長門湯本温泉『うたあかりノエル2025』クリスマスの新たなライトアップイベント♡イルミネーションの開催期間・時間・駐車場など徹底ガイド
週末には屋台やキッチンカーが登場し、「温泉 × ライトアップ × グルメ」という長門湯本温泉ならではの最幸コラボを満喫でき、家族連れはもちろん、女子旅やデートにもぴったり!イベントはいつまで?時間は?などの基本情報から、行く前に知っておきたいアクセスや駐車場、トイレ情報、見どころやおすすめグルメまで、地元ライターがレポートします!
山口県の冬の観光や夜のお出かけに、ぜひ訪れてみては?
※この記事の情報は2025年12月時点のものです。
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『うたあかりノエル』とは?開催期間・時間など
山口県・長門市の歴史ある温泉街『長門湯本温泉』で、2025年が記念すべき初開催となるクリスマス限定ライトアップイベント『うたあかりノエル』。
毎年1月~3月上旬に開催される『音信川うたあかり』の第1部・クリスマスバージョンとして、いつもよりひと足早く温泉街が色とりどりのイルミネーションに包まれます。
『うたあかり』はイルミネーションだけでなく、温泉街を流れる音信川を舞台に長門市出身の童謡詩人・金子みすゞさんの詩の世界観を、詩の朗読と音楽、いくつもの影絵によって光と音の演出で表す、長門湯本温泉ならではのイルミネーションイベントなんです♪
さらに、この『うたあかりノエル』期間中、恩湯広場には高さ約6メートルの本物のモミの木ツリーも登場。
温泉で体が温まったあと、様々なイルミネーションを眺めながら川沿いをそぞろ歩きしたら心もほっこり
“温泉 × イルミネーション × クリスマス”という、この季節だけの特別な体験ができますよ♪
\今年の★うたあかり★は2部構成!/
【第1部】『うたあかりノエル』
期間:2025年12月6日(土)〜12月25日(木)
点灯時間:日没(約17時15分頃)〜22時
【第2部】『音信川うたあかり2026』
期間:2026年1月16日(金)〜3月8日(日)
Column
恒例イベント『音信川うたあかり』のレポート記事はこちら!
子どもたちと訪れた様子と共に、『音信川うたあかり2025』の見どころや回り方、駐車場情報、キッチンカーや屋台等のグルメ出店情報などをご紹介した記事です。

『長門湯本温泉』アクセス・駐車場・トイレ情報
『うたあかりノエル』の会場は長門湯本温泉街一帯です。
車で訪れる場合は、長門湯本温泉駐車場(有料)を利用します。(広場の周辺や川沿いには駐車できません。)
長門湯本温泉駐車場から温泉街までは徒歩3分程で、その通路となる「竹林の階段」も影絵による光の演出で彩られていますよ
夜の冷え込みに備え、防寒着の準備も忘れずに!
<アクセス>
①車を利用:中国自動車道「美祢IC」から約30分。
②公共交通機関を利用:最寄り駅「長門湯本駅」(JR美祢線)から徒歩約5〜10分とアクセス良好。
※2025年12月現在、JR美祢線は全線運休中でJR厚狭駅~JR長門湯本駅~JR長門市駅区間を代行輸送バスが運行しています。
または、長門市駅~長門湯本温泉をサンデン交通バスが運行しています。
時刻など詳しくは、『長門湯本温泉』公式サイトのアクセスページをご覧ください。
<駐車場>
長門湯本温泉駐車場(会場まで徒歩約3分)/有料
※駐車場には無料の「まち歩きマップ」や「うたあかりパンフレット」が設置されています。
<トイレ>
①長門湯本温泉駐車場
③音信川河川公園
④だいご長屋近く
- JR長門湯本駅
- 【駐車場・トイレ】長門湯本温泉駐車場
- 【トイレ】音信川河川公園
- 【トイレ】だいご長屋近く
スポット①「竹林階段」光に包まれる"うたあかり"の入口
『長門湯本温泉』を訪れると、最初に迎えてくれるのが温泉街へ続く「竹林階段」。
辺りが暗くなる頃、竹林はやわらかな光に照らされ、足元や頭上には影絵によるライトアップで雪の結晶やミツバチなどのモチーフがふわりと浮かび上がり踊り回ります。
金子みすゞさんの詩に登場する世界がそのまま広がったようで、歩みを進めるたびに小さな物語に迷い込んだ気分に。

