須佐男命いかを満喫!直売所・活いか定食・いかマルシェを巡る須佐グルメ旅

萩市須佐エリアでグルメや観光を楽しむなら、『須佐男命(すさみこと)いか』は外せません。
『須佐男命いか』は、透明感のある美しい姿と、甘みのある身が人気のブランドいかです。
シーズンになると、直売市には朝から多くの人が集まり、町のあちこちで活イカを味わうことができます。

今回、直売市やイベント(いか横丁)、活いか定食、イカ料理の人気店、お土産探しまで、須佐男命いかを楽しみながら須佐を巡ってきました。
実際に訪れてみると印象的だったのは、イカのおいしさはもちろん、漁師さんや船団OBの方、お店の方々との会話。

待ち時間におすすめの食べ方を教えてもらったり、いか料理の話で盛り上がったりと、人との出会いも含めて楽しめるのが須佐の魅力だなぁと改めて感じました。
須佐ホルンフェルスなどの絶景スポットとあわせて楽しみたい、須佐男命いかを味わう夏の須佐旅をご紹介します。

※この記事の情報は2026年6月時点のものです。
阿武夏織
阿武夏織
78pv
須佐男命いかを満喫!直売所・活いか定食・いかマルシェを巡る須佐グルメ旅

須佐男命いかとは?夏に味わえる旬の楽しみ


「須佐男命いか」とは、須佐で水揚げされる活きたケンサキイカのブランド名  



手釣りで漁を行う「須佐一本釣船団」によって一匹一匹釣り上げられます。


名前の由来は、須佐の地名にも関係する日本神話の「須佐之男命(スサノオノミコト)」。

ケンサキイカは、肉厚でほどよい弾力があり、噛むほどに甘みを感じられるイカです✨


県外に拠点を置く私も、この時期になると須佐男命いかを楽しみに、山口へ帰る予定を立てるほど。




夏の須佐を訪れるなら、ぜひ味わってほしい旬の楽しみです。



朝から賑わう「須佐男命いか直売市」


毎年6月~7月の毎週日曜日、須佐漁港では「須佐男命いか直売市」が開催されています✨


毎年開催されているこの直売市に、今回初めて行ってみました♪



須佐男命いかをお得に購入できる直売市ですが、購入には整理券が必要です。

少し早めに到着したつもりでしたが、受け取った整理券は72番。


会場周辺には車がとまっているものの、人の姿はそこまで多く見えません。

早めに整理券を受け取って車で待機したり、後ほど紹介する「いかマルシェ」に立ち寄ったりして、販売時間を待っている方も多いようでした。

  • 釣り餌になった須佐男命いか

漁港で待っていると、漁師さんたちから歓声が。


海に垂らしていた須佐男命いかに、高級魚のクエが食いつきました。

漁師さんも、販売を待つ人たちも大盛り上がり✨


クエが食いついたのは初めてだそうです。おいしいイカにはおいしい魚が食いつくんですね  ❤️



水槽の横では、漁師さんがさっきまで泳いでいたいかをさばいていました  



開かれたいかがずらりと並ぶ光景も漁港ならでは。

もちろん、その場で販売もされていました  

販売前のいかは、屋内の水槽で泳いでいます。

今年は豊漁とのことで、水槽の中にはたくさんの須佐男命いかの姿がありました  


ゆったり泳いでいるものもいれば、縦になっているものもいて、見ているだけでも飽きません。



販売時間が近づくと、会場には少しずつ人が集まってきます✨



漁師さんたちの動きも慌ただしくなり、屋内の水槽から屋外の販売用の水槽へ、漁師さんが猛ダッシュでいかを移していきます  

かごに入れられた須佐男命いかが、漁師さんたちの手で次々と運ばれていく様子は、直売市ならではの光景。

運ばれてきたいかの多くは、真っ赤な姿 


これは興奮している証拠なんだそうです  

水槽の中で落ち着くと、だんだん透き通った姿に戻っていきます。


水槽の近くでは、須佐男命いかの透明感を間近で見ることができます。

ただし、勢いよく海水を吹き出すこともあるので、近づきすぎには注意です  



待ち時間には、須佐一本釣船団の方が気さくに話しかけてくれました  


忙しい中でも「買えた?」「大丈夫?」「あとどれくらい?」と声をかけてくれる船団の方々や常連の方が本当に親切で、待ち時間も楽しい時間に。


船団OBの方からは、おすすめの食べ方や保存方法も教えていただきました 

漁師としての暮らしの話や、これまでの人生の話まで聞かせてくださり、あっという間に時間が過ぎました。


いよいよ私たちの順番に  



