角島だけじゃない!穴場ビーチ「土井ヶ浜海岸」に行こう♪周辺カフェや豪華海鮮ランチ、宿泊スポットも

山口県の大人気観光スポットと言えば「角島」
コバルトブルーの海にまっすぐ白い橋が架かるその景色を求めて全国から多くの観光客が訪れ、特に夏の時期は角島大橋や海水浴場は大賑わい。でも、綺麗な海は角島だけじゃないんです!
角島のすぐ近くに、コバルトブルーの海と白い砂浜がきれいな穴場ビーチがあるのをご存知ですか?
その名も「土井ヶ浜海岸」。もちろん海水浴場もあります。
さらに周辺には、絶景カフェ、豪華海鮮丼ランチ、宿泊施設など…見どころがたくさん!
魅力たっぷりの土井ヶ浜海岸周辺スポットをご紹介します。
池田モト
池田モト
1312pv
角島だけじゃない!穴場ビーチ「土井ヶ浜海岸」に行こう♪周辺カフェや豪華海鮮ランチ、宿泊スポットも

土井ヶ浜海岸ってこんなところ!

その美しい景色を一目見ようと日本全国から多くの観光客が訪れる「角島」。


その角島から車で約10分。

角島に負けない美しい穴場ビーチ「土井ヶ浜海岸」があるのをご存知ですか?

「日本の快水浴場100選」にも選ばれており、コバルトブルーの海と白い砂浜が広がっています。

この白い砂浜、砕けた貝殻が堆積してできているそうで、触ってみるととってもサラサラ。

透明度も高く、海の底が透けて見えます   

1kmにわたる砂浜には海の家が複数あり、駐車場やシャワー、売店などの利用も便利。キャンプ場もあります。

海水浴は7月上旬から8月下旬まで楽しめますので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね   

絶景カフェ「ZERO CAFE」でビーチを眺め、心がフラットに

時間を忘れて眺めていたくなるほど美しい土井ヶ浜。

その景色を見ながらのんびり過ごせるのが「ZERO CAFE」です。

国道191号線沿いにあり、ライダーやドライバーからも人気のスポット  

少し高台にあるため、土井ヶ浜を一望できます。




コンパクトな店内は白が基調のシンプルなデザイン。

海側には大きな窓があり窓枠に切り取られた海の景色は、まるで絵画のような美しさ!

お天気のいい日は、テラス席がおすすめです  


「ZERO CAFE」という名前には、「海を見ながらドリンク片手にのんびり過ごし、気持ちをリセットして、フラットな状態になってもらいたい」という意味が込められているんだとか。



今回いただいたのは、厳選した豆から抽出した自慢のエスプレッソを使った「ラテ ¥500」と土井ヶ浜の景色をイメージした「ブルー土井ヶ浜クリームソーダ ¥650」。

クリームソーダにはメロン・ゆずもあり、見た目が可愛いのはもちろん、すっきり爽やかで暑い日に最適  



地元でとれたサツマイモを使用した「さつま芋のパウンドケーキ ¥400」は、しっとりしていてお芋の甘みがしっかり感じられましたし、「明太もちチーズホットサンド ¥650」は中にお餅が入っていて満足感がありました。


ドリンクと軽食をいただくことができ、様々なシーンで気軽に立ち寄ることができます。

美しい景色を眺めながらいただくと、より一層美味しく感じますよ!


土井ヶ浜に来たら必ず寄りたいスポットです。


【ZERO CAFE】

山口県下関市豊北町大字神田上738

083-786-0500

豪華すぎる海鮮丼で海の幸を堪能!「土井ヶ浜海鮮食堂 晴海」

海に遊びに来たら、やっぱりランチは海の幸が食べたくなりますよね。

土井ヶ浜周辺にも海鮮が食べられるお店がいくつかありますが、今回は2023年2月にオープンした「土井ヶ浜海鮮食堂 晴海」に行ってきました!