「恩湯広場」に近づくと、まず視界に飛び込んでくるのは圧倒的な存在感の本物のモミの木のクリスマスツリー。
辺りでは、金子みすゞさんの詩の朗読が音響演出で静かに流れ、広場全体が物語の舞台のように包まれています
スポット②「恩湯広場」必見!本物のモミの木のクリスマスツリー
「恩湯」は、約600年の歴史を誇る、なんと源泉の真上に建つ全国的にも珍しい立ち寄り湯です。
そんな「恩湯」の前に、本物のモミの木クリスマスツリーが登場しました!
高さは約6メートル。
山口県の林業家さんたちが丁寧に選び、運び込み、手作業で飾りつけられたモミの木のツリーは、温泉街のあたたかさがそのまま形になったような存在感。
美しい緑の枝に小鳥や魚など、金子みすゞさんの詩の世界をモチーフにした光が揺れています。
根元は、地元の小学生が制作した可愛らしい木のサンタさんのオブジェが囲われています。
夜風が少し冷たい季節でも、心がぽっと温まる――そんな長門湯本温泉ならではの温かみが宿ったクリスマスがここにありました
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山口県最古、約600年の歴史を持つと言われる立ち寄り湯「恩湯」
長門湯本温泉の中心にある「恩湯(おんとう)」は、約600年の歴史を持つと言われる立ち寄り湯です。温泉で温まった後に大きな窓とテラスから広場のモミの木ツリーを見るのもよいですね

金子みすゞの詩の世界に、音と光で包まれる
『うたあかりノエル』、『音信川うたあかり』では、長門市仙崎出身の童謡詩人・金子みすゞの世界観が、光や映像、影、言葉のインスタレーションとして表現され、ただのイルミネーションではない“物語のある明かり”として温泉街全体を包み込んでいます。
代表作には、違いを認めあう喜びを歌った『私と小鳥と鈴と』、見えるものと見えないものの両方を大切にする『星とたんぽぽ』、大漁旗の喧騒と海の命の静けさを対比した『大漁』などがあります。
実際に音響で詩の朗読が日本語や多言語で流れているので、ぜひゆったり時間をとって、耳を傾けながら光の演出に包まれてください
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『うたあかりノエル』のグルメ①焚き火台&焼マシュマロ
『うたあかりノエル』では、毎週土曜日に焚き火と焼きマシュマロが楽しめます。
「恩湯広場」の特設スペースに焚き火台が設けられているので、マシュマロを購入し(300円)自分で焼くんですが、あったかくて美味しくて、最高です♡
毎年恒例の『音信川うたあかり』でも人気の焚き火マシュマロですが、『うたあかりノエル』では焚き火の向こうにモミの木のクリスマスツリーが輝き、本当に夢のような空間でした
※焚き火マシュマロは荒天などで中止の可能性もあるため、訪問前に公式サイトやSNSで開催状況をチェックするのがおすすめです。