「2キロください」とお願いすると、手際よく計って、発泡スチロールの箱の中に入れてくれました。



箱の中では、買ったばかりのいかがまだ動いています  



自分のクーラーボックスを持参することも可能で、常連さんの多くは持参しているようでした。

できるだけ新鮮な状態で持ち帰るために、持ち帰り方を工夫されている方もいて、須佐男命いかへの愛が伝わってきます♡


ちなみに船団の方によると、いかは水洗いをすると鮮度が落ちてしまうそうです。



鮮度を保つには、洗わずに冷凍することがポイントだそう。

家に帰ってから墨が付いたままラップで包み、冷凍しました  


帰宅したのは、直売市から約4時間後。

箱の中のいかはまだ動いていてびっくりしました  


新鮮な須佐男命いかを直接買えることはもちろん、漁師さんや常連さんとの会話も含めて楽しめる直売市。

須佐男命いかの季節に訪れるなら、ぜひ立ち寄りたい場所です。

開催場所
萩市須佐漁港
萩市須佐4740-10
開催日毎年6月~7月の毎週日曜
開催時間9:30~11:30(なくなり次第終了)
※整理券の配布は8:30頃から
お問い合わせ山口県漁業協同組合 高山支店(須佐)
08387-6-2311
駐車場あり


※天候等により入荷がない場合は中止になることがあります。事前にご確認ください。

  • 須佐漁港

期間中の一部日程には「須佐男命いか横丁」も開催


期間中の一部日程には、「須佐男命いか横丁」も開催されます。



直売市で須佐男命いかを購入すると、横丁にある「いかガチャ」に参加でき、私はいかマルシェでお土産と交換できる券をゲットしました✨




この日は、会場でいか焼きも販売されていました❤️



私も販売終了ぎりぎりでなんとか購入。

肉厚でぷりっぷりのいかが本当においしくて大満足!


訪れた際は、早めにチェックしてみてください  


※2026年の開催日は、6月7日(日)・28日(日)、7月19日(日)です。

漁協女性部が営む「ジョイフルセンター須佐」


直売市で販売時間を待っている間、船団の方が「ジョイフルセンター須佐でいかを食べて帰ったら?」と声をかけてくれました。


ただ、活いか定食は数に限りがあるので、「もう間に合わないかもしれない」とのこと。



ジョイフルセンター須佐は、漁協女性部が営むお店です。

期間限定のお店で、予約はできず、活いか定食は1日限定50食。


ダメ元で向かってみると、この日は通常より多い60食が提供されることになっており、最後の最後に滑り込むことができました。

かなりラッキーです  


外で待つこと約1時間。

お店の前には穏やかな湾が広がっていて、待っている間には魚が泳ぐ姿も見られました  


のんびりとした空気の中で待っていると、ようやく私たちの順番に✨

店内に入ると、すぐに新鮮な活いか定食が運ばれてきました!

小鉢も付いて、価格はなんと1,800円です。


私はいかが好きで、関西でも活いかを食べに行くことがありますが、この鮮度とボリュームで1,800円はかなり驚きました✨


小鉢の内容は、その日担当される方によって変わるそうです。

こういった楽しみがあるのも、漁協女性部のアットホームなお店ならではですよね  



※営業日や入荷状況は須佐おもてなし協会のHPまたはジョイフルセンター須佐の公式Instagramをご確認ください。

所在地萩市須佐前地7248-10
営業日6/8, 15, 22, 29, 7/6, 13, 20, 26
※2026年の営業日です
※入荷状況により休業の場合があります
受付時間8:30〜13:00
営業時間11:00〜14:00
※いかが入荷次第開店します
※完売次第閉店となります
問い合わせ山口県漁協協同組合 高山支店
08387-6-2311
駐車場有(5台)

須佐でいか料理といえば「口福の馳走屋 梅乃葉」


須佐でいか料理といえば、須佐駅近くにある「口福の馳走屋 梅乃葉」。


私も大好きなお店で、これまで何度か足を運んでいます。



※画像提供:口福の馳走屋 梅乃葉

梅乃葉というと、やはり活いかのイメージ。

  • 到着したらまずは整理券をゲット

シーズン中は活いか目当てのお客さんがたくさん訪れ、お店に伺った日も、オープン前から人が集まり始めていました✨


でも今回、改めてお話を伺って感じたのは、梅乃葉の魅力は活いかだけではないということ!


