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早春の訪れを感じる 梅のスポット
山口に数多く残る歴史的文化財と梅の花のコントラストは相性抜群。
冬が終わり一足早く春の訪れを告げる梅の花が咲く、おすすめのスポットを紹介します。

山口に数多く残る歴史的文化財と梅の花のコントラストは相性抜群。
冬が終わり一足早く春の訪れを告げる梅の花が咲く、おすすめのスポットを紹介します。
1時間半ほどで散策できる公園内には、山口県屈指の観光スポット瑠璃光寺五重塔をはじめさまざまな史跡が点在しています。
桜や梅の名所としても知られ、日本三名塔のひとつに数えられる瑠璃光寺五重塔は四季折々、趣の異なる姿をみせてくれます。花々や紅葉との競演はもちろんのこと、夜のライトアップも見逃せません。
また、幕末、薩長の藩士らが密談を重ねた枕流亭や美しい茶室「露山堂」など、維新ゆかりの地でもあります。園内には、長州藩13代藩主・毛利敬親が山口に居城を移して以降の、毛利家墓所も残っています。
散策中、「うぐいす張りの石畳」で手をたたいたり足踏みしてみてください。不思議なことに、うぐいすのような美しい音が返ってきます。
歴史の流れを感じながら、ゆったりとした散策を楽しめる公園です。
学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に建立されたのはここ、防府天満宮です。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本の三天神といわれています。
安産祈願や商売繁盛など様々な御利益がありますが、やはり合格祈願や学業成就を願って訪れる人が多く、境内にかかるあふれんばかりの絵馬には多くの願いが込められています。合格はちまきやえんぴつなど5点がセットになった「合格御守」が人気です。
正月の初詣、荒祭りとして知られる11月の御神幸祭(裸坊祭)など1年を通じてイベントも多く、多くの参拝者で賑わいます。また、道真も愛した梅の季節には、梅をモチーフにした特別な御朱印や「出世梅」配布など約2週間にわたって梅まつりが行われます。
境内にも見どころが多く、春風楼や歴史館、芳松庵など防府と道真の歴史を伝える文化財が多く現存しています。
東京ドーム約40個分の広大な敷地に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園。
敷地内には、3,500本の桜、約8万本のショウブやツツジ、アジサイなどが咲き、四季を通じて様々な花が楽しめます。
世界をテーマにした8つのゾーンに分けられた「世界を旅する植物館」には珍しい植物や特徴的なシンボルツリーが植えられ、まるで世界を旅した気分に。
また、野外彫刻や自然のままの動物の姿が鑑賞できる動物園、観覧車やメリーゴーランド、スリル満点のアトラクションで大人から子どもまで楽しめる遊園地などが併設され、1日居ても時間が足りないほどの公園です。
毎年冬には全国から注目を集めるイルミネーションイベントなど、年間を通じてさまざまなイベントを実施しているのでお出かけの際は要チェック!
