柳井白壁の町並みで「金魚ちょうちん・柳井縞織」作り体験に挑戦!
※この記事の情報は12月時点のものです。
- 丸山希

- 107pv

柳井白壁の町並みってどんなところ?
山口県柳井市の白壁の町並みは、江戸時代の商家が続く約200mの石畳が残る歴史地区。甘露醤油や柳井木綿の交易で栄えた商人の町で、その文化から「金魚ちょうちん」「柳井縞」といった柳井らしい特産品が生まれました。町を歩けば、軒先や足元に赤い金魚ちょうちんがゆらゆら。白壁の風景に映えるかわいらしい姿が、柳井らしさを感じさせてくれます。
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地元ライターが白壁の町並み散策
白壁の町並みに行ったことはあるけど、メイン通りを歩いただけという方も多いのではないでしょうか。 実は、「柳井」という地名の由来となった場所や伝統の技を学んで体験できるスポットなど、深堀りすればするほど見どころ、楽しみどころがいっぱい! 今回、そんな白壁の町並みをゆっくりじっくりお散歩&体験してきました。

町並みの至る所に金魚が!
白壁の町並みを歩けば、足元にも軒先にも、あちこちに“金魚”の姿が。季節や時間帯でデザインやライトアップが変わるので、思わず写真を撮りたくなるかわいさです。

白壁の町並みアクセス・駐車場
白壁の町並みは、歴史ある建物とゆらゆら揺れる金魚ちょうちんを眺めながら歩くのが楽しいエリア。JR柳井駅から徒歩約10分とアクセスも良く、車がなくても電車で気軽に訪れることができます。
車で行く場合は、「ふれあい広場」は大型バス専用なので注意。観光客の方は「サンビームやない」や「アクティブやない」周辺の駐車場に停めるのがおすすめです。
金魚ちょうちんってなに?
白壁の町並みのいたるところで出会う金魚ちょうちん。青森県津軽地方の「金魚ねぶた」を連想する人も多いはず。柳井市の金魚ちょうちんは、江戸時代後期、青森県津軽地方ではなく、弘前の「金魚ねぷた」を土産として柳井に持ち帰ったのが始まりとされています。
今では白壁の町並みを象徴する存在として親しまれ、季節や時間帯によって違う表情を見せる柳井の風景に欠かせない存在です。そんな金魚ちょうちん、実は気軽に作れる体験があるんです。
金魚ちょうちん作りができる「やない西蔵」へ
金魚ちょうちんの製作体験ができるのが、白壁の町並みにある「やない西蔵」。実はここでは、柳井の伝統織物「柳井縞」の体験もできるんです。
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早速金魚ちょうちん製作体験に挑戦!
受付を済ませたら、さっそく金魚ちょうちん作りに挑戦します。
体験では、2つの大きさから好きなサイズを選べるとのこと。人気は中サイズということで、今回は中サイズを作ってみることにしました!
体験では、目や胴体への柄入れ、ヒレや尾の貼り付けをします。レクチャーを受けながら練習用の用紙に染料の量や筆の動かし方を覚えていきます。
染料はここで調合したオリジナルのもの。赤い染料に少しの黄色を混ぜることで、発色が良くなるよう工夫されているんだそう。
尾やヒレ、胴体に模様を入れていきます。キレイに描くコツは、染料をつけすぎないことと筆を動かすスピードです。
「これなら簡単だし、子どもも楽しめそう!」と盛り上がっていると、夏休みなど長期休みの時期は子どもの体験が多いと教えてくれました!
確かに、工作や自由研究にもぴったりですね。
用意された目を貼り付けます。目の位置によって顔の印象が変わるので、慎重に……。目の周りを染料で囲ってお顔は完成!丸く囲む以外に、まつげを描いてかわいく仕上げる人も多いそうです。個性豊かな表情が作れるのは、体験ならではの魅力ですよね。
のりを使ってヒレや尾を貼っていきます。キレイな仕上がりになるよう、丁寧にのり付けしていきます。
金魚ちょうちんの完成!金魚の折り紙をいただいたので、紐に通して親子金魚にもできます。
自分好みの顔に仕上がっているので愛着が湧いてきます ♡
■やない西蔵(製作体験の受付場所)
住所:柳井市柳井3700-8
電話:0820-23-2490
開館時間:9:00〜17:00
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
■金魚ちょうちん製作体験
受付時間:9:00〜16:00
所要時間:約30分
料金:小 900円/中 1,000円
持ち帰り用の箱:小 50円/中 100円
※10名以上は事前予約が必要
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金魚ちょうちんの魅力を知るなら金魚ちょうちん祭りへ
ライトアップ~金魚ねぶたの大暴走!
白壁の町並みを舞台に、毎年8月『柳井金魚ちょうちん祭り』が開催されます。
最大の見どころは、迫力満点の金魚ねぶたの大暴走。さらに、約2500個もの金魚ちょうちんが灯るライトアップは圧巻。この時期だけの幻想的な赤い光に包まれた町並みは、思わず見とれてしまう美しさです。