元々、海の家だった建物を改装したこの食堂。
海がすぐそばにあり、景色も最高です  



こちらには新鮮な海の幸を使った様々なメニューがありますが、ぜひ食べてほしいのが「”極”海鮮舟盛り丼 ¥3850」!


(※数量限定のため早めの来店がおすすめです)


14種類の海の幸がのった舟盛りは驚くほど豪華で、インパクト抜群!

お刺身は、海鮮丼・お茶漬けへとアレンジしながら食べられるセットになっているんです  

味噌汁、茶わん蒸し、サラダに小鉢2個もついています。



地魚を中心に、旬の美味しいお魚を使っているので舟盛りの内容はその日によって変わります。

珍しいお魚の刺身がのっていることも!


この日はオニオコゼ、地ダコ、アジ、コシナガマグロ、タイ、ヒラメ、スマガツオ、サワラ、サーモン、ミズイカ、ウニ、イクラ、サザエ、アワビの14種!

鮮度抜群でつやつや…♡

どれを食べても美味しかったのですが、特に印象に残っているのは初めて食べたオニオコゼの刺身。

コリっプリっとした弾力ある歯ごたえと上品なお味で、大好きになりました  

あまりの豪華さに「こんなに食べられるかな?」と思いましたが、3段階の食べ方を楽しんでいると、意外とぺろっと完食してしまいました。

むしろ、お刺身で勢いよく食べてしまい、お茶漬けにする海鮮がもっと欲しかったな…と思ってしまいました  (笑)


見て、食べて、たちまち笑顔になれる「土井ヶ浜海鮮食堂 晴海」の海鮮舟盛り丼。

あなたも味わってみてくださいね!


【土井ヶ浜海鮮食堂 晴海】

山口県下関市豊北町神田上787

083-242-1645

日本人のルーツは?楽しく学ぼう「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム」

せっかく土井ヶ浜に来たなら貴重な遺跡でちょっぴりお勉強していきませんか?

貝のブレスレット型のモニュメントが目印の「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム」へ行ってみましょう!


国指定の史跡である「土井ヶ浜遺跡」は、弥生時代前期の終わり頃を中心として営まれた集団墓地で、発掘調査により約300体の人骨や貝殻などの装飾品、弥生式土器などが発見されています。

人骨が良い状態で出土された理由として、土井ヶ浜が貝が砕けて堆積した土壌だったことが関係していると言われているそうです。


「難しそう…!」と感じる方もいらっしゃると思いますが、ミュージアムでは子どもから大人まで楽しんで学べる工夫がされています。

学生時代、歴史が苦手だった私でも面白かったです  


常設展では土井ヶ浜遺跡の全体像や発掘された土井ヶ浜弥生人の骨の特徴、日本人の骨の変化のほか、貝の装飾品や土器などの出土品も展示されています。



自分の顔の骨がどの時代のタイプに近いのか、質問に答えていくと診断できたり、



貝のブレスレットのレプリカを腕にはめてみたりすることもできます。



土井ヶ浜遺跡で出土した人骨は、ほとんどが海の方角を向いて埋葬されていたんだとか。

また、土井ヶ浜周辺では採れない貝などを加工した装飾品が出土したことから、既にこの時代に海を介した交易があったということもわかっているそうですよ  


どの展示も大変興味深く、弥生時代の人々もこの綺麗な土井ヶ浜の海を見ていたのかもと思うと不思議な気分に  


弥生シアターでは土井ヶ浜弥生人の謎に迫る3D映像を上映。



3D眼鏡をつけて見れば、人類学ミュージアムのマスコットキャラクター「ボニー」が飛び出てきて、分かりやすく教えてくれます。

大人にとっては小学生時代の社会見学を思い出し、懐かしく感じると思います!


