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水辺に群生 しょうぶ、あやめ、かきつばた
梅雨の時期、水辺で花咲く菖蒲やアヤメ、カキツバタ。
白や紫のグラデーションが美しく、繊細な日本の美意識が楽しめるスポットを散策してみましょう。

梅雨の時期、水辺で花咲く菖蒲やアヤメ、カキツバタ。
白や紫のグラデーションが美しく、繊細な日本の美意識が楽しめるスポットを散策してみましょう。
東京ドーム約40個分の広大な敷地に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園。
敷地内には、3,500本の桜、約8万本のショウブやツツジ、アジサイなどが咲き、四季を通じて様々な花が楽しめます。
世界をテーマにした8つのゾーンに分けられた「世界を旅する植物館」には珍しい植物や特徴的なシンボルツリーが植えられ、まるで世界を旅した気分に。
また、野外彫刻や自然のままの動物の姿が鑑賞できる動物園、観覧車やメリーゴーランド、スリル満点のアトラクションで大人から子どもまで楽しめる遊園地などが併設され、1日居ても時間が足りないほどの公園です。
毎年冬には全国から注目を集めるイルミネーションイベントなど、年間を通じてさまざまなイベントを実施しているのでお出かけの際は要チェック!
1604年(慶長9年)、関ケ原の戦いに敗れた毛利輝元は、指月山に萩城を築城しました。萩城は、江戸時代には珍しく周囲を石垣と土塀で囲った本格的な山城で、指月山に築城されたことから「指月城」とも呼ばれていました。
1874年(明治7年)に解体されてしまいましたが、敷地内には城ファン必見の石切り場の跡や志都岐山神社、花江茶亭などが残り、当時の様子をうかがい知ることができます。2015年には、城下町と一緒に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産に登録されました。
また、桜の名所としても有名で、華やかな着物を着た人々と舞い散る桜のコラボレーションは萩の春の風物詩となっています。
東行庵は、幕末維新の志士 高杉晋作の慰霊の地で、晋作の霊位礼拝堂として明治17年(1884)に創建されました。「東行」は晋作の号で、遺言により奇兵隊の陣屋があった吉田の清水山に葬られ、墓碑表面には「東行墓」と刻まれています。晋作の菩提を弔うために、愛妾おうのは、梅処と称して庵を結び、生涯、晋作の墓を守って暮らしました。東行記念館には、晋作や奇兵隊に関する調度品や資料が多数残されています。
墓地や記念館等を中心に、周辺は自然公園にもなっており、境内一帯は、早春には梅、初夏は菖蒲、秋は紅葉に彩られます。
つばき:1月上旬~3月下旬
うめ:2月中旬~3月中旬
しょうぶ:5月下旬~6月中旬
さざんか:10月中旬~1月下旬
紅葉:11月上旬~下旬頃
暖かくなるとこどもたちが水遊びに夢中になる吉香公園は、旧岩国藩主・吉川家の居館を整備した歴史公園です。明治になって公園として一般公開され、市民の憩いの場になりました。
大きくアーチ状に放水される中央の大噴水には、虹がかかることも。随所に作られた花壇では、ぼたんやつつじなど季節の花が咲き乱れます。春は桜の名所として知られ、錦帯橋と桜のコラボレーションを写真に収めようと多くの人で賑わいます。
広大な園内外には、日本画のような絵馬堂「錦雲閣」や旧目加田住宅、香川家長屋門、微古館など藩政時代を偲ばせる文化財が点在しており、1日散策しても楽しめる公園です。
津和野観光のメインとなる殿町どおりは、江戸時代の趣が残る通りとなります。
歴史の息吹を感じる通りで、津和野観光のハイライトをお楽しみください。
津和野カトリック教会、藩校養老館跡、郡役所跡など史跡が集中しており、郷土料理の店や土産店なども多いエリアです。
