俵山温泉を日帰り旅で満喫!ランチやカフェ、日帰り入浴で、食べ歩きをしながら濃い素敵な旅に♪

温泉と、グルメ。それは、切っても切り離せない、旅の二大欲求…!
これをしっかり満たしつつ、古き良き風情たっぷりの「ザ・温泉街」を、の~んびりぶらり食べ歩きしてみたい♡
そんな願いに応えてくれるのが、江戸時代の番付で「西の横綱」と称された、俵山温泉です。
狭い坂道と温泉宿が入り組んだ、誰もが懐かしさを感じる昭和レトロな町並み。
歩いて回れるほどのこの小さな町に今、新しいお店ができたり、新しいことが始まったり、フレッシュな風が吹いています。
おいしいものと、温泉と、新しい出逢いを求め、お腹をすかせた女子たちでお散歩してきました!
サキエ
サキエ
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俵山温泉を日帰り旅で満喫!ランチやカフェ、日帰り入浴で、食べ歩きをしながら濃い素敵な旅に♪

箱庭のような町・俵山温泉

江戸時代には長州藩毛利家の直営の湯治場として使われていたという、歴史の古い俵山温泉。

5つの源泉から湧き出る温泉を、加水や加温、循環、消毒なしの「源泉かけ流し」で楽しむことができ、その効能は江戸時代の番付で「西の横綱」と称されたほどだそうです。

歩いて回れるほどの小さな町にたくさんの温泉宿がひしめき合う、古き良き時代の風情が残る町並み。

そんな、誰もが懐かしさを感じる温泉街のスタートは、俵山温泉第一駐車場(無料)!

『白猿の湯』や『町の湯』があるメインストリートへ出たら、まち歩きスタートです♪



\食べ歩き その1/『そば居酒屋 たべ山』でランチ♪

ランチを求めてやってきたのは、珍しいジビエのお蕎麦がいただける『そば居酒屋 たべ山』。

俵山湯町第1駐車場(無料)から徒歩数分、俵山温泉『町の湯』のすぐとなりです。 

俵山の清らかな水を使って作られたこだわりの自家製手打ち蕎麦を、なんと!俵山のジビエや山の幸を合わせて頂けるなど、他にはないメニューが揃うお店なのです。 

私は俵山の猪肉チャーシューと鹿肉のつくねが添えられた「けもの南蛮そば」(1,320円/写真1枚目)をセレクト。

猪も鹿も、元々大好き♪旨味がじゅわ~っと口いっぱいに広がります!

ジビエと蕎麦が相性抜群で、後味まで美味しかった♪

低カロリーで高タンパクなジビエが手頃な価格で味わえるのは、地産地消ならではです。


友人は、「たべ山そば」のセット(本日の小鉢3種・季節の炊き込みご飯または白米付 1,430円/写真2枚目)を頂きました。

可能なかぎり俵山産の野菜やお豆腐などを使用し、ご飯は俵山産コシヒカリとのこと!


ジビエ初挑戦の方には、サイドメニューの「鹿肉と猪肉の食べ比べソーセージ」がおすすめ。(600円/写真3枚目)

また、さらにジビエを堪能したい方には、「ジビエ肉盛り合わせ」(3,300円)など豊富なメニューがあります。

各地で農地での獣害が深刻化している昨今ですが、俵山では、山の動物たちに敬意を払って命をいただくハンターの方たちが活躍されており、さらにその命を食材としてひとつひとつ丁寧に向き合い加工する施設「俵山猪鹿公房 想」があり、調理するまでの流れができています。

まだまだジビエになじみのない方も多いと思いますが、栄養価も高く健康的で、美味しいジビエをぜひ俵山で味わってみてくださいね♪


そのほか、旬の食材を使った期間限定メニューも季節ごとに登場するとのこと。

味付けも丁寧で優しく、俵山への愛がいっぱい詰まったお店でした♪

 

[そば居酒屋 たべ山] 

電話:0837-29-0303 

定休日:火曜日、水曜日

営業時間:11:30~14:00、 17:00~21:00 

無料休憩所で俵山温泉ガイドマップをGET!

お店を出ると、目の前に無料休憩所を発見。

中に入ってみると、陽当たりのよいお座敷スペースと、情報コーナーがありました。 

俵山温泉ガイドマップが置いてあるので、GET!

