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子供と一緒に楽しめるガラス作品制作体験!山陽小野田市『きららガラス未来館』で世界で1つだけのオリジナル万華鏡作り♪

山陽小野田市は、実は「ガラスアートのまち」なことをご存知でしょうか?
ガラスアートの文化を発信し、ガラスアートの体験ができる『きららガラス未来館』で、こどもたちと一緒に「万華鏡制作体験」に参加してきました!
色とりどりのガラス玉を組み合わせて出来上がった、世界に1つだけの万華鏡の美しさに感動♪
春休み・夏休みの家族のお出かけにもおすすめです!
近くにある人気のパン屋さんや、「日本の夕陽100選」にも選ばれている「きららビーチ焼野」、のびのび遊べる「竜王山公園」などの周辺スポットもご紹介します!
サキエ
サキエ
276pv
子供と一緒に楽しめるガラス作品制作体験!山陽小野田市『きららガラス未来館』で世界で1つだけのオリジナル万華鏡作り♪

『きららガラス未来館』ガラスアートのまち・山陽小野田市でホンモノ体験をしよう!

山陽小野田市には、かつて窯業で栄えた登り窯などの痕跡が今もあちこちに残っており、まちの魅力の1つになっています。

国内外で高い評価を受けているガラス造形作家・故竹内傳治氏の出身地でもあることから、平成12年から「現代ガラス展」を開催するなど、窯業の一種である「ガラスアート」をまちづくりの柱としています。

その新しいガラス文化の発信拠点として平成16年に誕生したのが、今回訪れた『きららガラス未来館』です!

シンプルな建築に見惚れながら中に入ると一転、色とりどりのイロ・カタチが放つ、ガラスアートの光の世界がありました  

  

『きららガラス未来館』では、ガラス造形作家による制作デモンストレーションの見学や作品の購入のほか、子どもから大人まで様々なガラスアート体験を楽しむことができます。

現在開催されている体験教室は、次の5種類です。


〇万華鏡制作体験(写真1枚目)

 4歳~/1,270円~/約30分/当日持ち帰り可

〇エナメル絵付け体験(写真2枚目・3枚目)

 0歳~/1,300円~/約30分/後日有料にて郵送

〇サンドブラスト体験(写真4枚目)

 4歳~/1,080円~/1~2時間/当日持ち帰り可

〇ジェルキャンドル制作体験(写真5枚目)

 4歳~/1,080円~/約30分/当日持ち帰り可

〇ガラスアクセサリー制作体験(写真6枚目)

 小学1年生~/1,610円~/約30分/当日持ち帰り可


(吹きガラス体験、トンボ玉制作体験は休止中)


小さな子どもでも体験できるもの多くあり、0歳でも手形足形を「エナメル絵付け」という形で残す体験もでき、記念品としてもとても人気だそうですよ!

今回は、我が家の8歳お姉ちゃんと4歳弟のコンビで「万華鏡制作体験」に参加しました  

オリジナル万華鏡づくり、スタート!

  • 2人とも急に真剣モード…!

まずは万華鏡の鏡の部分を作ります!

3枚の塩ビ鏡を1mm程の隙間を空けて並べ、セロハンテープで止めて三角の筒になるように形作ります。

指紋で鏡が汚れると白くくもって綺麗な仕上がりにならないとのことで、2人とも一生懸命気を付けて作っていました。

三角形ができたら、クラフト製の筒の中に装着!

「できたー!」と喜ぶ4歳弟  本番はここからだよ~(笑)

色とりどりのガラス玉とビーズが登場  

大きなガラス玉2個、中ぐらいのガラス玉4個、小さなビーズ8個を選び、受け皿の中に入れていきます。



このように自由に入れたら、アクリル板で蓋をして、こぼれないように万華鏡本体の筒にはめ込みます。

覗いてみると…2人から甘い吐息が♡

「わぁ……。きれい~…♡」

「どれどれ?お母さんにも見せて~」



「う、うわぁ~♡ めっちゃ綺麗!すごいやん~!!!! 

ガラス玉の微妙なグラデーションが本当に綺麗で、小さなビーズたちもいい仕事してるなぁと感じました。

子どもたちよりも一番はしゃいでいるのは私でした(笑)。


色を確認しては、また違う色を入れてみたりと、感動しながらも試行錯誤が楽しそうな子どもたち  


「僕もできた~!」

「どれどれ?見せて見せて~」



「きゃー♡ これも素敵! 天才!!?? 

  

ガラス玉とビーズを何度も入れ替えて、好みの組み合わせを探求するのがとっても楽しそうでした!

『きららガラス未来館』では材料に本物のガラス玉を使っているので、微妙なグラデーションや輝きが美しく仕上がる点が魅力!とのこと。

確かに、万華鏡の中では様々な光の屈折や色合いが生まれていて、輝きに奥行きがあります。

その周りを小さなビーズがチョコンチョコンと動いて形が変わっていくのが、とっても可愛い。

これは大人でもはまっちゃいます!