土塀に面した通りの掘割には、この付近だけで400匹余りの大小様々の鯉が泳ぎ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
夜にはライトアップが施され、夜の景観も美しいです。
初夏には約3,000本もの花菖蒲を観賞できます。
長府毛利藩の家老格、西運長(にしゆきなが)の屋敷跡で、小高い山を背にした約3万平方メートルの敷地には池を中心に書院、茶室、あずまやがあり、かつての静かなたたずまいが残されています。
5月下旬から6月中旬の菖蒲に続き、6月中旬から8月下旬には睡蓮、秋には紅葉が色づき、冬には椿と、四季折々に散策を楽しむことができます。
木間地域活性化センター裏にある約10アールの休耕田で、紫やピンク、白など約600株のハナショウブが見事に咲き誇ります。
木間の美しい田園風景と美しいハナショウブをゆっくりと楽しめる空間です。
「自然の輝き」をテーマにした、花と潮の香りが漂う自然豊かな総合公園です。
春には梅や桜、ばら、初夏はしょうぶなど、四季を通じて花木を楽しめます。特に2月~3月初旬にかけて開催される梅まつりは、園内2,000本の梅を愛でる一大イベント!お茶席や邦楽など様々なイベントで賑わいます。
また、滑り台や立体通路など9つの複合遊具を備えた「子どもの森」は、山の斜面を利用し、想像し、探検する不思議な森。新しい冒険にワクワクが止まらない!
春には桜の花が美しく、公園中心部に位置する花菖蒲園では、5月下旬から6月中旬にかけて、約20種6,000株のショウブが色とりどり咲き乱れます。四季を通じて美しい自然を楽しめる公園です。頂上からは厚狭市街地を眺めることができます。自然あふれる遊歩道は、地元の人々の散歩コースになっています。
年中利用できるキャンプ場には、水道・トイレ・水銀灯のみ設置されているので、野性味あるキャンプを楽しむことが出来ます。
周南緑地公園は、三つの園からなる広大な公園。
東緑地公園は総合スポーツセンターやテニスコートなどが整備されています。
中央緑地公園は野球場やプールのほか、春には桜やつつじが見ごろを迎えます。
西緑地公園は自然林を生かした公園で、遊歩道、菖蒲園、万葉の森、大賀ハス池などがあり、憩いの場として親しまれています。
季節を通して自然を感じることができるスポットです。
漂泊の俳人種田山頭火の墓所で、山頭火顕彰のお墓や句碑があり、本堂裏の山頭火資料室には、山頭火に関する資料が展示されています。境内にある笠塔婆は、刻まれた文字から鎌倉時代の1232年に刑部中子の供養の為に建立されたことがわかります。当時の彫刻手法がよくあらわれている石造物です。
住吉神社は、万治2年(1659)に勧請されました。
その神幸祭に山車「お船」の上で謡われるようになりましたが、藩政時代には一般人の「お船謡」の演唱は禁じられ、演唱者も世襲的な藩の階級である「浜崎歌舸子(かこ)」の家柄の者14人に限られていました。明治以降、神幸祭の行事のうち「お船」に関する事柄だけは浜崎の魚問屋が主催し、自家の使用人を使って「お船」を引かせ、問屋の若主人たちが「お船謡」を謡っていましたが、後には浜崎町内で引き受けるようになり、演唱者も浜崎町内の一般男子から選ばれるようになりました。神社祭事に毎年奉納演奏され、今日まで口伝(くちづたえ)により伝承されています。
お船謡は、7月下旬の吉日に行われる住吉神社の夏大祭の「御祭事始め」に神社の拝殿で演じられ、8月3日の御神幸祭には萩のまちを巡行してまちが賑わいます。萩藩の御座船を模した長さ8m、巾2mの木造の船には、真鍮金具を配し両舷に極彩色の「浪に竜」が描かれています。この「お船」に「地謡組」が乗船し、演奏しつつ神輿に供奉します。
現在は、山口県指定無形民俗文化財となっています。