山口県のパワースポット「赤間神宮」はなんの神様?ご利益やおみくじ・お守り・御朱印の値段を調査!

山口県下関市にある赤間神宮は、幼い安徳天皇を祀る神社として、安産・子どもの成長・厄除けなどのご利益で広く知られており、地元民の参拝はもちろん、九州をはじめとした県外や海外からも観光客が多く訪れるスポットです。
この記事では、赤間神宮に祀られている神様やご利益、おみくじ・お守り・御朱印の値段まで、訪れる前に知っておきたいポイントを分かりやすく紹介します。
気になるアクセスや駐車場情報も!ぜひおでかけの参考にしてみてください。

※この記事の情報は、2025年11月時点のものです。
森沙織
森沙織
88pv
山口県のパワースポット「赤間神宮」はなんの神様?ご利益やおみくじ・お守り・御朱印の値段を調査!

赤間神宮はなんの神様を祀っている?ご利益は?


赤間神宮では、平清盛の孫の安徳天皇(あんとくてんのう)を主祭神としてお祀りしています。

安徳天皇は、壇ノ浦の戦いでわずか8歳という幼さで生涯を閉じられた天皇で、赤間神宮は御霊を慰めるために創建されました。

そのため、赤間神宮は平家ゆかりの地としても広く知られています。


ご利益は安産・家内安全・無病息災・開運招福・商売繁盛など多方面に及ぶことで知られています。

とりわけ、海上で命を落とした安徳天皇をお祀りしていることから、とりわけ「海上安全」のご利益が広く知られ、漁業関係者や海運業に携わる人々から深い信仰を寄せられています。 


また、わずか8歳で崩御された安徳天皇を祀ることから、「子どもの健やかな成長」「子孫繁栄」「安産成就」といった“子どもと命”に関わるご利益があるほか、水難にまつわる歴史にちなみ「厄除け」「災難除け」「交通安全」など身を守るご加護も伝えられています。さらに、平家一門の悲劇を受け継ぐ赤間神宮は、苦難を乗り越え再び立ち上がる象徴としても信仰されており、「再生」「再スタート」「心願成就」を願う人々からも親しまれているようです。

赤間神宮の鳥居


赤間神宮の立派な鳥居をくぐります。

今回、11月に伺ったので七五三の看板が立てかけられていました。

境内でも、七五三の撮影を行っているご家族の姿を見かけました  



鳥居の右手側に下関市メインキャラクター「せきまる」が乗ったポストを見つけました!

ポストといえば赤ですが、せきまるにちなんだ青いポストです。

赤間神宮の象徴:水天門

赤間神宮の象徴である水天門は、昭和32年に建立されました。

平家物語に登場する竜宮城の雰囲気を取り入れて設計されているんだそうです  


上層部は彩色を施した木造、中央の通路には優雅なアーチ、下部は白い漆喰仕上げが特徴。

水天門は竜宮造という建築形式に分類され、左右に回廊が伸びた独特の形をしています。



水天門という名前は、評論家の徳富蘇峰(とくとみそほう)が名付けたもの。

美しい海の風景に調和する建物として評価され、平成30年には国の登録有形文化財にも選ばれました。



門は壇ノ浦を見渡せる位置に建ち、海と朱塗りのコントラストがとても絵になります。

今では関門海峡を代表する景色のひとつとして多くの人に親しまれています。


周りの参拝客に気を付けながら、水天門の写真撮影を楽しんでみてくださいね  



水天門をくぐって振り返ると、太鼓楼も確認できます。

毎年元日の初太鼓として太鼓が打ち鳴らされ、国家安泰や世界の平和を祈る行事が行われています。


楼内の太鼓は、熊本県清水村(現在の熊本市北区清水町室園)から奉納されたもの。

赤間神宮を訪れた際には、水天門とあわせて太鼓楼にもぜひ注目してみてください  

赤間神宮の手水舎・拝殿


赤間神宮の手水舎は、明治時代に建てられた歴史ある建物です。

手水鉢には花崗岩が使われ、正面には盥嗽(かんそう:手や口を清めること)と刻まれ、裏面には明治十四歳次辛巳秋九月(明治14年秋、旧暦9月)と彫られています  



こちらが赤間神宮の拝殿です。



お賽銭箱の横には、二礼二拍手一礼の参拝手順をまとめた案内板が設置されています。

初めて参拝する方や作法に自信がない方でも、案内に沿って安心してお参りできますよ  


境内には宝物殿があり、赤間神宮が所蔵する貴重な資料を見学することもできます。(入館料100円)

宝物殿の写真撮影は禁止されていますので、ご自身の目にしっかり焼き付けてくださいね。

赤間神宮は耳なし芳一と平家のゆかりの地で怖い?

