの小さなお皿を舞台の上から投げ、輪(福輪)にくぐらせるという「かわらけ投げ」もできます。(有料)
参道登り口東側にある樹齢300年以上と推定されるヤマモモは、目通り幹囲約4.1m、根廻り約10m、高さ約20mで、県下では最大級、全国でも十指に入る巨樹です。
バリアフリー情報
東大寺別院 阿弥陀寺内トイレ
●トイレ情報 幅204cm 奥行き210cm 使用随時可
- 外観
- 内観
基本情報
- 住所
- 〒747-0004 山口県防府市大字牟礼上坂本1869
- お問い合わせ
- 東大寺別院阿弥陀寺
- 電話番号
- 0835-38-0839
- 料金・営業時間・休業日など
- [入山料]無料
※あじさい祭り期間中(6/1~30)は大人200円、中学生以下無料
[宝物拝観料]大人400円(300円)、中・高校生200円(150円)、小学生以下無料
( )は30人以上団体
[宝物拝観時間]9:00~17:00(要予約) - アクセス
- ・JR山陽本線防府駅からバス20分
→ 「阿弥陀寺」バス停から徒歩10分
・防府東・西ICから車20分 - ウェブサイト
- http://www.c-able.ne.jp/~amidaji/sub1.html