俵山温泉デザインの手ぬぐいやTシャツの販売もありましたよ。


こちらは、俵山を拠点に持続可能なまちづくりに取り組む「株式会社SD-WORLD」さんが事務所の一角を開放して設置されたもので、実はさきほどの『たべ山』さんも、同社の事業の一環で2020年にオープンしたそう。 

コンセプトは、『徹底的地域主義』。 

俵山の宝である温泉を中心に、素泊まり宿の『ゲストハウスねる山』の運営他、新たな取り組みを展開されています。 

さらに、無料休憩所のとなりの『SDサロン』では、曜日により色々なお店が出店され、住民や湯治客の憩いの場となっているんです    

\食べ歩き その2/ 焼きたてパンとチャイの香り漂う、やわらかな土曜日

この日は土曜日!

「猟師の山小屋 加密列~kamitsure~パン工房さんのパン販売と、「チャイガール」さんによるスパイスチャイの喫茶の日でした。

すでに、行列ができています   

ずらりと並ぶ焼きたてパンの向こうでは、コーヒーやチャイのアロマを乗せた湯気がゆらめいて、なんともやわらかい空気感に包まれた空間… 

テイクアウトはもちろん、室内のテーブル席でいただくこともできるので、別腹の声にしたがって()着席! 

地域の方や、湯治客だけでなく、パンやチャイを目当てに訪れる人も多く、みなさん気さくに声をかけてくれるのが楽しい。 

 


「加蜜列」店主の中野美千子さんは、元々福岡市内で自然派ワインと手料理のお店「camomille(カモミーユ)」を営んでいましたが、土地に根差した暮らしそのものを手づくりしていきたい想いを実らせ、2020年に俵山に移住されました。(「加蜜列」と「camomille(カモミーユ)」はハーブのカモミールの日本語読みとフランス語読み。)


北海道産の小麦や四つ葉バター、自然塩、きび砂糖、遺伝子組み換えではない油、そして俵山の山水などのなるべく自然な材料をベースに、地元の旬のものを取り入れたパンなど10数種類がずらり。


イートイン用に、ハンターである旦那様が獲ったという「猪の自家製ベーコンとブルーチーズを合わせたキッシュ(380円)」をチョイス。

シンプルだけど素材の味がイキイキしていて気持ちがアガる↑のに、滋味深い…!

素材という「いのち」に丁寧に向き合う中野さんと、俵山の土地のエネルギーが、すごく調和してて…体と心が喜びます  


他にも、「玉ねぎとオーガニック黒コショウの塩味米粉のマフィン(280円)」や、「レーズンとくるみの田舎パン(480円)など、おかずのようなおやつのような小さなパンから、日常にもって帰ってうれしくなるパンまで色々。


また、俵山のコーヒー焙煎所「Coffee&Roaster Yama」 のコーヒーや、俵山のゆずきちで作った自家製酵素シロップソーダ割など、パンに合わせてカフェタイムを楽しめるドリンク類のメニューも色々!

そして、「お待たせしました♪」と魅惑の香りとともにチャイ(500円)を運んできてくださったのは、「チャイガール」の安藤美祐さん。

千葉県出身で、現在は2020年に俵山に誕生したコミュニティ「俵山ビレッジ」のメンバーとして暮らしながら、スパイス療法家「チャイガール」として活動しています。

安藤さんのチャイは、自然のリズムで変化する体に想いを重ね、季節によりスパイスや調合を変えています。

だからなのか、毎回ちょっとずつ味は違うのに、なぜかピッタリ体の感覚と一致して、やはり体が喜ぶんです  


使われているカップは、俵山の陶芸工房「俵山無名塾」にオーダーしたものなんだそう。

素焼きのあたたかみが手に馴染むカップでいただくチャイガールのチャイ。

心が満たされます…  

   

また、スパイスチャイや、薬膳チャイが自宅で簡単に作れるキットも販売されていますので、気になるかたは安藤さんにお声かけくださいね♪ 

 

[猟師の山小屋 加密列~kamitsure~パン工房] 

~パン・焼き菓子の販売と喫茶営業~ 

営業日:土曜日(ゲストハウスねる山 SDサロン) 

営業時間:11:00~売り切れまで 

※場所や日時を変更する場合があるのでInstagramまたはBlogで営業情報をご確認ください。 

 

[チャイガール] 

営業日:土曜日(ゲストハウスねる山 SDサロン)