組合せを決めたら、あとは万華鏡の本体に好きな模様の紙を貼りつけて、できあがりです!

お姉ちゃんは塗り絵タイプのものを選びました。色鉛筆をお借りして、思い思いの万華鏡を作ることもできます。 

「できた~♡」と、満足げなお姉ちゃん。

お姉ちゃんは結局30分くらい塗絵していたので(笑)トータル1時間かかりましたが、万華鏡制作体験そのものは30分程でした!


2枚目・3枚目の写真が2人の作品の最終形ですが、知っての通り、万華鏡はくるくる回すとどんどん模様が変わっていくものなので、この写真はほんの一瞬を捉えたものにすぎません。

どんどん表情を変える万華鏡の世界に、2人とも完全に虜になってしまい、帰りの車の中でも万華鏡を覗いていました  


【基本情報】

電話番号:0836-88-0064

開館時間:9時~17時(体験受付時間は9時~15時30分)

休館日:毎週月・火曜日

※月・火曜日と祝日が重なった場合は開館。翌平日振り替え休館日。

※年末年始休館、臨時休館日もあります。ホームページをご参照ください。 

入館料:無料(体験・講座等は有料)

駐車場:あり 

体験だけじゃない、素敵な施設を満喫…♡

メインフロアには、市内在住のガラス造形作家と山陽小野田市がタッグを組んで立ち上げられたブランド「CLASS GLASS」の作品たちがずらりと並んでいます。

窓越しに見える瀬戸内海の水平線と広い空にガラスの煌めきが重なって、まるでガラスのような透明感が吹き抜ける清々しい空間!  

隣にはホットショップと呼ばれる制作室があり、タイミングが合えばガラス造形作家さんの制作デモンストレーションをガラス越しに見学することができるのですが、運が良いことにちょうど見学することができました。

電気炉には真っ赤な火が灯っていて、溶けたガラスを慎重に扱う作業の様子に、4歳弟も興味津々でしたよ♪


展示・販売スペースに並ぶ作品たちは、「CLASS GLASS」の5人の作家さんによるもの。

ブランド名の由来にもなっている、「"暮らす"に寄り添う上質さ」という意味でのワード(CLASS)が表すように、暮らしの中で気どらずに使えるデザインから、特別なオケーションのための逸品まで、幅広く展示・販売がされています。

一つとして同じものはなく、生き生きとしている生命体のような作品たちに、ため息…  

作家さんが吹き込んでカタチ作られたガラスの命が、確かに息づいているような気がします。


山陽小野田市で育まれている新しいガラスアートの世界、ぜひ立ち寄ってご覧になっていただきたいです。

きっと、特別な一品に出逢えるでしょう♪

記念品やご贈答品のオーダーメイドも可能だそうですよ~!

『海のパン屋さんパン・デ・モルデ』で、体に優しく美味しいパンをイートイン♪

ものづくりに没頭した後は、急激にお腹が空いたようです(笑)。

『きららガラス未来館』のすぐ隣にある『海のパン屋さん パン・デ・モルデ』に立ち寄りました。

焼き立てのパンの香りに満ちた店内には、食パンをはじめ総菜パン、スイーツ系などバラエティ豊かなパンが並び、テイクアウトはもちろんイートインスペースでいただくこともできます。

地産地消にも力を入れており、地元本山地区のさつまいもや山口県特産のはなっこりーを使ったパンなど、ここでしか食べることのできないパンがズラリと並んでいました  

あれこれ迷いつつ、子どもたちはチーズポテトサラダパンを、私はコーヒーと一緒にスイーツ系からミニオレンジデニッシュをチョイス!

イートインスペースでゆっくりいただきました 

数あるパンの中で一番人気だという「レーズン食パン」は、この日も予約のみで売り切れていたので写真だけ撮らせていただきました  

その他のおすすめの食パンとしては、太白ごま油という低温圧搾製法で作られた健康に配慮した油を使用し、乳製品や卵、添加物なども一切不使用で健康にとことんこだわった全粒粉100%の食パンです!

今回はこちらをトーストせずにいただいてみました!(店内にはトースターも備えられています)

全粒粉のパンと言えば、表皮や胚芽が含まれているため歯ごたえがあり、ざらっとした舌触りがあるイメージでしたが、こちらはきめが細かくふんわり&しっとりとした食感!

豊富な栄養素が体に嬉しく、小麦本来の味がしっかりとした噛めば噛むほど美味しいパンでした♪

写真2枚目は「美味しい!美味しい!」とかぶりつく4歳弟(笑)。


具材を丁寧に手作りして作られたサンドイッチ各種の他、テイクアウトもできるこだわりコーヒーや数量限定の手作りコーンスープなど、パンのお供になるドリンク類もあるので、お天気が良ければテイクアウトしてビーチで食べるのもオススメです!

