カフェ併設おすすめ酒蔵4選!山口県の日本酒は甘口~辛口まで旨い♡見学・試飲・体験あり。

あなたは山口県の日本酒、好きですか?
三方が海に開かれ、豊かな自然と水に恵まれている山口県ではそれぞれの地域で個性豊かな酒造りが行われています。
今回はお酒好きも、お酒初心者も気軽に立ち寄れる”カフェ併設の酒蔵”を4つピックアップ!
カフェでスイーツを楽しみつつ、蔵見学や飲み比べ、オリジナル酒づくり体験などを通して山口の地酒がもっと好きになりますよ。
池田モト
池田モト
3037pv
カフェ併設おすすめ酒蔵4選!山口県の日本酒は甘口~辛口まで旨い♡見学・試飲・体験あり。

①下関酒造(下関市)

下関市の幡生駅から車で2分ほどの場所にある「下関酒造」。大正12年(1923年)創業で、今年100年を迎えます。

「下関の食に合うお酒をつくる」という思いで、代表銘柄「関娘」をはじめ様々な銘柄の日本酒を展開するほか、ふくのひれ酒、梅酒なども製造・販売しています。


そんな下関酒造にあるカフェが「shuan KU cafe」  

100年前の建物を改装したこのカフェは、時間がゆっくり流れるような素敵な雰囲気が魅力です。


こちらには下関酒造のお酒や酒粕を使った様々なメニューがあるのですが、私がいただいたのは「酒蔵のチーズケーキ(¥530)」と「甘酒ミルク(¥550)」。


チーズケーキには大吟醸の酒粕が使われていて、口のなかに酒粕の香りがふわっと広がります。

クリームチーズの濃厚さはありながら後味はさっぱりとしていて、中に入っている甘酸っぱいクランベリーがアクセントになっていました!

甘酒ミルクは砂糖を使わず、甘酒と牛乳のみ。お米の自然な甘さと牛乳のコクが優しい味わいの一杯です  


さらに「酒蔵カヌレ(¥220)」と「酒蔵コーヒー(¥530)」。


ラム酒ではなく梅酒が使われているカヌレは、こんがりとした香ばしさとしっとりした食感がクセになり、また食べたくなります  

オリジナルブレンドのサイフォンで淹れる酒蔵コーヒーとも相性抜群でしたよ。


今回は飲んでいませんが、下関酒造のお酒を飲んでみたい方には「利き酒(3種)¥770」がおすすめ!お酒の種類は月ごとに変わります。

3種類から1つ選べる「特製おつまみ(¥300)」も一緒にぜひ頼んでみてください 


酒蔵カフェ「shuan KU cafe」の隣には直売所「酒庵 空」があります。

様々な銘柄のお酒がずらりと並んでいますが、多様な個性のお酒を造るカギとなるのは、仕込み水だそうです。蔵の真下を流れる伏流水の水質が軟水と硬水の間の中軟水のため、甘口も辛口もいろいろな味わいを作り出すことができるのだそう。


定番の「関娘」はリーズナブルなものから高級なものまで様々なランクがあり、「家で気軽に飲みたい」「贈り物にしたい」などシーンに合わせて選べます。

さらにイギリスで高い評価を受けたという純米吟醸「蔵人の自慢酒」(写真右)と純米大吟醸「獅道38」(写真左)の2つも要チェック!

他にも気になるお酒が沢山ありました。自分の好みや気分に合うお酒を見つけてくださいね  


そして!下関酒造ではここでしかできない必見の体験プログラム「世界に1本だけのSAKE造り(体験料:¥5000)があるんです。

その名のとおり、世界でたった1つのオリジナル日本酒が作れるというもの!