赤間神宮は、怪談「耳なし芳一」の舞台としても知られており、境内には芳一堂や芳一像、さらに平家一門の御霊を慰める七盛塚などが残されています。

七盛塚は、壇ノ浦の戦いで亡くなった平家一門を弔うために築かれた塚で、当時の悲劇を今に伝える史跡です。


こうした耳なし芳一や七盛塚の存在から、赤間神宮に怖い場所という印象を持つ人もいるかもしれません。

しかし実際には、歴史と物語が重なり合う厳かな雰囲気に包まれた、落ち着きのある神社です。


とはいえ、芳一堂では琵琶の音が流れており、怪談の世界観をほんのり感じられる演出もあります  


赤間神宮は恐怖よりも、平家の悲劇をしのび、歴史の重みを感じ取れるのが魅力のスポットですよ。

赤間神宮のおみくじ

今回伺ったタイミングでは、7種類のおみくじが用意されていました。(各300円)



おみくじは「みくじ結び所」で結びましょう  

※こちらの写真の左側に写っているのがおみくじを結ぶ場所です。


植物を傷つけないよう、境内の木々や他の場所に無闇に結び付けるのは避け、指定された場所に結んでくださいね。

赤間神宮のお守り・御朱印の値段

赤間神宮では、安産・子どもの守護、交通安全、学業成就、縁結びなど、さまざまな願いに寄り添うお守りが数多く授与されています。

授与所には色とりどりのお守りが並んでいました  



身につけるタイプのお守り

  • 日常的に持ち歩ける、一般的な御守。

  • ・厄除守(800円)

  • ・子供守(800円)

  • ・交通安全守(800円)

  • ・縁結び守(1,000円)

  • ・玉鈴守(1,000円)

  • ・チャイルド守(1,500円)

など。



ストラップタイプのお守り

カバンや鍵につけやすいストラップ型。

・幸せ桜守(800円)

・安産守ストラップ(800円)

・龍神ステッカー守(800円)

・手彫水晶守(1,000円)

など。 



お札

家内安全や厄除けを願うご家庭向けの御札。

  • 家内安全御札:大(1,500円)

    厄除開運御札:大(1,500円)

    交通安全御札:大(1,000円)

    交通安全御札:小(800円)

    家内安全御札:中(800円)

  • など。


用途に合わせたお守りや御札を授かることができますよ  


御朱印   画像:赤間神宮様より


御朱印は書置きのみの対応です。(初穂料500円)

赤間神宮の駐車場はどこ?

赤間神宮には、参拝者が利用できる無料の専用駐車場があります。

場所は、道路を挟んだ神社のすぐ向かい側。

境内まで徒歩すぐの便利な位置です。


第3駐車場まであり、収容台数は約50台です。


今回、日曜日の夕方頃に伺いましたが、駐車場は空いており余裕で駐車できました。

駐車場を整備する警備員さんも配置されていましたよ  


ただし、駐車可能台数は多くないため、土日祝や初詣、イベント開催日には満車になることも珍しくありません。


混雑時は、周辺の有料駐車場に駐車するようにしてくださいね。

赤間神宮は県内屈指のスピリチュアルスポット!

赤間神宮は、見どころ満載のパワースポットとして多くの観光客に親しまれています。

境内には、耳なし芳一堂や平家一門の史跡が点在し、神秘的な空気と旅情が同時に味わえるのが魅力です。


安産、縁結び、厄除けなどさまざまなご利益があるとされ、授与所ではカラフルなお守りや御札も充実しています。

参拝だけでなく、歴史散策や写真撮影を楽しむ場所としても人気です。


歴史・景観・ご利益を一度に満喫できる赤間神宮にぜひ足をのばしてみてくださいね!

Column

境内が賑わう特別な日!赤間神宮の行事・イベント
①『先帝祭』(しものせき海峡まつり)

毎年ゴールデンウィーク期間(5月上旬)に開催される、安徳天皇を偲ぶ神事。

平家の女官たちの姿を再現した豪華な衣装を再現し、赤間神宮まで豪華絢爛な行列練り歩く上臈道中(じょうろうどうちゅう)は必見!


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②源平night in 赤間神宮

赤間神宮をステージに繰り広げられる一大歴史絵巻。本殿前の階段をライトアップしたステージで、幻想的な歴史舞台劇を観賞できます。

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この記事を書いた人

森沙織

山口県で生まれ育った、まるごと山口っ子の森沙織です!

自閉症と知的障害の診断を受けた息子の育児に日々奮闘中ですが、「自分の人生の主役は自分!」という気持ちを忘れずに、毎日を楽しく過ごしています。
ちょっとびっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、ピンク色の髪の毛やロリィタファッションも、そんな私の「好き&楽しい」を表現する大切な一部です。

山口県の魅力を再発見したり、子育て目線での情報を発信したりと、このブログを通じて皆さんとたくさんの「楽しい!」を共有できたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

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