井上馨墓

井上馨は、幕末に長州藩秘密留学生としてイギリスに渡りましたが、滞在中に藩の危機を知り伊藤博文とともに急遽帰国、その後は高杉晋作らと討幕運動に奔走しました。

維新後は外相や蔵相などを歴任し、理財の才に優れていたことから、財界にも大きな影響力を持っていました。

特に外務卿時代には、失敗には終わりましたが、当時日本が諸外国から押しつけられていた不平等条約改正のため、鹿鳴館に代表される欧化政策を発案したことで知られています。

大正4年に81才で亡くなった後、麻布の邸宅近くの長谷寺に埋葬され、現在も「従一位侯爵井上馨墓」が建っています。

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基本情報

住所
東京都港区西麻布2丁目
アクセス
・渋谷駅よりバス都01系統(新橋駅行き)又は渋88系統(新橋駅から徒歩

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