萩市『むつみ昆虫王国』夏休みに親子で行きたいスポット!自然の中でカブトムシやクワガタに出逢えます

夏休みのおでかけ計画はもう立てましたか?
子どもの知的好奇心を育むスポットとしてこの夏ぜひおすすめしたいのが、萩市の自然豊かな"むつみ地区"にある『むつみ昆虫王国』です!
自然の森に近い状態に整備された施設で、たくさんのカブトムシを間近で観察することができる、毎年家族連れで賑わう人気スポット!
今年は7月13日(土)から8月15日(木)まで開国しています。
開国初日に、昆虫が大好きな我が家の子どもたちと訪れてきた様子をレポートいたします♪
サキエ
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萩市『むつみ昆虫王国』夏休みに親子で行きたいスポット!自然の中でカブトムシやクワガタに出逢えます

『むつみ昆虫王国』開国!

萩市街地から車で30分~40分ほどの山間にある、『むつみ昆虫王国』へやってきました!

むつみ地区は本当にのどかで、ドライブしていても景色が素晴らしくて道中楽しかったです  

開国初日の土曜日とあって、駐車場にはすでにたくさんの車が停まっていました。


今年の開国期間は7月13日(土)~8月15日(木)で、カブトムシを間近で観察し触れ合うことができる「かぶと虫ドーム」、国内外の様々なカブトムシやクワガタムシを展示・販売する「クワガタの館」、そして昆虫採集や散策を楽しめる「昆虫の森」の3つの施設があります。


[むつみ昆虫王国]

入場料:「かぶと虫ドーム」のみ有料、3歳以上500円(再入場不可)

開国期間:7月13日(土)~8月15日(木)

※虫の状況により、早期に終了することがあります。

開国時間:9時~17時(最終入場16時30分)

カブトムシの自然な状態に出逢える!「かぶと虫ドーム」

さっそくこの施設の目玉ともいえる「かぶと虫ドーム」へ向かいました。

入口で入場料を支払い、注意事項をチェックします  




~ドーム入場のお願い~

ドームの入場については、保護者同伴の入場をお願いします。

昆虫王国では、カブト虫とのふれあいを通じて、生きものへの思いやりや命の尊さ等の情操教育のお役にたてられることを願っています。


一、カブト虫を、強引に木から離さない。

一、カブト虫を、飛ばそうとして投げない。

一、カブト虫を、一人占めしない。

一、カブト虫と遊んだ後は木に返してください。




虫かごの中と違って、ここはいわばカブトムシのおうち!

人間の方がおじゃまさせていただく側と考え、注意事項を子どもたちにしっかり伝えてから、カブトムシ探しスタートです♪

ネットでドーム型に囲われた約1,220㎡の広々とした空間にクヌギなどの樹木が植えられ、カブトムシが放し飼いにされています。

昼の間、カブトムシは土や腐葉土の中に隠れていることが多いため、パッと見てすぐ見つかるような感じではありません。

子どもたちは、見よう見真似でカブトムシを探し始めました 

しばらくして…


「あっ。おった~!!」


嬉しそうな声が聞こえてきたので駆け寄ると…ベンチの下の葉っぱの中にカブトムシ発見!   

クヌギの葉っぱとふかふかの土をベッドに、気持ち良さそうに潜り込んでいました  

カブトムシの短い方の角を持って、優しく持ち上げてみます  

(長い角を持つと、頭部に負担がかかり折れたりすることもあるのだそうです。)


「カワイイ~♡足がめっちゃ動いてる!ダンスしているみたい~。」


庭で見つけたノコギリクワガタのメスの他、田んぼで出逢ったイモリやカエルを飼っている生き物大好きな8歳女子、観察している時の優しい表情が印象的でした  

「またおったよ~!!」と5歳男子の声  

行ってみると、ベンチの下にこんな風にぶら下がっていました!(写真2枚目)

まだまだ探し回ります!

どの子もみんな、好奇心に満ちた表情で本当に楽しそう  

子どもだけじゃなく、大人の方の歓声も良く耳にしました。

虫カゴ越しではなく自然に近い状態でこんなにたくさんのカブトムシに出逢える体験は、おそらくほとんどの人が初めてではないでしょうか  

2匹のカブトムシをベンチに置いてみた、5歳男子。

たまたまベンチに昆虫ゼリーが残っていたので、それを木の枝ですくってカブトムシの口元に持っていきました。


「どうぞ~。」


するとカブトムシが食べてくれたので、大喜び!!!

2匹のオスはケンカしてしまうかな?と心配しましたが、餌がたくさんあるせいか、なごやかムードでした(笑)。


それにしても…

カブトムシの目!!めっちゃ可愛いんですけど!!  

