「地球の歩き方」発売で話題の山口市!車なしで行ける定番観光スポット・瑠璃光寺周辺おすすめスポット5選
今回は、「地球の歩き方 山口市版」の表紙にも登場している瑠璃光寺五重塔を起点に、ノスタルジックな建物から穴場の絶景カフェ、趣のある寺院でのユニークな大仏作り体験など、歩くほどに新しい魅力に出会える山口市のちょっぴりディープなおすすめスポットをご紹介します。
※この記事の情報は、2025年11月時点のものです。
- 池田モト

- 141pv

ガイドブック「地球の歩き方」の表紙に登場!山口市の定番観光スポット「瑠璃光寺五重塔」

山口市に来たらまず訪れたいのは「瑠璃光寺五重塔」!
山口市唯一の国宝であり、日本三名塔(奈良の法隆寺五重塔、京都の醍醐寺五重塔、山口の瑠璃光寺五重塔)の1つに数えられている山口市のシンボル的存在です。
ガイドブック「地球の歩き方」では、表紙にイラストで登場しています。
取材に伺った日はちょうど紅葉が見ごろの時期で観光バスも多く停まっており、たくさんの方が訪れ写真を撮っていました
実は山口市がニューヨークタイムズで紹介された2024年は、約70年ぶりに五重塔の檜皮葺(ひわだぶき)屋根の全面葺き替え工事、いわゆる「令和の大改修」が行われていて、その美しい姿を見ることはできなかったんです。

現在は、葺き替え工事が終わったばかりの美しい五重塔の姿を見ることができますよ。
それでは、ここから周辺のちょっぴりディープなおすすめスポットを巡っていきましょう!
Column
山口県おすすめ紅葉スポット|名所から穴場まで。見頃時期やイベントランキング情報も
山口県の人気紅葉スポットを、NYタイムズ紙で話題の『国宝 瑠璃光寺五重塔』をはじめ、定番から穴場まで全網羅!見ごろはいつ?駐車場は?など気になる情報をご紹介。見頃予想をチェックして紅葉狩りに出かけてみませんか?
紅葉シーズンの人気&おすすめイベントランキングも必見!

笑顔が素敵な店主のいるレトロな土産店「たつみや」
瑠璃光寺の道路を挟んで向かい側にあり、テレホンカードやフジカラーと書かれたレトロな看板が目を引く小さな土産店「たつみや」。
時代が移り変わる中でも変わらず、この場所で64年間お店を営んできました。
店主は笑顔が素敵な優しい方。

会計の際に長年愛用しているというそろばんや、壁に所狭しと飾られている、これまで取材等が来た際に記念に撮影した写真からは、このお店の歴史を感じることができます。

お会計のカウンターには店主さんがふと思いついた時に書き留めてきたという、すてきな言葉たちが貼られていました。
山口市土産の「外郎」や「舌鼓」、瑠璃光寺五重塔をかたどったキーホルダーはもちろん、山口県らしい萩焼やふく土鈴から…
可愛らしい小銭入れや駄菓子、招き猫の置物なども販売されていました。

瑠璃光寺を散策してちょっと一息つきたいなという方には、コーヒーや甘酒などのドリンク、ソフトクリーム(ソフトアイス)もあります。

夏場はソフトクリーム(ソフトアイス)が人気で、なんと味は14種類もあるんです!
どれにするか迷ってしまいますね。

店内のベンチでいただくこともできますよ。
【たつみや】
住所:山口県山口市香山町6−6
電話:083-925-4232
定休日:不定休
奥まで見なきゃもったいない!さらにディープな体験もあり?「洞春寺」
2つ目のスポットは山口市が紹介されたニューヨークタイムズの記事にも登場していた「洞春寺」(とうしゅんじ)です。
元々この場所には大内盛見(もりみ/もりはる/もりあきら)の菩提を弔う国清寺(こくしょうじ)があり、洞春寺は毛利元就の菩提寺として安芸国吉田(広島県)の城内に創建されていました。
その後萩へ移り、幕末の頃に現在の地へ移されたんだそう。
山門
観音堂
鐘楼門
山門と観音堂は国の重要文化財、鐘楼門が山口市の重要文化財に指定されています。

また敷地内には大内盛見の墓、

そして長州ファイブの1人である井上馨の墓も。
歴史の見どころも多いお寺ですが、それだけではありません。
のむら美術館
水ノ上窯
お寺の敷地内には珍しい美術館や陶芸工房「水ノ上窯」があったり、(取材の日はどちらもお休みで見ることができず残念でした )
人気者のマル住職(2世)
看板犬「マル住職(2世)」に出会えたり…。
馬のシャル
さらに奥へ進むと徳山毛利家からやってきた馬の「シャル」やヤギに烏骨鶏にも出会えます。
海外アーティストの作品。他のアートにも出会えるかも。
海外から来られたアーティストが洞春寺に滞在した際に描いたアートも発見!
もっと奥へ進んでいくと「令和の大仏」がひっそりと佇んでいました。
6メートルもあるその姿は迫力がありますが、よーく見てみるとたくさん並べられた小さな大仏でできているんです。