このプログラムではまず酒蔵を見学してから、唎酒師による日本酒講座で日本酒の基本を学びます  

その後、4種類にタイプ分けされた日本酒を試飲し、自分の好みの比率でブレンド。

さらに理想のお酒や合わせたい料理などを唎酒師に伝え、微調整をしていただき完成です。

私自身、日本酒を飲み比べたことはあってもブレンドした経験はなかったので、とっても新鮮で不思議な気分  


オリジナルラベルを貼った720ml,300mlのボトルもいただけるので記念にもなりますよ。

そのブレンド比率は下関酒造に記録されているので、リピート購入も可能です。


下関酒造の公式HPから「世界に1本だけのSAKE造り」の開催日の確認・予約ができますのでぜひご覧くださいね  


【下関酒造】

住所)山口県下関市幡生宮の下8-23

電話)083-252-0009

営業時間)10:00~17:00

定休日)カフェ(shuan ku cafe)のみ水曜日

    直売所(酒庵 空)は定休日なし

  • 下関酒造

②はつもみぢ(周南市)

周南市の徳山駅から車で4分。中心市街の繁華街にある酒蔵「はつもみぢ」

文政2年創業で、代表銘柄の純米酒ブランド「原田」、季節の暦酒「て、咲く」などを造っています。


そんなはつもみぢに今年8月、本社の倉庫を改装し、角打ちスペース「原田酒場」がオープンしました!  

こちらでは日本酒のほか、ノンアルコールドリンクやスイーツなどもいただけます。


モダンな新しさの中にも、随所にはつもみぢの長い歴史を感じられる風合いが残った空間です。


こちらでいただいたのは、「麹甘酒ラテ(珈琲)¥600」と「日本酒抹茶ティラミス(¥700)」 


麹甘酒ラテ(珈琲)には「原田」の麹甘酒を使い、コーヒーや豆乳とブレンド。

甘酒の香りとほのかな甘み、大豆の香りどちらもバランスよく感じ、まろやかかつ後味はさっぱり軽い味わいです。

日本酒抹茶ティラミスは周南市の「田原清香園茶舗」とコラボした一品。

原田の特別純米酒「西都の雫」を染み込ませたスポンジで抹茶のムースをサンド。

上からマスカルポーネソースと抹茶パウダーが振りかけられており、日本酒の味わいと抹茶のほろ苦さを感じる大人のスイーツです。  

(※こちらはアルコールを含んでおりますのでお気を付けください。)



また、アルコールメニューも8種類と豊富。


代表銘柄「原田」が3種類楽しめる「『原田』飲み比べセット(¥800)」は、精米歩合の違いを飲み比べることができます。

お米の種類の違いを飲み比べることができる「特別純米酒飲み比べセット(¥700)」もありますよ  

今回は飲んでいませんが、ぜひ飲んでみたかったです!


この角打ちスペース「原田酒場」は日本酒を気軽に味わってほしいというだけだはなく、街中にある酒蔵だからこそ、「原田酒場を0次会として利用しそこから夜の街にも繰り出してもらいたい」と周南の街の活性化につながってほしいという思いもあるそうです。


もちろん、直売所もあるので、気に入ったお酒はすぐに購入することができます!  


定番の「原田」は使われている米の種類によってラベルの色が違うんですが、写真は左から雄町(緑)、山田錦(赤)、イセヒカリ(白)。


はつもみぢでは酒米から仕込み水まですべて山口県産にこだわっているほか、フレッシュなお酒を届けられるよう少量仕込み 

そして、通常の日本酒は秋の酒米収穫後に生産を始め、春までにすべての醸造を終えますが、はつもみぢは一年中酒造りを行う「四季醸造」 

季節に合わせた新鮮なお酒を常に造り続けています。

事前予約で酒蔵見学も行っています。見学をして1番驚いたのが、かなりコンパクトな酒蔵だということ!  

「原田」「て、咲く」などには様々な種類のお酒があるので、もっと大きいものをイメージしていましたが、コンパクトな設備をフル稼働させて造っていることを初めて知りました…!

