ロープウェイで絶景の岩国城へ!見どころや所要時間、周辺観光をレポート
今回は、実際にロープウエーに乗って岩国城を訪れ、見どころや所要時間、アクセス、周辺観光スポットなどをレポートします。「車でも登れるの?」「駐車場は?」など、初めて行く前に知っておきたい情報もまとめています。
※この記事の情報は2026年7月時点のものです。
- 森沙織

- 121pv

岩国城とは?歴史と魅力を紹介
山口県岩国市にある岩国城は、錦川を天然の外堀とし、標高約200メートルの城山に築かれた山城です。
岩国城を築いたのは、初代岩国領主の吉川広家(きっかわひろいえ)です。関ヶ原の戦いの後、岩国に移った広家によって築城され、天守は「桃山風南蛮造り」と呼ばれる造りで、慶長13年(1608年)に完成しました。
岩国城は長く残った城ではありません。完成からわずか7年後、徳川幕府の一国一城令により取り壊されました。現在見ることができる天守は、昭和37年(1962年)に再建されたものです。
築城当時の桃山風南蛮造りの外観を再現しており、堂々とした天守と白壁が美しい姿も見どころのひとつです。
また、岩国城の魅力は歴史だけではありません。天守からは、錦帯橋や錦川、岩国の街並みを一望できます。ロープウェイで城山を上がり、緑の中を歩いた先に現れる天守と、そこから眺める景色はまさに岩国ならでは。歴史と絶景の両方を楽しめるスポットです。
岩国城へのアクセス①│ロープウエーに乗るまで。駐車場情報も
岩国城が建つ城山は車で上ることができないため、観光で訪れる場合はロープウエーを利用するのが一般的です。
まずは岩国城ロープウエー山麓駅を目指しましょう。
▼車でのアクセス
山陽自動車道・岩国ICから約10分。
<駐車場情報>
ロープウエー山麓駅のすぐ目の前には、無料で利用できる駐車場があります。
ロープウエー前の駐車場がいっぱいの場合は、近くの吉香公園臨時駐車場や横山河川敷グラウンド横駐車場も無料で利用できます。
また、錦帯橋もあわせて観光する場合は、約300台駐車できる錦帯橋下河原駐車場も便利です。
▼公共交通機関でのアクセス
岩国駅または新幹線停車駅である新岩国駅から、バスが運行しています。
JR岩国駅からは「錦帯橋行」のバスで約20分、JR新岩国駅からは「錦帯橋行」のバスで約15分です。
どちらも「錦帯橋バスセンター」で下車し、錦帯橋を渡って徒歩約10分です。
※錦帯橋の入橋料がかかります。
\駐車場・バス停の場所はこちら/
- 岩国城ロープウエー
- 【駐車場①】岩国城ロープウエー横(無料)
- 【駐車場②】吉香公園臨時駐車場(無料)
- 【駐車場③】横山河川敷運動広場駐車場(無料)
- 【駐車場④】錦帯橋下河原駐車場(土日祝・花見シーズン・GWは有料)
- 【バス停】錦帯橋バスセンター

岩国城ロープウエーは、山麓駅から山頂駅までを約3分で結んでいます。
通常は毎時0分・15分・30分・45分発と、15分ごとに定期便があります。
早速、ロープウエーに乗り込みます。
山頂駅に近づくにつれて岩国市の景色が広がります。
ゴンドラ内の放送を聞いたり、大きな窓から景色を眺めていたりしていると、あっという間に駅に到着しました
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ふもとから歩いて登ることもできます
山頂駅前広場まで、ロープウエーを使わず、登山道を歩いて登る方法もあります。紅葉谷公園付近から登山道があり、約2kmの道のりです。
登山道は天候や安全確認の状況により通行できない場合があるので、訪問前に岩国市公式観光Webサイトで最新情報を確認しておくと安心です。
※2026年9月現在、復旧工事のため通行止め(再開時期未定)
山頂駅前広場のからくり時計にも注目
ロープウエーを降りてすぐ、まず目に入るこのからくり時計。
ロープウエーの出発時間が近づくと、人形が動き出し音楽で知らせてくれます。
山頂駅前広場には展望台もあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