スポット③「まちの番台」で気軽に休憩&お土産探し!毎週土日はスイーツのPOP UP SHOPも♪
「まちの番台」は、今年2025年5月に恩湯広場にオープンしたばかりの長門湯本温泉街の拠点スポットです。
長門湯本温泉の魅力を紹介する大きなマップや街歩き情報が満載で、スタッフの方も常駐しているので何かと気軽に相談できる、まさに「まちの番台」。
ローカルクラフトビール(サンロクロク)などお土産にもぴったり。温泉にちなんだグッズも販売されており、ドリンクをオーダーして休憩スペース(畳の小上がりとカウンター)でいただいたり、テイクアウトも可能です。
音信ブレンドコーヒー(500円)でほっこり休憩タイムのかしわちゃん♪
また、現在「まちの番台」 では、毎週土日に「ARCA」によるPOP UP DONUTS SHOP(ドーナツ)がオープンしています。(春頃までの予定とのこと!)
『うたあかりノエル』開催中は、クリスマス限定スイーツも販売されるとのことで要チェックです!私が行ったときには、すでに売り切れていました
ライトアップを楽しんだあと、足湯や温泉で体をほぐしつつ、まちの番台でスイーツタイム──そんなリラックスした過ごし方ができるのが嬉しいところですね
【まちの番台】
営業時間:11時~17時
※『うたあかり』開催中は営業時間を延長して22時まで営業!
定休日:月曜・火曜 (祝日の場合は変更あり)
スポット④ 音信川の対岸は『うたあかり』のベストフォトスポット♪
音信川に続く“飛び石”も光で照らされ、夜の水面にもキラキラと揺れる光が映り込んでとても幻想的でした。
飛び石や、ライトアップされた橋を通って対岸へ渡ると、川沿いに置かれたベンチはまさにベストフォトスポット!
恩湯広場のモミの木ツリー、竹林の階段、そして周囲の山肌や建物の壁に映し出される光の競演を一望できます。
広場のワイワイからはちょっと距離を置いた静けさの中に、金子みすゞさんの詩の朗読音声もちゃんと聞こえます。
しばらく座って、この光と音のステージを堪能しました
目の前に広がる光景と、みすゞさんの詩の温かな言葉が重なり合って、じんわりと胸の奥に沁み込んでくる時間でした♡
「だいご長屋」前のイルミネーション
その後はそのまま対岸の遊歩道をちょっとお散歩。
ほんのりライトアップされた柳の並木や川のせせらぎの音色が重なって、温泉街らしい落ち着いた夜の表情を感じながら、イルミネーションを楽しむ"そぞろ歩き"ができますよ♪
橋を渡って元の側へ戻ると、(取材時は営業時間外でしたが)「星野リゾート 界 長門」併設の「あけぼのカフェ」があり、そのすぐ横にはライトアップされた「紅葉の階段」がしっとりと浮かび上がっていました。
『うたあかりノエル』初日の12月6日でしたが、モミジがまだ鮮やかに色づいていて、その美しさに思わず立ち止まってしまいました
川面や山肌に反射して揺れる光、そしてそこに寄り添うように残る自然の色。
人工的なものだけじゃなく、自然そのものがイルミネーションの一部になっている…そんな「長門湯本らしさ」に、またひとつ心をつかまれました
スポット⑤ 新規オープンの宿泊・レストラン・サウナの複合施設「SOIL Nagato Yumoto」で薪窯ピザをテイクアウト!
紅葉の階段のあと、「恩湯広場」方面へ向かう途中、2025年3月にオープンしたばかりの「SOIL Nagatoyumoto」に立ち寄りました。
ホテル、サウナ、レストラン、アクティビティセンターを備えた複合施設です。
1階には薪窯で焼き上げる本格的なピザやイタリアンが楽しめる「レストラン TARU」 があり、地元の旬の野菜や日本海の魚介を使った料理も味わえます。
ランチ、ディナーのほかにカフェ利用もでき、気軽に立ち寄れるのが嬉しいですね!
上階には音信川や山並みを見渡せるリバービューのサウナが完備されています。
施設利用者は、宿泊の有無にかかわらずサウナを使うことができ、外気浴で川のせせらぎを感じつつ心身を整えたあと、歩いて1分(約60m)の「恩湯」に浸かるのがベストコース。
サウナ後に「恩湯」に浸かることで、温泉成分がより浸透しやすくなると言われています。
私は長門市内在住なので、またサウナにゆっくり訪れてみたいなと思いつつ、今回はピザをテイクアウト!
スタッフさんオススメの「ブロッコリーとサルシッチャ(1,800円)」
“温泉街とつながる宿”を目指す「SOIL Nagatoyumoto」は、新しい旅の形を提案する場。
1階のセレクトショップには、アクティビティ紹介コーナーがありました。
古くから伝わる焼き物の産地を巡る「深川萩焼窯元群」の窯元訪問&見学ツアー、塩づくり見学、林業家の案内による森林ツアーなど、自然や伝統文化に触れられるユニークなアクティビティが並んでいます。
観光地という枠を超えて、人との出会いやその土地を感じることで、濃密な時間が過ごせそう。
ちなみに、宿泊者でなくても、多くのプログラムは参加可能です
そしてセレクトショップに並ぶ品々にも注目。
地元の作家による陶器、伝統工芸、地域の素材を活かした品々は、ただのお土産に留まらない丁寧に選ばれたアイテムたちばかり。
それぞれに「この土地の背景」や「つくり手の思い」などストーリーが見えるものばかりでした
【SOIL Nagatoyumoto】
電話番号:0837-25-3333
駐車場:専用駐車場12台(宿泊者無料)
客室数:24室(ツイン/ダブル、グループ、スイート、シングルボックスなど)
チェックイン:15時〜 / チェックアウト:〜10時(プランにより異なる場合あり)
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「SOIL Nagatoyumoto」 — “泊まる”以上の体験を

