世界遺産|日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄の遺跡
近世の製鉄の歴史を知るうえで貴重な遺跡。
大板山のたたら場で作られた鉄は、恵美須ヶ鼻造船所で建造された長州藩最初の洋式軍艦「丙辰丸」の釘や碇などの部品にも使用されました 。
主要施設(元小屋・高殿・砂鉄掛取場・鉄池・鍛冶屋等)の遺構がよく保存されており、建物跡などの遺構が露出した形で整備されています。
2015年7月世界遺産登録決定(明治日本の産業革命遺産)
世界遺産「明治日本の産業革命遺産」とは?
2015年7月、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として九州を中心に23資産が世界文化遺産に登録されました。萩では、幕末から明治にかけて国の形を大きく変え、短期間で産業化に成功した稀有な歴史に価値があるとされ、大板山たたら製鉄遺跡のほか、松下村塾・萩城下町・萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡の計5資産が、日本の近代化・産業化の歩みが分かる遺産として登録されました。
基本情報
- 住所
- 〒758-0501 山口県萩市大字紫福小西見
- お問い合わせ
- 萩市福栄総合事務所産業振興部門
- 電話番号
- 0838-52-0123
- アクセス
- ・JR山陰本線東萩駅から車30分
- ウェブサイト
- https://www.city.hagi.lg.jp/site/sekaiisan/h6079.html