柳井縞ってなに?
金魚ちょうちん作りを楽しんだあとは、同じやない西蔵で柳井縞の手織り体験にも挑戦してみました。
柳井縞は、素朴な風合いが魅力の木綿織物で、昔から暮らしの中で親しまれてきた伝統の織物です。柳井が商都としてにぎわっていた江戸時代には「柳井木綿」として全国に名を知られ、多くの人に愛用されていました。
近年、その伝統をもう一度よみがえらせようと復活したのが「新生柳井縞」。手織りならではの温かみを大切にしながら、現代の暮らしにも合うデザインを取り入れた織物で、やさしい手触りと素朴な風合いが人気を集めています。
柳井縞のコースター作り
そんな柳井縞を気軽に楽しめるコースター作り。手織りならではの温かみを感じたくて、私も挑戦してみました!
6台ある織機にはそれぞれ違う色の縦糸がセットされているので気に入った色の台を選びます。
次に8色ある横糸から縦糸とのバランスを見ながら1色をチョイス。白だと淡くやさしい印象に、紺だとキリッとしまった印象に……と組み合わせる横糸の色で仕上がりも変わってくるそうです。
手と足の両方を使って織っていきます。座面に腰をかけ、横糸を右に左に渡しながら黙々と織っていきます。足が届くようであれば子どもでも体験できるとのこと。
織るときのコツは、横糸を引っ張りすぎずゆるめすぎず、バランスよく渡していくこと。通した横糸をトントンと叩くときに良い音を出すこと。
トントンとリズム良く音を出して打つことで、キレイな模様ができるんだそうです!
慣れてくると、ひたすら黙々と織れるようになります。スタッフの方曰く「無心になりたいときにおすすめ 」とのこと。何も考えず没頭できるので脳のリフレッシュにも良さそうです!
作業時間は約30分。難しい部分の織りはじめと織り終わりはスタッフの人にお任せできるので、失敗することなく完成しました。
ラッピングしてもらい、記念に小さな金魚の折り紙もいただきました。かわいい~~。
コースターが汚れた時は、手洗いすると長く使えます。使えば使うほど味が出るのが魅力。家族でおそろいのコースターを作るのも楽しそうですね。
■柳井縞機織体験
受付時間:平日13:00~16:00、土日祝12:30~
所要時間:約30分
料金:500円
※5名以上の場合は事前予約
大人も子どもも楽しい体験で白壁通りを満喫
体験の前後は白壁通りを観光して、丸ごと一日楽しめるのがこのエリアの魅力。一本入った小道にあるやない西蔵は、昔の面影が色濃く残っていて、町歩きにもぴったりのスポットです。
今回体験した金魚ちょうちんや柳井縞織りは、少人数であれば予約不要で楽しめる体験なので、思い立ったときにふらっと立ち寄れるのもうれしいポイント。ぜひ白壁通りの散策と合わせて、柳井ならではの体験を楽しんでみてくださいね。




































