【山口県・下関酒造】日本酒好き必見!酒蔵見学&試飲&日本酒ブレンド体験に行こう♪人気の酒蔵カフェも♡
酒造見学や試飲などの日本酒体験ができる蔵元は各地にありますが、下関市の酒蔵『下関酒造』には、県内で唯一「世界で1本だけのSAKE造りツアー」という日本酒をブレンドしてオリジナル日本酒を作れる体験プランがあるんです♪
唎酒師の案内で酒蔵見学、日本酒の種類やラベルの読み方を学ぶ日本酒講座に続いてツアーの最後に行うブレンディング体験では、オリジナルブレンドの日本酒を完成させます!
お酒好きにもビギナーにも、山口県の観光旅行で美味しいお酒に出会いたい人にもおすすめの、ほろ酔い体験レポートをどうぞ♪
試飲や購入ができる直売ショップや併設カフェもご紹介!
- サキエ
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『下関酒造』…下関の食文化と共に歩んだ100年の歴史
大正12年の創業以来、下関の豊かな食文化の魅力を最大に引き出す日本酒を追求し、地元に愛され続けてきた酒蔵『下関酒造』。
毎日の晩酌に長年親しまれてきた代表銘柄の「関娘」や下関の海産物との相性に特化した「海響」のほか、近年では国内外の酒類協議会で最高位の賞を受賞している「獅童38」や「蔵人の自慢酒」など高級酒ブランドを展開し、国内外で高い評価を得ています。
限定酒や生酒が並び、試飲もできる直売ショップ「酒庵 空」と、日本酒の利き酒や酒粕を使ったメニューが楽しめるカフェ「syuan KU cafe」が酒蔵に併設されており、日本酒に気楽に触れられるので、地元だけでなく山口県外からもわざわざ足を運ぶ人も多い酒蔵です。
下関駅と新下関駅のちょうど中間地点の街中に位置しており、観光の際にも立ち寄りやすい立地ですよ♪
今回は、酒蔵見学や試飲だけでなく、珍しい日本酒のブレンディング体験に日本酒講座までついてくる『下関酒造』オリジナルプラン「世界に1本だけのSAKE造りツアー」に参加するため、最寄り駅の幡生駅を利用して『下関酒造』を目指しました。
駅から徒歩約10分で、酒蔵らしい建物が見えてきます。
酒蔵の目印として軒先に吊るされる"杉玉"
歴史を感じさせる佇まい
[下関酒造 基本情報]
電話番号:083-252-1877(土日祝休業)
※直売店は年中無休(年末年始を除く)、カフェは水曜定休。(公式HPの営業カレンダーをご覧ください。)
駐車場:有
<アクセス>
中国自動車道下関ICから車で約5分、JR新下関駅からは車で約15分
最寄り駅はJR山陽本線幡生駅から徒歩約10分。
\世界で1つだけのSAKE造りツアー/酒蔵見学、日本酒講座、日本酒ブレンディング体験と盛りだくさん♪
「世界でひとつだけのSAKE造りツアー」の会場となるのは、直売店「酒庵 空」のカウンタースペース。
ツアーは約2時間で、①酒蔵見学、②日本酒講座(ビギナー向け)、③日本酒ブレンディングでマイ日本酒を造る体験、の3部構成となっています。
最後に自分だけのオリジナルブレンドが完成したら、720mlと300mlの瓶に詰めてもらい、お持ち帰りできます♪
予め予約時に追加分を注文することもできるので、自分用にはもちろんのこと家族や友人へのプレゼントとしてもオススメです。
【世界に1本だけのSAKE造り〜日本酒のブレンディング体験〜】
料金:5,000円(税込)
定員:10名(1対1の個別ではなく、同じ日時で参加された方とご一緒の体験となります。)
日程:月ごとに開催日時が設定されています。公式サイトで空席情報を確認し、予約してください。
(原則として5日前までにご予約ください。)
時間:10時~12時、14時~16時の2パターンが、日程により設定されています。
①唎酒師の案内で酒蔵を見学
唎酒師で元蔵人でもある内田常務のご案内で、まずは酒蔵の見学ツアーからスタート!
唎酒師(ききざけし)とは日本酒のソムリエとも言われ、日本酒の提供や販売のプロフェッショナル。
加えて、元々は蔵人(くらびと)として日本酒造りに従事していた、いわば日本酒の全てを知り尽くしているお方です
「関娘」と背中に記されたお揃いの法被を着て一緒に蔵の中へ…!