その数約1300体。それぞれ個性的な姿をしています。
この大仏は、新型コロナウィルスが流行した2020年に、新型コロナウィルスの収束を願ってアーティストグループが行った「大仏造立プロジェクト」で作成されたもので、飾られている小さな大仏たちは全国各地で行ったワークショップで作られました。北海道札幌市に展示されていましたが、ご縁がありこの洞春寺にやってきたということです。
実は、この令和の大仏に飾るミニ大仏、私たちも作ることができるんです!
私も挑戦してみました
ワークショップ開始前の白いミニ大仏
カラーペンやモールなど沢山
たくさんの材料が揃っています。
用意されたのは白いミニ大仏とカラーペンやおりがみ、マスキングテープなどの多種多様な材料。
これらを自由に使ったオリジナルミニ大仏を作っていきます。

大仏に色を塗ったり何かを貼り付けたりする経験が今までないので、なかなかアイデアが湧かず、最初はしばし悩みましたが…直感で作っていくことに♪

パステルカラーのカラーペンやマスキングテープで色付けしていき…頭には刺繡糸、体にはビーズを貼り付けてドレスアップ!
手が動き始めると、集中力も高まり、どんどん自由な発想が湧いてきました!1時間ほどで完成!

出来上がった後は自分で令和大仏の元へ奉納しに行きました。今後はこのミニ大仏を4000~5000体に増やしていきたいんだそうです。
ちょっぴりディープだけど、大人から子供まで楽しめそうなこのワークショップ。参加費は500円で、所要時間は2時間ほど。事前の予約が必要です。
次の実施期間は2026年10月1日(木)~12月31日(木)となっていますが、期間外も随時受け付けているようですので、気になる方はお問合せしてみてください
【洞春寺】
住所:山口県山口市水の上町5-27
電話:083-922-1028
山口市が一望!山口県庁最上階にある穴場カフェ「Cafe Pea Berry」
続いてはランチやひと休みに立ち寄りたい穴場のカフェをご紹介。

瑠璃光寺から車で約5分、徒歩では15分ほどの場所にある山口県庁にやってきました。
カフェなのに「なぜ山口県庁?」と思ったかもしれません。
県庁で働く皆さんに混ざって、少しドキドキしながらエレベーターで最上階の15階まで上がっていくと「Cafe Pea Berry(カフェピーベリー)」があります。
平日しか営業していませんが、営業している日にはぜひ行ってみてほしい!
この場所で21年営業されている、レトロな趣があるカフェなんですが、おすすめの理由は…。
大きな窓から見えるこの景色!山口市を一望することができるんです。
四季折々の山口市の姿を眺めることができます。窓際席はやはり人気なんだそう!
お昼時は県庁の方や仕事で来庁している方の利用が多く、観光客の姿は比較的少なめの穴場スポット。
お昼時は多いですが13:30を過ぎると人の流れも少なく、ゆったり過ごせますよ。

今回こちらでいただいたのは日替わり定食(700円)。
和食から洋食、メインも魚やお肉の様々なメニューが日替わりで提供されますが、メニューの中で一番人気という山口県民のソウルフード「チキンチキンごぼう」の日に伺いました♪
大体毎月第三金曜日をチキンチキンごぼうの日にしているそうです。
おかずのみの持ち帰りは予約が確実、あれば当日でも可能
チキンチキンごぼうのみをテイクアウトされる方もいるんですって!

大きめのお肉とごぼうがごろごろ入ったチキンチキンごぼう。

昔から変わらない甘辛い味付けで、鶏肉も表面がカリッと揚げていておいしい!
お野菜もたっぷり使われていてバランスがよく、山口県産米も何杯でも食べられそうなぐらいおいしいです これが700円でいただけるなんてお得!
そのほか、ランチではワンプレートランチやキーマカレー、日替わりパスタなどがあります。
定食はなくなることもあるので予約がおすすめ。

珈琲は山口市中心商店街にある姉妹店、神田珈琲園さんの挽きたての豆を使用しているそうです。ランチ以降は生ジュース(小松菜ミックス)やベーグルなどもありますので、山口市を眺めながらほっと一息つきに足を運んでみませんか。