店長の福島さんは、それぞれの料理の特徴やおいしさを本当に楽しそうに話してくださいます   

  • 剣先イカ霜造り
  • 一夜干しの炙り蒸し
  • イカ天丼
  • イカの天ぷら

伺ったのは営業前の忙しい時間帯でしたが、気になるメニューの話や食べ方の違いをたくさん聞かせていただきました!

  • スープカレー(カオソーイ)
  • のどぐろ生姜糀釜飯
  • のどぐろ炙り丼
  • 貝汁(亀の手・タチ貝・アサリ)
  • 活ウニ(ムラサキウニ)

※料理画像提供:口福の馳走屋 梅乃葉

いか料理はもちろん、その他のお料理にもそれぞれに違った魅力があって、話を聞けば聞くほど「あれも食べたい」「これも食べたい」が増えていきます  


実際にメニューを見ても気になるものばかり。




料理の説明やおすすめの食べ方も詳しく書かれているので、注文前にじっくり眺めてみてください✨


私はいつも活いかを頼んでしまうのですが、特に気になっているのが、いかの霜造りとスープカレー。次はお腹をしっかり空かせて行って、いろいろな料理をみんなでシェアしながら楽しみたいと思っています。

※2026年6月24日から当面の間、いかの霜造りとスープカレーの提供は休止しています。


活いかのシーズンはもちろん、それ以外の時期にも訪れたくなるお店です  


※メニュー内容は入荷状況や季節によって変わる場合があります。


また、店内では持ち帰り用の商品も販売されています。

今回購入したのは「熟成ねぎ味噌」と「海賊風トマトソース」。



熟成ねぎ味噌は、萩産剣先いかを使ったいかのねぎ味噌を、地元萩市の銘酒「東洋美人 純米大吟醸」の酒粕を加えて氷点下熟成させた逸品。



味噌だけで食べると、いかとネギの風味が口いっぱいに広がります。

試しにタイのお刺身にのせてみたところ相性抜群!お酒のおつまみにもぴったりでした✨


ごはんに乗せるだけでもおいしいそうなので、試してみようと思います  



「海賊風トマトソース」は、剣先いか・のどぐろ・エビ・アサリ出汁・魚醤と、萩産完熟トマト「萩美人」で作られたソース。

パッケージがいかっぽい形でかわいいです❤️




パスタ、ブイヤベース、ラタトゥイユなどにして食べるとおいしいと書いてあったので、魚介や野菜と煮込んでみました✨


ただ、その前にソースだけを味見してみたところ、魚介の旨みがぎゅっと詰まっていてびっくり   


もちろん料理に使うとおいしいのですが、個人的にはこのソースそのものがおいしすぎて、「薄めちゃうのはもったいないな」と思ってしまいました  

どうしたらこのおいしさを一番活かせるのか、今あれこれ考えているところです  


「熟成ねぎ味噌」と「海賊風トマトソース」を含めて、オンラインでも購入できる商品もあるので、お店を訪れた後に自宅で楽しむのにもピッタリです。

所在地萩市須佐5010-1
営業時間11:00~14:00
※14:00に整理券の配布終了
定休日
毎月5日、毎週 火曜日・水曜日
※毎月5日を優先休業日とするため、5日が火曜日以外の場合は、その週の火曜日は営業
お休みカレンダー
お問い合わせ08387-6-2354
(電話対応時間:8:00~11:00 / 14:00~16:00)
予約不可
※活いかの取り置きは可能(詳細はこちら)
駐車場
  • 口福の馳走屋 梅乃葉

活いかもお土産もそろう「いかマルシェ スサノモノミトコ館」


須佐駅にある「いかマルシェ スサノモノミトコ館」は、いか好きにはたまらない名前のお店  



店内には、さまざまないか商品をはじめ、地元産の朝どれ生鮮魚介類や野菜、須佐の特産品が並んでいます。



この日、店内の生簀(いけす)には活いかの姿もありました✨



いかの入荷があれば、その場でさばいてもらい、すぐに食べられます。持ち帰りも可能です  

スタッフの方によると、興奮して赤くなったいかも、締めると透明になるのだそう。

取り出されたばかりのいかは真っ赤でしたが、一瞬で透き通りました  


その場で食べる時間がない方には、冷凍の須佐男命いかもおすすめです。

直売市で漁師さんが教えてくれた通り、墨が付いたまま冷凍されているものもありました。



刺身にして冷凍されたものは、解凍するだけで食べられるので、手軽に楽しみたい方にもぴったり✨

その他のいか土産もかなり充実しています。お店で作られる一夜干しはサイズによって価格が異なるそうです。

現役漁師さんが作る「イカの沖漬け」も人気なのだそう✨


また、梅乃葉さんの商品も一部販売されていました!