街中でアクセスが良く、一年中動いている蔵が見られるのも嬉しいところです。

酒造見学は3種飲み比べセット付きで1000円、電話で予約することができますよ  


【はつもみぢ】

住所)山口県周南市飯島町1丁目40番地

電話)0834-21-0075

営業時間)直売所 9:00~18:00 / 角打ちスペース(原田酒場)13:00~18:00

定休日)日・祝

  • はつもみぢ

③大嶺酒造(美祢市)

美祢市の田園風景の中にある「大嶺酒造」

ひときわ目を引く真っ白でスタイリッシュな外観で、一見酒蔵には見えません。

仕込み水には美祢市のカルスト台地に育まれたカルシウム豊富な軟水を使い、代表銘柄である「Ohmine」シリーズをはじめ、甘みがありフルーティな日本酒は若者や女性からも高い人気を誇っています。


従来の”酒蔵”のイメージとは全く違うこの新蔵は2018年にオープンし、「酒蔵の閉鎖的なイメージを払拭し、気軽に人が集まる場所にしたい」との思いからこのようなデザインになったそう  


大人気のカフェでは大嶺酒造の特徴である仕込み水や酒粕を使用したメニューが並びます。

今回は、定番の「酒粕アイスクリーム(¥550)」と「リンゴとキャラメルの甘酒(スカッシュ)¥600」にしてみました  


搾りたての酒粕が入った口どけの良いバニラアイスは、香り高く人気の一品♪

同じく搾りたての酒粕を使ったリンゴとキャラメルの甘酒は、これまで飲んだ甘酒の中で一番おしゃれな味がしました!笑

りんごの甘みにキャラメル、そして上から振りかけたシナモンが効いていて、新感覚の甘酒!甘酒が苦手な方にも飲みやすい味。酒粕の粒感も楽しめます。こんな甘酒の楽しみ方があるんだなと新たな発見でした  


今回は飲んでいませんが、「飲み比べ3種セット(¥1000)」など大嶺酒造の日本酒もいただけます。

3種類のお酒と、仕込み水である「弁天の湧水」がセット。

Ohmineシリーズの美味しさの基礎となっているお水と共にゆっくり味わってみてください。

飲み比べて気にいったら併設の直売スペースでぜひ。


「Ohmine」シリーズは米粒の形がデザインされたスタイリッシュなボトルが特徴。


定番は「大嶺3粒 火入れ 山田錦(写真左)」で、フルーティーな甘酸っぱさとしっかりとしたお米の風味が特徴。

そして世界一美味しい市販酒を決める品評会「SAKE COMPETITION 2023」の純米大吟醸部門でGOLD1位を獲得した「大嶺2粒 火入れ 山田錦」は今ますます注目されているんですって!  


お酒だけではなくTシャツやお猪口、水筒などグッズ展開も豊富なのでお土産にもおすすめです♪


大嶺酒造ではカフェでくつろぎながら気軽に酒造りを見ることもできます!カフェのテーブル席の横にある小窓をのぞくと… 

そこには大嶺酒造のロゴと米粒がデザインされたタンクが!

手作業での仕込みの様子など貴重な作業シーンも見れたらラッキー!   午前中がねらい目だそうですよ  


【大嶺酒造】

住所)山口県美祢市秋芳町別府2585-2 

問い合わせ)info@ohmine.jp 

営業時間)10:00~17:00

定休日)なし(年末年始休み)

  • 大嶺酒造

④永山本家酒造場(宇部市)

自然豊かな宇部市二俣瀬地区、厚東川沿いにある「永山本家酒造場」

代表的な銘柄は「貴」で、ドライで米の旨味がぎゅっと詰まった辛口が特徴です。

事務所やカフェが入っている旧二俣瀬村役場庁舎の味のある建物は、国の登録有形文化財に指定されているんですよ。


まずは2階のカフェから行ってみましょう!

永山本家酒造場の2階に2022年にオープンした「フタマタセコーヒー」  


当時の面影が残る天井や窓がレトロな雰囲気で、窓からは厚東川や二俣瀬地区の美しい緑が見えます。


日々の喧騒を忘れゆっくり過ごせそう  


存在感たっぷりの大きなテーブルは日本酒造りで使っていた木桶の蓋を使用しており、インテリアの多くは地元のクリエイターに依頼して作ってもらっているそう。


宇部市在住のイラストレーター・kozi69さんの作品も存在感ありますよね!

