周南市須々万の飛竜八幡宮には、高さ34m、胸高幹周は10.5mの巨大な杉があり、枝の繁る様子が丸い玉のようであることから大玉杉と呼ばれ親しまれています。
社伝によると、後光厳(ごこうごん)天皇(在位1352〜1371年)の時代、この地の岩に京都男山(おとこやま)の石清水(いわしみず)八幡宮から龍に似た光体が飛来したことにより、飛龍八幡宮が創建されたといわれています。
この岩は神具岩(こうぐいわ)と呼ばれ、現在も須々万の地に残っています。
社殿は康暦2(1380)年に建てられたとされ、言い伝えでは、新庄と本庄の2ケ所に杉を植え、よく成長した方を社殿地にすることとし、大きく成長した新庄の現在地に社殿を建て、その杉が大玉杉であるともいわれています。
基本情報
- 住所
- 〒745-0122 山口県周南市大字須々万本郷312番地
- お問い合わせ
- 周南市教育委員会 生涯学習課 文化財保護担当
- 電話番号
- 0834-22-8677
- アクセス
- ・JR山陽本線徳山駅から車20分
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