ご覧ください、このつぶらな瞳を♡


「ねぇ、カブトムシってこんなに可愛かったのっ。超可愛いんですけどー!!」と興奮する私に、「お母さん、今頃知ったの?」と子どもたち(笑)。

これまで、間近でしっかりと観察したことはなかったなぁ。

今回、図らずとも初めてカブトムシの魅力を知ることができました 

"遊んだ後は木に返す"という注意事項を思い出し、木に戻す5歳男子。

すると、カブトムシはとことこ歩いて木を降りていきました。


「どこに行くんだろう?」


静かにそーっと、行く先を見守ります。

居心地のいい休憩場所を探しに行くのでしょうか  

その後もカブトムシ探しは続き、意外なところで発見したりするのも面白かったです。


「あっこんなところにもおる!!」


朽ちかけた木の中にいるのを発見した時の表情を、パシャリ♪  

敷地内で出店中!むつみ地区で人気の食堂『味酔』の軽食をいただきます。

「かぶと虫ドーム」を出たらちょうどお昼時。

『むつみ昆虫王国』開国期間中は、地域の人気食堂『味酔』が敷地内に出店しており、テント内で軽食やかき氷などをいただけます。

テント内に昆虫ガチャがありました♪

虫カゴ風のケースに入った、とってもリアルなカブトムシやクワガタムシが当たるやつ♪

小さな虫眼鏡もついていて、昆虫観察ごっこもできます(笑)。

(かなりリアルにできているのでびっくりしますよ!)

冷やしうどん、冷やしそば(各700円)、そしてかき氷(400円)を注文しました。

かき氷を先に食べるんかい!  

さっぱりとして美味しかった~!


『味酔』本店は、『むつみ昆虫王国』から車で7分程の場所にあります。

定食の種類が豊富な人気のローカル食堂、ぜひ寄ってみてください♪


[味酔 基本情報]

住所:萩市吉部上2467

電話番号:08388-6-0650

営業時間:11時~

定休日:不定休

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【萩市】猫寺・雲林寺はほっこりスポット、ランチは農家レストランで体にやさしい癒しのむつみ旅。

『味酔』の本店は、木彫りの猫や招き猫などたくさんの猫たちに出逢えると、県内外のみならず海外からも訪れる人が後を絶たないという『雲林寺』、通称『ネコ寺』のすぐ近くにあります。

『むつみ昆虫王国』からすぐ近くの農家レストラン『むつみ・キッチンばぁーば』(萩・むつみの恵)のグルメレポートも併せて、たびトモさんのこちらの記事をご覧ください  

【萩市】猫寺・雲林寺はほっこりスポット、ランチは農家レストランで体にやさしい癒しのむつみ旅。

世界各国のカブトムシ&クワガタムシに出逢える、「クワガタの館」

お昼ご飯の後は、カブトムシとクワガタムシの展示販売を行っている「クワガタの館」を覗きました。

世界各国の珍しい種類がズラリと並んでいて、とても見ごたえがありましたよ~。

飼育用のケースや餌なども販売されているので、手ぶらで訪れても大丈夫です!

日本のカブトムシは、メスが300円、オスが650円と相場よりかなりリーズナブルなお値段で販売されていました  

大物としては、やっぱりこちら!「ヘラクレスオオカブト」。22,000円也!

「ニジイロクワガタ」は、玉虫色に光り輝いていてとっても綺麗♪


昆虫ガチャで当たったクワガタと、全く同じクワガタを発見!

その名も、「ギラファノコギリクワガタ」!!すごい名前です  

「昆虫の森」を散策♪

最後に、1.5ヘクタールの広さにわたってクヌギの森が広がる「昆虫の森」の散策も楽しみました。

カブトムシが大好きなクヌギの木が見渡す限り続く美しい森ですが、マムシやヤマガカシなどの毒蛇がいるかもしれないので、草むらは危険です!

草が刈られて道になっているところ以外へは立ち入らないように注意をいただいていたので、子どもたちにも良く言い聞かせました。

カブトムシの大好物の木がこれだけあるのだから、見つかるかもしれない!

と、子どもたちは落木の裏や地面の上を枝をつかって、ここでもカブトムシを探しますが…やっぱりこれが本当の自然!

そう簡単には見つかりませんね  でも、きっとここに暮らしている。

たくさんの命の気配を感じながら、涼しい森の中の散策を楽しみました。

『むつみひまわりロード』と『むつみ・キッチンばぁ〜ば』

『むつみ昆虫王国』の麓の県道沿いには、7月下旬から8月上旬にかけて約33万本のひまわりが咲き誇るむつみひまわりロード』があるのですが、私たちが訪れた7月13日時点では、開花間近の蕾の状態でしたね~  

道路の左右にひまわり畑が広がっていましたが、咲いたらそれはそれは美しいでしょうね!

