壁島ウ渡来地
- エリア
- 下関市
- 下関・秋吉台・宇部エリア
壁島は下関市豊北町和久の北北西約 700mの海上にある東西に長く連なる岩礁(がんしょう)で、花こう岩でできています。ここには、毎年11月下旬より翌年の3月下旬にかけて、数千羽のウミウが渡来し、群をなして生息します。日中は響灘、日本海西部、関門海峡付近まで飛んでいき、海に潜って魚類などの餌を採ろ、夕方になると島に帰り、断崖を休憩場所やネグラとして利用します。 島にはウの糞(グアノ)が堆積しており、遠くから見ると白壁のように見える。最も高い岩礁の色は特に白くなっている。グアノは燐酸(りんさん)肥料として使われている。 ウミウは、う飼いの「ウ」として使われる鳥。くちばしは長く細い円筒形で、首が長い。夏に北方で繁殖し、冬に本州に渡来し越冬する。
基本情報
- 住所
- 山口県下関市豊北町神田上和久
- お問い合わせ
- 下関市豊北総合支所地域政策課
- 電話番号
- 083-782-1914
- アクセス
- ・JR山陰本線長門二見駅からバス20分
(「和久」下車)