「道の駅 阿武町」がキャンプ場や温泉、レストランもあって最高すぎた!夏休みにもおすすめ♪
海の絶景が見られる温泉やレストラン・おしゃれなカフェ、新鮮な海の幸が安く手に入る物産直売所など設備も充実!
さらに2022年に敷地内にキャンプ場がオープンし、キャンプ好きからも注目を集めています。
今回は家族キャンプ初心者の私が実際に1泊2日でキャンプを楽しみながら、道の駅阿武町を満喫してきましたよ♪
徹底レポしちゃいます!
- 池田モト
- 6738pv
道の駅発祥の地⁉「道の駅阿武町」とは?
「道の駅阿武町」は国道191号線沿いにあります。
道の駅のすぐ裏には青く輝く日本海が広がっており、ロケーションも最高
ドライブやツーリングで訪れる観光客のほか、地元の方々の憩いの場としてにぎわっています。
そんな「道の駅阿武町」が道の駅発祥の地だと知っていましたか?
1991年から1992年にかけて、全国の道の駅の構想段階で行われた社会実験に参加し、「道の駅」の誕生に深く関わったことから「道の駅発祥の地」であると言われています。
その後、1993年に「道の駅阿武町」を含む全国103の施設が、道の駅第1号として認定されました。
いまやドライブには欠かせない「道の駅」の発祥の地が山口県にあるなんて、なんだか誇らしいですよね♪
駅舎には外部・内部ともに地元産の木材がふんだんに使われていて、阿武町の自然の豊かさを感じる温かみのある雰囲気です。
そんな「道の駅阿武町」は施設がとても充実しているのが特徴!!
キャンプ場をはじめ、直売所、温泉、レストラン、カフェ、フードコート、温水プール、公園が一つの敷地内にあるので、ドライブやツーリングの休憩だけではなく、道の駅を目的地にわざわざ出かけたくなるほど!
それでは、早速道の駅をまわっていきましょう~!
海を眺め、海の幸を堪能!「はじまりのレストラン かしま」
今回の1番の目的はキャンプ!ですが、宿泊のチェックインは午後から…
ということでまずは「はじまりのレストラン かしま」でランチをいただきます
海に面した大きな窓から美しい海を眺めながら、阿武町の美味しい食材を使った料理を楽しめるこのレストラン。
正面から海を眺められるカウンター席、4人掛けのテーブル席、子連れにも嬉しいソファ席や、お天気の日に気持ちいいテラス席など、いろんなタイプのお席があるのも嬉しいですよね
ここでぜひ食べてほしいのが、新鮮な海の幸を使った定食!
私がいただいたのは「かしま御膳(1980円)」。
お刺身に天ぷら、小鉢、茶わん蒸し、味噌汁、デザートまでついています。
食材は阿武産にこだわって作られているとか!
その日の朝獲れたばかりの地魚を使った日替わりのお刺身5種盛は、つやっつや!見た目からその新鮮さが分かるほど!
地元の旬の野菜を使った天ぷらもサクサクで美味しかったです♡
もっと海の幸を楽しみたい方には「海鮮丼(1780円)※味噌汁付き」がおすすめ。
酢飯の上には6種類以上のお刺身、大きなエビ、イクラ、玉子焼きがのっていて、まさに「海の宝石箱」でした ✨
他にもブランド魚「ほろ酔いさば」や、幻の「無角和牛」が食べられる定食、カレーライス、うどんなど様々なメニューがありますよ。
ぜひ「はじまりのレストラン かしま」で阿武町の美味しいものを味わってくださいね。
【はじまりのレストラン かしま】
営業時間)店舗HPをご確認ください。
定休日)水曜日※祝日の場合は営業・翌日休業の場合あり、年末年始
電話)08388-2-2121
キャンプ初心者、ファミリーキャンプにも◎「ABUキャンプフィールド」
お腹もいっぱいになったところで、キャンプ場へ。
「ABUキャンプフィールド」は2022年3月にオープン。
海のすぐそばにあり、隣に漁港があるので、漁師さんのお仕事の様子を見ることもできる、阿武町らしさを感じられるキャンプ場です。
まずは「管理棟」でチェックインをし、予約していたレンタル品を受け取ります。
ABUキャンプフィールドは人気ブランド「スノーピーク」のレンタル品が充実しているのも嬉しいところ。
レンタル品を駆使すれば、ほぼ手ぶらでキャンプができちゃいます
予約の際に借り忘れたものがあっても、チェックインの時に追加レンタルできるので安心です。
さらにオリジナルのTシャツからキャンプグッズ、コーヒー、調味料まで様々なグッズが販売されていましたよ。
実用的ですし、おしゃれなロゴが入っているので記念にもなりますよね。
キャンプ場を利用する方限定のレンタサイクルもありました
この日はお天気も良くキャンプ日和~♪
初めての家族でのテント泊。家族で四苦八苦しながらなんとかテントを組み立てて…
完成!!
