吉田松陰の最初の墓

【施設概要】

小塚原は江戸時代、処刑場の一つで、小塚原回向院は寛文7年(1667)に病刑死者の屍を埋葬するため創建されました。

 吉田松陰が処刑された後、在江戸の門下生たちは師の遺骸を取り戻すため奔走し、その至誠情熱はついに獄吏をも動かし、引き渡しを受けて小塚原回向院に埋葬することができました。

 後日、松陰の遺骸は高杉晋作らによって、世田谷若林に改葬されましたが、松陰の義弟でもある久坂玄瑞の筆で「松陰二十一回猛士」と書かれた墓碑は、現在も小塚原回向院に現存しています。

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基本情報

住所
東京都荒川区南千住5丁目33番13号
アクセス
・東京メトロ日比谷線南千住駅から徒歩