梅の見頃に「梅まつり」が開催されます。
防府天満宮では稚児舞や甘酒接待、人形感謝祭などの催し、うめてらす館内では、梅の形をした吊るし飾り「うめもん」で来場者をおもてなしします。
[問合せ先]
防府天満宮(0835-23-7700)
防府市まちの駅うめてらす(0835-28-0500)
暖かくなるとこどもたちが水遊びに夢中になる吉香公園は、旧岩国藩主・吉川家の居館を整備した歴史公園です。明治になって公園として一般公開され、市民の憩いの場になりました。
大きくアーチ状に放水される中央の大噴水には、虹がかかることも。随所に作られた花壇では、ぼたんやつつじなど季節の花が咲き乱れます。春は桜の名所として知られ、錦帯橋と桜のコラボレーションを写真に収めようと多くの人で賑わいます。
広大な園内外には、日本画のような絵馬堂「錦雲閣」や旧目加田住宅、香川家長屋門、微古館など藩政時代を偲ばせる文化財が点在しており、1日散策しても楽しめる公園です。
菅原道真公ゆかりの冠天満宮に隣接し、瀬戸内海を一望できる「梅の里」は、約100種類、2000本の梅が咲き誇る、西日本でも有数の梅園です。
瀬戸内海の輝く青を背景に観る、紅白の鮮やかな梅は、「梅の里」ならではの美しい景色です。
紙すき体験や竹細工製作など、豊かな山村地域の文化を体験できる体験交流公園。平安末期、東大寺再建のためにこの地を訪れた、重源上人にちなんだテーマパークです。
約8万㎡の集落跡地に昔の里山風景が再現され茅葺屋根の古民家が並ぶ郷は、四季折々の草花が芽吹き季節によって様々な表情を見ることができます。梅や桜が里山で咲く風景は、まさに日本の原風景です。
茶屋では手作りのわらび餅がいただけ、ギャラリー、みやげ物店では「和」を中心に手仕事の工芸品がズラリと並びます。
「自然の輝き」をテーマにした、花と潮の香りが漂う自然豊かな総合公園です。
春には梅や桜、ばら、初夏はしょうぶなど、四季を通じて花木を楽しめます。特に2月~3月初旬にかけて開催される梅まつりは、園内2,000本の梅を愛でる一大イベント!お茶席や邦楽など様々なイベントで賑わいます。
また、滑り台や立体通路など9つの複合遊具を備えた「子どもの森」は、山の斜面を利用し、想像し、探検する不思議な森。新しい冒険にワクワクが止まらない!
緑と花と彫刻に彩られた総合公園として人気のときわ公園。
東京ドーム約40個分の広大な敷地内には、3,500本の桜、約8万本のショウブやツツジ、アジサイなどが咲き、四季を通じて様々な花が楽しめます。
毎年、2月下旬に梅まつりが開催され、約70種類のこだわりの梅酒を味わえる梅酒フェアや梅をモチーフにしたアクセサリーやストラップ作成などのワークショップ、梅を使用したフードなどのキッチンカーが出店し、子供から大人まで楽しめるイベントです。
梅酒フェアの試飲会は定員に限りがあります。詳しくは、ときわ公園公式サイトをご確認ください。
また、新型コロナウイルスの感染状況、天候等により、予告なく変更・中止する場合があります。
萩往還梅林園は、吉田松陰先生の生誕160周年を記念して、平成4年3月27日に開園しました。
9,611㎡の園内には、紅梅、白梅など13種類 約350本の梅が植栽され、1月下旬~3月中旬頃にかけて色とりどりの梅が咲き誇ります。
緋梅系で最も早く開花する八重咲きの「緋の司」が1月下旬から咲き始め、一重の「豊後」、八重の「白牡丹」、枝垂れ梅の「玉光枝垂」など、3月中旬頃まで楽しめます。
見ごろにあわせて、「萩往還梅林園まつり」が開催されます。
大照院は、荒廃していたものを2代藩主・毛利綱広(つなひろ)が、亡き父、初代藩主・秀就(ひでなり)を弔うために再興した臨済宗の寺院です。秀就以下偶数代の萩藩主の墓所があり、墓前には600数基の石燈籠がずらりと並びます。少し苔むした石燈籠が鳥居に向かって整列する姿は厳かで、時間を忘れて見入ってしまいます。毎年8月13日の万灯会では石燈籠と参道にろうそくの火が入り、墓前でゆらゆらと揺れる灯りが毛利家の魂を迎えるように幻想的な世界を作り出します。
敷地内には現在も本堂、書院といった主要な建物が残されており、国指定重要文化財に指定されています。春は梅、秋は紅葉が境内を華やかに染め上げ、建物とのコントラストが美しいです。
川棚温泉にある妙青寺は、応永23年(1416年)に大内持盛により創建されました。
本尊は行基作と伝えられる観世音菩薩。
本堂裏手の庭園は雪舟の手によるものとされ、「心」の形をした池があります。
毎年3月上旬には梅まつりが行われ、約60本の梅が咲き誇ります。
梅まつりではかっぽ酒やぜんざいが振る舞われ、地元中学生による観光ガイドの案内解説も行われます。