また、むつみ地区の特産品を中心に使用した定食が人気の農家レストラン『むつみ・キッチンばぁーば』(萩・むつみの恵)もすぐ近くです!

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2024年の『ひまわりロードフェスタ』は8月4日(日)開催!

地域の特産品や野菜販売、各種出店のほか、ひまわりスケッチや巨大ひまわり迷路、巨大ブランコなど体験コーナー、ひまわり写真コンテストも実施予定!

巨大ブランコはなんと高さ10m!

ひまわり畑を満喫できる催しが満載です  


開催日:2024年8月4日(日)
時間:10時~15時

場所:むつみフラワーロード(萩・むつみの恵周辺)

2024年の『ひまわりロードフェスタ』は8月4日(日)開催!

『道の駅 うり坊の郷 katamata』で、お土産探し♪

帰路につく前に、『むつみ昆虫王国』から車で10分程の場所にある、『道の駅 うり坊の郷 katamata』へ立ち寄りました。

山小屋の様な素朴な雰囲気の道の駅で、地元野菜や特産品が所せましと並んでいます。

道の駅の名前の一部になっている「うり坊」とは猪の赤ちゃんのことで、特産である猪肉が買える道の駅として知られているのですが、残念ながら昨年から発生している豚熱の影響で入荷がストップしており、現在は販売されていませんでした。

そこで今回は、むつみ地区の特産である「萩むつみ豚」を買って帰ることにしました。

飼料の6割に製造ロスのパン、米粉、野菜などのエコフィードを使用することで豚特有の臭みが抑えられ、甘くて柔らかい肉質の良質なお肉です。

保冷用の氷はサービスでいただけるので、モモ肉の生姜焼き用と豚まんを購入しました  

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「萩むつみ豚まん」食レポ♪

「萩むつみ豚」の肉質をそのままに、ネギ塩で味付けされた「萩むつみ豚まん」は、袋のまま電子レンジで温めて食べることができる冷凍商品です。

帰ってから、家族で食してみました!我が家には電子レンジがないのですが、説明書には蒸す方法も書いてあり、ほっ。

蒸籠で蒸したら、ふっかふかの、ほっくほく!そして「萩むつみ豚」の豚さんマークがとっても可愛い♪

肉汁がたっぷりで甘味と旨味が最高でした  家族全員で、「美味しい!」を連発しながらいただきましたよ~!


<冷凍箱入り4個パック>

小売価格:1,600円(税込)

「萩むつみ豚まん」食レポ♪

のどかな自然に囲まれたむつみ地区で、のんびりゆったり昆虫に触れられる『むつみ昆虫王国』。

子どもたちの笑顔がたくさん見られて、とっても楽しかったです!

大人の私も、カブトムシの可愛さ・カッコよさに釘付けとなり、いつしか子どもたちと一緒に興奮していました(笑)

小さな命を大切にする気持ちを育み、家族で一緒に楽しめる昆虫スポット。

そして、自然の恵みをふんだんに味わえるグルメや特産品の宝庫である、むつみ地区。

夏休みの思い出作りに、自由研究のネタ作りに(笑)、ぜひ家族で訪れてみてください♪

  • むつみ昆虫王国
  • むつみフラワーロード
  • 道の駅 うり坊の郷katamata
  • 味酔
  • むつみ・キッチンばぁ~ば(萩・むつみの恵)

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子供と一緒に♪夏休みおすすめおでかけガイド2024

夏休み、旅行やお出かけの予定は立てましたか?自然豊かな山口県は、夏を満喫できるスポットやアクティビティがたくさん!

海水浴場水遊び・川遊びなどの定番スポットはもちろん、工作自由研究に役立つ体験、花火大会・お祭りなどのイベント情報まで、子連れで楽しめるコンテンツを幅広くご紹介します♪

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子供ができる体験を地元ライターがレポート

夏休みにもぴったりな「オリジナル万華鏡作り」「萩焼体験」を地元ライターが子供と一緒にレポート。ぜひ合わせてご覧ください♬

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この記事を書いた人

サキエ

神奈川県で生まれ育つ。20代で海外一人旅にはまり、30代で三重県熊野地方に移住。熊野古道ガイドをしながら地域密着型セレクトショップ「木花堂」を開業。休日は海に潜るか山に登るかのどちらかでした。結婚後、夫の故郷山口県へ引っ越し、40代は育児を楽しみながら、自営業でお弁当作りと草編み作家活動をしています。人生を豊かにする旅やおでかけのきっかけとなるような記事を、子どもたちと一緒に大好きな山口県から発信します!

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