すでにそれだけでも高まってくるプレミアム感にワクワクしながら進んでいくと…
甘くて芳醇な香りがふわりと漂ってきました♡
幸せな甘い香りに包まれる!
香りの正体は、仕込み蔵から出てきたばかりの、正真正銘出来立てホヤホヤ!の日本酒でした。
仕込み蔵で醸されて発酵を終えた"醪(もろみ)"が「絞り」の工程で清酒と酒粕に分離され、ここでさらに"おり(微細な米や麹、酵母などの固形分)"を取り除くための「濾過」の工程が行われているところでした。
奥の機械に入っている20枚もの和紙フィルターを通過させて、"おり"を取り除くのだそうです。
"おり"が残っていると発酵が続いてしまうので、劣化を防いでクリアで色の澄んだ日本酒に仕上げるためにとても重要な工程です。
容器が黒ずんでいるのは、余分な色を除去するために使われる炭の色。
色や香りを吸着して調整する活性炭
活性炭を混ぜることで、余分な色や香りを吸着させて取り除く手法なんだそうです。
日本酒の濾過に和紙や炭が使われているなんて、とても驚きました
最新式の濾過機も使っています!
蔵人の聖域!
日本酒の原料は、米、米麹、水、酵母の4つです。
これらをアルコール発酵させるという、酒造りの最重要工程を行う場所がこちらの「仕込み蔵」。
米に麹菌をかけて醸し、米麹を造る作業もこちらで行われています。
微生物を扱うデリケートな環境を管理しているので、蔵人以外は立ち入り禁止。
外からちらりと覗かせていただき、ここで日々微生物と向き合う蔵人さんたちの姿を想像しました
続いて、かつては仕込み蔵だった木造建屋に巨大タンクが並ぶ「貯蔵蔵」へ。
約10,000リットルのタンク1つに720mlの瓶約6,000本分が入るという大きさです。
ここで味がまとまるまで熟成させるのですが、長くても約1ヶ月程。
日本酒は「世界で一番デリケートなお酒」と言われているくらい酸化に弱く劣化しやすいので、熟成中は毎日木の棒でかき混ぜて丹念に品質チェックを行うのですが、数年前まではこの足場が無く、梯子で登ってタンクからタンクへ飛び移っていたとか
内田常務の蔵人時代の小話なども楽しく聴かせていただきながら、100年前には木桶が並んでいた様子を想像したり、日本酒造りの今昔に想いを馳せました
その1階部分には、約65度の加熱で微生物の働きを止める加熱殺菌(火入れ)工程を行う機械がありました。
加熱殺菌しないものは「生酒」の賞味期限は1か月以下ですが、加熱殺菌をすると賞味期限は1年になるので、市場に出すためには必要不可欠な工程です。
商品化への最終工程である、出来上がった日本酒を瓶詰する工程も見学させていただきました。
ここで2度目の加熱処理が行われ、ボトリングされていきます。
中身の最終確認である検瓶作業は担当者が目視で1本1本検査をするのだそうです
このように機械化された工程もありますが、この目視での検品のほか仕込み作業や搾り作業の多くは、蔵人をはじめ職人の熟練の技と感覚のもと、手間暇をかけずには成り立たない工程が想像以上に多く遺されていることにとても驚きました。
最後に見せていただいたのは、小さな仕込み室。
348ℓのサーマルタンクで、720mlの瓶で50~100本の日本酒を仕込むことができます。
限定酒や実験的な仕込みを行うほか、一般のお客様からの注文でオーダーメイドの日本酒を仕込んだり、なんと原材料持ち込みによる仕込みにも対応可能だとのこと
例えば、「結婚式の引き出物に一定の本数を作りたい。」「還暦祝いに記念酒を造りたい。」など、様々な要望に対応可能とのこと、スゴイ!
お酒好きにとってはもはや夢のようなことじゃないですか!?
②唎酒師による日本酒講座で、日本酒の種類やラベルの読み方を学ぶ!
直売店「酒庵 空」のカウンターへ戻って、いよいよ座学「唎酒師による日本酒講座」の時間です。
日本酒マスター初級編の内容なので、日本酒ビギナーにもオススメの講座です
『下関酒造』の成り立ちや酒造りの方針についての紹介から始まり、お酒の基本的な造り方、発酵のプロセス、麹や微生物の役割、日本酒のクラス分け、日本酒ラベルの読み方、日本酒の劣化やビンテージについて、そして日本酒の選び方についてなどなど、分かりやすく解説してくださいます。
そもそもお酒ってナニ?という超基本的な部分の解説が、日本酒造りの原理や種類を理解することに繋がり、これまでよく分からずモヤモヤしていたことがとっても明確になりました!
