室町時代に創建された寺。幕末の志士や著名な絵師の墓が残る
指月山善福寺は永享年間(1429~40)に指月山麓に創建された臨済宗の寺院で、毛利輝元の萩城築城のため、この地に移されました。天文19年(1550)大内義隆が寺領を保証した文書は「萩」の地名が書かれた最古の資料といわれています。
竿の部分に人の形をした像が彫られた特徴的な燈籠「織部燈籠」があり、キリシタン燈籠とも呼ばれています。また、毛利家の絵師として代々仕えた雲谷派のお墓や、奇兵隊に入り戦死した藤村太郎・英二郎兄弟、幕末に野山獄で斬られた楢崎弥八郎の墓があります。
基本情報
- 住所
- 〒758-0031 山口県萩市川島197
- アクセス
- 萩循環まぁーるバス(西回り)「藍場川入口」バス停より徒歩3分
- ウェブサイト
- 萩市観光協会