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大島大橋を渡って車で約45分の場所にあるなぎさ水族館。島の先端にあるため、橋を渡ってから左折し、ひたすら海沿いを走ります。

水族館は「なぎさパーク」と呼ばれるエリアの一部で、陸奥記念館や陸奥キャンプ場があり、釣りも楽しめるスポットとなっています。

なぎさ水族館

住所：大島郡周防大島町伊保田2211-3

電話番号：0820-75-1571

定休日：水曜・12月29日～1月3日　※水曜日が祝日の際は翌日または翌々日が休館

※GW・お盆などは特別営業の場合あり

床面積400㎡のこぢんまりとしたなぎさ水族館は、大きくわけて3つのエリアで構成されています。
瀬戸内海の生き物が展示されている「瀬戸内海の生き物コーナー」、手で触れる「おさわりコーナー」、そして目玉の人気エリア「タッチングプール」です。

入館して左手にあるタッチングプールでは、手で触るだけでなく実際にプールに入って生き物と触れ合えます。

なんと、プールの中にいるのはサメ！まさかサメに触れるとは思わず、一瞬たじろぐ子どもたち……。取材時は「ネコザメ」のほかに「シロザメ」もいました。

一度触ってしまうと楽しくなったようで「ザラザラしてて不思議〜」と笑顔。

すばしっこいシロザメがいる一方、岩陰に隠れているネコザメは静かに触れるので小さなお子さんにもおすすめです。

まさしくこれが“サメ肌”！初めて触る感覚にドキドキしました。

手前の浅いプールにはヒトデやなまこ、貝類がいます。あまり動かない生き物なので触りやすく落ち着いて楽しめます。生き物は水から出さずに触れ合ってくださいね。

プールのすぐそばには足洗い場もあるので、遊び終わったらキレイにして帰れます。小さなお子さんは着替えがあると安心です。タオルも忘れずに。

入館して中央にあるのが、おさわりコーナー。小さな水槽にはヒトデやなまこのほか、ウニがいました！

初めてウニを触った子どもは「想像よりちくちくが痛い！」と、言っていました。

これを食べるとおいしいんだよね〜と思いながら見ていたところ、飼育員さんから「食に関連づけた展示の方がお客さんに喜んでもらえるんですよ」とのこと。

みなさん考えることは同じだったようです。

大人に人気なのが「瀬戸内海の生き物コーナー」です。ここに展示されているのは約40個の水槽。中には瀬戸内海で採れた生き物たちが飼育されています。

しかもこの生き物たち、地元の漁師さんや飼育員たちが採ってきたもの！周防大島町近隣の生き物ということで、愛着も湧きますね。

水中の生き物だけでなく、カブトムシやアゲハ蝶の展示も！ここは本当に水族館なのか…！？と思うような充実した内容でした。

ルーペで個体の小さなところまで観察できるものもあり、学びながら楽しめます。

自由研究にも良さそうです！

さらに、ニホンアワサンゴも展示されていました。世界で初めてニホンアワサンゴの人工繁殖に成功した水族館が、ここなぎさ水族館なんです！

きらきらした見た目が神秘的です。

なぎさ水族館は車が必須な立地にあることから、大人だけの来館も多いそう。そこで人気なのが“館内POP”の数々なんです！

実際に中学生の息子も「POPを探すのが一番楽しかった！ほかに飼育員さんの解説文ないの？」というほど、気に入った様子でした。

これまでは子ども向けに作っていた解説文のターゲットを大人向けに変更し、生体よりも身近な豆知識を盛り込むことにしたそうです。

「生体は図鑑で見たらわかることなので、リアルな情報を……」とのことで、飼育員さんの個人的な感想や飼育員さんの生体の解説文も（笑）

キャッチーな解説文が多く、中にはくすっと笑えるものも。お気に入りの生き物のPOPを探すのも楽しいですよ。

日本最大級のタッチングプールでサメをタッチできるなんて、子供にとってはとっておきの体験ではないでしょうか  子どもだけでなく、魅力的な館内POPは大人の方が楽しんでいたかも…？！

なお、水槽の中の生き物は随時入れ替えがされています。特にクラゲは寿命が短いため、入れ替わりが早いのだそう。

もしかしたら、今しか見られない生き物に出会えるかも！？ぜひ、周防大島町に訪れた際はなぎさ水族館で生き物と触れ合ってみてくださいね。

地元ライターが周防大島町のおすすめ情報をご紹介した記事がたくさんあります。マリンアクティビティやパワースポット、周防大島名物みかん鍋、宿泊施設レポートまで！

ぜひ参考にしてみてください♬