山口県|長門市おすすめ焼き鳥店3選・地元民実食レポート

海に面した地域が多く、海産物のイメージが強い山口県。そんな山口県の中でも長門市は、「やきとりのまち」としても有名なんです。
今回は、長門で定番の「焼とりや ちくぜん総本店」「田中家」「焼鳥 さくら食堂」の3店で実際に焼き鳥を味わってきました。これを読めば、あなたも長門の焼き鳥をもっと好きになるかも?

※記事の情報は2025年11月時点のものです。
三山 てらこ
三山 てらこ
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山口県|長門市おすすめ焼き鳥店3選・地元民実食レポート

なぜ長門市で焼き鳥が有名?

  • 長州どり
  • 長州黒かしわ

長門市の焼き鳥を語るなら、山口県のブランド鶏「長州どり」と「長州黒かしわ」は外せません。

「長州どり」は平飼いやハーブ入りの飼料など、育て方にこだわった風味のよい鶏。「長州黒かしわ」は、地鶏らしい程よい歯ごたえとジューシーさが魅力です。

長門市では昔から養鶏が盛んで、こうしたブランド鶏が新鮮なまま手に入る環境が整っていました。その背景には、戦後に誕生した養鶏専門の「深川養鶏農業協同組合」の存在があります。水産加工が盛んな地域だったため、加工で出る魚のアラを鶏のエサに活用できたことが、養鶏の発展につながったのだそうです。

こうした歴史が積み重なり、今では長門市は人口1万人あたりの焼き鳥店数が全国トップクラス。新鮮でおいしい鶏肉が身近にあることが、長門が「やきとりのまち」と呼ばれる理由です。

Column

焼き鳥の聖地ならではのビックイベント!
西日本やきとり祭りin長門

西日本各地の「ご当地やきとり」名店が山口県長門市に集結し、各地域のやきとりの食べ比べが楽しめます。もちろん長門の焼き鳥や、ビールも楽しめますよ♪

焼き鳥の聖地ならではのビックイベント!

長門焼き鳥の特徴

一般的に長ねぎを使う「ねぎま」の具材を、長門では玉ねぎを使うのが特徴。玉ねぎは水分量が多いのでお肉が焦げにくく、いい焼き上がりに仕上がるのだとか。

食べ方の基本は素材の味を活かした塩でいただくのが長門流。ガーリックパウダーと一味・七味唐辛子、長門ゆずきち(カボスやスダチに似た柑橘)を使った柚子胡椒などが置かれた店もあり、好みに応じて味変も楽しめます。

Column

ゆずきちって何?

「長門ゆずきち」とは、旧田万川町(現萩市)原産の香酸柑橘(食酢用柑橘)。カボスやスダチの仲間で、爽やかな香りとまろやかな酸味が特徴です。料理では果汁を活かすほか、皮をすりおろして使ったりします。ポン酢やドレッシングなど「長門ゆずきち」の果汁を使った加工品はお土産にもぴったりです。  

ゆずきちって何?

おすすめ3店実食レポート

①若い女性やファミリーにも人気な「焼とりや ちくぜん総本店」

長門市内で約35年前に創業した「焼とりや ちくぜん総本店」。その確かな味わいはテレビでも紹介され、多くの人に知られる存在になっています。

店内は、ファミリーや女性でも訪れやすい穏やかな雰囲気で包まれています。明るい雰囲気にするために、照明にも気を配っているそう。

40種以上あるメニューには、店主やスタッフの方々の、家族にも食べさせたいと思える品を届けたいという思いがこもっています。

今回注文した串は「長州どり」の皮とせせり、「長州黒かしわ」のももをオーダー!

丁寧な串うちにこだわって作られた焼き鳥はとても柔らかく、肉の甘みとうま味が広がります。

タレは満足感がありつつ優しい味わいで、塩味の焼き鳥と合わせて食べてもお互いの良さを遮ることがありません。



一品料理も見逃せません!