時間:11:00~15:00頃まで 

 ※予定が変更になる場合があります。


\食べ歩き その3/ 思わず「うふふ」となってしまうお菓子がいただける、うふふな水曜日

そして水曜日は、どれにしようか選んでいるだけでも「うふふ」となってしまう!?「うふふごはん」さんの焼き菓子の日。 


到着したのはお昼過ぎだったのですが、すでに大分売り切れてしまったとのことで、残りは3種類ほどでした。

アップルパイやチーズケーキなど、甘さ控えめでとっても優しい  

 

店主は、"食べた方が「うふふ」と感じる時間を作りたい"との想いで営業されている古冨南さん。

長門市出身ですが、俵山へは最近引っ越してこられたそうで、普段はキッチンカーで県内外のイベント等に出店していっしゃいます。 

地域の美味しいお野菜などを使用したこだわりのカレーやスコーンに、旅の途中に出逢えるかもしれないので、ぜひチェックしてみてくださいね! 

 

[うふふごはん] 

焼き菓子の販売 

営業日:水曜日(ゲストハウスねる山 SDサロン) 

時間・11:00~売り切れまで 

※上記の営業日以外にもキッチンカーで出店されていらっしゃったり、場所や日時を変更する場合があるようですので、Instagram等で営業情報をご確認ください。 

\食べ歩き その4/ お猿がいっぱい!足元にも、グルメにも!?その名も「三猿まんじゅう」

俵山の食べ歩きは、まだまだあります。 

SDサロンを出てレトロな温泉街のメインストリートを歩き始めると、足元のところどころに、お猿。


目を隠している、「見ざる」…?

ほかにもいたるところに、お猿が! 


"見ざる 言わざる 聞かざる" 


実は、俵山温泉は平安時代に薬師如来の化身である白い猿によって発見されたという言い伝えがあるのです。 



平安時代の中頃、猟師が山中で一匹の白い猿を見かけ、矢を射かけて傷を負わせたが、猿は逃げてしまう。 翌日、血の痕をたどって山に入ると、白猿がうずくまっており、さらに矢を放つと、猿は姿を消し、薬師如来の姿が見え、そこに温泉が湧いていた──。 



それにちなんだ俵山温泉の定番のお土産として昔から愛されてきたのが、福田泉月堂の「三猿まんじゅう」です。

昭和26年(1951年)創業のレトロな佇まい!

黒あんと白あんがあり、形は「見ざる、言わざる、聞かざる」の3種。

毎朝一つひとつ手焼きし、多い日には一日3000個も販売するそうです。

タイミングが良いと、焼いているところを見学でき、焼き立てを味わえるかもしれません。

こちらは、もなかです。お猿の表情がなんともたまりません  

さくふわ!でどちらも美味しかったです。

店内でちょっと座って食べることもできますが、食べ歩きもいいですね♪

もちろん、お土産にも!


三猿まんじゅう(黒・白あん)…1個40円

福猿もなか…1個75円

※セット販売あり


[福田泉月堂]

電話:0837-29-0260 

営業時間:8:00~18:00

定休日:火曜、月末の月曜(祝日の場合は翌日休) 

\食べ歩き その5/ ぽかぽかとあったかい気持ちになれる焼き菓子店『ユーカリとタイヨウ』

食べ歩きはまだまだ続く(笑)。 

福田泉月堂からさらに歩くと、雰囲気のある建物が見えてきました。

こちらは2014年のオープン以来根強いファンがどんどん増え、開店日の土曜にはちょっとした行列ができる人気の焼き菓子店『ユーカリとタイヨウ』。

国内外で菓子作りを学んだ静岡県出身の小坂ゆかりさんが、自然と体に優しい素材で焼き上げるクッキーやスコーンなどの焼き菓子たちが並びます。

バター(四つ葉バター)を使ったお菓子と、ヴィーガンのお菓子ともに、食感もお味もとっても味わい深い♪

ほんわか優しくて、でもしっかり。店名のごとく太陽のようなぬくもりを感じる、「焼き菓子」ならではの魅力が感じられるお菓子たちです  


お店の隣には川が流れていて、温泉街からほんの少し外れただけなんですが、また違う俵山の良い雰囲気がある場所です。

小坂さんがしつらえた可愛らしいベンチや椅子があるので、ちょっと一息座っていただきました。

「はあー。美味しい!」

俵山の自然がご褒美をくれているような気持ちになりました  


[ユーカリとタイヨウ]

電話: 0837-29-0826 

営業時間:11:00~13:00
定休日:日~金曜、不定休

PH9.9は日本最高レベルの美肌効果!さて、どちらの湯に入ろうか?