岩国城へのアクセス②│ロープウエーを降りてから岩国城まで

山頂駅前広場から岩国城までは、約300mほど歩きます。岩国城へ向かう道は、舗装された坂道を進むルート(広い道)と、階段があるルート(山道)があります。
小さな子どもと一緒に行く方や、体力にあまり自信がない方は、歩きやすい坂道のコースがおすすめですよ
今回我々は、舗装された坂道を通って岩国城を目指しました。道幅は広く整備されているので、歩きやすいです。
周囲には木々が生い茂っていて、木陰になっている場所も多く、暑い日でも直射日光を浴びないので快適でした。
歩いていると、ほんのりとひのきの香りも感じられましたよ

道中には、山道ルートと坂道ルートが交わる場所があるので、途中で歩くコースを変えることもできます。(奥に見えているのが山道ルートです。)

こちらは、山道コース。体力に自信がある方におすすめです
行きは坂道ルート、帰りは山道ルートを歩きました。
坂道ルートよりさらに自然を間近に感じられるため、ちょっとしたトレッキング気分も味わえます。落ち葉が多い箇所もあり、雨の日や雨上がりはとくに滑りやすいため、足元には注意が必要です。
岩国城の見どころ①│刀剣・鎧などの城内展示
ロープウエー山頂駅から緑の中を歩いていくと、木々の向こうに岩国城が見えてきました。白壁の天守が空に映える姿は、近くで見ると迫力があり、思わず写真を撮りたくなる美しさです
ぜひ、岩国城をバックに記念撮影も楽しんでくださいね!

岩国城に入ると、まず目に入るのが城内展示です。館内には、刀剣や鎧など、岩国の歴史に関する資料が展示されています。
実際に近くで見ると、刀剣の刃の長さや装飾の細かさまで分かり、見ごたえがあります。
鎧も重厚感があり、当時の武士がどのような装備を身につけていたのかを想像しながら見学できました。
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あわせて行きたいおすすめスポット
武士文化に触れられる「柏原美術館」
刀剣や鎧など、武士にまつわる品や武士文化に興味がある方におすすめの「柏原美術館」。岩国城ロープウエー山麓駅のすぐそばにある、全国でも珍しい武士文化の美術館です。主に戦国時代から幕末にかけての甲冑、刀剣、馬具などの武具をはじめ、工芸品や書画などの調度品まで、約12,000点を所蔵・展示しています。

岩国城の見どころ②│展望台からの絶景

岩国城を訪れたら外せないのが、最上階からの眺めです
窓の外には、錦帯橋や錦川、岩国の街並みが広がります。錦川から手前は、当時武家屋敷が立ち並んでいたエリア、錦川より奥が、商家などが並んでいたエリアです。岩国城からの眺望は、かつての城下町の構造を今も感じることができます。
天気がよい日は遠くの瀬戸内海まで見渡せますよ。

足元には、1668年に描かれた地図「岩国領全図」があります。
現在の様子と当時の地図を見比べつつ、景色を眺めて歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか

城内には100円で利用できる望遠鏡も設置されてあり、遠くの景色までウォッチ
景色をより楽しみたい方は利用してみてくださいね。

岩国城を見学したあとは、天守のすぐ横に残る旧天守台にも立ち寄ってみてください。(坂道側から進むと、岩国城の天守より先に旧天守台が見えてきます。)
旧天守台は、築城当時の天守が建っていた場所です。
現在の天守は、錦帯橋付近からの眺めを考えて、昭和37年(1962年)に旧天守台から南へ約50m移動した場所に再建されました。旧天守台は平成6年(1994年)の発掘調査で当時の姿が多く残っていることが分かり、平成7〜8年に復元工事が行われています。
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錦帯橋からひも解く、岩国城下町の歴史
岩国城下町の発展には、錦帯橋が大きな役割を果たしてきました。この記事では、錦帯橋の歴史をたどりながら、岩国城下町の成り立ちや発展の歩み、現在のまちづくりにつながる魅力をご紹介します。
画像:昭和の再建時、仮組みの様子(岩国徴古館所蔵)