そして、絶対見て欲しいのは、土井ヶ浜遺跡の発掘当時の様子を見ることができる土井ヶ浜ドーム。


土井ヶ浜遺跡のなかで、人骨が最も多く出土した部分にドームを作り、遺跡が保存されています。

約80体の人骨模型で発掘時の様子が再現されています。


模型とはいえたくさんの人骨が並ぶ光景は少し怖く感じるかもしれません  


しかし、ジオラマで見るよりも遺跡の様子が分かりやすいですし、じっくり見てみると展示パネルの解説で見た人骨だな」と理解も深まります。


さらに、「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム」ではこの夏から、もっと楽しく学べる体験講座も始まっています!



土井ヶ浜弥生人が作っていたような、貝をやすりで削ったり、ビーズのようにつなげたりして作るアクセサリーや(※どちらも数量限定でキットがなくなり次第終了、材料費各¥500)、人骨模型の発掘体験ができるホネホネウォッチング(無料)があります  



ミュージアムに来た記念になるオリジナルグッズも!



土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムは室内のため、雨の日など天候の悪い日でも、暑い日でもゆっくり快適に過ごせますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。


【土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム】

山口県下関市豊北町神田上891-8

083-788-1841

日本一にも選ばれた!お土産買うなら「道の駅 北浦街道 豊北」へ

お土産を買ったり、休憩したり、観光の情報を集めたりするなら、土井ヶ浜からは車で約2分の「道の駅 北浦街道 豊北」はいかがでしょうか?


世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表する道の駅ランキングで、2016年と2018年の2度日本一に輝いたこの道の駅  

週末や夏休み期間中は特に多くの方で賑わいます。


海沿いにあり、景色もいいんですよ♪



展望テラスからは、遠くに角島や角島大橋を眺めることができます。

お土産を買うなら地域の物産品販売所「ほうほく夢市場」がオススメです。

地元でとれた新鮮な野菜・果物のほか、奥にある2つの水槽には、豊北地域で水揚げされた新鮮な魚介が泳いでいます  

お土産も豊富に揃っていますよ。人気の定番土産はときわ屋の「二見饅頭」。

薄くてやわらかい皮に手作りのこし餡が包まれており、長く愛されている蒸し饅頭です。

また、土井ヶ浜にある弥生時代の遺跡に着想を得て古代米の赤米を使用した、だるま堂の「赤米もち」もありました。

こちらは香ばしくローストしたくるみの食感が特徴的なやわらかい求肥餅です。赤米の天然色でほのかに赤くて色味が可愛い♡


そして道の駅北浦街道豊北のオリジナル商品も要チェックですよ!  


まず、2023年3月に販売を開始したという「おこげせんべい」。



下関市豊北町産のコシヒカリを100%使用しています。

取材に伺った時に店頭に並んでいたのは、豊北町にある加藤醤油のさしみ醤油を使った「加藤醤油吟上味」のみでしたが、同じく豊北町にある百姓庵の塩を使った「夏の塩味」も8月1日から販売が始まったそう!

私は「加藤醤油吟上味」をいただきましたが、パリッとザクザクの歯ごたえのおせんべいにお醤油の味がまた香ばしく、とても美味しかったです!

夏の塩分補給にもぴったりですね。


そしてもう一つのオリジナル商品が「芋焼酎 夢さき」。



こちらは豊北町角島産さつま芋 シルクスイートを使用しています。

自分用や、お酒好きのあの人へのお土産にも良さそうです。


他にも道の駅 北浦街道豊北には、海鮮丼が大人気の「海と夕日のれすとらん わくわく亭」や「焼き立てパン工房 MAISON DE LAMER」もありますので、ぜひお立ち寄りください  


【道の駅 北浦街道豊北】

山口県下関市豊北町大字神田上314-1 

083-786-0111

たまごソフトでひんやりしてみない?「3つのたまご」

海で火照った体をソフトクリームを食べてクールダウンさせませんか?