麹菌を蒸米に振りかける繊細な作業の様子
麹菌が入った容器
麹菌を振りかける時に使う実際の容器を見せていただきました!
この布をはじくと隙間から麹菌が出てくるわけですが、はじき方や振り方、力の入れ具合などほんの少しの加減で、日本酒の味と質に大きく影響するんですって
さらに、「この布が万一手に入らなくなったら大変な問題!」というくらいに繊細な加減なのだそうです。
この熟練の技によって、麹菌を蒸し米に振りかけて繁殖させたものが米麹。
米麹は米のでんぷんを糖に変えることでアルコール発酵を起こします。
いろいろな説明を聞いていて、日本酒造りはまるで化学だ!と思いました
しかし今でこそ微生物の姿を顕微鏡で見て化学的な説明ができる日本酒造りも、昔は自然界にいる麹菌や酵母により自然に作られるとても神秘的な現象で、神様に捧げるものだった…いう話を聞き、とても感動しました。
時代とともに製法が確立され、一部機械化されても、今なお伝統技法が受け継がれている日本酒造り。
日本の風土が生んだ日本ならではのお酒である日本酒の文化。
私も日本人として大切にしていきたいと思いました
ところで私自身は、ここ数年前から日本酒が好きになりよく飲むようになりましたが、選び方が良く分からない という悩みがありました。
この日本酒講座では、「日本酒のラベルの読み方のコツ」を伝授してくださいます。
講座の後には、ラベルを見ただけで味わいの想像ができるようになるとのこと!
日本酒のラベルを読めるようになりたかったので、真剣に講義を聴きましたよ~!
さらに大吟醸や本醸造などクラス分けの基準の解説では、「だから私は吟醸系が好きだったのか!」とか、「苦手だと思っていたけれど、これからは本醸造系も飲んでみようかな!?」など、新たな発見がありました♪
さらに、「新酒」、「原酒」、「生酒」など日本酒のサブタイトルや、「生酛(きもと)」など古い製法で作られた日本酒などの解説もあり、今後の日本酒の選び方において幅が広がりました
③日本酒ブレンディング体験で、理想の1本をカスタマイズ!
これまでの内容が濃くて、どれもがハイライトのようでしたが…
いよいよ本日の目的である、「世界に1本だけのSAKE造り」で理想の1本をカスタマイズ!
日本酒ブレンディング体験で自分だけのマイ日本酒造りが始まります♪
A~Dの4種類にタイプ分けされた日本酒が国際基準のテイスティンググラスに注がれ、テーブルの上に並びました
まずは、グラスから立ち上る香り(立ち香)を感じ、香りの印象を身近なものに例えるなど言葉にしてみます。
次に、少量を口に含んで鼻に抜ける香り(含み香)を感じ、舌の全体で味を確かめます。
それらを感じたままに自由にメモしていきます。
香りなら、「フルーティ」とか「華やか」「さわやか」とか、「洋ナシのような」など。
味わいなら、「甘口」とか、「一番甘口」とか「ドライ系?」など。
「〇〇さんと一緒に飲みたい味。」とか、「〇〇と一緒に食べたい酒。」など、自由な言葉で表現するのもOK!
私はなかなか言語化できなくて最初は少し戸惑いましたが、『下関酒造』の地下160mから汲み上げられている「仕込み水」をチェイサーでいただきながらテイスティングに集中していくと、香りと味の違い、好きかどうかの基準もハッキリ掴めてきました。
そして、理想のブレンドを作るために6分割にして比率を決めます。
例えば、Aが一番好みなら3/6というように大半をAにするとか。
Dの香りが好きならそれを2/6入れようとか。
自由に決めた比率で内田常務にブレンディングしていただき、テストブレンドを試飲します。
テストブレンドを試飲!かしわちゃん、お味はどう?
唎酒師が理想を実現してくれる、最終ブレンド
テストブレンドを試飲したうえで、微調整を行い最終ブレンドの比率を決めます。
さらに「ドライ」とか「華やか」など、そして自分の理想の日本酒に対する希望のイメージを書き込みます。
私は食前に飲むことが多いので、「食前に1日のつかれをリセットして美味しくいただける日本酒」と希望を書きました。
これを元に、唎酒師である内田常務が微調整した最終ブレンドを行ってくださり、出来上がり!