さて、食べ歩きを楽しんだら、そろそろ温泉へまいりましょう。

俵山には、『町の湯』と『白猿の湯』の、2つの立ち寄り湯があります。

両方とも自然湧出、源泉かけ流し100パーセント!

そしてアルカリ性単純温泉(PH9.9)でありながら、近年の調査で、極めて還元力が強く抗酸化作用があることがわかってきたんだそうです。

温泉成分として豊富な「水素」が含まれており、それが還元力(酸化された状態を元に戻す力)の理由。

昔から病気療養の「名湯」として知られ、生活習慣病予防や老化予防、美肌づくりに効果が期待できるということで、江戸時代の番付以来、「全国平成温泉番付」においても見事!「西の横綱」に輝きました  


2つの立ち寄り湯は、源泉が違うので泉質がちょっと異なります。

「両方入ってみたい!」という方もいるかもしれませんが、入浴後はしっかりと休養することが湯治の観点からは大切なので、俵山では「はしご湯」を推奨していないそうです。

効能により、どちらに入るかを選んでみてはいかがでしょう?  

\立ち寄り湯 その1/ 『町の湯』

実は俵山温泉では、限られた湧出量においても加水せずに泉質を保つために、また源泉を枯らさないために、古くからほとんどの宿に内風呂を作らず、外湯文化が受け継がれてきました。

そして『町の湯』はその原点ともいえる、今でも地元の憩いの湯であり、全国から湯治客が訪れる「療養泉」 です。


『町の湯』の源泉である「町の湯源泉」の効能ですが、スタッフの方によると特に神経痛、筋肉痛、関節痛、などによく効くとのこと!


また、『町の湯』の建物に入るとすぐに「飲泉場」があり、注ぎ口からは、常時かけ流しのお湯が流れ出ていました。

備え付けのコップで飲んでみると、ほんのり温かい♪

硫黄の香りはあまり気にならず、想像より飲みやすかったです。

飲泉は胃腸の疾患などに効能が期待できるとされており、「飲泉→入浴→飲泉」の順がおすすめとのことでした  


[町の湯]

営業時間:6:00~22:00
料金:大人480円、小学生220円、幼児150円

定休日:無し・毎日営業
(※但し年二回、7月・12月大掃除休業有)
電話番号:0837-29-0001

\立ち寄り湯 その2/ 『白猿の湯』

もう1つは『町の湯』から徒歩3分ほど離れた、駐車場近くにある『白猿の湯』。

もともとあった公共浴場を、観光客向けに平成16年にリニューアルオープンした施設で、お土産屋さんやレストランも併設されています。

『白猿の湯』の源泉である「川の湯源泉」の効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛のほか、美肌効果やアトピー改善など、皮膚に対して特に効能があるとのことでした♪

露天風呂もあるので、俵山の風を感じながらゆったり入浴できそうです  

また、玄関への階段の途中にある足湯は、無料でどなたでも利用できるので、食べ歩きの途中に立ち寄るのもオススメ。(7:00~20:00)

こちらももちろん、源泉かけ流し!ちょっと足をつけるだけでも、温泉の効果がじんわり体に伝わってきて、疲れがとれてリフレッシュできました♪


そのあと、1階のお土産屋さんで、温泉水で淹れたコーヒーと、山口産ジェラートのうちご当地産の「百姓庵の塩ジェラート」をいただきました!

コーヒーの酸味がよりまろやかになって口あたり良好  

「百姓庵の塩」は、俵山温泉の位置する長門市の油谷湾の海の水で丁寧に作られたミネラルたっぷりのお塩ですが、この塩味がまた意外にもコーヒーにぴったり♪

食べ歩きの別腹にすっぽりおさまっていきましたよ~


ほかにもいろいろご当地の美味しいものが販売されていましたので、ぜひのぞいてみてください♪



[白猿の湯]