ただ泊まって通り過ぎていく宿ではなく、旅と日常がつながる“地域との交差点”になっている「SOIL Nagatoyumoto」。
全24室の客室は、ツインやスイート、グループ向け、そして一人旅に嬉しいドミトリールームまで、多様な旅のスタイルに寄り添います。
せっかく長門湯本温泉を訪れるなら、この土地そのものに溶け込むような滞在や体験を、ぜひ楽しんでみてくださいね
(画像:SOIL Nagatoyumoto提供)

『うたあかりノエル2025』グルメ情報まとめ!屋台&キッチンカーでほっこり♪
『うたあかりノエル』では週末を中心に、屋台やキッチンカーによる地元グルメや温かい料理の販売もあります
\OSOTO Kitchen in 恩湯広場/
期間中土曜日に「SOIL Nagatoyumoto」のイタリアンレストラン「TARU」の屋台が出店!
ミネストローネとホットワインが販売されます。
\フードトラック in 竹林広場/
"俵山のモバイルレストラン"がコンセプトの「sora-Gibier Food Truck」が12月6日(土)と22日(土)(17時〜)に出店!
長門市の地元食材やジビエ、自社農園の無農薬ゆずきちで作る多国籍料理と自家製ドリンク等が販売されます。

「恩湯」のデッキには、だれでも使える竹製の座椅子が用意されていて、冷えた夜でも安心して腰を下ろせました。
ここに座って、「SOIL Nagatoyumoto」1階の「TARU」でテイクアウトしたピザと、屋台で買ったアツアツのミネストローネをいただくことにしました。
心遣いのこもった設えに思わずほっこり
ピザもミネストローネも、どちらも素材の味がしっかり活きた満足感たっぷりの一品でした。
目の前にはモミの木ツリーが輝き、プロジェクションマッピングの光が石畳や山肌に揺らめき、金子みすゞさんの詩の朗読が静かに流れる──
そんな幻想的なステージを眺めながら味わうひとときは、まさに冬のご褒美時間でした♪
野菜たっぷりミネストローネ(500円)
薪窯ピザ(ブロッコリーとサルシッチャ、1,800円)
『音信川うたあかり2026』は2026年1月16日(金)から!
クリスマスバージョンの『うたあかりノエル』が幕を閉じると、いよいよ新年が明けて長門湯本温泉の冬の定番イベント『音信川うたあかり2026』がスタートします。
開催期間は 2026年1月16日(金)〜3月8日(日)。
温泉街の8つのエリア(竹林の階段、恩湯広場、川沿い、音信川河川公園など)で、金子みすゞさんの詩をテーマにしたライトアップや展示が行われ、温泉街全体が静かに物語が紡がれる光の空間になります。
『音信川うたあかり』は、ただのイルミネーションイベントではありません。
地元の子どもたちが手づくりする灯りが並ぶなど、“この土地ならではのあたたかさ”が息づいているのが魅力
さらに、川や山、竹林といった自然に寄り添うように光の演出がされており、派手さを競うイルミネーションとは一線を画す、やわらかな美しさが広がります。
『うたあかりノエル』、そして冬本番を彩る『音信川うたあかり』。
ぜひ両方訪れて、この季節だけの特別な時間を味わってみてくださいね
『音信川うたあかり2026』
開催期間:2026年1月16日(金)〜3月8日(日)
点灯時間:期間中毎夜の日没〜22時
予定:焚き火&マシュマロ、キッチンカー&屋台、スタンプ&シールラリー
- 長門湯本温泉
- SOIL Nagatoyumoto(サウナ・アクティビティーセンターを備えた複合施設)
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長門湯本温泉は四季を通してイベント多彩!
四季折々の自然の美しさを体感できるイベントをはじめ、お洒落でアートな催し、歴史や文化に触れられる企画まで、長門湯本温泉では1年を通して多彩なイベントが開催されています。
お目当てのイベントに合わせて宿泊を計画すれば、旅の楽しみ方もさらに広がりますよ♪



























