まだ、テントを立てただけだというのに達成感でいっぱいでした
3歳の息子は初めてのテントに大喜び!
サニタリー棟には炊事場とスマホなどの充電スペース、清潔なトイレがあり、ビジターセンター1階には24時間利用できる鍵付きのシャワーもあります。
ゴミや炭も分別してキャンプ場内のごみ捨て場に捨てられます。
こちらのキャンプ場の強みは、食材を購入したり、温泉に入ったり、食事をしたり、公園に行ったり…何か困った時には、全て道の駅敷地内で解決できてしまうということ
キャンプ初心者かつ小さい子供がいるので、キャンプならではの「不便を楽しむ」余裕もなく、行く前は不安だったのですが、快適な設備が揃っていて嬉しかったです
キャンプ好きはもちろんのこと、「キャンプはしてみたいけど、ちょっと不安…」というキャンプ初心者さん、子連れで快適に過ごせるキャンプ場がいいという方にもおすすめです
今回は宿泊で利用しましたが、デイキャンプもできますよ~!
道の駅をきっかけに阿武町が好きになった!という方や、阿武町をもっと知りたい!という方には、阿武町の暮らしを体験できるプログラムも用意されているのでチェックしてみてくださいね!
【ABUキャンプフィールド】
電話)08388-2-3000 ※管理棟9:30~17:00
定休日)水曜日
オープン時には行列も!新鮮で安い地魚が大人気「物産直売所 あぶの旬館」
続いてキャンプの買い出しも兼ねて向かったのは物産直売所「あぶの旬館」。
キャンプ場利用者や観光客はもちろん、地元の方からも人気で、オープン時には長い行列ができるほど
皆さんのお目当ては、朝獲れたばかりのとっても新鮮な海産物。しかもどれも安いんです!
毎朝、鮮魚用のケースいっぱいに新鮮な海の幸が並び、飛ぶように売れていきます。
新鮮な地魚で海鮮バーベキューもいいですよね。
ただ、午後からのんびりお魚を買いに行くと少ししか残っていないので、早めの時間がおすすめです。
私の大好きなサザエが、大きくて立派なうえ、安かったので、バーバキューで壺焼きにして美味しくいただきました♡
バーベキューなら、毎月2,3頭しか出荷されない山口県の希少な無角和牛で贅沢なステーキもおいしそう!
焼き肉用の無角和牛やウインナーもあります。
もちろん野菜も、地元の新鮮なものが豊富に揃っていますよ。
お土産を買うならキウイを使った商品がおすすめ。
阿武町は県内随一のキウイの産地
フレッシュなキウイは旬を迎える冬に店頭に並ぶそうですが、ジャムやジュース、クラフトビール、マドレーヌに最中と、様々なキウイ商品がありました!
どれも美味しそうで迷っちゃいます。
新鮮な魚と野菜、希少なお肉、お土産まで幅広く揃う「あぶの旬館」で楽しくお買い物してください♪
【あぶの旬館】
営業時間)10:00〜18:00
※棚卸の3月31日・9月30日、大晦日12月31日は営業時間を繰り上げもしくは臨時休業あり
休業日)元日のみ
阿武町の魅力を伝えるおしゃれカフェ「SUNbashi CAFÉ」でひと休み
小腹が空いた時や海を眺めながらちょっと休憩したいときには、ぜひ「SUNbashi CAFÉ」に行ってみてください
カフェの入る建物は「鹿島に向かって伸びる桟橋」をイメージして作られており、カフェからは海にきれいに沈んでいく太陽を見られることから、このネーミングになったそう。
夕日の時間帯以外でも、大きな窓から青い空と海が見えます。ウッドデッキに出ると遮るものが無く、美しい海が見え、大好きな場所です!