また、時間帯が合えば、厚切りトーストにサラダやスープがつくモーニング(550円~)もとっても魅力的です。

ぜひ立ち寄ってみてくださいね  


【基本情報】

電話番号:0836-89-0618

営業時間:7時30分~完売まで(18時頃)

定休日:火・水

※2024年2月から定休日が火・水に変わりました。

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

『竜王山公園』や『きららビーチ焼野』でのびのびと過ごそう!

子どもたちと一緒のおでかけでは、やっぱりのびのびと体を動かして遊んでから帰路につきたいものですね!

周辺の子連れおでかけスポットとして『竜王山公園』『きららビーチ焼野』をご紹介します  


『竜王山公園』は瀬戸内海の眺望が素晴らしい登山道や展望台、オートキャンプ場がある公園で、『きららガラス未来館』からは車で約5分です。

竜の形をした大きな滑り台や大きな芝滑りなどがある遊具広場はオートキャンプ場内に設置されていますが、公園のみの利用も可能!

入場料は1人100円(未就学児は無料)です。


こんなにも広くて大きな芝すべりは初めて見ました!子どもたちがいたら大喜びしそうです♪

(万華鏡制作体験の日はあいにくの雨模様だったので、別日にかしわちゃんと訪れました。)

また今度、お天気の良い時にヒップスライダーを持参して、子どもたちと来ようと思います  

※段ボールの使用は禁止されているので、ヒップスライダーを持参しましょう!


近くの展望デッキからは、瀬戸内海が見渡せました。

竜王山公園の山頂からの景色は、日本の夕陽100選、新日本の夜景100選、日本夜景遺産にも選ばれているそうです!

春には10,000本の桜が山肌を染める桜の名所としても知られており、毎年桜まつりも開催されているそうですよ  

  

【基本情報】

電話番号:0836-89-0055(竜王山公園オートキャンプ場)

公園利用時間:8時30分~16時45分(入場は16時まで)

定休日:年末年始(12月29日~1月3日)

利用料金:100円(未就学児無料)

※公園はオートキャンプ場内にあります。テントサイト内に立ち入らないなど、ルールやマナーを守ってご利用ください。

『きららビーチ焼野/焼野海岸』は、夏は海水浴場として賑わう砂浜ゾーン、磯遊びができる磯ゾーン、整備された遊歩道などがあり、「日本の夕陽100選」に選ばれているビュースポット。

中央突堤には日時計が設置されており、そこへ真っすぐ伸びる歩道を歩くのもとても気持ちいい  

ここの広場には記念撮影にぴったりな「幸せの鐘」があり、ハートマークの一部のような形が額縁のように景色を切り取ってくれます。

今回は、かしわちゃんと記念にパチリ♪

日没の時間には、この景色がオレンジ色に染まるんだそうです!綺麗だろうなぁ~!


下のコラムのページでは、地元ライターが『きららビーチ焼野』の魅力を深堀し、ビーチ沿いの絶景カフェ『ソル・ポニエンテ』や周辺スポット『本山岬公園 くぐり岩』などを紹介しています。

ぜひご覧ください 

Column

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『きららビーチ焼野』の夕焼けをご覧あれ!

絶景カフェ『ソル・ポニエンテ』の情報などきららビーチ焼野周辺をたっぷりご紹介しています!必見ですよ  

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『きららガラス未来館』でのホンモノ体験が宝物になった旅でした♪


小さな子どもでも「ガラス」という素材の魅力に触れることができた「万華鏡制作体験」。

我が家の子どもたち2人とも、とても集中して楽しんでいました!

「自分で作った」という思い出とともに、大きくなってもずっと大切にしてもらえそうな物を作ることができたのが、親としてもとても嬉しいです  

『きららガラス未来館』は、体験や作家さんの作品を通じて「ホンモノ」に触れることができる場所でした。

今度は私自身も、家族や友達へのプレゼント、または自分へのプレゼントに、何か作ってみたいです。


『きららガラス未来館』とその周辺には、その名のごとくきらきら輝くビーチがあり、自然の中の公園もあり、心も体も開放してホンモノ体験ができるスポットが集まっているおすすめエリアでした♪

持ち帰った万華鏡とともに素敵な体験と風景が、想い出という宝物になった旅でした♡ 

  • きららガラス未来館
  • 海のパン屋さんパン・デ・モルデ
  • 竜王山公園
  • 焼野海岸・きららビーチ焼野

この記事を書いた人

サキエ

神奈川県で生まれ育つ。20代で海外一人旅にはまり、30代で三重県熊野地方に移住。熊野古道ガイドをしながら地域密着型セレクトショップ「木花堂」を開業。休日は海に潜るか山に登るかのどちらかでした。結婚後、夫の故郷山口県へ引っ越し、40代は育児を楽しみながら、自営業でお弁当作りと草編み作家活動をしています。人生を豊かにする旅やおでかけのきっかけとなるような記事を、子どもたちと一緒に大好きな山口県から発信します!

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