やってきたのは「3つのたまご」という洋菓子店。



お店の名前に「たまご」と入っている通り、お店の商品はすべて卵が使われています。

この卵たちはすべて、豊北町にある養鶏場「木下ファーム」のもの。

直送の新鮮な卵のほか、卵をたっぷり使用した、美味しいスイーツが販売されています。


卵を買いに来る方はリピーターも多いそうで、「木下ファームのたまごを食べたら、それ以外食べられない」という大ファンの方もいらっしゃるそう!


人気商品は…



売り切れてしまうことが多いという「シュークリーム ¥250」。

シュー生地の食感を大切にされているため、クリームは注文してから詰めてくれます。



プリンは、卵そのものの美味しさを感じられる「プリン¥280」と、生クリームが入ってよりまろやかな「こってりプリン¥330」の2種類あり、どちらもとろっと優しい口どけ♡



そして、夏に人気なのはソフトクリーム!

たまご・ミックス・みるくの3種類(各¥350)ありますが、やっぱりおすすめは「たまご」のソフトクリームです!


木下ファームの卵の黄身とジャージー牛乳を使ったソフトクリームで、ほんのり優しい黄色をしています。

初めてだったので、どんな味かなとドキドキしながら食べてみると…とっても美味しい♡

濃厚なバニラ味という表現がしっくりくるお味で、卵のコクとふわっと卵の香りを感じました!


土井ヶ浜から車ですぐなので海水浴の後に立ち寄る方も多いそうです♪


【3つのたまご】

下関市豊北町大字神田上901-11

083-788-5433

海水浴場まで徒歩約1分!ロケーション抜群の宿泊施設「貸別荘アメリカ村」

土井ヶ浜に日帰りで遊びに行くのもいいけれど、目の前に海が広がるコテージに宿泊して、刻一刻と表情を変える海を眺めながら

ゆったり過ごしてみるのもおすすめ  


土井ヶ浜海水浴場から徒歩約1分の所にある「貸別荘 アメリカ村」

間取りやデザインも様々な8つのコテージがあります。

今回は大きな窓から海が見える「AQUA」のお部屋を見せていただきました!


部屋に入ると、青い海が真っ先に目に飛び込んできます  


「貸別荘 アメリカ村」は2020年にリニューアルされ、お部屋も綺麗で、エアコンやテレビ、冷蔵庫、トイレやシャワーもついて設備が充実しています。

(※寝具はないのでご注意ください)


テラスでは海を見ながらバーベキューもできますし、ミニプールもついていて、友達や家族でわいわい泊まるのにぴったりのお部屋でした!


コテージはそれぞれ雰囲気が違うので、お好みのお部屋を探してみてください♪


【貸別荘 アメリカ村】

山口県下関市豊北町大字神田上和久北734-1

083-786-0744

この夏は土井ヶ浜海岸に行ってみて!


今までなかなかじっくり周ったことのなかった土井ヶ浜海岸周辺ですが、絶景・美味しい食事・スイーツ・ミュージアムなど見どころ満載でした!

ご紹介したスポットはすべて土井ヶ浜海水浴場から車で5分以内の距離と移動しやすいのも魅力的  


この夏、角島に負けない美しい海と砂浜が広がる穴場ビーチ「土井ヶ浜海水浴場」へ行ってみませんか?


  • 土井ヶ浜海岸(海水浴場・キャンプ場)
  • ZEROカフェ
  • 土井ヶ浜海鮮食堂 晴海
  • 土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム
  • 道の駅 北浦街道 豊北
  • 木下ファーム「3つのたまご」
  • 貸別荘アメリカ村

この記事を書いた人

池田モト

生まれ育った山口県がぶち好きなんちゃ!1児(3歳)のママ。趣味はおでかけ、特技はお出かけの情報収集。

山口県を拠点にフリーアナウンサー、取材力を活かしてライターとしても活動しています。

「もっと山口が好きになる・知りたくなる・行ってみたくなる」山口県にある数えきれない魅力を県内外に発信していきます!

池田モト