こちらでは、阿武町産の食材や希少な無角和牛を使ったキーマカレーやラップサンド、阿武町産のフルーツを使ったパンナコッタなど阿武町の美味しさが詰まった食事のほか、ケーキなどのカフェメニューもありますよ。
私たちは夕食のバーべーキュー前のひと休みで伺ったので、ドリンクと濃厚でなめらかな自家製チーズケーキを注文しました
ぜひ注目していただきたいのが、このフォトジェニックなきれいな色のドリンク。
どちらも阿武町の自然がモチーフになっています。
左はブルーの清ヶ浜をイメージした「清ヶ浜ソーダ(500円)」、右はグリーンの遠岳山をイメージした「遠岳山ジンジャー(500円)」。
どちらもすっきり爽やかな味わいで夏にぴったり。美しい海の景色にも映え、思わず写真を撮りたくなるドリンクです。
阿武町の魅力を改めて感じられる絶景カフェで、
のんびりとリラックスタイムを過ごしてくださいね
【SUNbashi CAFÉ 】
営業時間)店舗HPをご確認ください。
定休日)火曜日
海が見える絶景温泉で癒されて「日本海温泉 鹿島の湯」
キャンプで宿泊する方も、道の駅を存分に満喫した方も、海を見ながら1日の疲れを癒しませんか?
道の駅阿武町にはなんと温泉もあるんです。
「日本海温泉 鹿島の湯」は海向きに作られていて、露天風呂はありませんが、内湯の大きな窓から美しい海が見えます。
(※温泉内は取材のため特別に撮影させていただきました。)
泉質は「カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉」で、神経痛や関節痛、冷え性や疲労回復などに効果があるそう
のんびり温泉につかりながら海を眺めていると、身体だけでなく心もリフレッシュできますよ。
お風呂上りに畳の休憩スペースでくつろぐこともできます
【日本海温泉 鹿島の湯】
料金)大人(中学生以上)600円、子供(小学生まで)300円、4歳未満 無料
営業時間)平日 10:00~21:00 (受付は20:30まで)
土 10:00~22:00 (受付は21:30まで)
日 9:00~21:00 (受付は20:30まで)
定休日)水曜日、年末年始
電話)08388-2-3106
絶景フォトスポットに公園、温水プール、フードコートまで!見どころはまだまだたくさん
ここまで「道の駅阿武町」の見どころをご紹介してきましたが、
実はまだまだあるんです!
まずは、思わず写真を撮りたくなる映えスポット「幸せのモニュメント」
地元で古くから夫婦島として親しまれている「鹿島」にあやかって、カップルや家族が一緒に訪れ、幸せを祈願する場所として設置されたそう。
大切な人と一緒に鐘を鳴らし、素敵な写真を撮ってくださいね♪
子連れに嬉しいのが「ちびっ子広場」
滑り台やクライミングのように登って遊べる遊具があり、地面は芝生になっているので子供たちも思いっきり遊べます。
その隣には温水プール!
子供たちの水遊びにはもちろん、健康づくりにも利用できますね。
スイーツからランチまでいただけるフードコート「テント広場」も見逃せません!
炭火でひとつひとつ焼き上げる道の駅阿武町名物「蒸気船まんじゅう」、阿武町産のキウイのジュレがかかったご当地ソフト「キウイジュレソフト」のほかにも、漁師めしやパンを提供するお店がありバラエティに富んでいます
お店によって営業時間・定休日が違うのでご注意くださいね。
道の駅を満喫したあとは…テントでまったり。この景色…宿泊者だけの特権!
道の駅 阿武町を満喫していると、時間はあっという間に夕方に。
テントに戻って、夜ご飯にカレーやバーバキューを楽しみながらくつろいでいると見えたのは…
とっても綺麗な夕日!
海のすぐそばのキャンプ場だからこその美しい景色♡
夜は焚火を眺めながらくつろぎました
夜空を見上げてみると、普段街中の空では見えないたくさんの星たちが輝いていて、思わず見とれてしまいました
写真では上手く撮れなかったので、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね♪
ちなみに消灯は22時。
普段夜更かししがちな私も早めに就寝…
翌日もお天気が良かったので、太陽が昇り辺りが明るくなるとともに自然に目が覚めて、とっても気持ちの良い朝を迎えました。
前日の残りで朝ごはんをパパっと済ませ、海沿いや、まだ誰もいない道の駅敷地内をお散歩
快適な施設がありつつ、自然を感じて癒される、大満足な一泊二日のキャンプでした!
一日では遊び尽くせない!「道の駅 阿武町」においでませ
道の駅発祥の地「道の駅 阿武町」は、1日では遊び尽くせないぐらい、施設が盛りだくさん!
「立ち寄る」のではなく「わざわざ目的地にしたい」道の駅です
初めての家族キャンプも快適に楽しめました♪
この夏の思い出作りに「道の駅 阿武町」へ行ってみませんか?
【道の駅 阿武町】
住所)山口県阿武郡阿武町大字奈古2249
電話)08388-2-0355