細部までストーリーの詰まったこだわりのものばかりなので注目してみてください  


さて、こちらでも様々なメニューに日本酒や酒粕が使われていますが、今回はえぐみや雑味がなく飲みやすい「アイスアメリカ―ノ(¥500)」と、一緒に「酒粕チーズケーキ(¥450)」「酒粕クラッカー(¥200)」をいただきました! 


酒粕チーズケーキは酒粕が華やかに香り、とってもなめらかで口どけが良く濃厚な味わい。

酒粕クラッカーはサクッとした食感が良く、まるでチーズのようなコク・風味が感じられます。


おつまみにも最適で、「貴」を飲みたくなった…というあなたには、有料の試飲コーナーで飲み比べがおすすめ  

1杯(20ml)100円、6杯500円で飲むことができます。自分でサーバーから注ぐのもワクワクしますよね♪

有料試飲コーナーで飲んだお酒が気に入ったら1階の直売所へ行ってみて。


様々な種類の「貴」や酒粕、オリジナルグッズも販売されています  



永山本家酒造場では仕込み水は、井戸から湧き出た秋吉台由来のカルシウムの多い中硬水を使用しています。

お米は顔の見える農家さんから仕入れることにこだわり、契約農家から仕入れたもののほか、酒蔵スタッフが栽培したお米も使用しています。

酒蔵から5キロ圏内にある田んぼで、酒蔵スタッフが自ら栽培した山田錦100%を使っている「純米大吟醸ドメーヌ貴」(写真中央)。宇部市の山田錦で作るとさらりとしたシルキーな味わいになるそうですよ。

他にも個性豊かな「貴」が揃っています。

子どもが描いた田んぼのイラストがラベルになっているのは「貴 純米酒 生もと 中澤朝日米」(写真左)。山口市佐山の中澤さんが作る、農薬も化学肥料も使わずに育てた朝日米を使ったお酒です。

そして期間限定の「貴 純米 本生スパークリング」(写真右)。甘さは控えめですっきりとした後味とシュワシュワとした炭酸が美味しいんですよ~  


永山本家酒造場では現在、改装のため蔵見学をお休みしています。

11月ごろから再開される予定とのこと!  

酒蔵見学は予約制で1人あたり1000円です。

見学だけではなく、試飲ができたり、貴のロゴ入り升を貰えたりと、日本酒好きにはたまらない内容です。


再開の際は公式HP等でお知らせがあるそうなのでチェックしてくださいね♪


【永山本家酒造場】

住所)山口県宇部市大字車地138番地

電話)0836-62-0088

営業時間)

直売所 月~金 8:30~17:00 土日祝 11:00~16:30

カフェ(フタマタセコーヒー)水木 8:30~14:30  金 8:30~16:30 土日祝 11:00~16:30 

定休日)カフェ(フタマタセコーヒー)のみ月・火

  • 永山本家酒造場

山口県内の酒蔵カフェで気軽に地酒を楽しもう♡

今回は山口県内にあるカフェ併設の酒蔵をご紹介しました  

4つの酒蔵に共通するのは「もっと気軽に日本酒を楽しんでほしい、より多くの人に酒蔵に足を運んでほしい」という思いでした  

お酒好きの方はもちろん、日本酒が気になるお酒初心者の方、あまり飲んだことがないという方も、まずはカフェをお目当てに酒蔵に足を運んでみませんか?  

山口県の地酒の魅力にきっと出会えますよ♡



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この記事を書いた人

池田モト

生まれ育った山口県がぶち好きなんちゃ!1児(3歳)のママ。趣味はおでかけ、特技はお出かけの情報収集。

山口県を拠点にフリーアナウンサー、取材力を活かしてライターとしても活動しています。

「もっと山口が好きになる・知りたくなる・行ってみたくなる」山口県にある数えきれない魅力を県内外に発信していきます!

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