山口県宇部市|常盤湖(ときわ湖)一周コースで花と彫刻を楽しみながらのんびりウォーキング
今回は、約5.7㎞のときわ湖一周コースを歩いてきたので、コース概要から道中に散りばめられた発見まで、常盤湖ウォーキングの魅力をたっぷりとお届けします!
- FUTOSHI
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常盤湖一周コースとは?
ときわ公園のシンボルである常盤湖。その周囲をぐるりと巡るときわ湖一周コースは約5.7㎞の道程で、早い方なら約1時間、のんびり歩いても2時間ほどで完歩できる体力づくりに最適なコースなんですよ♪実はこのコース、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれていて、景色の美しさは折り紙つき!
今回は、広くて無料で利用できるスポーツ広場駐車場から白鳥大橋を渡る左回りのコースでスタートしました。
早朝スタート!湖畔の景色が幻想的
熱中症予防のため、朝の涼しい時間を選んで午前6時にウォーキングをスタート。
早朝の澄んだ空気は、それだけで心が洗われるような気分になります
駐車場からサッカー場、多目的広場を越えた先にコース入口が見えてきますよ♪
歩き始めてすぐ、道沿いに設置された簡単な運動器具がありました!ここで軽く準備運動を済ませ、体を目覚めさせます。
目の前には、朝靄がうっすらと残った常盤湖が広がっています♪
ウォーキング中に出会える、愛らしい湖畔の住人たち♪
歩を進めていると、湖面を優雅に滑るカモの親子を発見!さらに進むと、道端で大きなあくびをしている猫の姿も 愛らしい湖畔の住人たちとの出会いも、ウォーキングの楽しみのひとつですよね♪
常盤湖は、これら愛らしい常連さんたちだけでなく季節ごとに様々な野鳥が飛来する場所としても知られているんですよ。バードウォッチングが趣味の方にとっても、見逃せないスポットですね。
公園のオブジェと一体化?彫刻の上でリラックスモードの猫さん。
アートと自然が融合する道中
コースを歩いていると、道中の至るところに彫刻が展示されていることに気づきます。宇部市が「彫刻のまち」として知られている理由も納得です!
彫刻には作者や作品のタイトルが記載された表示板があり、作品の解説も書いてあるので、作者の意図を知りながら彫刻をより一層楽しめますよ♪
白鳥大橋を渡る手前で一息。ここまでで約2㎞の道程です!
常盤湖の水面には、昇り始めた日の出が鏡のように反射していました♪
季節の移ろいを感じる庭園エリア
白鳥大橋を渡ると、庭園エリアへと入っていきます。まず目を引くのは菖蒲園。今回は開花時期ではなかったのでその姿は見られませんでしたが、例年5月下旬から6月下旬頃には、約5,300㎡もの広大な敷地に約2万株(150品種)ものハナショウブが咲き誇るそうですよ!
日本庭園のように整備された園の中心には池があり、水面に浮かぶスイレンが涼しげな表情を見せてくれます♪
隣接するあじさい園は、ちょうど見頃を迎えていました!
色とりどりのあじさいが咲き乱れる光景は、歩く疲れが癒されるよう
菖蒲苑から約300mほど歩くと、築150年以上の茅葺屋根の古民家を改修した休憩所「憩いの家」が見えてきます。どこか懐かしい雰囲気の庭園がぼたん苑になっており、約250株(約100品種)のボタンと約170株(約30品種)のシャクヤクが植えられているんですよ!
アートとパワースポットを巡る癒しの道
ぼたん苑からさらに進むと、常盤湖に浮かぶように佇む常盤神社が見えてきます。
湖上に渡された橋を渡れば、厳かで神聖な雰囲気に包まれます。日頃の感謝を伝え、ウォーキングの安全を祈願するのにぴったりのパワースポットですよ!
神社を後にして進むと、UBEビエンナーレ彫刻の丘へと到着します。
ここは、宇部市が「彫刻のまち」として誇る、まさにアートの聖地。広々とした芝生の上に個性豊かな彫刻作品が点在しており、一つ一つに込められたメッセージを感じながら鑑賞できるんです♪
彫刻の丘の中心部には、ときわ公園のシンボルともいえる彫刻「蟻の城」が展示してあります。
ときわ公園訪れたことがある方なら懐かしさを感じるのでは?ここにも、デジタルスタンプラリーのスタンプポイントがあったので忘れずにゲット!
ここまでで、スタート地点からおよそ3.5㎞!自動販売機で冷たい飲み物を購入して一息つきます
白鳥大橋から常盤橋を渡るまでの間には、何か所かトイレも設置されているので安心ですよ♪
Column
【UBEビエンナーレ】「彫刻の丘」でアート体験&見どころ紹介!
2024年に開催された彫刻の国際コンクール『第30回UBEビエンナーレ』。その野外彫刻作品を現在も鑑賞することができます。
国内外のアーティストが制作した個性豊かな彫刻作品を目で見て触れて、五感を刺激されるアート体験をしてきました。メイン会場の「彫刻の丘」のほか、ビエンナーレライブラリーなど、見どころをたっぷりご紹介します!

ときわ公園の100年を巡るタイムトリップ
休憩を終えたら、常盤大橋を渡って湖水ホール方面へと向かいます。
湖水ホールには、ときわ公園100周年を記念した「100周年を振り返るパネル展」の特設会場がありました。
新聞記事のように展示されたパネルボードからは、100年間の歴史がひしひしと伝わってきます。
庵野秀明監督作品「シン・ゴジラ」の模型や、ときわ動物園リニューアル前の猿たちが遊んでいた「ときわ丸」の模型なども展示されており、懐かしさと新しい発見が同時に楽しめますよ♪
■ときわ湖水ホール 基本情報
入場料:無料
開館時間:9:00~22:00(但し、17:00以降は施設利用予約がある場合)
休館日:年末年始(12月29日~1月1日)
心地よい木陰道でラストスパート!
湖水ホールを出れば、あとは約2km先のゴールを目指すのみ!
ときわ湖一周コースには、所々に休憩所やベンチが用意されているので、疲れたらいつでも一休みできるんです。自分のペースで無理なく歩けるため、小さなお子さんからお年寄りまで誰もが安心してウォーキングを楽しめますよ。
湖水ホールからスポーツ広場までは、木陰が多いルートなので、暑い時期でも快適に歩けますよ♪スポーツ広場の駐車場が見えてきたら、いよいよときわ湖一周コースのゴールです!
約2時間弱のウォーキングでしたが、花や彫刻など見どころが満載で、あっという間に完歩できました。心地よい疲れと汗が、運動不足の体にじんわりと染みわたるようです
常盤湖一周ウォーキングで元気になろう!
いかがでしたか?ときわ公園のウォーキングは本格的に運動したい方から、のんびり散策を楽しみたい方まで、どんな方にもおすすめです。
自然に囲まれたコースは、運動不足の解消だけでなく、気分のリフレッシュにも最適ですよ!
また、美しい常盤湖一周コースを安全に楽しむためにも、動きやすい服装と足に負担の少ないスニーカーなどを選ぶことをおすすめします!特に夏場は、熱中症予防のためにも、ペットボトル飲料などを事前に用意し、こまめな水分補給を心がけてくださいね!
しっかりと準備を整えて、常盤湖一周コースでウォーキングを是非楽しんでみてください♪
Column
宇部市『ときわ公園』の動物園や遊園地を、子供達と遊び尽くす!広い園内を実録レポ♪