観光客に人気なのが、いかの形がかわいい「いかまんじゅう」。



以前訪れたときは完売していたほど人気の商品で、ドライブ中のおやつにもぴったりです。



いかマルシェオリジナル商品として、「いかせんべい」もあります。

実は直売市のいかガチャで、いかせんべいのプレゼント券が当たりました✨


食べてみると、いかの風味がしっかり感じられて、サクサクと軽い食感。

手が止まらなくなる味でした  


何を買うか迷ったときは、お店の方におすすめを聞いてみましょう  

商品のことはもちろん、食べ方やアレンジ方法も丁寧に教えてくださいました。

冷蔵商品を購入すると、凍らせたペットボトルの保冷剤を付けてくださったので、持ち帰りも安心。


須佐男命いかをその場で味わうだけでなく、自宅でも楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

所在地萩市須佐429-4(JR須佐駅前)
営業時間9:00~17:00
定休日不定休、12月31日~1月1日
お問い合わせ08387-6-3380
駐車場
  • いかマルシェ スサノモノミトコ館

Column

須佐に行ったらホルンフェルスも外せない!

須佐の観光地といえば、須佐ホルンフェルス✨

「日本の地質百選」にも選ばれており、約1,500万年前の地殻変動で生まれた地層と、青い海のコントラストが美しい絶景スポットです。須佐にいかを食べに行ったら、ぜひ須佐ホルンフェルスにも立ち寄ってみてください  

須佐に行ったらホルンフェルスも外せない!

須佐の人たちにふれながら、いかを味わう旅へ

須佐男命いかの魅力といえば、やっぱり鮮度とおいしさ  


でも、それだけではありません。

実際に須佐を訪れて印象に残ったのは、須佐の人たちの温かさでした❤️


直売市で声をかけてくれた漁師さんや船団OBの方、活いか定食を提供する漁協女性部の皆さん、いか料理の魅力を楽しそうに話してくれたお店の方々。


いかを買う、食べる、持ち帰る。

その一つひとつの時間の中に、須佐の人たちとの出会いがありました✨


活いかのシーズンはもちろん、それ以外の時期にも、須佐ならではのいかの楽しみ方があります  


季節ごとの味わいと、そこで出会う人たちの温かさにふれながら、須佐のいか旅を楽しんでみてくださいね!

Column

日本海VS瀬戸内海の海の幸。この季節はこのエリアでこれ食べよう!

山口県の海鮮の特徴は日本海、瀬戸内海と異なる特徴を持った漁場があり、春夏秋冬どの季節でも旬をむかえる美味しい海の幸があるということ。

「この季節に美味しい魚介類は何だろう。」と旅行の時期にあわせてリサーチするのはもちろんのこと、これを食べるためにこの季節に山口県に旅行に行くという計画もおすすめです。

ふぐだけじゃない!この季節に、このエリアに行ったら食べたい海の幸をまとめてご紹介します。

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この記事を書いた人

阿武夏織

山口市生まれ。現在は兵庫県を拠点にしながら、年間の3分の1程度を山口で過ごしている“二拠点生活ライター”です。

18歳で山口を離れ、ツアープランナーや海外営業、Bリーグ チアリーダー、NBAダンサーを経て、フリーライター・Webデザイナーとして活動しています。

国内外のいろんな土地で暮らす中で実感したのは、「海にも山にも恵まれ、ごはんもスイーツもお酒もとびっきりおいしい山口はやっぱり最高!」ということ。今も山口に帰るたびに家族や友人と気になるスポットを巡り、新たな魅力を見つけています。

また、御朱印集めをきっかけに古事記や神社の歴史に魅了され、Yahoo!ニュースでも神社にまつわる記事を執筆中。今は神戸市内の神社で、御朱印の筆耕もしています。山口にも素敵な神社がたくさんあるので、「たびトモさん」としてご紹介できるのが楽しみです!

県外に住む視点を活かし、県内の方には“地元の魅力の再発見”を、県外の方には“山口へ旅したくなるきっかけ”をお届けします♡

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