【Cafe Pea Berry(カフェピーベリー)】
住所:山口県山口市滝町1-1 山口県庁15階
電話:083-922-3111「内線5461お願いします」と伝えてください
営業時間:9:30〜17:00
定休日:土日祝日
建築好き・歴史好き必見!「山口県政資料館」&「旧山口藩庁門」
山口県庁の敷地内には他にも観光でおすすめのスポットがあります。
「山口県政資料館」と「旧山口藩庁門」です。
まずは山口県政資料館。
旧県庁舎
旧県会議事堂旧県庁舎と旧県会議事堂2つの建物からなっており、どちらも国の重要文化財に指定されています。
大正ロマンを感じる重厚な建築は、タイムスリップをしたよう…!
後期ルネッサンス様式を基調としながら、細部意匠には日本や東洋の手法を取り入れたデザインとなっています。
右から山、口と読める
設計には、後に国会議事堂の設計に携わった武田五一、大熊喜邦技師等が担当したそうなんですが、実は旧県庁舎と旧県会議事堂の2つの建物を上から見ると「山口」の漢字になるような形にしたと言われているんですって!
旧県庁舎、1階には山口県の農林水産物・加工品・民工芸品などを紹介するコーナーや、山口県の国際交流、山口県にゆかりのある文学者についての資料が展示されています。
展示の中には2026年秋に放送予定のNHK朝ドラ「ブラッサム」のモデルとなった宇野千代についての紹介パネルもありますよ
2階に上がると県政のあゆみが貴重な資料で紹介されています。
旧正庁会議室
旧県庁舎の中で最も印象深かったのは「旧正庁会議室」。
もっとも格式の高い部屋であり、豪華なシャンデリアや細かい意匠などが美しく、自然に背筋が伸びるような雰囲気がありました。
その他の館内もとても素晴らしかったので、思わずたくさん写真を撮ってしまいました。
続いては旧県会議事堂を見てみましょう
旧県会議事堂は県議会や建築にまつわる資料の展示のほかにコンサートなどのレンタルスペースとしても活用され、結婚式などの前撮りでも人気のスポットとなっています。
注目は議場。議長席や議員席、2階には傍聴席や記者席があります。ここで熱い議論が行われたんでしょうか。
社会見学に訪れる子供たちからは議長席が人気だそうですよ
1つ1つのお部屋が建築に詳しくない私でもハッとするような、細部まで細かい工夫がなされた気品あふれるデザインでした。
【山口県政資料館】
住所:山口県山口市滝町1-1
電話:083-933-2268
開館時間:9:00~16:30
休館日:毎週月曜日※月曜が祝日の場合は翌日以降の最初の平日が休館、12月28日~1月4日
「県政資料館」のあとは「旧山口藩庁門」へ。こちらはまた雰囲気が違います。
毛利敬親(たかちか/よしちか)が幕末に、今の県庁の位置に藩庁移転を計画して竣工。
この門は、藩庁移転の際に建てられた「山口政事堂」の正門で、県の重要文化財に指定されています。
山口県庁の敷地内でぜひ山口県の歴史をたどってみてください。
瑠璃光寺五重塔を起点に山口市観光を楽しもう!

今回は山口市の定番観光スポット「瑠璃光寺五重塔」周辺の、ちょっぴりディープなおすすめスポットをご紹介しました。
ぜひ山口市観光の参考にしてみてくださいね。
- 瑠璃光寺五重塔(香山公園)
- たつみや
- 洞春寺
- Cafe Pea Berry
- 山口県政資料館
- 旧山口藩庁門
Column
ニューヨーク・タイムズ紙「2024年に行くべき52カ所」に「山口市」が選ばれました!!
なぜ山口市が選ばれたのか?ニューヨークタイムズで紹介された山口の魅力(観光スポット・グルメ・温泉)をご紹介。おすすめのモデルコース情報も要チェック!

NYタイムズで紹介されたおでんやコーヒー店などを巡りその理由を探る
ニューヨーク・タイムズの記事内には山口市の小路にある飲食店などがいくつも登場していますが、今回は紹介されているカフェをはじめ、山口市を推薦してくださったライターのクレイグ・モドさんも歩いた(かもしれない)山口市の中心商店街~瑠璃光寺方面への道のりを歩きながらディープな山口の楽しみ方をご紹介します!

山口市定番観光モデルコース~ご当地グルメ「ばりそば」!世界が注目する小京都・山口市へ日帰り旅!
山口県在住7年目にして山口市観光は初心者の私ならでは!?の目線で、実際に観光を楽しんできました♪ 観光に便利なお役立ち情報やご当地グルメ情報も交えて、「ここだけは行っておきたい!」スポットを中心に、定番観光モデルコースをご提案します♪





















































































