東光寺
約500基の石灯籠が立ち並ぶ姿は圧巻
元禄4年(1691)に、3代藩主毛利吉就が萩出身の名僧慧極を開山として創建した全国屈指の黄檗宗の寺院で、大照院と並ぶ毛利家の菩提寺です。
総門、三門、鐘楼、大雄宝殿は、いずれも国の重要文化財に指定されており、名刹の面影を残しています。
本堂裏の毛利家墓所は、山口市の香山墓所、萩市の旧天樹院墓所、大照院墓所とともに、長州藩36万石の藩主の墓地。吉就から11代までの奇数代の藩主とその夫人及び一族、関係者の墓があり、墓前には藩士が寄進した500余基の石灯籠が立ち並びます。
このほか殉難十一烈士墓、維新志士慰霊墓八基などもあります。
寺宝類も多く、長州藩御用絵師の雲谷派の絵画、県指定有形文化財の木額、柱聯、傍牌などが所蔵されています。
毎年8月15日に行われる「万灯会」の送り火では、藩主の墓前に家臣が献じた約500基の燈籠に灯が入り、幽玄の世界が広がります。
また11月中旬から下旬頃には、参道や大雄宝殿周辺、墓所にて美しいイチョウや紅葉が見られます。
このスポットのおすすめ情報
毎年8/13には萩・万灯会(迎え火)が、8/15には萩・万灯会(送り火)が行われます。
基本情報
- 住所
- 〒758-0011 山口県萩市椿東椎原1647
- お問い合わせ
- 東光寺(営業時間 8:30~17:00)
- 電話番号
- 0838-26-1052
- FAX番号
- 0838-26-4070