最終ブレンドは試飲なしでブルーボトルにボトリングされ、充填後はその場で720ml、300mlを1本ずつ受け取ることができます。
正真正銘、世界で1本だけ!
オリジナルブレンドのマイ日本酒の味わいは、開封までのお楽しみです♪
ラベルには申込時に希望した名前を刻印してくださいます。
ブレンディングに使用した日本酒は、純米系より「コク旨(純米吟醸)」「甘口(純米大吟醸)」、本醸造系より「辛口(吟醸)」「香り(大吟醸)」という4タイプで、答え合わせをしてみると合っていたのは「辛口」だけでした(笑)。
人の味覚は、実際の味わい以上に色々なものの影響を受けているため、感じ方は人それぞれ。
これまでこのツアーに参加した何百人ものお客様のうち、答え合わせで全問正解したのはたった2人だそうです。
しかしこの体験では正解することが目的ではなく、五感で感じた感覚を自覚して言語化することで、自分の日本酒の好みを知ることが目的です
結果的に私が選んだ比率は、元々好みだった純米系から純米大吟醸(甘口)を3/6、純米吟醸(コク旨)を1/6、本醸造系から香りの高い大吟醸と辛口ドライの吟醸酒をそれぞれ1/6を入れるというものになりました。
醸造アルコールを添加して作る本醸造系、私自身は苦手だと思っていたのですが…
なんと、テイスティングメモでは「飲みやすい、すっきり」と高評価を付けていました!
また、本醸造系の最大の特徴である華やかな香りや、のどごしが滑らかでスッキリとした味わいにより、「食前に美味しくいただき、1日の疲れをリフレッシュしたい。」という理想に近づいたようです。
自分の感覚に正直に向き合ったことで自分の好みを再発見できたので、日本酒ブレンディングの答え合わせもまた楽しいものでした♪
お酒は人生をより豊かにしてくれるもの。
これからの日本酒ライフが、より幸せで味わい深いものになっていく予感で胸が一杯になった体験でした
Column
体験参加者にはお得な特典が!
『下関酒造』特製おつまみをゲット!
体験に参加した方が『下関酒造』公式LINEへのお友達登録、インスタグラムなどのフォローをすると、『下関酒造』特製おつまみのうち、どれか1つをお土産としていただけちゃいます
私はテイスティングのおつまみとしても出していただいた、奈良漬けをいただきました♪
また、今回出来上がったオリジナルブレンドは『下関酒造』さんにてデータ保存してくださり、今後もまた再注文をすることが可能です。
まさに、一生モノのマイ日本酒!この感動を、皆様もぜひ

直売店「酒庵 空(しゅあん くう) 」限定酒や生酒も!
体験の後は、会場となっていた直売店『酒庵 空(しゅあん くう) 』でお買い物を♪
『下関酒造』の定番銘柄の他、限定酒や生酒も並んでいます。
生酒は、加熱処理をしていな日本酒で搾りたてのフレッシュな味わいが特徴ですが、瓶詰め後も生きている酵素の働きで味が変化したり劣化しやすいデリケートなお酒。
こちらの直売店の冷蔵庫のうち右半分は、なんと生酒用にマイナス7度に設定されているのだそう
本数限定で1~2種類が並んでおり、これを目当てに来店する常連さんも多いのだとか!
私は、銘柄などの名前のついていない搾りたてほやほやの純米大吟醸の生酒を1本。
さらに今、『下関酒造』で最も国内外の酒コンテストにおいて高い評価を得ている純米吟醸酒「蔵人の自慢酒」(720ml、2,500円)を購入しました。
実質上は純米大吟醸クラスなのですが、これからもまだまだ進化していくという意味合いを込めて、敢えて純米吟醸をうたっているのだそうです !