頼んだのは、長門の食材をふんだんに使った鶏麺「ながとりめん」のハーフ。ひと口食べた瞬間に、澄んだスープのあまりのコクにびっくり。ほどよいもっちり感のある麺にスープがよく絡み、食べ進める手が止まらない……!!焼き鳥と相性抜群の味でした  



お店の外には持ち帰りできる冷凍焼き鳥の自動販売機や、オンラインショップもあり、お家でも長門の定番ちくぜんの焼き鳥を楽しむことができますよ。


【焼とりや ちくぜん総本店】

住所:⼭⼝県⻑⾨市東深川892-1

営業時間:17:00〜22:00

定休日:日曜日

席数:42席

支払方法:現金、クレジットカード、その他キャッシュレス決済

②長門で唯一!貴重な黒かしわの皮を届ける「田中家」

続いて紹介する「田中家」は、大阪から移住した元地域おこし協力隊の店主が開いたお店。JR山陰本線長門市駅から徒歩約5分のところにあり、車以外でも簡単にアクセスできるのも嬉しいところです。


店内はアットホームな趣のある空間です。

※座席のレイアウトは異なる場合があります


まず注文したのは、このお店だけの貴重なメニュー「長州黒かしわ」の皮。

店内に炭火と肉汁の良い香りが漂います。



ほどなくしてやってきました…「長州黒かしわ」の皮。見た目からしてジューシーで、期待が高まります  

一口食べると香ばしさの後に、油がすっと溶けていくような上品な旨味が広がり、思わず幸せな気分に。油の多い部分とは思えないほどの、後味のよさにも驚きます。

この焼き鳥は、業者さんと何度もやり取りをし、特別なルートで仕入れることで実現したものだそう。

さらにタレにもこだわりがあり、長門産の醤油や地域の果物、日本酒などを使って試行錯誤を重ねて完成させた特製タレなんだとか。豊かな香りと味わいが、炭で柔らかく焼き上げられた鶏の美味しさを一層引き立てていました。



続いて店主の奥様イチ押しの「長州どり」のはつもとを実食。

約5羽の鶏から1本分の串しかできないという希少な部位で、クセになるぷりっと、こりっとした食感を楽しめます。



一品料理では「長州どり」の白肝を注文。できる限り素材のうま味を楽しめるよう、火入れは非常に繊細。肝の風味を活かすために塩で味付けされており、お好みでごま油とネギを合わせるアレンジも楽しめます。

一口食べてみるとほのかな炭の香りが口の中にまったり広がり、クリーミーな肝の味わいと相性抜群。思わずもう一口…と手が伸びるおいしさでした。

長門の食材を堪能したいなら、田中家は外せないお店ですよ。


【田中家】

住所:山口県長門市東深川864-1

営業時間:17:15~22:00(フードLO21:00)

定休日:水曜日

席数:20席

支払方法:現金、PayPay

③ランチもおすすめ!鶏も海鮮も楽しめる「焼鳥 さくら食堂」

最後に訪れたのは、温泉街として人気の長門湯本エリアにある「焼鳥 さくら食堂」。ランチ営業もしているので、明るい時間から長門の焼き鳥を楽しめるのが魅力です。

焼き鳥店は夜から営業のところが多いので、ランチで味わえるのは嬉しいポイント。今回はそのランチタイムにおじゃまして、昼からしっかり焼き鳥を堪能してきました。



今回注文したのは「長州どり」の焼き鳥と地元産のお刺身を楽しめるランチ限定のさくらごはん定食。さらに具だくさんのお味噌汁や小鉢もついていて、お昼から幸せな気分に浸れます。

お米や味噌も地元産のものを使っており、“これを頼めば長門の美味しい食を楽しめる”ように工夫しているのだそう。



煙で肉汁を閉じ込めるよう意識して蒸された焼き鳥はふっくらした食感で、長州どりの肉のうま味をふんだんに楽しめる仕上がり。タレはさっぱりした甘さで、ごはんが進みます。



お魚もお肉も楽しめるボリューム満点の定食で、最後までおいしくいただけました。

昼でも夜でも、長門のおいしさと雰囲気を楽しめるお店で、温泉街をそぞろ歩きしながら立ち寄れるのも魅力です。温泉もグルメも楽しみたい、ランチで焼き鳥を食べたい方におすすめのお店です。 


【焼鳥 さくら食堂】

住所:山口県長門市深川湯本1272-6

営業時間:11:00〜14:30(LO 14:00)/17:00〜22:00(LO 21:30)

定休日:木曜日

席数:約40席

支払方法:現金、クレジットカード、PayPay

長門市で絶品の焼き鳥を楽しもう!

ブランド鶏の美味しさもお店ごとの創意工夫も、地域の魅力も詰まった長門の焼き鳥。すでに楽しんだことがある人も、まだ味わったことがない人も、ぜひ長門のお店を訪れてみてはいかがでしょうか?

  • 焼とりや ちくぜん総本店
  • 田中家
  • 焼鳥 さくら食堂

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この記事を書いた人

三山 てらこ

横浜生まれ横浜育ち。下関市に最近移住したライター。都内で飲食店を数十件以上取材。銃弾を防ぐ少年団と、ポケットに入るモンスターも大好き。

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