岩国城観光の所要時間はどれくらい?
今回我々は、ロープウエー山麓駅から山頂へ上がり、岩国城の城内展示や最上階からの景色、旧天守台を見学して、再びロープウエーで下りてくるまで約1時間15分でした。
岩国城観光の所要時間は、ロープウエーで山頂へ上がって戻ってくるまで、1時間〜1時間30分ほどを目安にするとよいでしょう。
ロープウエー山頂駅から岩国城までは、徒歩で10分ほど。道中は木々に囲まれた散策路になっており、ゆるやかな坂道や階段を進みながら天守を目指します。
歩きやすい道ではありますが、夏場は汗をかきやすいので、飲み物を持っておくと安心です。
岩国城内では、刀剣や鎧などの展示を見学できます。展示を見ながら上の階へ進み、最上階では岩国の街並みや錦川、錦帯橋周辺の景色を一望できます。
写真を撮ったり、景色をゆっくり眺めたりするなら、城内だけでも30分ほど見ておくとよいでしょう。
ロープウエーの待ち時間や写真撮影の時間によって所要時間は変わりますが、岩国城だけを見学するなら1時間15分前後でも十分楽しめました。
岩国城とあわせて楽しみたい周辺観光スポット
岩国城ロープウエー山麓駅の周辺には、観光スポットが点在しており、徒歩で巡れる場所も多くあります。
今回我々は、岩国城を見学したあと、ロープウエー乗り場のすぐ隣にある岩国シロヘビの館へ立ち寄りました。
シロヘビは国の天然記念物で、世界でも岩国にしか生息していない貴重な存在。館内では、実際にシロヘビの姿を見られるほか、岩国のシロヘビが大切に守られてきた歴史や生態についても学べます。
岩国ならではの見どころとして、ぜひあわせて訪れてみてください
岩国城周辺で外せないスポットといえば、やはり錦帯橋です。美しい五連のアーチが特徴で、岩国観光の定番スポットとして知られています。岩国城の最上階から錦帯橋を眺めたあと、実際に橋を渡ってみると、また違った角度から岩国らしい景色を楽しめます。
岩国城だけでなく、岩国シロヘビの館や錦帯橋、吉香公園などもあわせてめぐると、岩国らしい歴史と自然をより満喫できます。
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日本3名橋「錦帯橋」って何がすごい?人気スポットや体験プラン、映え写真の撮り方まで徹底解説
清流・錦川に架かる、5連のアーチが美しい木造橋「錦帯橋」。山口県有数の観光スポットとして多くの観光客で賑わいます。
複雑に組み合わさった組木の技法や四季折々の錦帯橋は写真映えもばっちり!周辺観光も盛り沢山です。
錦帯橋を存分に楽しむポイントをご紹介します。

歴史ある岩国の町を楽しもう
岩国城や錦帯橋など、歴史を感じられるスポットが多い岩国市。景色を楽しむほかにも、ガイドツアーなどの体験を通して知識を深めたり、美味しいグルメを楽しめるのも岩国観光の魅力の一つです。
歴史、文化、グルメと多彩な魅力が詰まった岩国を、ぜひゆっくりと巡ってみてはいかがでしょうか。
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宇野千代ゆかりの地を巡る 岩国観光まち歩きガイド
小説家、編集者、着物デザイナーとして活躍した、山口県岩国市出身の宇野千代(うのちよ)。2026年秋には、宇野千代が主人公のモデルのドラマ、連続テレビ小説「ブラッサム」(NHK)の放送も予定されています。
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宇野千代写真提供:株式会社宇野千代






