生酒は賞味期限が短く冷蔵で1週間、開封後はできるだけ早めにとのことなので、帰宅後にまず最初にいただきました。
日本酒本来の旨味が感じられ、フルーティでのどごし滑らか!美味しゅうこざいました~♡
「蔵人の自慢酒」は、ここぞという時のために冷蔵庫のベストポジションに取り置いてあります♪
シチュエーションやお食事に合わせてどんな日本酒を選んだらよいか、日本酒のプロが丁寧に相談に乗ってくださり、気軽に試飲もできる酒蔵直売の日本酒ストア。
特別な時に、誰かのために、そして時には自分のために♪
皆さんも最幸の1本を選びに、ぜひ足を運んでみてください
[日本酒ストア 酒庵 空]
電話番号:083-252-0009
営業時間:10時~17時(入店は16時30分まで)
営業日:年中無休(年末年始、臨時休業は除く)
Column
オンラインショップやコストコで、『下関酒造』の日本酒をGETできます♪
根強い人気の代表銘柄「関娘」の大吟醸は、会員制量販店コストコでも販売されています。
毎日飲んでも飲み飽きない日常のお酒からハレの日のお酒まで、「酒と食と心の感動」をテーマに豊富なラインナップを展開している『下関酒造』蔵元直送オンラインショップでは、幅広いお料理や様々なシーンに合わせたチョイスが可能♪
遠方の方もぜひチェックしてみてください

酒造カフェ「shuan KU cafe」甘酒や酒粕を使ったスイーツや利き酒セットもあり♪
最後に、酒造カフェ「shuan KU cafe」へ立ち寄りました。
杉玉が吊るされた趣のある外玄関から直接入店することもできます。
街中にあるとは思えない、緑豊かな窓辺と居心地のいい店内
テイクアウトコーナーには、酒蔵から直送の甘酒や酒粕のほか、体に優しい材料を使った手づくりのオヤツがたくさん並んでいます。
小麦粉やバターを使わずにオートミール粉を使用した「オーツリング(300円、梅酒レーズン・チョコナッツ・カフェモカ)」や、酒粕を使った「スパイシーショートブレッド(130円)」、「チョコチャンクッキー(180円)」、「甘酒スコーン(270円)」などなど、目移りしてしまいましたよ~
私は、純米大吟醸の搾りたて酒粕を使った「大吟醸チーズケーキ(530円)」と「酒蔵ホットサンド(580円)」を注文しました。
「こうじドリンク(550円、ストレート・抹茶・生姜)」も添えていただき、フルーティな甘酒と酒粕の香りとともに運ばれてきました♡
「酒蔵ホットサンド」にはドレッシングに酒粕が使われていたりと、どのメニューも甘酒や酒粕の優しい甘さと旨味が他の素材ととても良く馴染んで、体が喜ぶ美味しさでした♪
店内限定の「酒蔵チーズケーキと酒蔵コーヒーのセット(1,010円)」や「利き酒セット(900円)」など酒蔵カフェならではのセットもあり、気軽に日本酒由来の発酵スイーツ&発酵ドリンクが味わえます。
『下関酒造』の歴史を感じながら、ほっと一息ついてみてはいかがでしょうか?
[syuan KU cafe]
電話番号:083-252-0009
営業時間:10時~17時(入店は16時30分まで)
定休日:水曜日
Column
カフェ併設おすすめ酒蔵4選
見学・試飲・体験あり!
お酒好きも、お酒初心者も気軽に立ち寄れる”カフェ併設の酒蔵”を4つピックアップ!
カフェでスイーツを楽しみつつ、蔵見学や飲み比べ、オリジナル酒づくり体験などを通して山口の地酒がもっと好きになりますよ。

お酒好きにもお酒初心者にもオススメしたい!人生が豊かになる日本酒ライフ♡
元々お酒は好きでしたが、日本酒を嗜むようになったのはここ数年程という、日本酒ビギナーの私。
酒蔵というと、敷居の高そうなイメージを勝手に抱いておりました…、だがしかし!
実は『下関酒造』は元々、445名もの地元の米農家さん達が「自分たちの米で旨い酒を造ろう!」という想いで結集し創業した、世襲制が多い日本酒業界ではとても珍しい酒蔵です。
だからなのか、内田常務をはじめスタッフの皆さん、とてもオープンで、話しやすくて…
日本酒初心者の私からの超基本的な疑問にも優しく丁寧に答えてくださったので、美味しい日本酒の選び方や飲み方などを良く理解することができ、これからの日本酒と共に歩んでいく人生(笑)が、一気に明るく開けました!
日本酒を知り、自分だけのブレンディングを作るこのツアー。
日本酒離れが進む昨今、日本酒の魅力を改めて多くの人に知ってほしいという想いから始められたものだそうです。
下関の風土、食文化、そして飲み手に寄り添いながら歩んできた『下関酒造』ならではのオリジナル体験プラン「世界に1本だけのSAKE造りツアー」、お酒好きの方も、お酒初心者の方にもぜひ体験していただきたいです♪
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