営業時間:10:00~21:00
料金:大人850円、小学生620円、幼児370円

定休日:毎週火・水・木曜日 

※祝日や連休などで営業する場合もあります。詳しくは営業カレンダーをご覧ください。
電話番号:0837-29-0036

\食べ歩き その6/ ぶらり食べ歩きのしめくくりは、出逢いの入り口!?コミュニティカフェ「Entrance」

食べ歩きのしめくくりは、2023年1月にグランドオープン予定で、現在はプレオープン中だとの情報を聞きつけてやってきた、『コミュニティカフェ Entrance』。

こちら、チャイガールの安藤さんが俵山に住むきっかけとなったコミュニティ「俵山ビレッジ」が運営する、俵山の地域内外のヒト・モノ・コトの交流拠点として現在進行形で進化中のスポットなのです。

古い木の建具が組み合わされた、内と外のつながりを感じる解放感に誘われて中を覗いてみると、スタッフの三ツ木あずきさんが出迎えてくれました。


元々は古いガレージだったとは思えない、洗練されたおしゃれな店内 

このカフェスペースを含め、建物内にはすでに民泊やコワーキングスペースがオープンしており、すべてコミュニティメンバーがDIYでリノベーションしたとのこと。

今後はマッサージサロンやサウナなど、健康をテーマにいろいろな事業を展開していくそうです。

現在は土日のみ、『うふふごはん』さんなど地元の飲食業者によるランチ、またはカフェ営業がスタートしています。


「古き良きもの=ホンモノ」が残る俵山の魅力を”眺める"だけでなく、きちんと"交われる"、その入り口ような場所…『Entrance』。

何かと出逢いたい人がこの入り口を覗いたら、新しい出逢いや出来事のはじまりになる、そんなワクワクを感じました。

無料駐車場から見える距離にあるので、ぜひ営業情報をチェックして立ち寄ってみてください♪ 


[コミュニティカフェ Entrance]  

営業日:土日営業を目指し準備中ですが、現在は土曜日のランチタイムと夜の予約制の対応

営業時間:11:00~14:00

※詳しくはホームページをご確認ください。

古き良き温泉街では、歴史と新しい風が融合中だった!

昭和の時代からそのまんまの町並みに、変わらない景色、変わらない味、変わらずに立ち上る湯けむり。

でも、伝統って、ただ変わらないっ…てだけでなく、時代ごとに工夫やアイデアでバージョンアップしてきたからこそ、残り受け継がれてこれたんじゃないかと思ってます。

俵山温泉では、土地の底力に惹き付けられた人たちがもたらす新しい風が、俵山温泉の伝統と融合中でした!

そんな新しいエネルギーを感じ、食と温泉の効果で健やかなエネルギーに満たされ、カラダもココロもぽっかぽかになりました♪


地図にまとめましたので、ぜひぐるりとまわってみてください!

  • そば居酒屋 たべ山
  • 福田泉月堂
  • ユーカリとタイヨウ
  • 町の湯(俵山温泉)
  • 白猿の湯(俵山温泉)
  • 俵山湯町第1駐車場

Column

古地図を片手にまちを歩こう

俵山には、萩と赤間関を結ぶ赤間関街道北道筋が通っています。

なんと、遠回りして俵山温泉を経由するよう定められたからなんだそう!

「殿様に愛された湯治場」俵山温泉の町並みを、「俵山しっちょる会」の案内で、美しい古地図を片手にめぐる、古き時代に想いを馳せるツアー、ぜひチェックしてみてください♪

<写真 俵山村清図/山口県文書館蔵(古地図を片手にまちを歩こう 俵山リーフレットより)>


[コース]熊野神社→温泉街→温泉閣→薬師寺→涼風荘→白猿の湯→河内湯源泉→旅館街裏路地→正川橋→熊野神社(約1.2km/約1時間30分)

[実施日]日曜日
[予約]3日前までに要予約
[料金]1,200円(温泉入浴料含む)
[開始時間]10:00
[所要時間]約1時間30分
[最少催行人員]1名

[申し込み]0837-27-0074


俵山の古地図を見る

俵山の古地図ガイドツアー詳細ページ

この記事を書いた人

サキエ

神奈川県で生まれ育つ。20代で海外一人旅にはまり、30代で三重県熊野地方に移住。熊野古道ガイドをしながら地域密着型セレクトショップ「木花堂」を開業。休日は海に潜るか山に登るかのどちらかでした。結婚後、夫の故郷山口県へ引っ越し、40代は育児を楽しみながら、自営業でお弁当作りと草編み作家活動をしています。人生を豊かにする旅やおでかけのきっかけとなるような記事を、子どもたちと一緒に大好きな山口県から発信します!

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