明倫館遺構南門

  • 明倫館遺構南門

この門は、嘉永2年(1849)江向に新築された新明倫館の正門として建てられたもので、明倫館全体からみて南にあたるので南門と名付けられたが、通称表御門と呼ばれていました。

門は切妻造り本瓦葺きで桁行3.94m、梁間3.15mの一間一戸の四脚門で、左右に袖があり、潜門がついています。

明倫館正門時代には、入口の上部に扁額が掲げてあり、地に黒字で「明倫館」と浮彫されています。

この門は、藩主が聖廟を拝する春秋の「釈菜(孔子祭)」や公式行事以外は開かれませんでした。

平成15年に本願寺山口別院から寄附を受け、旧地である明倫小学校敷地内へ移築しています。

基本情報

住所
〒758-0041 山口県萩市大字江向602(旧萩市立明倫小学校内)
お問い合わせ
萩市観光課
電話番号
0838-25-3139
アクセス
・東萩駅から徒歩20分
・中国自動車道美祢東JCTから車20分
→ 小郡萩道路絵堂ICから車30分
(JCTと直結する小郡萩道路利用で萩市街地へ)
・まぁーるバス西回り「萩・明倫センター」から徒歩0分

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